「柳井駅」の版間の差分
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|ローマ字 = Yanai |
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2020年2月14日 (金) 22:53時点における版
柳井駅* | |
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駅舎 | |
やない Yanai | |
◄柳井港 (2.8 km) (6.2 km) 田布施► | |
所在地 | 山口県柳井市中央二丁目18-21 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 379.2 km(神戸起点) |
電報略号 | ヤイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,828人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)9月25日 |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 * 1929年に柳井津駅から改称。 |
柳井駅(やないえき)は、山口県柳井市中央二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。
歴史
- 1897年(明治30年)9月25日 - 山陽鉄道 広島駅 - 徳山駅間の開通と同時に、柳井津駅として開業。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1929年(昭和4年)4月20日 - 柳井駅に改称。
- 1934年(昭和9年)12月1日 - 現在の岩徳線にあたる、麻里布駅(現在の岩国駅) - 周防高森駅 - 櫛ケ浜駅間の新線が全通し、山陽本線に編入。従来の山陽本線のうち麻里布駅 - 柳井駅 - 櫛ケ浜駅間は柳井線として分離され、当駅もその所属となる。
- 1944年(昭和19年)10月11日 - 柳井線が全線複線化され、山陽本線に再編入。当駅も山陽本線所属に戻る。1934年に山陽本線へ編入された区間は岩徳線として分離。
- 1964年(昭和39年)7月25日 - 当駅を含む山陽本線の区間が直流電化される(同線の全線電化が完成)。
- 1975年(昭和50年)3月10日 - 山陽新幹線の岡山駅 - 博多駅間開業に伴い、当駅に停車する特急・急行列車は夜行列車のみとなる。
- 1984年(昭和59年)1月1日 - 貨物(車扱貨物)の取扱を廃止。駅南側に有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1987年(昭和62年)
- 1997年(平成9年)11月1日 - JR貨物の駅(貨物取扱)が廃止。
- 2009年(平成21年)3月14日 - この日のダイヤ改正により、当駅に停車する夜行の優等列車が全廃され、普通列車(一部は岩国駅もしくは広島駅以東快速)のみの停車となる。
- 2015年(平成27年)7月22日 - 自動券売機HT50(青及び赤各1台)が設置される。(ただし、交通系ICカードの取扱いはできない。)
- 2016年(平成28年)
現在、トワイライトエクスプレスが期間限定で停車している。また、停車中に改札口付近で当列車乗客向けに地元の商品を集め売り出している[1]。
駅構造
島式・相対式3面4線のホームを持つ地上駅。真ん中の3・4番のりばが島式である。駅舎は1番のりば側にあり、その他のホームへは跨線橋で連絡している。遅れなどの案内は窓口横のタブレット型のモニター(JR西日本列車運行情報サイトと同様の案内)か駅員から聞くしかない。(以前はフルカラー発車標があった。)
ホームには様々な号車案内が存在し、今でも新幹線開業前の優等列車の号車案内が残っている(「しらぬい」・「つくし1・2号」・「べっぷ1号」・「ながと1号」・「あさかぜ」・「玄海」・「しおじ」・「富士」)。
徳山地域鉄道部管理の直営駅であり、山陽本線の大畠駅・柳井港駅・田布施駅・岩田駅間の4駅の管理面での窓口にもなっている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・3 | ■山陽本線 | 上り | 岩国・広島方面 | 3番のりばは一部列車 |
3・4・5 | 下り | 徳山・防府方面 |
1番のりばが上り本線、3番のりばが上下共用の待避線、4番のりばが下り本線、5番のりばが下り副本線である。貨物列車の通過待ちや当駅始発を除き、1番のりばと4番のりばを使用する[3]。また、1・3番線の間には、ホームのない中線(2番線)が設けられている。
夜間滞泊が設定されている。
券売機
自動券売機は、新幹線の乗車券を取り扱えるみどりの券売機(緑)と多機能券売機(赤)、機能限定券売機(青)がある。 みどりの券売機ではクレジットカードも使用可能。多機能券売機は、定期券購入の場合のみクレジットカードを使用できる。 これらの券売機は近隣の岩国駅でも採用されているが、柳井駅では現状ICOCAエリア外のため、交通系ICカードの取扱いは一切できないが、2022年春に利用できるようになる予定。[4]
店舗等
- 駅構内にはKioskがある(ただし、ICOCAなどの交通系ICカードでの支払いはできない)。
- 駅舎表にはコインロッカーがある。
駅周辺
出口は北側にある。南側へは地下道で連絡している。
かつて駅南側には柳井機関区がありD51形やD52形も配置された中規模の機関区であった。1972年(昭和47年)ごろまでC50形が所属し入換作業に使用されていた。その後機関区は廃止され操車場のみがしばらく残ったが、1996年(平成8年)ごろから線路が撤去され、再開発のためショッピングモールになった。現在は駅南側の古開作児童公園に、入換に活躍したC50 125が保存されている。
北側には白壁の町並みが残り重要な文化財として整備された。
北側
- やまぐちフラワーランド(バスで9分)
- 柳井郵便局
- 広島銀行柳井支店
- 山口銀行柳井支店
- 東山口信用金庫柳井支店
南側
バス
- 防長交通の柳井市内、平生、上関、徳山、周防大島方面の路線の拠点となっている。
- 1番のりば
- 快速 周東病院前 - 平生 - 江の浦 - 室積 - 光市役所前 - 光駅前 - 下松駅前 - 櫛ケ浜駅前 - 徳山駅方面
- 周東病院前 - 平生 - 佐賀東 - 脇の浜 - 上関方面
- 周東病院前 - イオンタウン平生 - 佐賀東 - 脇の浜 - 上関方面
- 周東病院前 - 大野中村 - 佐賀東 - 脇の浜方面
- 2番のりば
- 柳井港 - 大畠駅 - 東瀬戸 - 三蒲 - 周防椋野 - 宗光 - 総合庁舎前 - 久賀 - 周防八幡方面
- 3番のりば
- 柳井医療センター前 - 阿月 - 宇積 - 相の浦 - 池の浦
- 4番のりば
- 周東病院前 - 柳井駅前 - 国清 - 田尻
- 大屋東 - 柳井駅前 - 周東病院前 - 十三割 - 平生 - 桜町 - イオンタウン平生方面
- 大屋東 - 柳井駅前方面
- 周東病院前 - 坂本病院 - 本町 - 田布施駅前
- 5番のりば
- 周東病院前 - 柳井駅前 - 国清 - 長野 - 宮ヶ原 - 久可地
- 周東病院前 - 柳井駅前 - 国清 - 長野 - 宮ヶ原 - 大の口 - 国清 - 柳井駅前 - 周東病院前
- 周東病院前 - 柳井駅前 - 柳井港 - 大畠駅 - 宮ヶ峠 - 大里 - 大原
- 周東病院前 - 柳井駅前 - 柳井港 - 大畠駅 - 神代浜 - 大里 - 大原 - 割石 - 国清 - 柳井駅前 - 周東病院前
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。[5]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 2,746 |
2000 | 2,612 |
2001 | 2,519 |
2002 | 2,479 |
2003 | 2,429 |
2004 | 2,423 |
2005 | 2,374 |
2006 | 2,286 |
2007 | 2,198 |
2008 | 2,261 |
2009 | 2,169 |
2010 | 2,129 |
2011 | 2,172 |
2012 | 2,149 |
2013 | 2,137 |
2014 | 2,016 |
2015 | 2,023 |
2016 | 1,971 |
2017 | 1,913 |
2018 | 1,828 |
駅弁
構内販売業者水了軒(元々は大阪駅等の水了軒の支店で、のち独立。和歌山駅の和歌山水了軒とも別会社)がドライカレー弁当を発売していた。販売の落ち込みにより駅売りから撤退し、寝台特急の車内販売でのみ幕の内弁当を販売するという特異な営業形態をとっていた。
この営業形態も2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正で柳井駅に停車する寝台特急が廃止されたため終了した。
隣の駅
脚注
- ^ 12~2月 JR柳井駅に「トワイライトエクスプレス」が停車します!! 柳井市HP
- ^ a b “みどりの窓口3駅廃止へ 広島支社管内、宮島口・大町・柳井”. 中国新聞. (2019年2月20日). オリジナルの2019年3月12日時点におけるアーカイブ。 2019年3月12日閲覧。
- ^ 柳井駅 - JRおでかけネット
- ^ 2022年春 山口県内のICOCAエリアが拡大します!~南岩国駅から徳山駅間にICOCAエリアを拡大~
- ^ 出典:山口県統計年鑑