「廿日市駅」の版間の差分
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|画像説明 = 南口駅舎 |
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|よみがな = はつかいち |
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|ローマ字 = Hatsukaichi |
|ローマ字 = Hatsukaichi |
2020年2月14日 (金) 22:58時点における版
廿日市駅 | |
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南口駅舎 | |
はつかいち Hatsukaichi | |
◄五日市 (3.4 km) (1.6 km) 宮内串戸► | |
所在地 | 広島県廿日市市駅前1-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 320.2 km(神戸起点) |
電報略号 | ハツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,966人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)9月25日 |
乗換 | 広電廿日市駅(広島電鉄宮島線) |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
廿日市駅(はつかいちえき)は、広島県廿日市市駅前にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。
歴史
- 1897年(明治30年)9月25日 - 山陽鉄道 広島駅 - 徳山駅間の延伸と同時に開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1980年(昭和55年)9月24日 - 車扱貨物の取り扱いを廃止。駅舎の南側に有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1987年(昭和62年)
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)10月1日 - ジェイアール西日本広島メンテック(現:JR西日本広島メンテック)による業務委託駅となる[注 1]。
- 2009年(平成21年)6月1日 - ジェイアール西日本広島メンテックの西広島営業所が新設され、当駅に設置[注 2]。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)5月12日 - 廿日市駅周辺整備事業の完成記念式典が行われ、南口駅前広場が供用開始となる[8]。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。駅構内にはエレベーターが設置されている。広島支社管内で改札口上に巻取式の発車案内があった最後の駅である。現在は橋上駅化に伴い改札口、上下線ホームにLED発車標が設置されている。桜の古木が上りのホームに植えられているが、橋上化工事のため一部撤去された。宮島口駅が管理し、JR西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。駅スタンプは「瀬戸内を見下ろす極楽寺の最寄駅」。
構内にトイレは無く、南口ロータリーの公衆トイレ(バリアフリー対応)を利用する。
駅舎は鉄骨造であるが、木工の街を意識した内外装になっており、広島近郊の駅舎では珍しいデザインである。
のりば
のりば | 路 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 山陽本線 | 下り | 宮島口・岩国方面 |
2 | 山陽本線 | 上り | 広島・三原方面 |
※上下線の間にホームのない待機線(運転指令上は「2番線」)があるが、現在は架線がなく、配線上の理由(広島側で上り線のみ、岩国側で下り線のみに接続)によって電車は入線できない。かつては両側で上り線、下り線両者に接続した、いわゆる中線であった。この名残で、2番のりばは運転指令上は「3番線」とされている。
駅周辺
駅前には、古くからの商店街がある。かつて二十日の日に、市場が開かれていた。廿日市の名前の由来である。徒歩3分の中央公民館のあたりが、西国街道の廿日市本陣であった。
洞雲寺という禅宗の寺がすぐそばにある。とても古い寺で、毛利元就との厳島の戦いで名高い陶晴賢の墓がある。本尊は釈迦如来像。
桂公園という広い公園がある。元は、桜尾城といって海に浮かぶ城であり、厳島の戦いの折には毛利元就が陣を敷き、後には豊臣秀吉も宮島に参詣する際に滞在している。その後荒れていたが、その城主の子孫の桂太郎(明治期の元老・総理大臣・公爵)が土地を買い戻して当時の廿日市町に寄贈し、公園としたので桂公園という。
天満宮がある。高台にあり、廿日市市内を一望できる。大きな楠が名物で、下から眺めてもよく見える。1991年(平成3年)の台風19号によりいくつかの木は倒されてしまったが、残った現在ある楠もすばらしいものである。
駅裏の北側には田や山が残っていたが、駅裏の工事によって一変し宅地に変わろうとしている。
駅の南側は廿日市駅への道が造られようとしている。
- 南口
- スパーク 廿日市店
- ディスカウントドラッグコスモス 佐方店
- 山陽女子短期大学
- 山陽女学園中等部・高等部
- 広島県立廿日市高等学校
利用状況
「廿日市市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。当駅は廿日市市の代表駅であるが、隣の宮内串戸駅の方が乗車人員が多い。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 4,775 |
1988年(昭和63年) | 3,966 |
1989年(平成 元年) | 3,803 |
1990年(平成 2年) | 3,807 |
1991年(平成 3年) | 3,890 |
1992年(平成 4年) | 4,120 |
1993年(平成 5年) | 4,069 |
1994年(平成 6年) | 4,048 |
1995年(平成 7年) | 3,958 |
1996年(平成 8年) | 3,863 |
1997年(平成 9年) | 3,688 |
1998年(平成10年) | 3,738 |
1999年(平成11年) | 3,783 |
2000年(平成12年) | 3,899 |
2001年(平成13年) | 3,903 |
2002年(平成14年) | 3,743 |
2003年(平成15年) | 3,619 |
2004年(平成16年) | 3,500 |
2005年(平成17年) | 3,463 |
2006年(平成18年) | 3,488 |
2007年(平成19年) | 3,556 |
2008年(平成20年) | 3,478 |
2009年(平成21年) | 3,376 |
2010年(平成22年) | 3,325 |
2011年(平成23年) | 3,324 |
2012年(平成24年) | 3,410 |
2013年(平成25年) | 3,473 |
2014年(平成26年) | 3,400 |
2015年(平成27年) | 3,648 |
2016年(平成28年) | 3,791 |
2017年(平成29年) | 3,966 |
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ 会社案内[営業所], ジェイアール西日本広島メンテック, オリジナルの2009年4月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ 会社案内[営業所], ジェイアール西日本広島メンテック, オリジナルの2010年3月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ “廿日市新駅舎完成 木のまちPR”. 中国新聞 (中国新聞社). (2015年10月3日) 2015年10月4日閲覧。
- ^ 営業所, ジェイアール西日本広島メンテック, オリジナルの2015年11月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ 営業所, ジェイアール西日本広島メンテック, オリジナルの2016年4月8日時点におけるアーカイブ。
- ^ 営業所, ジェイアール西日本広島メンテック, オリジナルの2016年10月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “再開発エリアにフジ廿日市店が開店”. 中国新聞 (中国新聞社). (2016年3月31日)
- ^ “廿日市駅整備事業が完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2018年5月23日)