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|画像説明 = 駅舎(2016年4月) |
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|よみがな = ひたちだいご |
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2020年2月15日 (土) 04:26時点における版
常陸大子駅 | |
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駅舎(2016年4月) | |
ひたちだいご Hitachi-Daigo | |
◄袋田 (3.8 km) (6.4 km) 下野宮► | |
所在地 |
茨城県久慈郡大子町大字大子710 北緯36度46分15.5秒 東経140度21分2.9秒 / 北緯36.770972度 東経140.350806度 座標: 座標オプションが認識できません 座標: 北緯36度46分15.5秒 東経140度21分2.9秒 / 北緯36.770972度 東経140.350806度 座標: 座標オプションが認識できません |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■水郡線 |
キロ程 | 55.6 km(水戸起点) |
電報略号 | タイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
300人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)3月10日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
常陸大子駅(ひたちだいごえき)は、茨城県久慈郡大子町大字大子にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線の駅である。
水郡線における東京近郊区間、およびSuica首都圏エリアは当駅が最北端である。
概要
当駅は大子町の中心駅であり、同町中心市街地、大子温泉の最寄り駅である。
歴史
- 1927年(昭和2年)3月10日:鉄道省の駅として開業。
- 1930年(昭和5年)4月16日:当駅 - 磐城塙間延伸開業。
- 1981年(昭和56年)7月1日:貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年):駅弁販売が復活。
- 2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」が利用開始となる[1]。ただし郡山方面への使用はできない。常陸大宮駅委託化に伴い、常陸大宮駅 - 中舟生駅間が当駅管理下となる。
- 2016年(平成28年)3月17日:駅舎改装[2][3]。
- 2018年(平成30年)4月1日:磐城石川駅委託化に伴い、磐城浅川駅 - 磐城守山駅間が当駅管理下となる。
- 2019年(令和元年)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅になっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。車両基地および乗務員基地である水郡線営業所を有するため、留置線が多い。留置線奥には転車台が設置されているが、使用機会は少ない。
直営駅(駅長配置)であり、管理駅として常陸大宮駅 - 磐城守山駅間の各駅を管理している。みどりの窓口・自動券売機・簡易Suica改札機が設置されている。駅舎の半分にはヤマザキショップが入店している。
また、当駅で増解結を行う列車がある。例として、水戸駅09:23発の郡山行きは当駅で後ろ3両を切り離し、前1両だけが郡山行きとして運行する。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■水郡線 | 上り | 袋田・水戸方面[8] |
2 | 下り | 郡山方面[8] | |
3 | (臨時用) |
※令和元年台風19号の影響で水戸方面の運行が出来ない為運転再開以降は1番線が降車専用ホームになっている。
当駅における輸送上の特徴
当駅は水郡線の中間駅における運行上の拠点駅である。
- 上り(台風19号発生前)(西金・山方宿・常陸大宮・上菅谷・水戸方面)
- 下り(東館・磐城塙・磐城棚倉・磐城浅川・磐城石川・郡山方面)
- 日中は概ね2 - 3時間に1本の普通列車(郡山行)が発車する[9]。
駅前
駅前広場には、水郡線建設に功績のあった衆議院議員・根本正の胸像が1968年(昭和43年)に設置されている。元来、根本の胸像は、本駅から東館駅まで延伸となり、茨城県内の区間が完成した1930年(昭和5年)に「水郡線全通記念碑」として十二所神社境内に設置されたが、第二次世界大戦に伴う金属回収によって供出され、現在は大子町立だいご小学校内に台座と碑文のみが残されている。しかし、実際に水郡線が全通するのは1934年(昭和9年)であり、その4年前に「全通記念碑」を建てたのは、福島県側との連絡などは建設推進のための題目にすぎず、地元と県庁所在地を結ぶ鉄道が完成しさえすればそれでよいという地域エゴの現れと指摘されている[11][12]。
有料駐車場入口には、1938年7月27日に日本車輌製造名古屋工場で製造され、九州各地で運用された後、1967年7月に水戸機関区に配属され、1970年まで使用された蒸気機関車C12 187が静態保存されている。
駅弁
駅前の玉屋旅館が販売する主な駅弁は下記の通り[13]。
- 奥久慈しゃも弁当 - 購入には予約が必要である[14]。
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は300人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 600 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 581 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 558 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 543 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 526 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 526 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 511 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 496 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 481 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 453 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 449 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 384 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 381 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 357 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 334 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 324 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 331 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 319 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 300 | [利用客数 1] |
駅周辺
駅前にはロータリーがあり、商店街がある。
路線バス
- 茨城交通
- みどり号(大子町民無料バス)
その他
- 東野鉄道は最終的に当駅まで延伸する計画があった。
- CHAGE and ASKAのシングル「Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは」のプロモーションビデオのロケーション撮影に使われたことがある。
- 2006年(平成18年)に放送された毎日放送制作のドラマ30『がきんちょ〜リターン・キッズ〜』の中で何度か登場した。
- 2017年度上期NHK連続テレビ小説『ひよっこ』でヒロインの出身地の奥茨城村の玄関駅 [注釈 1]とされている。但し、駅でのロケは実施されていない。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます - 東日本旅客鉄道株式会社、2013年11月29日
- ^ “JR水戸支社 水郡線2駅リニューアル”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年4月12日)
- ^ "水郡線常陸大子駅・矢祭山駅のリニューアルについて" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 25 March 2016. 2016年4月15日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2016年4月15日閲覧。
- ^ “台風19号によるJR東日本管内の設備等の主な被害状況について”. 東日本旅客鉄道 (2019年10月13日). 2019年10月16日閲覧。
- ^ 常陸大宮-常陸大子間、臨時バス運行開始。茨城新聞
- ^ 水郡線11月一部運転再開- 日本経済新聞
- ^ “台風第19号の影響による水郡線の運行計画について(11月1日から)” (PDF). 東日本旅客鉄道株式会社水戸支社 (2019年10月28日). 2019年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月15日閲覧。
- ^ a b “駅構内図(常陸大子駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年11月24日閲覧。
- ^ a b 常陸大子駅時刻表.駅探
- ^ 水郡線 一部区間の運転再開について (令和元年12月19日更新- 大子町観光協会
- ^ 中川浩一『茨城県鉄道余話』 下(第1刷)、筑波書林、1981年12月15日、127 - 137頁。
- ^ 「駅前の風景第7回 水郡線常陸大子駅」(PDF)『JOYO ARC』、財団法人常陽地域研究センター、2007年7月、1 - 3頁。
- ^ 『JTB時刻表』2019年3月号、JTBパブリッシング、2019年、610頁。
- ^ 「凍る滝」に熱〜い視線 袋田温泉(茨城県) - 朝日新聞、2009年2月13日(2010年11月10日閲覧)
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。