「館山駅」の版間の差分
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|画像説明 = 東口 駅前ロータリー([[2019年]][[4月26日]]) |
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|よみがな = たてやま |
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|ローマ字 = Tateyama |
|ローマ字 = Tateyama |
2020年2月15日 (土) 04:45時点における版
館山駅* | |
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たてやま Tateyama | |
◄那古船形 (3.8 km) (5.8 km) 九重► | |
所在地 | 千葉県館山市北条1887 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■内房線 |
キロ程 |
85.9km(蘇我起点) 千葉から89.7 km |
電報略号 | タテ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,656人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1919年(大正8年)5月24日[1] |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 * 1946年に安房北条駅から改称[1]。 |
館山駅(たてやまえき)は、千葉県館山市北条にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。関東の駅百選に選定されている[2][3]。
歴史
当駅は旧北条町の中心部に位置している。北条と館山は別の街であったことから開業当初安房北条駅を名乗っていた。1933年(昭和8年)に北条町と館山町が合併し館山北条町となり、1939年(昭和14年)に館山北条町と那古町および船形町が合併して館山市が誕生した後、1946年(昭和21年)3月に館山駅に改称された。
年表
- 1919年(大正8年)5月24日:北条線の安房北条駅(あわほうじょうえき)として開業[1]。
- 1929年(昭和4年)4月15日:房総線の安房鴨川延伸により北条線を房総線に編入[1]。房総線の駅となる[1]。
- 1933年(昭和8年)4月1日:房総線蘇我 - 安房鴨川間の房総西線分離に伴い、房総西線の駅となる[1]。
- 1946年(昭和21年)3月1日:館山駅に改称[1]。
- 1969年(昭和44年)7月11日:電化完成[1]。
- 1972年(昭和47年)7月15日:路線名称変更により内房線の駅となる[1]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱停止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1999年(平成11年)3月27日:橋上駅舎と自由通路が完成[注 1]。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[6]。東京近郊区間に組み込まれる[6]。
- 2019年(令和元年)11月9日:発車メロディをX JAPANの「Forever Love」に変更[7][8]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。3番線の海側に数本の留置線や保線用施設があるほか、下り方に1本、上り方に6本の留置線がある。出口は海に近い西口と、市街地として栄えていてバスターミナルのある東口とがある。
直営駅であり、管理駅として、保田駅 - 和田浦駅間の各駅を管理している。みどりの窓口(営業時間:6時30分 - 20時)があり、2009年(平成21年)3月14日に自動改札機(Suica対応)および指定席券売機が導入された。
発車メロディとして、2019年11月9日からX JAPANの「Forever Love」が使用されている[7][8]。以前は永楽電気製「浜千鳥」の当駅のみのバージョンを使用していた[8]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■内房線 | 下り | 安房鴨川方面[9] | 一部は2・3番線 |
2・3 | 上り | 木更津・千葉方面[9] | 新宿さざなみ号は一部1番線から発車 |
- 下り直通列車は主に1番線、上り列車は主に2番線、当駅始発の下り列車は主に3番線を使用する。
-
駅舎全景(2007年3月12日)
-
改札口(2009年9月22日)
-
駅ホーム(2019年1月26日)
駅設備
- トイレ(水洗式)が改札内に1つ、改札外には西口と東口にそれぞれある。
- 上りエスカレータが2階にある駅舎・各ホームを結ぶ。
- 2階改札口と1階の西口・東口を結ぶエレベータがそれぞれある。
- 2・3番ホームと2階改札口とを結ぶエレベータがある。
- 改札外にNewDaysminiがある。
- 自由通路東方に市民ギャラリー(絵画展示など)がある。
- 東口階下に観光案内所・物産展示コーナーがある。
- 西口には駅レンタカー受付窓口が隣接して設置されている。
- 改札口には電光掲示板がある。
- レンタル電動自転車が試験的に導入された。運営はジェイアール東日本レンタリースに委託。
- 改札口近くの壁面に「関東の駅百選」の認定板が設置されている[10]。
構内配線・信号設備等
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 千葉方面着発 | 安房鴨川方面着発 | 引上げ線着発 | 電留線着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
下本 | 1 | 11両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 入出区可 | 下り主本線 |
上本 | 2 | 11両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 入出区可 | 上り主本線 |
上1 | 3 | 11両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 入出区可 |
- 信号設備上当駅を通過することはできない(場内信号機に進行現示がない)。
- 夜間を中心に1・3番線や那古船形寄りの留置線(電留1番 - 電留6番線)に普通列車5本が留置される。
- 九重寄りに引上げ線があり、臨時列車の留置や工事列車の機回しに使用される。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
駅弁
東口の出入口前にあるマリン(食堂と売店が併設された施設)が、事実上の駅弁を調製していて、予約にも対応している[11]。
「房州名物くじら弁当」(1000円)は、貴重なクジラ肉を使用しており、当駅のご当地駅弁としてメディアでも多々取り上げられている[12]。
以下、主な駅弁(弁当)一覧(2017年現在)。
- 房州名物くじら弁当
- くじら弁当竜田揚げ
- 幕の内弁当
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は1,656人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)6,151 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)5,778 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)5,619 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)5,572 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)5,266 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)5,001 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)4,685 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)4,402 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 4,247 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 4,057 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]3,861 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]3,695 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]3,528 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]3,415 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]3,319 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]3,184 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]2,935 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]2,695 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]2,438 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]2,299 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]2,127 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]1,963 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]1,951 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]1,977 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]1,882 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]1,858 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]1,786 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]1,692 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]1,656 |
駅周辺
館山市の中心市街地に位置する。駅周辺は行政機関、公共施設、中小商店などが点在し、近隣には国道127号・128号・410号の起点(南総文化ホール前・北条交差点)があり、国道沿いには大型ショッピングセンターや商業施設、飲食店(チェーンストア)などが林立する。館山湾沿いはホテル・旅館・民宿など宿泊施設が多い。
- 国道127号
- 国道128号
- 国道410号
- 千葉県道250号館山港線
- 千葉県道257号南安房公園線
- 千葉県道271号館山停車場線
- 千葉県道302号館山富浦線
- 館山港(館山湾)
- 館山市役所
- 海上自衛隊館山航空基地
- 千葉県立安房高等学校
- 千葉県立館山総合高等学校水産校舎
- 千葉県安房西高等学校
- 館山市立第三中学校
- 館山市立北条小学校
- 館山市北条幼稚園
- “渚の駅”たてやま
- 千葉県南総文化ホール
- 館山市コミュニティセンター
- 東京国税局館山税務署
- 館山警察署
- 館山郵便局
- 館山駅前郵便局
- 北条海水浴場
- 鶴谷八幡宮
- 北条中央公園
- ジェイアールバス関東館山支店
- 館山日東バス本社
主な商業施設
バス路線
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
館山駅 (東口) |
1 | 房総なのはな号 | 東京駅 | JRバス関東 日東交通 |
||
新宿なのはな号 | バスタ新宿(新宿駅新南口) | |||||
2 | 洲の崎線 | 西岬・坂田・休暇村館山・伊戸漁港 | 南房パラダイス | JRバス関東 | 一部便は休暇村館山・伊戸漁港止まり | |
西岬・坂田・休暇村館山・伊戸漁港・南房パラダイス | 安房白浜 | 2月・3月の土休日のみ運行 | ||||
西岬・早物・西岬小学校前・坂田 | 伊戸 (館山駅) |
|||||
南房州本線 | 安房神戸・フラワーパーク・野島崎灯台口 | 安房白浜 | 平日朝1本のみ東光寺を経由 | |||
A | 南総里見号 | 木更津羽鳥野BS・蘇我駅・千葉駅 | 千葉みなと駅 | 館山日東バス 日東交通 ちばシティバス |
||
羽田空港 | 横浜駅 | 日東交通 横浜京急バス |
||||
市内線 | 下町 | 館山航空隊 | 館山日東バス | |||
船形駅前・富浦駅前・なむや | 小浜 | |||||
B | 鴨川 - 館山線 | 安房地域医療センター・南三原駅前・鴨川駅 | 亀田病院 | 館山日東バス 鴨川日東バス |
||
館山-千倉-白浜線 | 安房地域医療センター・千倉駅・本千倉 | 安房白浜 | 館山日東バス | |||
豊房経由白浜線 | 豊房・下神余・野島崎灯台口 | 安房白浜 | ||||
丸線 | 那古宿・三芳病院前・川谷 | 細田 | ||||
平群線 | 那古宿・三芳病院前・不寝見川 | 平群車庫 |
- のりば = 1 - 2 : 駅横のJRバス関東館山支店に併設された乗り場
- のりば = A : 駅前ロータリー(交番脇)
- のりば = B : 館山日東バス新待合室
- 降車は駅前の降車場を共用する(一部路線を除く)。
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
- ^ “関東の駅百選 JR館山駅を選定”. 房州日日新聞社: p. 1. (1999年8月18日)
- ^ “関東の駅百選”. 関東運輸局. 2019年8月17日閲覧。
- ^ “館山橋上駅舎が完成へ 駅の東西が一体化 27日利用開始、30日開通式”. 千葉日報 (千葉日報社): p. [要ページ番号]. (1999年3月17日)
- ^ “JR館山駅 橋上駅舎・自由通路きょう供用開始 海に開かれた館山の新玄関口”. 千葉日報 (千葉日報社): p. [要ページ番号]. (1999年3月30日)
- ^ a b "Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 22 December 2008. 2019年5月3日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月8日閲覧。
- ^ a b "館山駅開業100周年記念イベントを開催します。" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道千葉支社. 24 October 2019. 2019年10月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年10月24日閲覧。
- ^ a b c “X JAPANの「Forever Love」、館山駅の発車メロディーに”. 読売新聞. (2019年11月11日). オリジナルの2019年11月13日時点におけるアーカイブ。 2019年11月13日閲覧。
- ^ a b “時刻表 館山駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。
- ^ “「駅百選」金色の認定板”. 房州日日新聞社: p. 4. (1999年12月8日)
- ^ “館山駅「くじら弁当」(1,000円)~南房総の食文化を守る駅弁!”. ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93. 2019年12月30日閲覧。
- ^ “価格.com - 「いきなり!黄金伝説。」で紹介された情報 テレビ紹介情報”. kakaku.com. 2019年12月30日閲覧。
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(館山駅):JR東日本