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2020年2月15日 (土) 06:02時点における版

上尾幌駅
駅舎(2018年9月)
かみおぼろ
Kami-Oboro
別保 (14.7 km)
(9.2 km) 尾幌
地図
所在地 北海道厚岸郡厚岸町上尾幌1番地
北緯43度1分58.47秒 東経144度36分44.71秒 / 北緯43.0329083度 東経144.6124194度 / 43.0329083; 144.6124194
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線(花咲線)
キロ程 331.7 km(滝川起点)
電報略号 カホ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1917年大正6年)12月1日
備考 無人駅
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上尾幌駅(かみおぼろえき)は、北海道厚岸郡厚岸町上尾幌にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)のである。電報略号カホ

歴史

1977年の上尾幌駅、周囲約500m範囲。右が根室方面。若干ずれた形の単式ホーム2面2線、駅裏に貨物用の留置線を2本、駅舎横釧路側に貨物ホームと引込み線を有している。貨物取扱廃止後で駅裏のストックヤードは草生しているが、かつては周囲の山林から伐採された木材の搬出が盛んであった。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在地名より。尾幌川の上流にあることから「上」をつけた事に因るもの。

駅構造

2面2線の島式ホームと単式ホームの地上駅。かつて設定されていた釧路方面への当駅折り返し列車は2番線を使用していた。

厚岸駅管理の無人駅

のりば
番線 路線 方向 行先
1 根室本線(花咲線) 上り 釧路方面
2 下り 厚岸根室方面

利用状況

  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は14.2人[2]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は12.4人[3]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は11.0人[4]

駅周辺

かつて炭鉱町として大いに栄えた集落がある。2009年3月に児童数2名で閉校した上尾幌小学校は、炭鉱の全盛期であった1941年の児童数は752名であった。

接続

  • 1918年(大正7年)頃:八千代炭礦より当駅積込場へトロッコ軌道4.5km敷設[5][6]
  • 1933年(昭和8年)頃:三星炭礦(後の王子製紙大東炭礦)より3.5km[6]、釧路炭礦青葉礦業所より5km[6]、それぞれ当駅積込場へ馬車軌道敷設[5]
  • 1943年(昭和18年):中小炭鉱整理令により各炭鉱閉山[5]
  • 1944年(昭和19年):上尾幌森林軌道開設[7]。4.4キロ[8]
  • 1947年(昭和22年):旧・王子製紙大東炭礦が北海鉱山上尾幌礦として馬車軌道と共に再開[5]、後にガソリンカー導入(導入時期不詳)[5]
  • 1950年(昭和25年):上尾幌森林軌道廃止[7]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線(花咲線)
快速「はなさき」
通過
快速「ノサップ」
別保駅上尾幌駅厚岸駅
普通
別保駅 - 上尾幌駅 - 尾幌駅

脚注

  1. ^ a b c d e JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
  2. ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  3. ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月19日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  4. ^ 根室線(釧路・根室間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  5. ^ a b c d e 釧路叢書第14巻『釧路炭田』1974年1月 釧路市発行
  6. ^ a b c 距離は『沿線炭礦要覧』1937年(昭和12年)2月 札幌鉄道局発行 による。
  7. ^ a b 『北海道の文化 74』2002年(平成14年)3月 北海道文化財保護協会発行、P10。
  8. ^ 河野哲也「北海道の森林鉄道,殖民軌道」『鉄道ピクトリアル』No.733

関連項目

外部リンク