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|画像説明= 駅舎(2018年9月) |
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2020年2月15日 (土) 06:02時点における版
上尾幌駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
かみおぼろ Kami-Oboro | |
◄別保 (14.7 km) (9.2 km) 尾幌► | |
所在地 | 北海道厚岸郡厚岸町上尾幌1番地 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 根室本線(花咲線) |
キロ程 | 331.7 km(滝川起点) |
電報略号 | カホ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1917年(大正6年)12月1日 |
備考 | 無人駅 |
上尾幌駅(かみおぼろえき)は、北海道厚岸郡厚岸町上尾幌にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)の駅である。電報略号はカホ。
歴史
- 1917年(大正6年)12月1日:国有鉄道の駅として開業。一般駅[1]。
- 1935年(昭和10年)12月:駅舎改築[1]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物扱い廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:無人化[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
駅名の由来
所在地名より。尾幌川の上流にあることから「上」をつけた事に因るもの。
駅構造
2面2線の島式ホームと単式ホームの地上駅。かつて設定されていた釧路方面への当駅折り返し列車は2番線を使用していた。
厚岸駅管理の無人駅。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■根室本線(花咲線) | 上り | 釧路方面 |
2 | 下り | 厚岸・根室方面 |
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待合室(2018年9月)
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ホーム(2018年9月)
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構内踏切(2018年9月)
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駅名標(2018年9月)
利用状況
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は14.2人[2]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は12.4人[3]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は11.0人[4]。
駅周辺
かつて炭鉱町として大いに栄えた集落がある。2009年3月に児童数2名で閉校した上尾幌小学校は、炭鉱の全盛期であった1941年の児童数は752名であった。
- 国道44号
- 上尾幌郵便局
接続
- 1918年(大正7年)頃:八千代炭礦より当駅積込場へトロッコ軌道4.5km敷設[5][6]。
- 1933年(昭和8年)頃:三星炭礦(後の王子製紙大東炭礦)より3.5km[6]、釧路炭礦青葉礦業所より5km[6]、それぞれ当駅積込場へ馬車軌道敷設[5]。
- 1943年(昭和18年):中小炭鉱整理令により各炭鉱閉山[5]。
- 1944年(昭和19年):上尾幌森林軌道開設[7]。4.4キロ[8]
- 1947年(昭和22年):旧・王子製紙大東炭礦が北海鉱山上尾幌礦として馬車軌道と共に再開[5]、後にガソリンカー導入(導入時期不詳)[5]。
- 1950年(昭和25年):上尾幌森林軌道廃止[7]。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
- ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “根室線(釧路・根室間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ a b c d e 釧路叢書第14巻『釧路炭田』1974年1月 釧路市発行
- ^ a b c 距離は『沿線炭礦要覧』1937年(昭和12年)2月 札幌鉄道局発行 による。
- ^ a b 『北海道の文化 74』2002年(平成14年)3月 北海道文化財保護協会発行、P10。
- ^ 河野哲也「北海道の森林鉄道,殖民軌道」『鉄道ピクトリアル』No.733