「真岡駅」の版間の差分
地図記載、位置図記載、座標情報追記 |
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|画像説明 = 東口駅舎(2016年10月) |
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|よみがな = もおか* |
|よみがな = もおか* |
2020年2月15日 (土) 06:45時点における版
真岡駅 | |
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東口駅舎(2016年10月) | |
もおか* Mōka | |
◄寺内 (3.8 km) (1.6 km) 北真岡► | |
所在地 | 栃木県真岡市台町2474-1 |
所属事業者 | 真岡鐵道 |
所属路線 | ■真岡線 |
キロ程 | 16.4 km(下館起点) |
電報略号 | モウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
464人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)4月1日[1] |
備考 | * 1988年に「もうか」から呼称を変更[2] |
真岡駅(もおかえき)は、栃木県真岡市台町にある、真岡鐵道真岡線の駅である。真岡鐵道本社と車両基地がある。「SLもおか」停車駅。1997年、蒸気機関車 (SL) の形を模した駅舎に改築された。関東の駅百選に選出されている[3]。
歴史
1912年(明治45年)4月1日に、下館 - 真岡間の官設鉄道真岡軽便線が開業し、真岡駅が開設された[1]。翌年1913年(大正2年)7月11日に、真岡軽便線は真岡駅から七井駅まで延伸された[1]。
1987年(昭和62年)4月1日に、国鉄が分割民営化され、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となった[2]。翌年1988年(昭和63年)4月11日に、JR東日本真岡線は第三セクター真岡鐵道になった。同時に真岡駅は呼称を「もうか」から「もおか」に変更した[2]。
1996年(平成8年)3月22日に、転車台を設置した[2]。翌年1997年(平成9年)3月30日に、SLの形の新駅舎が完成し、供用開始された[2]。同年、関東の駅百選に選出された[4]。選定理由は「地域の核として期待される巨大な蒸気機関車の複合施設の駅」である。
2013年(平成25年)4月28日に、SLキューロク館が開館した[5][6]。
駅構造
2面3線のホームに、下館方に切り欠きホーム(旧貨物ホーム)1線を併設した地上駅である。現駅舎は、1997年3月に竣工した。
改札口はあるが、「SLもおか」以外の営業列車は車内で運賃収受するため改札・集札は行わない。東口と西口を結ぶペデストリアンデッキ(東西自由通路・自転車対応)が設けられている。この自由通路は跨線橋とつながっており、改札を通らずに直接ホームに行くことができる。
構内にある車両基地は旧・日本国有鉄道(国鉄)時代、水戸機関区真岡支区(略号:水モウ)があり、1970年ごろにはキハ17が7両、キハ11が5両、キハ25が6両配属されていた。また、水戸機関区のDD13形(1969年2月まではC12形)が夜間駐泊していた[7]。
切り欠きホーム(元貨物ホーム)にはDE10 1014が留置されている。かつてはキハ20形が留置されていたが、後述のSLキューロク館のオープンにあわせ、隣の展示用の線路に移された。
真岡市では、2012年現在井頭公園で展示されていた9600形49671号機を真岡駅西口に移設展示し、廃車車両も外観整備をした上で移動させ真岡駅全体をSLミュージアムとして新たな観光名所を計画[8]。2012年7月9日には、展示車両のひとつであるスハフ44 25が駅構内へ搬入[9]。2013年4月28日に、SLキューロク館がオープンした[6]。
東口
西口
利用状況
2015年度の一日平均乗車人員は464人である。真岡鐵道の駅では最も多い。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2007 | 620 |
2008 | 589 |
2009 | 515 |
2010 | 527 |
2011 | 499 |
2012 | 516 |
2013 | 504 |
2014 | 450 |
2015 | 491 |
2016 | 464 |
駅前・周辺
東口
- バス乗り場(後述)
- 「台町」バス停
- 駐輪場
- 潮田タクシー乗り場
- 芳賀通運タクシー営業所
- 一般車用有料駐車場
- 守鐵社 - 真岡線建設に当たって取り壊された熊野権現、稲荷明神、八幡宮の三つの祠の代替として1923年に建設されたもので、鉄道の守り神としての願いを込めて命名された。駅前広場に面して建っている。
- 栃木県道140号真岡停車場線
- 真岡ケーブルテレビ
西口
- タクシー乗り場
- 芳南タクシー営業所
- 一般車有料駐車場
- 真岡郵便局
- 真岡信用組合
- 栃木県立真岡高等学校
- カンセキ 真岡店
- カスミ 真岡店
駅周辺
- 栃木県立真岡高等学校
- 栃木県立真岡女子高等学校
- 栃木県立真岡工業高等学校
- 福田記念病院
- 真岡市役所
- 栃木県芳賀庁舎
- 真岡荒町郵便局
- ザ・ビッグエクストラ 真岡店
- 関東自動車 真岡車庫
- 国道294号
バス路線
「台町」停留所
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
台町 | 石橋 - 真岡線 | 市役所前 | 真岡車庫 | 関東自動車 | |
真岡市役所前 | 真岡営業所 | ||||
芳賀日赤病院前、真岡市役所前 | 真岡営業所 | ||||
真岡工業高校前、石法寺、JR宇都宮駅、宇都宮東武 | 西原車庫 | ||||
亀山中央、石法寺、JR宇都宮駅 | 宇都宮東武 | 朝1本 |
東口
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
真岡駅前 | 真岡市役所前 | 真岡営業所 | 関東自動車 | ||
保健所前、橋場、JR宇都宮駅 | 宇都宮東武 | ||||
石橋 - 真岡線 | 高勢町入口、上大沼、上三川車庫前 | 石橋駅 |
- 真岡市コミュニティバス(いちごバス) - 停留所名は「真岡駅東口」
西口
- 真岡市コミュニティバス(いちごバス) - 停留所名は「真岡駅西口」
- 右回り 真岡駅東口方面
- 左回り 熊倉公園・高勢町・八木岡方面
廃止
- 2002年12月から2006年3月まで京都・大阪行き夜行高速バスとちの木号が発着していた。関東自動車と近鉄バスの共同運行であった。
- 2012年から2019年まで運行されていたコットベリー号は真岡市コミュニティバス(いちごバス)に再編された。
隣の駅
脚注
- ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 18頁
- ^ a b c d e 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 19頁
- ^ 真岡駅 真岡鐵道
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 15頁
- ^ 開館 SLキューロク館の紹介
- ^ a b SLキューロク館オープン 真岡駅にぎわう(2013年5月4日時点のアーカイブ) - 下野新聞 2013年4月28日(2013年5月1日閲覧)
- ^ 『シナリーストラクチャーガイド1』機芸出版社、1988年、80頁
- ^ 真岡駅全体をSLミュージアムに、構想が本格化(2012年2月22日時点のアーカイブ) - 読売新聞 2012年2月21日(2012年3月7日閲覧)
- ^ スハフ44 25が真岡駅構内に到着 - 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース(交友社) 2012年7月11日(2012年9月23日閲覧)
参考文献
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日。