「高島市」の版間の差分
30行目: | 30行目: | ||
[[ファイル:Adogawa Kosei-line.jpg|thumb|240px|安曇川]] |
[[ファイル:Adogawa Kosei-line.jpg|thumb|240px|安曇川]] |
||
[[ファイル:Tōjushoin.jpg|thumb|240px|藤樹書院]] |
[[ファイル:Tōjushoin.jpg|thumb|240px|藤樹書院]] |
||
'''高島市'''(たかしまし)は、[[滋賀県]]の西部、[[琵琶湖]]北西に位置する[[市]]。市の面積は[[長浜市]]に次ぐ県下第二であるが、湖を含めた場合は県下一である。百貨店「[[ |
'''高島市'''(たかしまし)は、[[滋賀県]]の西部、[[琵琶湖]]北西に位置する[[市]]。市の面積は[[長浜市]]に次ぐ県下第二であるが、湖を含めた場合は県下一である。百貨店「[[髙島屋]]」の名称の由来となっている。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
836行目: | 836行目: | ||
== その他 == |
== その他 == |
||
百貨店「[[ |
百貨店「[[髙島屋]]」の屋号は、創業者飯田新七の義父が現在の高島市にあたる近江国高島郡の出身であったことにちなんだものである。 |
||
== 脚注 == |
== 脚注 == |
2020年6月15日 (月) 22:07時点における版
たかしまし 高島市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 滋賀県 | ||||
市町村コード | 25212-3 | ||||
法人番号 | 2000020252123 | ||||
面積 |
693.05km2 | ||||
総人口 |
43,880人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 63.3人/km2 | ||||
隣接自治体 | |||||
高島市役所 | |||||
市長 | 福井正明 | ||||
所在地 |
〒520-1592 滋賀県高島市新旭町北畑565 北緯35度21分10.8秒 東経136度2分8.6秒 / 北緯35.353000度 東経136.035722度座標: 北緯35度21分10.8秒 東経136度2分8.6秒 / 北緯35.353000度 東経136.035722度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
高島市(たかしまし)は、滋賀県の西部、琵琶湖北西に位置する市。市の面積は長浜市に次ぐ県下第二であるが、湖を含めた場合は県下一である。百貨店「髙島屋」の名称の由来となっている。
概要
安曇川と石田川流域の扇状地や三角州にまとまった平地があるほかは、比良山地や野坂山地など森林が広がり、また琵琶湖の汚染も少なく、自然豊か。日本さくら名所100選にも選定されているマキノ町海津大崎には、花見シーズンになると10万人を超える観光客が訪れる。またマキノ町のカタクリの花の群生地や今津町のザゼン草、新旭町針江区の川端(かばた)なども有名。安曇川沿いの扇骨生産、「琵琶湖周航の歌」の発祥地としても知られる。日本海側気候で、特に旧今津町・旧マキノ町・旧朽木村は豪雪地帯対策特別措置法における豪雪地帯となっており、それを利用したスキー場も賑わいを見せる。森林セラピー基地に認定されている。
2003年2月には当時日本の対人地雷処理が行われていた新旭町にて、その処理の終了をきっかけにNPO法人難民を助ける会との共催で「第1回地雷をなくそう! 全国子どもサミット」、引き続き2004年8月に「第1回地雷をなくそう! 世界こどもサミット」が開催された。また、高島市立今津中学校が行っている『アジア子どもプロジェクト』も有名で、2006年にはネパールからの奨学生を招いての交流を行った。
陸上自衛隊今津駐屯地及び、航空自衛隊饗庭野分屯基地があり、饗庭野演習場を有している。
今津の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 6.0 (42.8) |
6.5 (43.7) |
10.4 (50.7) |
16.7 (62.1) |
21.4 (70.5) |
24.9 (76.8) |
28.6 (83.5) |
30.5 (86.9) |
26.7 (80.1) |
20.9 (69.6) |
14.8 (58.6) |
9.2 (48.6) |
18.05 (64.49) |
平均最低気温 °C (°F) | −0.7 (30.7) |
−0.7 (30.7) |
1.7 (35.1) |
6.6 (43.9) |
12.2 (54) |
17.0 (62.6) |
21.2 (70.2) |
22.3 (72.1) |
18.6 (65.5) |
11.9 (53.4) |
6.1 (43) |
1.6 (34.9) |
9.82 (49.67) |
降水量 mm (inch) | 171.1 (6.736) |
137.9 (5.429) |
136.7 (5.382) |
125.0 (4.921) |
164.3 (6.469) |
199.2 (7.843) |
208.6 (8.213) |
118.6 (4.669) |
180.7 (7.114) |
124.3 (4.894) |
112.3 (4.421) |
148.3 (5.839) |
1,827 (71.93) |
降雪量 cm (inch) | 123 (48.4) |
110 (43.3) |
21 (8.3) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
33 (13) |
287 (113) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 19.2 | 17.4 | 15.6 | 11.7 | 11.5 | 11.9 | 13.1 | 8.8 | 11.6 | 11.3 | 12.6 | 17.3 | 162 |
平均月間日照時間 | 75.8 | 81.5 | 120.9 | 171.0 | 175.5 | 143.0 | 150.1 | 189.3 | 146.7 | 142.5 | 112.3 | 91.1 | 1,599.7 |
出典:気象庁 |
地理
隣接している自治体・行政区
歴史
古代の弥生時代の3世紀以前に古代日本を代表する有力氏族である安曇族が定着した。高島の一級河川の安曇川の名称は安曇族に由来する。県名の滋賀県も安曇族に由来すると言われている。(滋賀郡の郡名の由来を参照)
都と北陸地方を結ぶ人々の往来、物資の運搬や交易の最短路として高島は重要な拠点となる。(古事記の15代天皇応神天皇段に、応神が近江から若狭を経て敦賀の気比の神に詣でるために行幸した。という記事がある。応神が実在したのかは不明だが、この記事からも古代の主要路として使用されていた事が史実であると分かる。)
古墳時代の450年?に『記紀』によれば、応神天皇の5世子孫の第26代天皇である継体天皇は近江国高嶋郷三尾野(滋賀県高島市近辺)で誕生した。その地の付近には継体天皇の父親の彦主人王の陵墓とされる田中王塚古墳や、継体天皇を支えた三尾氏の首長か?継体天皇の皇子の陵墓とされる稲荷山古墳 (高島市)がある。継体天皇は、古代の神話のみで実在しないとされる天皇の中で、おおよその年代が推定出来る実在が確実な最初の天皇である。
飛鳥時代の672年、壬申の乱では高島の三尾が戦場となり、三尾城 (近江国)が陥落する。
奈良時代の764年、藤原仲麻呂の乱で敗れた藤原仲麻呂(藤原恵美押勝)は、高島の三尾付近の湖上にて坂上石楯に斬り殺される。
8~9世紀にかけて、渤海使が国際航路として高島を使用した。
平安時代9世紀頃の高島郡は、『和名類聚抄』によると、木津・鞆結・善積・河上・角野・三尾など10郷の存在の記載がある。このうち木津荘(旧饗庭村)は、保延4年(1138年)山門領に加えられ、富永荘(伊香郡)、栗見荘(神崎郡)とともに、「三箇庄聖供領(千僧供領)」と言われ延暦寺の重要な経済基盤を担った。
鎌倉時代初期、近江源氏である佐々木信綱の子の佐々木高信が、父信綱より高島郡に所領を分与されて高島氏を称し高島高信と名乗った。高島氏は後に数流に分かれたが、それぞれ高島郡の各所に居城を構え戦国期まで栄えた。高島一族には惣領家である高島氏を筆頭に、高島朽木氏・高島永田氏・高島平井氏・高島横山氏・高島田中氏らがあった。
室町時代の応永29年(1422年)の『木津荘検注帳』、年次不詳の『木津荘引田帳』などから安曇川・鴨川デルタ地帯(旧新旭町・旧安曇川町・旧高島町)は条里制が敷かれていたことが知られている。
高島高信以降の高島氏歴代は、高島平野の中央部(安曇川北岸の饗庭野丘陵末端・新旭)にある清水山の清水寺跡に清水山城を築いて居城とした。築城の年代は不詳であるが、北野天満宮史料『目安等諸記録書抜(文安4年(1448年)12月4日記録)』に、清水寺に関する記録があることから文安4年以降の築城と考えられる。鎌倉時代室町時代と将軍家に直属する奉公衆として栄えた。しかし享禄4年(1531年)より浅井郡の戦国大名浅井亮政の侵攻が始まり、永禄11年(1568年)には浅井氏の影響下に置かれることになった(『朽木文書』史料)。元亀年間、明智光秀ら織田軍の進攻により高島氏宗家は高島郡を追われた。朽木氏は市西部の朽木谷を鎌倉時代・室町時代を通して領しており、織田家および豊臣家・徳川家に従い、旗本として幕末まで転封することなく栄えた。その後、磯野員昌により新庄城に政治の中心が移ったが、間もなく入城した津田信澄により大溝城に政治の中心が移された。信澄の後は京極高次などが大溝城主となった。
江戸時代の元和5年(1619年)に分部光信が伊勢上野より入封して大溝藩が成立し、以後、明治維新まで分部氏が治めた。江戸時代の高島郡は、天領・大溝藩および小浜藩の飛び地・加賀藩の飛び地・膳所藩の飛び地・郡山藩の飛び地・旗本朽木領等が混在していた。江戸時代は、幕府の役所が設置された海津村(旧マキノ町)と城下町である大溝村(旧高島町)を中心に発展した。
明治時代になり、陸軍の駐屯地・饗庭野演習場が置かれたことをきっかけに今津村(旧今津町)に高島郡役所が設置され、以後国・県の出先機関は今津に設置されるようになった。
沿革
※市制執行以前の市域の歴史については、高島郡も参照
- 2002年10月1日 - 高島地域合併協議会を設置(高島郡マキノ町、今津町、新旭町、安曇川町、高島町の5町が参加)
- 2003年3月11日 - 合併協議会が新市名を西近江市(にしおうみし)に決定。
- 2003年12月24日 - 住民投票の結果を受け、高島郡朽木村が合併協議会に加入。
- 2004年2月24日 - 新市名に対する多くの住民からの反対意見を受けて、合併協議会が新市名を再検討し、新市名を高島市に決定(一旦決めた合併後の新名称を再検討した例は、平成の大合併では西近江市が初)。
- 2005年1月1日 - 5町1村が合併して市制施行し、高島市が誕生。この結果、滋賀県から村が消滅。
- 2008年3月7日 - 中江藤樹生誕400年祭開催。
人口
高島市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
行政
市長
歴代市長
歴代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
市長職務執行者 | 玉垣勝 | 2005年1月1日 | 2005年2月12日 | 旧朽木村長 |
初代 | 海東英和 | 2005年2月13日 | 2009年2月12日 | 旧新旭町長 |
2代 | 西川喜代治 | 2009年2月13日 | 2013年2月12日 | 元高島市健康福祉部長 |
3-4代 | 福井正明 | 2013年2月13日 | 在職中 | 元滋賀県病院事業庁長 |
市役所
- 市役所(旧新旭町役場)
- マキノ支所(旧マキノ町役場)
- 今津支所(旧今津町役場)
- 朽木支所(旧朽木村役場)
- 安曇川支所(旧安曇川町役場)
- 高島支所(旧高島町役場)
現在の市役所は暫定的なもので、将来的には県道安曇川今津線に面する今津町今津字南沼に新庁舎を建設するとしている[1]。高島市の条例第1号でも「今津町今津448番地20」が「本市の事務所の位置」として明記されている。しかし、2013年1月の市長選で新庁舎建設凍結を公約の一つに掲げる福井正明が当選し、現庁舎を増改築する方針に転じた。これに対して旧今津町では「合併協定書を守る市民の会」が結成されるなど、方針転換への反発が起こっている。[2]
住所表記
- 合併後の旧各町村の住所表記は、旧高島町・旧朽木村以外は旧町名を踏襲している。旧高島町に関しては旧町名は省略、旧朽木村に関しては「朽木村○○」から「朽木○○」と変更されている。
公共機関
警察
消防
- 高島市消防本部
- 北部消防署
- 南部消防署
司法
高島簡易裁判所と大津家庭裁判所の出張所、高島区検察庁があるが、高島区検は大津地方検察庁及び大津区検察庁の検事が事務取扱の発令を受け、大津で事件を処理している。また、弁護士事務所が1つ、簡裁代理認定受けた司法書士の事務所が3つある。
- 大津家庭裁判所高島出張所
- 高島簡易裁判所
- 高島区検察庁
その他
- 滋賀県高島合同庁舎
- 法務省
- 大津地方法務局高島出張所
- 国税庁
- 厚生労働省
- 大津公共職業安定所高島出張所(ハローワーク高島)
- 防衛省
- 自衛隊滋賀地方協力本部高島地域事務所
- 陸上自衛隊今津駐屯地
- 航空自衛隊饗庭野分屯基地
経済
地場産業
農業
|
|
水産業
漁業協同組合
|
|
漁港
|
|
主要企業
- 高島織物工業協同組合
- 滋賀県撚糸工業組合
|
商業施設
- PLANT 高島店(安曇川)
観光業
- ウエストレイクホテル
- 今津サンブリッジホテル
- 奥琵琶湖マキノグランドパークホテル(旧・奥琵琶湖マキノプリンスホテル)
金融機関
姉妹都市・友好都市
- 北海道虻田郡ニセコ町:ともにカタカナ地名の町であったことから、1978年(昭和53年)に旧マキノ町が姉妹都市提携。
- 大阪府守口市:1981年(昭和56年)に旧安曇川町が友好都市提携。
- 愛媛県大洲市:1999年(平成11年)に旧安曇川町が友好都市提携。
- ペトスキー市(アメリカ ミシガン州):1976年(昭和51年)に旧マキノ町が姉妹都市提携。
- その他
かつては信長ゆかりの自治体の集まる「織田信長サミット」にも参加し、1996年には第13回サミットを高島町(当時)で開催したが、2007年のサミットを最後に離脱している[3]。
地域
医療・福祉
主な医療機関
|
|
福祉機関
|
- 高島市地域包括支援センター
- 精神障害者地域生活支援センター藤の樹
- 湖西障害者生活支援センターほろん
- 湖西地域働き・暮らし応援センター
- 湖西地域障害者生活支援センターわになろう
- 高島市教育支援センターすまいる
教育
小学校
|
|
各校ホームページは[1]を参照。
中学校
|
各校ホームページは[2]を参照。
高等学校
その他
- 滋賀県立新旭養護学校
郵便局
|
|
市民活動
|
|
交通
鉄道路線
湖西線が市の東部を南北に縦断している。市内に下記のとおり6駅が存在するが、そのうち一部の特急が停車する近江今津駅が拠点であるといえる。市役所への最寄り駅は新旭駅である。
バス路線
道路
- 一般国道
- 主な県道
- 道の駅
船舶
- 今津港
- 竹生島行き、竹生島から長浜港、彦根港、飯浦港行きに接続
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
自然
- 沖の白石
- 萩の浜(日本の渚百選)
- 八ッ淵の滝(日本の滝百選)
- 畑の棚田(日本の棚田百選)
- メタセコイア並木 (日本街路樹百景)
- 海津大崎(日本さくら名所100選)
- 生杉のブナ原生林
- 今津浜
- 今津のザゼンソウ群落(滋賀県緑地環境保全地域:国内南限のざぜん草群生地)
- 高島トレイル - 高島市内の中央分水嶺を縦走するトレッキングルート
- マキノ高原
神社・仏閣・教会
神社
|
|
寺院
|
教会
|
|
史跡
遺跡(古代)
- 鴨遺跡 - 平安時代前期の遺跡。木簡5点が出土した。
- 森浜遺跡 - 古代琴が出土した。
- 針江浜遺跡
- 堀川遺跡
- 熊野本遺跡 - 高地性集落の貴重な遺跡
- 日置前遺跡
- 北仰西海道遺跡 - 約100基の土器棺墓
- 木津製鉄遺跡
遺跡(中近世)
古墳
城址
- 清水山城 - 高島氏の祖高島高信の築いた高島氏歴代の居城。国の史跡。JR新旭駅2km西方
- 朽木城 - 高島氏の支族である朽木氏の築いた陣屋。旧朽木村
- 永田城 - 旧高島町
- 横山城 - 旧高島町
- 田中城 - 高島氏の支族である田中氏の築いた城。旧安曇川町
- 舟木城 - 旧安曇川町
- 五番領城 - 旧安曇川町
- 吉武城 - 吉武壱岐守の居城。旧新旭町
- 新庄城 - 清水山城の中核的な出城。旧新旭町
- 大溝陣屋 - 大溝藩分部氏2万石の城址公園、城門、石垣が残る。
温泉
- くつき温泉
- 白谷温泉
- 宝船温泉
スポーツ
その他
- 新旭町針江区の「生水の郷委員会」「平成の水百選」
- 琵琶湖周航の歌資料館
- 今津ヴォーリズ資料館
- 日本基督教団今津教会会堂
- 旧今津郵便局
- 丸八百貨店
- 滋賀県立びわ湖こどもの国
- ガリバー青少年旅行村
- 家族旅行村ビラデスト今津
- 在原の町並み
名産物
|
著名な出身者
- 継体天皇 - 日本の第26代天皇
- 田中吉政 - 戦国大名、高島氏庶流田中氏、安曇川町田中出身
- 朽木元綱 - 戦国大名、高島氏庶流朽木氏、朽木出身
- 中江藤樹 - 江戸時代の陽明学者、安曇川町青柳出身
- 浅見絅斎 - 江戸時代の儒学者、新旭町太田出身
- 藤本太郎兵衛 - 江戸時代の事業家、親子三代をかけて琵琶湖の治水工事を行う、新旭町深溝出身
- 小野善助 - 江戸時代から明治時代にかけての豪商「小野組」の始祖、高島町勝野出身
- 木村理助 - 江戸末期の商人。盛岡井筒屋支配人。古河市兵衛の伯父。新旭町五十川出身
- 川島宇一郎 - 明治期の政治家(衆議院議員)、安曇川町長尾出身
- 中田長茂 - 明治期の政治家(衆議院議員)、高島町大溝出身
- 安原仁兵衛 - 大正期の政治家(衆議院議員)・実業家、安曇川町西万木出身
- 大谷仁兵衛 - 実業家。日本タイプライター創業者、今津町椋川出身
- 饗庭昌威 - 郷土史家・宗教家、新旭町霜降出身
- 清水保三(陸軍航空第23振武特別攻撃隊隊員)
- 清水安三 - 宗教家・教育者。桜美林学園を設立した。新旭町北畑出身
- 山下元利 - 政治家(元防衛庁長官・衆議院議員)、マキノ町山中出身
- 河本嘉久蔵 - 政治家(元国土庁長官・参議院議員)、安曇川町出身
- 宮前鳳州 - 宗教家。元駒澤大学理事長。新旭町饗庭出身
- 中村美重 - 教育者。第18回東レ理科教育賞受賞。新旭町饗庭出身
- 馬場章夫 - タレント、高島町出身
- 河本英典 - 政治家(参議院議員)、安曇川町出身
- 河本にわ - 河本嘉久蔵の祖母、河本英典の曽祖母。出生記録が確認できる日本人として江戸時代生まれ最後の生き残りであり、長寿世界一だった。
- 松本修 - 朝日放送製作局局長、マキノ町海津出身
- 竹脇直巳 - ボブスレー選手、安曇川町出身
- 桂三度 - 落語家、安曇川町出身
- 渡辺仁 - 構成作家、放送作家、安曇川町出身
- 沢井亮 - AV男優
- 峰守ひろかず - 小説家
- 坂本工宜 - プロ野球選手
- 川島信也 - 政治家
- 前田鼎 - 医学者
- 上原茂次 - 政治家
- 犬塚稔 - 脚本家、映画監督
- 饗庭孝男 - 文芸評論家
- 井上紀良 - 漫画家
- 中川源吾 - 水産学者
- 青木文教 - 僧侶
- 山下英利 - 政治家
- 鈴木表朔 - 漆芸家
- 山形明 - オウム真理教信徒
- 福井正明 - 政治家
- 須川信行 - 歌人、医師
- 岸誠二 - アニメーション演出家
- 陳明俊 - サッカー選手
- 水口由紀 - 競艇選手
- 水澤心吾 - 俳優
- 渡忠秋 - 歌人
- 海東英和 - 政治家
- 永田和宏 - 歌人、細胞生物学者
- 石黒浩 - ロボット工学者、安曇川町出身
- 丸谷明夫 - 教育者、吹奏楽指揮者、新旭町出身
- りりかる*ことぱぉ - アイドルユニット AH(嗚呼)
- 吉本ひかる - 女子プロゴルファー
在住有名人
ゆかりのある人物
- 加藤光泰
- 在原業平
- 分部光邦
- 分部信政
- 分部嘉高
- 分部嘉治
- 文部光寧
- 文部光忠
- 文部光令
- 文部光貞
- 継体天皇
- 飯田新七
- 飯田儀兵衛
- 多賀秀種
- 田付新助
- 熊沢蕃山
- 近藤重蔵
- 佐久間安政
- 佐久間勝之
- 関藍梁
- 彦主人王
- 藤原小湯麻呂
- 長谷川左近
- 柴田勝家
- 松本善之助 - 古史古伝研究家
- 武田元明
- 津田信澄
- 源斉頼
- 丹羽長秀
- 生駒正親
- 京極高次
スポーツチーム
- OBC高島 - 社会人野球のクラブチーム。2006年に創部。
- 滋賀・高島ベースボールクラブ - 社会人野球のクラブチーム。OBC高島から分離・独立し2010年に創部したが、2014年限りで解散。2012年に全日本クラブ野球選手権大会を制している。
その他
百貨店「髙島屋」の屋号は、創業者飯田新七の義父が現在の高島市にあたる近江国高島郡の出身であったことにちなんだものである。
脚注
- ^ 合併協議会だより第9号 - 高島地域合併協議会。2003年7月。
- ^ 2014年2月9日付読売新聞大阪本社版朝刊滋賀面
- ^ “信長サミット”. 甘楽町 (2011年11月12日). 2016年5月17日閲覧。
関連項目
- 条里制
- 琵琶湖若狭湾快速鉄道(若狭リゾートライン)
- ひらがな・カタカナ地名#消滅したひらがな・カタカナ市町村名一覧 - 旧マキノ町