「福井新聞」の版間の差分
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[[2011年]][[10月4日]]に、有料サービス「福井新聞電子版」の運用を開始し、2013年に「'''福井新聞D刊'''」(ふくいしんぶんディーかん)としてリニューアル。開始当初は4つのサービスだったが、2018年6月に[[スマートフォン]]などで紙面閲覧ができる「福井新聞D刊」と、速報記事などが閲覧できる「'''福井新聞fast'''」(ふくいしんぶんファスト)にサービスを再編した(後者は紙面閲覧ができない)。 |
[[2011年]][[10月4日]]に、有料サービス「福井新聞電子版」の運用を開始し、2013年に「'''福井新聞D刊'''」(ふくいしんぶんディーかん)としてリニューアル。開始当初は4つのサービスだったが、2018年6月に[[スマートフォン]]などで紙面閲覧ができる「福井新聞D刊」と、速報記事などが閲覧できる「'''福井新聞fast'''」(ふくいしんぶんファスト)にサービスを再編した(後者は紙面閲覧ができない)。 |
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「福井新聞D刊」では、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]、スマートフォン([[Android]]・[[iPhone]]、専用[[アプリケーションソフトウェア|アプリ]]もあり)、[[iPad]]などの[[タブレット (コンピュータ)|タブレット]]で福井新聞の紙面閲覧が可能。「D刊」向けのオリジナル記事や写真も配信される。詳細は[https://www.fukuishimbun.co.jp/feature/dkan/guide/info 福井新聞D刊総合案内]を参照。 |
「福井新聞D刊」では、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]、スマートフォン([[Android (オペレーティングシステム)|Android]]・[[iPhone]]、専用[[アプリケーションソフトウェア|アプリ]]もあり)、[[iPad]]などの[[タブレット (コンピュータ)|タブレット]]で福井新聞の紙面閲覧が可能。「D刊」向けのオリジナル記事や写真も配信される。詳細は[https://www.fukuishimbun.co.jp/feature/dkan/guide/info 福井新聞D刊総合案内]を参照。 |
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北陸地方の地方紙においては、[[富山県]]の[[北日本新聞]]では「webun」(ウェブン)という電子版の運用を行っているが、当初はスマートフォンなどへの紙面配信は行っていなかった(現在は閲覧が可能)。一方、[[北國新聞]]・[[富山新聞]]は有料配信のサービス「北國新聞スマート」を展開しているが、スマートフォンなどへの紙面配信は行っていない。 |
北陸地方の地方紙においては、[[富山県]]の[[北日本新聞]]では「webun」(ウェブン)という電子版の運用を行っているが、当初はスマートフォンなどへの紙面配信は行っていなかった(現在は閲覧が可能)。一方、[[北國新聞]]・[[富山新聞]]は有料配信のサービス「北國新聞スマート」を展開しているが、スマートフォンなどへの紙面配信は行っていない。 |
2020年8月5日 (水) 09:44時点における版
福井新聞 | |
---|---|
福井新聞社本社 | |
種類 | 日刊紙 |
サイズ | ブランケット版 |
| |
事業者 | 福井新聞社 |
本社 | 福井県福井市大和田二丁目801番地 |
代表者 | 代表取締役社長 吉田真士 |
創刊 | 1899年(明治32年)8月28日 |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 110円 月極 2,725円 |
発行数 | 188,582部(2019年4月、日本ABC協会調べ[1]) |
ウェブサイト | https://www.fukuishimbun.co.jp/ |
株式会社 福井新聞社 | |
本社所在地 |
日本 〒910-8552 福井県福井市大和田二丁目801番地 |
事業内容 | 日刊新聞・書籍の発行 |
設立 | 1899年2月11日 |
業種 | 情報・通信業 |
資本金 | 3億円(2011年3月31日時点) |
売上高 | 79億2060万円(2018年3月期) |
総資産 | 168億2055万円(2011年3月期) |
従業員数 | 210人(2019年3月31日時点) |
決算期 | 3月 |
主要子会社 |
福井新聞PRセンター 福井新聞販売センター |
外部リンク | https://www.fukuishimbun.co.jp/list/corporate |
福井新聞(ふくいしんぶん)は、福井県で発行している県域新聞。株式会社福井新聞社が発行する朝刊専売紙である。
発行部数は18万8118部(2019年1月 - 6月平均[2])で、福井県内での普及率は約63%[2]。
沿革
- 1899年8月28日 - 三田村甚三郎により創刊。
- 1940年から1942年にかけて - 戦時報道統制により、県下すべての新聞が統廃合され「福井新聞」一紙体制となる。
- 1945年7月19日 - 福井空襲により被災。北国新聞社が印刷を代行し、敗戦後も北国新聞からマリノニー輪転機や活字などの支援を受けて再建[3]。
- 2002年 - 福井市大和田町(福井放送の斜向かい)に新社屋を完成させた。
- 2003年 - 福井市春山の旧社屋を「福井新聞 さくら通りビル」としてリニューアルオープン。福井CSKなどが入居。
- 2004年 - 12月、当時社長であった吉田耿介が急逝。後任に実弟の吉田哲也が社長就任(2011年現在は吉田真士が社長を務める)。
- 2011年10月4日 - スマートフォン・iPad向けの「福井新聞 電子版」の運用を開始。
- 2011年12月 京都新聞印刷と緊急時の新聞発行援助の協定を締結[4][5]。
- 2012年 - 北陸地方の地方紙としては初めてYahoo! JAPANのニュースサイト「Yahoo!ニュース」への配信を開始。
- 2013年11月1日 - 「福井新聞 電子版」を刷新し、有料サービス「福井新聞D刊」のサービスを開始[6]。
- 2016年 - 北陸地方の新聞としては初めて2月15日にスマートニュース[7]、3月22日にLINE[8]へのニュース配信をそれぞれ開始。
- 2016年4月1日 - 福井銀行と共同運営する電子マネーカード「JURACA」(ジュラカ)の取り扱いを開始[9]。
支社・支局
現在の支社・支局
- 本社 - 福井市大和田二丁目801番地
- 坂井支社 - 坂井市坂井町下新庄第1号13番地
- 大野支社 - 大野市明倫町5番17号
- 勝山支局 - 勝山市旭町二丁目669番地
- 鯖江支社 - 鯖江市東鯖江二丁目4番6号
- 武生支社 - 越前市蓬莱町3番7号
- 敦賀支社 - 敦賀市中央町一丁目15番25号
- 小浜支社 - 小浜市後瀬町7番7号
- 東京支社 - 東京都港区新橋二丁目19番4号
- 大阪支社 - 大阪府大阪市北区梅田二丁目3番1号600 大阪駅前第一ビル
- 名古屋支社 - 愛知県名古屋市中区錦三丁目1番12号
- 北陸支社 - 石川県金沢市香林坊二丁目3番25号 金沢青葉ビル
過去の支社・支局
関連企業
- 福井新聞折りこみセンター
- 福井新聞PRセンター
- 福井新聞販売センター
- 福井新聞印刷センター
- fuプロダクション - タブロイド紙『月刊fu』の発行、西日本旅客鉄道(JR西日本)福井支店が発行する『福井旅の体験手帖 ふくのね』[10]の編集業務
紙面割
題字の「新」の文字は、「木」の部分に横棒が一本多く「未」のようになった字体を使用している(日本の新聞#題字の「新」の字体参照)。
地域面
- 福井市内
- 坂井・奥越(坂井市・あわら市・大野市・勝山市)
- 南越(鯖江市・越前市・池田町・越前町・南越前町)
- 嶺南(敦賀市・美浜町・若狭町・小浜市・おおい町・高浜町)
- 日曜・月曜は嶺北面・嶺南面に統合される。
コラム・社説
1面コラムは「越山若水」、社説は「論説」となっている。
番組表
始めに嶺南版を印刷し、嶺北版に差し替えた後に再び印刷を行う。ちなみに、その際にほかの紙面についても事件事故の発生や進展で差し替えられることがある。NHKの地上波テレビ、ラジオはNHK福井放送局の番組編成。
2012年3月17日にBS放送「Dlife」(閉局)の開局に伴い、掲載チャンネルの移動・変更が行われた。これまで別刷りの「第2テレビ・ラジオ面」で掲載していた近畿地方の準キー局、民放キー局系列のBSチャンネルとWOWOWの3チャンネルが最終面に移動した。また、2020年4月1日には「第2テレビ・ラジオ面」を廃止、本紙中面への掲載に移行した。
最終面
- 嶺北
- フルサイズ - NHK Eテレ、NHK総合、FBCテレビ、福井テレビ、MROテレビ、HAB
- 3分の1サイズ - NHK BS1、NHK BSプレミアム
- 4分の1サイズ - MBSテレビ、ABCテレビ、カンテレ、読売テレビ、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ、WOWOW(プライム・ライブ・シネマ)
- 嶺南
- フルサイズ - NHK Eテレ、NHK総合、FBCテレビ、福井テレビ、MBSテレビ、ABCテレビ
- 3分の1サイズ - NHK BS1、NHK BSプレミアム
- 4分の1サイズ - カンテレ、読売テレビ、KBS京都、びわ湖放送、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ、WOWOW(プライム・ライブ・シネマ)
- 以前は福井県の放送局に限り、解説欄の所に電話番号を一括で載せていたが、現在は各放送局ごとのカット下部に掲載している。
中面
掲載局は嶺北・嶺南共通。日曜日には地上波とBSの週間テレビガイドとNHK-FM・FM福井の週間番組表も掲載されている(FMの週間番組表が掲載されているのは北陸地方では当紙と北陸中日新聞のみ)。かつて発行していた第2テレビ面は、芸能記事と一緒に別刷りで掲載されており、その最終面(休刊日を除く)に収録されていた。
- テレビ(地上波・BS)
- 4分の1サイズ - テレビ金沢、石川テレビ、びわ湖放送、KBS京都、BS11 イレブン、BS12 トゥエルビ、NHK BS4K、BSスカパー!、放送大学キャンパスex
- ラジオ
- 3分の1サイズ - NHKラジオ第1、NHKラジオ第2、FBCラジオ、NHK-FM、FM福井、深夜放送(文化・ニッポン・ABC・CBC・MBS・ラジオ大阪)
- 4分の1サイズ - 放送大学ラジオ、福井街角放送、たんなんFM、ハーバーステーション、ラジオNIKKEI
- 4分の1サイズ - 衛星劇場、ムービープラス、スペースシャワーTV、GAORA、スーパー!ドラマTV、ホームドラマチャンネル、キッズステーション、スターチャンネル1、J sports 3
- 極小サイズ - 福井・さかいケーブル、たんなんスマイルTV、つるがチャンネル、チャンネルO
定期刊行物など
- 現在
- 月刊fu - 毎月第4火曜日に発行のタブロイド紙で新聞購読者に折込で配布される。また、県内主要書店でも発売している。
- 過去
- おとな日 - 毎月第2・第4土曜日に発行。
- 福悠人 - 奇数月の第3火曜日に福井県すこやか長寿財団の機関紙として発行。
- 週刊も・ぎ・た・てBanana - 毎週木曜日に発行(フルカラー8ページ)。福井市・坂井市・あわら市・吉田郡・越前市・越前町の本紙に折り込まれたほか、福井市中心部では未購読世帯にポスティングもされた。
電子版
2011年10月4日に、有料サービス「福井新聞電子版」の運用を開始し、2013年に「福井新聞D刊」(ふくいしんぶんディーかん)としてリニューアル。開始当初は4つのサービスだったが、2018年6月にスマートフォンなどで紙面閲覧ができる「福井新聞D刊」と、速報記事などが閲覧できる「福井新聞fast」(ふくいしんぶんファスト)にサービスを再編した(後者は紙面閲覧ができない)。
「福井新聞D刊」では、パソコン、スマートフォン(Android・iPhone、専用アプリもあり)、iPadなどのタブレットで福井新聞の紙面閲覧が可能。「D刊」向けのオリジナル記事や写真も配信される。詳細は福井新聞D刊総合案内を参照。
北陸地方の地方紙においては、富山県の北日本新聞では「webun」(ウェブン)という電子版の運用を行っているが、当初はスマートフォンなどへの紙面配信は行っていなかった(現在は閲覧が可能)。一方、北國新聞・富山新聞は有料配信のサービス「北國新聞スマート」を展開しているが、スマートフォンなどへの紙面配信は行っていない。
JURACA
JURACA(ジュラカ)は、福井新聞社と福井銀行が共同運営する電子マネーカード。2016年4月1日にサービスを開始した[9]。福井銀行が発行するクレジットカード「iicaJCBカード」に紐付けするサービスで、前払い式のnanacoと後払い式のQUICPayの2種類の電子マネーが搭載される[9]。なお、JURACA単体で持つことはできずクレジットカードの申し込みが条件となっている。カードやサービスなどの詳細はJURACAホームページを参照。また、2019年には福井鉄道・東芝インフラシステムズと共同で福井鉄道福武線において、JURACAを利用したICカード決済の実証実験を行った[11][12][13]。
関連放送事業者
- 福井テレビジョン放送 - 「住まいの展示場 家の森」(福井市成願寺町)を共同運営。
- 福井エフエム放送
- また、前2社ほど濃密ではないが、福井放送とも一般財団法人福井カルチャーセンターを共同運営するなど協力関係がある。
関連番組・コーナー
- 福井新聞ニュース
- 福井新聞TODAY・カレントリーふくい
福井エフエム放送の平日朝のローカルワイド番組『Life Is』で放送されていたコーナー。いずれも福井新聞による企画コーナーで、前者は福井県内と日本全国の今日の予定を紹介、後者は福井新聞のウェブサイト「福井新聞ONLINE」のアクセスランキング(当初は1週間の記事紹介)と記者によるニュース解説となっていたが、後者は2019年3月で終了。前者は同年6月で『Life Is』が終了した以降も継続している。
CM出演者
その他
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。 |
- 本社に輪転機を持っており、深夜に印刷している様子を見学する企画がある。
- 社屋内に共同通信社と時事通信社の福井支局がある。
- 1973年12月、オイルショックに伴う用紙不足を理由に夕刊の発行を休止。これ以降、朝刊専売となる。
- 1979年、「ふるさと福井80選」主催(福井新聞社創刊80周年記念事業)。
- 1984年、「ふるさと福井85選」主催(福井新聞社創刊85周年記念事業)。
- 2007年3月26日に、新しいウェブサイト「チョキッ」をオープン。
- 2007年11月中旬に、無料の携帯サイト「福井新聞ニュース」を有料化。「福井新聞mobile」としてリニューアル。
- 2008年9月23日、「チョキッ」と「fu」のサイトを合体させ「fu+(ふうプラス)」をオープン。
- 2010年10月1日、日本初のFAXを使った格安のWEB弔電サービス「わたっくす」を開始。
- 五木寛之作の小説『親鸞 激動篇』(第二部)及び『親鸞 完結篇』(第三部)を連載。ただし『親鸞』(第一部)は掲載されなかった。なお同作は、競合紙の日刊県民福井では三部ともに連載。
- シンボルマークは、グラフィックデザイナー塚本哲のデザインである。
- 沖縄タイムスと共同で、原発と基地のニュースを発信する「フクナワ」を運用している[14]。
脚注
- ^ “19年4月ABC部数”. 新聞情報. (2019年5月18日)
- ^ a b “読売新聞メディアデータ2020 上位3紙朝刊販売部数・世帯普及率” (PDF). 読売新聞広告局. 2020年5月3日閲覧。
- ^ 『八十年を歩む -創刊から現代まで-』(1973年8月5日、北國新聞創刊80周年記念編集委員会発行)内『戦災の福井新聞を救援』より。
- ^ 協定を初めて運用したのは2018年の平成30年豪雪で、嶺南の各地域が対象となった。
- ^ “北陸で大雪 福井が京都に印刷委託 援助協定発動 敦賀以西の3万4千部”. 日本新聞協会 (2018年2月6日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “福井が電子新聞「D刊」創刊へ 4種類のサービス提供”. 日本新聞協会 (2013年10月1日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “地方11紙チャンネル開設 スマートニュース 各県のニュース届ける”. 日本新聞協会 (2016年2月15日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “LINEでニュース配信 地方17紙が新たに参入”. 日本新聞協会 (2016年2月15日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ 福井 旅の体験手帖 ふくのね
- ^ "将来の改札システムを想定した鉄道乗降実証実験への参画について" (Press release). 東芝インフラシステムズ. 5 November 2019. 2020年5月3日閲覧。
- ^ “東芝がICカードとクラウドを連携させた新改札システム…福井県のICカードで実証実験 11月8-20日”. Response.. (2019年11月6日) 2020年5月3日閲覧。
- ^ “福井鉄道で「JURACA」などのICカードを活用した鉄道乗降実証実験を実施”. 鉄道ファン. (2019年11月9日) 2020年5月3日閲覧。
- ^ フクナワ.com
関連項目
外部リンク
- 福井新聞ONLINE
- 福井新聞メディア (@fukuinpmedia) - X(旧Twitter)
- 福井新聞ニュース (fukui.news) - Facebook