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「1997年の日本ハムファイターズ」の版間の差分

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|group6 = 内野手
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2021年1月11日 (月) 03:49時点における版

1997年の日本ハムファイターズ
成績
パシフィック・リーグ4位
63勝71敗1分 勝率.470[1]
本拠地
都市 東京都文京区
東京ドーム
球団組織
オーナー 大社義規
経営母体 日本ハム
監督 上田利治
« 1996
1998 »

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1997年の日本ハムファイターズ(1997ねんのにほんハムファイターズ)では、1997年の日本ハムファイターズの動向をまとめる。

この年の日本ハムファイターズは、上田利治監督の3年目のシーズンである。

概要

前半戦まで首位を走りながらも上田監督の古巣であるオリックスの優勝を許したチームは失速の原因でもあった打線の強化を図るべく、巨人から落合博満を、アメリカからジェリー・ブルックスナイジェル・ウィルソンを獲得。投手陣でも先発の駒不足を解消すべく長年ストッパーとして活躍した金石昭人を5年ぶりに先発復帰させる。マスコミからも優勝候補として名が挙がる程の期待をされたが開幕から6連敗を記録。 前年2位躍進の立役者だった岩本勉今関勝島崎毅などは相手にマークされ成績不振に陥り、ベテランの西崎幸広は開幕戦で故障離脱金石も初先発で1死を取っただけで降板し両者共長期離脱、チーム防御率は4.18へ低下した。そんな中ダイエーから移籍2年目の下柳剛が先発陣が早々に降板した試合に登板しゲームを立て直す連日のロングリリーフで規定投球回数に達成しチーム2位の9勝を挙げる。 打撃陣でもブルックスと本塁打王を獲得したウィルソンが主砲として奮闘しチーム本塁打も128本のリーグ2位とまずまずだったが、不振ながらも4番を打つ落合を優遇する上田監督に対する不満も噴出。チームは3度の5割復帰をかけたチャンスがあったものの尽くそれに失敗し7月以降は負けが込む。近鉄に9月以降抜かれ、最後はダイエーと同率の4位で終えた。シーズン終了後、西崎幸広は石井丈裕奈良原浩との交換で西武へ放出されこの年右投手ではチームトップの登板数を記録した長冨浩志は高齢を理由にダイエーに金銭トレード、金石は自由契約となり長嶋茂雄監督の巨人へ移籍した。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 井出竜也
2 金子誠
3 片岡篤史
4 落合博満
5 田中幸雄
6 ウィルソン
7 ブルックス
8 田口昌徳
9 上田佳範
投手 西崎幸広
1997年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 オリックス -- 西武 -- オリックス -- オリックス -- 西武 -- 西武 --
2位 ロッテ オリックス 4.0 西武 4.5 西武 2.0 オリックス 3.0 オリックス 5.0
3位 ダイエー 0.5 ダイエー 5.0 ダイエー 5.5 ダイエー 3.5 近鉄 10.5 近鉄 7.5
4位 近鉄 日本ハム 5.5 日本ハム 8.0 日本ハム 8.5 日本ハム 11.5 日本ハム 14.0
5位 西武 1.0 ロッテ 7.0 近鉄 13.5 近鉄 10.5 ダイエー 12.0 ダイエー
6位 日本ハム 近鉄 8.5 ロッテ 13.5 ロッテ 11.5 ロッテ 14.0 ロッテ 19.5
1997年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 西武ライオンズ 76 56 3 .576 優勝
2位 オリックス・ブルーウェーブ 71 61 3 .538 5.0
3位 近鉄バファローズ 68 63 4 .519 7.5
4位 日本ハムファイターズ 63 71 1 .470 14.0
4位 福岡ダイエーホークス 63 71 1 .470 14.0
6位 千葉ロッテマリーンズ 57 76 2 .429 19.5

オールスターゲーム1997

コーチ ファン投票 監督推薦
上田利治 落合博満
片岡篤史
下柳剛
グロス
田中幸雄
井出竜也

できごと

選手・スタッフ

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
ウィルソン 本塁打王 37本 初受賞
ベストナイン
選出なし
ゴールデングラブ賞
選手名 ポジション 回数
片岡篤史 三塁手 初受賞[注 1]
井出竜也 外野手 初受賞

ドラフト

色付きの選手は逆指名による入団

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 清水章夫 投手 近畿大学 入団
2位 小田智之 内野手 興誠高 入団
3位 原田健二 投手 三菱自動車水島 入団
4位 飯山裕志 内野手 れいめい高 入団
5位 古城茂幸 内野手 国士舘大学 入団
6位 日里正義 外野手 全三郷クラブ 入団

脚注

注釈

  1. ^ 1996年に一塁手部門で受賞しており、通算2度目。

出典