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2021年5月20日 (木) 09:07時点における版
医療漫画(いりょうまんが)は、日本における漫画作品のジャンルの1つ。医師や看護師をはじめとした医療従事者を主人公としていたり、病院や診療所などの医療現場を舞台とするなど、主に医療をテーマにした漫画作品を指す[1][2]。 最近では病気をめぐる主観的で複雑な個々の経験を表現したコミックがふえており、それを「グラフィック・メディスン」と呼んでいる。日本でも2018年に一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会が設立されている[3]。 疾患を扱った作品がここに該当するとおもわれる。正常、もしくは病気の状態での体の細胞、細菌を擬人化して解説した分野も登場した。
概要
手塚治虫の『きりひと讃歌』や『ブラック・ジャック』に始まり、以来安定した人気を誇るジャンルとなっている。テーマとしては主人公が難病の治療に立ち向かうヒーロードラマ的なもの、医療界や病院経営の歪みや問題点などを描く社会的なもの、または一般的な現場の医療関係者を描く日常的なもの、さらにこれらの複数分野にまたがるものなど多岐にわたっている。医師が主人公の場合は外科医であることが多い。その他、人を対象とした医療だけでなく、獣医師や動物病院にスポットを当てた漫画作品においても、「医療漫画」と謳っているものがある[1]。2000年ごろより医療(体験)漫画という主人公が疾患を体験し、診断され、治療を選択し受け、その後までの過程を体験をもとにえがき、専門の医師に監修を依頼した新しい分野の医療体験漫画が急速に増えつつある。このような作品の場合、病院外(家庭、社会)が舞台になることもある。
作品
1970年代
- きりひと讃歌(手塚治虫、ビッグコミック、1970年 - 1971年)
- ブラック・ジャック(手塚治虫、週刊少年チャンピオン、1973年 - 1983年)
- 夜光虫(原作:柿沼宏、作画:篠原とおる、ビッグコミックオリジナル、1976年 - 1979年)
- 闇の逃亡医(原作:高山紀芳、作画:加藤唯史、週刊少年ジャンプ、1977年 - 1978年)
1980年代
- SEXドクター尖三郎(ジョージ秋山、プレイコミック、1980年)
- OPE(原作:茜胡笳、作画:園田光慶、グッドコミック、1980年 - 1981年)
- 手術しちゃうから!(弓月光、マーガレット、1980年 - 1981)
- 陽だまりの樹(手塚治虫、ビッグコミック、1981年 - 1986年)
- 本日も休診(原作:見川鯛山、作画:石川サブロウ、ビッグコミック、1984年)
- おやじドクター(原作:林律雄、作画:及川こうじ、1984年)
- 菩提樹(大和和紀、講談社コミックス、1984年 - 1985年)
- トラオがゆく(貴志真典、1985年)
- Dr.クマひげ(原作:史村翔、作画:ながやす巧、週刊ヤングマガジン、1986年 - 1987年)
- ドクター秩父山(田中圭一、コミック劇画村塾など、1986年 - 不明)
- 動物のお医者さん(佐々木倫子、花とゆめ、1987年 - 1993年)
- オペレーション(原作:鏡丈二、作画:金井たつお、週刊ヤングジャンプ、1987年)
- とっても医院(原作:花井寛、作画:みやはら啓一、1987年 - 1990年)
- 白衣のテンちゃん(やまだ三平、まんがライフ、1987年 - 不明)
- Dr.フナキはゴキゲンナナメ!(芳井一味、不明、1988年頃 - )
- スーパードクターK(真船一雄、週刊少年マガジン、1988年 - 1996年)
- ドクター反骨医(原作:鏡丈二、作画:根本哲也、1988年 - 1992年)
- メスよ輝け!!(原作:高山路爛、作画:やまだ哲太、ビジネスジャンプ、1989年 - 1994年)
- 心剣医(原作:上西一紀、作画:狩谷ゆきひで、1989年 - 1990年)
1990年代
- こちら椿産婦人科(あまねかずみ、1990年 - 2000年)
- 研修医 古谷健一(原作:永井明、作画:里見桂、ヤングチャンピオン、1991年 - 1992年)
- 医候(土山しげる、1992年)
- Dr.汞(能條純一、ミスターマガジン、1992年 - 1993年)
- 白の条件(万里村奈加、講談社コミックスミミ、1991年 - 1994年)
- エンジェル日誌(ごとう和、講談社、1993年-)
- ナース・ステーション(島津郷子、集英社、1994年-)
- 太陽の仲間たちよ―身体障害者とある医師の挑戦(三枝義浩、不明、1994年)
- RASH!!(北条司、週刊少年ジャンプ、1994年 - 1995年)
- 天使じゃないのよ(ふじたしょうこ、1994年)
- ドクトル・ノンベ(中原とほる、1992年 - 1993年)
- 女医レイカ(原作:剣名無、作画:嶺岸信明、1994年 - 2000年)
- 雫ちゃんクリニック(葉月かずお、1994年)
- MIND ASSASSIN(かずはじめ、週刊少年ジャンプ、1994年 - 1995年)
- MF動物病院日誌(たらさわみち、1994年 - 2006年)
- MONSTER(浦沢直樹、ビッグコミックオリジナル、1995年 - 2001年)
- サイコドクター(原作:亜樹直、作画:的場健、モーニング、1995年 - 2003年)
- 研修医なな子(森本梢子、YOU、1995年 - 不明)
- きらきらひかる(郷田マモラ、講談社、1995年~)監察医
- おたんこナース(佐々木倫子、ビッグコミックスピリッツ、1995年 - 1998年)
- エン女医あきら先生(水城まさひと、まんがタイムジャンボ等、1995年 - 2008年)
- スポーツ医(原作:寺島優 作画:ちくやまきよし、1995年 - 1996年)
- ドクトレス(原作:鏡丈二、作画:高山由妃、週刊アクション、1995年 - 1996年)
- DoctorK(真船一雄、週刊少年マガジン、1996年 - 1998年)
- ダーク・エンジェル(風間宏子、1996年 - 2001年)
- Dr.ハーレー(宇田学、ミスターマガジン、1996年 - 2000年)
- 生死命(原作:稲本雅之、作画:やまさき拓味、ビッグコミック、1996年)
- われ無医村に生きる(河合英則、1996年)
- やぶ医者のつぶやき(原作:森田功、作画:引野真二、ビッグコミック、1997年 - 1999年)
- 999ドクター(原作:バーミー双六、作画:那須輝一郎、1997年 - 1999年)
- “殺医”ドクター蘭丸(原作:梶研吾、作画:井上紀良、週刊ヤングジャンプ、1997年 - 2000年)
- 看護婦ROCK(鈴木キムチ、(エンジェルコミックス、エンジェル出版)、1998年 - 不明)
- SAMU Dr.無限谷陽(原作:米山公啓、作画:岩丸、MANGAオールマン、1998年)
- ラディカル・ホスピタル(ひらのあゆ、まんがタイムオリジナル等、1998年 - )
- 高度救命救急センター(原作:樋口雅一、作画:関崎俊三、1998年)
- 大江戸医聞十八文(石ノ森章太郎、メディアファクトリー、1999年)
- 青ひげは行く(原作:高山路爛、作画:やまだ哲太、ビジネスジャンプ、1999年 - 2001年)
- 白衣でポン(たかさきももこ、1999年 - 2004年)
- マンガ病院薬剤師物語(神奈川県病院薬剤師会、1999年)
2000年代
- MEDICAL99(原作:寺山文治郎、作画:たかもちげん、2000年)
- Dr.コトー診療所(山田貴敏、週刊ヤングサンデー、2000年頃 - )
- JIN-仁-(村上もとか、スーパージャンプ、2000年 - 2010年)
- ホットDOC(原作:きむらはじめ、作画:加藤唯史、ビッグコミックオリジナル、2000年)
- ゴッドハンド輝(山本航暉、週刊少年マガジン、2000年 - 2011年)
- ラディカルホスピタル(ひらのあゆ、芳文社、2000年)
- 生命のダイアリー(原作&取材:達山一歩、作画:小山田いく、2001年)
- 泌尿器科医 一本木守!(高倉あつこ、ヤングチャンピオン、2001年 - 2005年)
- 獣医ドリトル(原作:夏緑、作画:ちくやまきよし、ビッグコミック増刊号、2001年 - )
- なみだ坂診療所(原作:宇治谷順、作画:向後次雄、週刊漫画TIMES、2001年)
- 白衣の男子(岸香里、まんがタイムスペシャル、2001年)
- ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰、モーニング、2002年頃 - 2006年)
- 医龍-Team Medical Dragon-(乃木坂太郎、ビッグコミックスペリオール、2002年 - 2011年)
- 青木医院へ行こう!(大沢たけし、まんがホーム等、2002年 - 2004年)
- 歯ッピィクリニック(椎名二葉、まんがタイムジャンボ等、2002年 - 2003年)
- 傭兵女医黒樹エリカ(原作:山口都志馬、作画:那須輝一郎、2002年 - 2003年)
- ワイルドライフ(藤崎聖人、週刊少年サンデー、2002年 - 2008年)
- HE∀DS(原作:東野圭吾、作画:間瀬元朗、週刊ヤングサンデー、2002年 - 2003年)
- ヘルプマン!(くさか里樹、イブニング、2003年 - )
- あぼばクリニック(藤島じゅん、まんがライフMOMO、2003年 - 2008年)
- サイコドクター 楷恭介(原作:亜樹直、作画:オキモト・シュウ、モーニング、2003年 - 2004年)
- OPEN MIND (芳崎せいむ、モーニング、別冊モーニング、2003年 - 2004年)
- あんこ坂のお医者さま(一丸、ビッグコミックオリジナル、2003年 - 2005年)
- 下町の太陽(原作:矢島正雄、作画:幸野たけ志、2003年)
- P.ハート(原作:中山亜純、作画:直遊紀、クイーンズコミック、2003年 - 2004年)
- K2(真船一雄、イブニング、2004年 - )
- エマージング(外薗昌也、医学監修:中原英臣、講談社、2004年)都内でのエボラ出血熱類似の新型感染症
- Ns'あおい(こしのりょう、モーニング、2004年 - 2010年)
- エマージング(外薗昌也、モーニング、2004年 - 2005年)
- ツインズナース(後野まつり、まんがタイムきらら→まんがタイムオリジナル、2004年 - 2006年)
- 看護師 みさき!(池田みゆ、2004年 - )
- 天医無縫(原作:伊月慶悟、作画:地引かずや、別冊漫画ゴラク、2004年 - 2005年)
- ドクタープリンセス(荻野眞弓、まんがくらぶオリジナル、2004年)
- 国境を駆ける医師イコマ(高野洋、2004年 - 2005年)
- 天使のたまご(岸香里、2005年)
- 薬屋りかちゃん(新井葉月、コミックハイ!、2005年 - 2008年)
- 歯医者さんとオレ(矢尾勝、2006年)
- 監察医 朝顔(著:木村直巳、著:香川まさひと、著:佐藤喜宣、実業之日本社、2006-2013年)
- E.D.D(橋本エイジ、月刊ヤングキング、2006年 - 2009年)
- 漫画ハリ入門 楽しくわかる経絡治療(原作:池田政一、作画:湯沢敏仁、2007年)
- 最上の命医(原作:入江謙三、作画:橋口たかし、2007年 - 2010年)
- 麻酔科医ハナ(原作:なかお白亜、監修:松本克平、2007年 - )
- 新ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰、小学館、2007年-)
- 東洋治療院ももか(たなかじゅん、オースーパージャンプ、2008年 - )
- マル泌のナース!!(高倉あつこ、週刊漫画ゴラク、2008年 - 2010年)
- アスクレピオス(内水融、週刊少年ジャンプ、2008年 - 2009年)
- ビタミンガール!管理栄養士 真理ちゃん(中西やすひろ、集英社、2009年)
- ムショ医 女子刑務所のカルテ(佐藤智美、芳文社、2009年)
2010年代
- マンガで分かる心療内科(原作:ゆうきゆう、作画:ソウ、少年画報社、2010年)
- 踊る産科女医(原案:宋美玄、作画:吉川景都、小学館、2011年)
- 看護助手のナナちゃん(野村知紗、小学館、2011年)
- ホスピめし みんなのごはん(野崎ふみこ、双葉社、2011年)病院管理栄養士の話
- 町医者ジャンボ!!(こしのりょう、講談社、2011年)
- 放課後カルテ(日生マユ、講談社、2011年)
- Final Phase(朱戸アオ、PHP研究所、2011年)ハンタウイルス感染症 都心湾岸エリア
- Dr.DMAT?瓦礫の下のヒポクラテス?(原作:高野洋、作画:菊地昭夫、集英社、2011年)災害医療
- Dr.デュオ(作画:大沢祐輔、原案協力:木下繁、講談社、2012年 - )
- ヤング ブラック・ジャック(原作手塚治虫、脚本田畑由秋、画大熊ゆうご、秋田書店、2012年 -)
- コウノドリ(鈴ノ木ユウ、講談社、2012年 - )産婦人科
- ドクター早乙女(村田ひろゆき、講談社、2012-2016年)
- インハンド(朱戸アオ、講談社、2013 -)寄生虫学者、感染症も
- パナケイアの手(松本救助、白泉社、2013年)
- 病室で念仏を唱えないでください (こやす珠世、小学館、2013年-)救命救急、チャプレン(臨床宗教者)
- 患者さまは外国人(原案:山本ルミ、漫画:世鳥アスカ、阪急コミュニケーションズ、2014年)インターナショナルクリニック(日本に来た外国人用)・空飛ぶナース(外国で病気になった人に付き添い帰国)
- あたふた研修医やってます(水谷緑&POCHI、KADOKAWA、2014年)
- 帰ってきた笑うナース(岸香里、いそっぷ社、2014年)訪問看護
- フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(原作:草水敏、画:恵三朗、講談社、2014年 -)病理医/臨床検査技師(病理)/製薬会社MR
- エーヨーヒーロー(原作:真実イチロ、画:宮越和草、集英社、2014年)病院の管理栄養士の話
- 医者を見たら死神と思え(原作:よこみぞ邦彦、作画:はしもとみつお、監修:近藤誠、小学館、2014年 - 2017年)がん治療
- うちのセンセイ(花塚由、講談社、2014年 - 2015年)在宅医療
- ナイチンゲールの市街戦(原著:鈴木洋史 画:東裏友希、小学館、2014年 - 2015年)訪問看護師
- マンガ版 拝啓、アスペルガー先生(奥田健次 漫画:武嶌波、飛鳥新社、2015年)ADHD児の臨床心理士によるカウンセリング
- 相談室の星 医療ソーシャルワーカーの日誌より(坂口みく、双葉社、2015年)
- ヘルプマン!!(くさか里樹、朝日新聞出版、2015年 -)高齢者医療・介護
- ラジエーションハウス(原作:横幕智裕、作画:モリタイシ、集英社、2015年 -)放射線科および放射線技師
- 透明なゆりかご(沖田×華、講談社、2015年)産婦人科の新人看護士
- まどか26歳、研修医やってます! 女の子のお仕事応援コミックエッセイ (水谷緑、KADOKAWA/メディアファクトリー、2015年-)
- 母体保護法指定医 森下光子(福田素子、秋水社ORIGINAL、2015年-)電子書籍
- ギフト±(ナガテユカ、日本文芸社、2015年 -)
- Dr.アシュラ(こしのりょう、日本文芸社、2015年 -)
- 腐女医の医者道!(さーたり、KADOKAWA、2016年)消化器外科医
- トレース 科捜研法医研究員の追想(古賀慶、徳間書店、2016年-)警察科学捜査研究所
- はっぴーえんど(魚戸おさむ、小学館、2017年 - 2020年)終末期医療・介護
- 怪病医ラムネ(阿呆トロ、講談社、2017年 -)
- ママはスポーツドクター(芹沢直樹、日本文芸社、2017年 -)スポーツ医療
- バカレイドッグス→バカレイドッグス Loser(原作:矢樹純、作画:青木優、講談社、2017年 -)
- リウーを待ちながら(朱戸アオ、講談社、2017年)多剤耐性ペスト菌の富士山麓での感染爆発
- 侠医冬馬(村上もとか、作画協力:かわのいちろう、集英社、2018年 -)
- アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり(医療原案:富野浩充、著:荒井ママレ、徳間書店、2018年から )病院薬剤師
- 賢者の学び舎 防衛医科大学校物語(山本亜季、小学館、2018年 -)
- 研修医うさこのどたばた奮闘記(著:桜沢鈴、その他:織田うさこ、ぶんか社、2018年)
- お別れホスピタル(沖田×華、小学館、2018年-)終末期病棟
- Dr.クインチ(鈴川恵康、集英社、2019年 -)美容および医療整形
- こころのナース夜野さん(水谷緑、小学館、2019年 -)
- マンガでわかる薬剤師:あなたの知らない調剤薬局の裏側(漫画:油沼、原案・監修:ネーヤ、河出書房新社、2019年)調剤薬局
2020年代
- Shrink?精神科医ヨワイ?(原作:七海仁、漫画:月子、集英社、2020年)精神科医
- リエゾン -こどものこころ診療所-(原作:竹村優作、漫画:ヨンチャン、取材協力:杉山登志郎、講談社、2020年 -)小児科医・発達障害診療
- マンガでわかる薬剤師:あなたの知らない調剤薬局24時!(漫画:油沼、原案・監修:ネーヤ、河出書房新社、2020年)調剤薬局
- 19番目のカルテ 徳重晃の問診(富士屋カツヒト、医療原案:川下剛史、コアミックス、2020年)総合診療医
- DrivingDoctor 黒咲(原作:神尾龍、作画:ユウダイ、日本文芸社、2020年 -)救命救急、ドクターカー医療
- マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア(著者:堀向健太、漫画:青鹿ユウ、内外出版社、2020年)子どものアトピー性皮膚炎
- プラタナスの実(東元俊哉、小学館、2020年 -)小児科医・小児医療
疾患を扱った作品
- I's(庄司陽子、講談社漫画文庫、2000年) 性同一性障害
- G.I.D(庄司陽子、モーニング、2001年) 性同一性障害
- 光とともに…(戸部けいこ、秋田書店、2001年 - 2010年)自閉症とその家族
- IS?男でも女でもない性?(六花チヨ、One more Kiss、2003年 - 2009年)インターセックス
- 15の夜(週刊少年マガジン、2005年 - 2008年、不定期連載)ネグレクトや薬物依存症、アスペルガー症候群、AIDSなど
- ツレがうつになりまして。(細川貂々、幻冬舎、2006年)躁鬱病とその家族
- 大原さんちのダンナさんーこのごろ少し神経症(大原由軌子、文藝春秋、2006年)神経症、パニック障害など。他にもシリーズあり
- 目の玉日記(小林よしのり、小学館、2006年)白内障闘病?手術まで、軽い緑内障
- 壊れた脳 生存する知(原案:山田規畝子、作画:成瀬涼子、BE・LOVE、2007年)脳出血後の高次脳機能障害
- わが家の母はビョーキです(中村ユキ、サンマーク出版、2008年)精神分裂病
- だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(ほしばあやこ&待鳥むう、監修:善方裕美、主婦の友社、2009年) 更年期障害
- わたしは働くうつウーマン(作:安部 結貴、漫画:大葉リビ、小学館、2009年)鬱 自立支援医療費支給認定 パニック障害
- 漫画家ママの うちの子はADHD (こころライブラリー)(かなしろにゃんこ、講談社、2009年)ADHD育児日記
- 日々コウジ中(柴本礼、主婦の友社、2010年)高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック
- 西原理恵子X月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気(西原理恵子、月乃光司、小学館、2010年 )(漫画は冒頭だけあとは対談)アルコール依存症 家族や当事者、巻末に専門医療機関&サポート団体リスト
- 続・日々コウジ中(柴本礼、主婦の友社、2011年)高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック
- Final Phase(朱戸アオ、PHP研究所、2011年)ハンタウイルス感染症 都心湾岸エリア
- 旦那(アキラ)さんはアスペルガー(著:野波ツナ、監修:宮尾益知、コスミック出版、2011年)他にもシリーズあり
- のほほん亭主がんになる?ステージIVから大逆転(日野あかね、ぶんか社、2012年)悪性リンパ腫患者記録
- さよならタマちゃん(武田一義、イブニングKC講談社、2013)精巣腫瘍患者記録(手術と化学療法)
- マンガ 認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?(北川なつ、ぺこなつ堂、2012年)認知症のある人とその介護 短編集
- 入院しちゃったうつウーマン(作:安部 結貴、漫画:大葉リビ、小学館、2012年)閉鎖病棟 双極性障害
- もう大丈夫 パニック障害でもがんばれる!(監修:貝谷久宣、著:ほりみき、講談社、2012年 )
- イタリアでがんになった(泉もも、PHP研究所、2013年)子宮体癌
- 今夜もホットフラッシュ(青沼貴子、メディアファクトリー、2013年) 更年期障害
- 思ってたウツとちがう! 「新型ウツ」うちの夫場合(池田暁子、秋田書店、2013年) 新型うつ
- ボクの彼女は発達障害: 障害者カップルのドタバタ日記(著者:くらげ、漫画:寺島ヒロ、監修:梅永雄二、学研マーケティング、2013年) 広汎性発達障害 自閉症スペクトラム障害(ASD) 視覚・聴覚過敏等、周囲の人の接し方
- ニトロちゃん: みんなと違う、発達障害の私 (沖田×華、光文社、2013年)アスペルガーなどの〈発達障害〉幼少時代の体験
- せんせい、誤診です! ~ホラー漫画家の本当にあった怖い闘病(山本まゆり、ぶんか社、2013年) 脳下垂体腺腫(無月経、視野欠損、むくみ)手術、その後まで
- 失踪日記2 アル中病棟(吾妻 ひでお、イースト・プレス、2013年 )アルコール依存症 入院 断酒会
- なんびょうにっき(さとうみゆき、大洋図書、2013年 )成人スティル病
- おひとりさまの遠距離介護けもの道(たけしまさよ、メディカ出版、2014年)膝人工関節手術・仮面鬱病・介護サービス等の説明
- 死んで生き返りましたれぽ(村上竹尾、株式会社双葉社、2014年)(糖尿病性ケトアシドーシス・腎不全・脳浮腫etc.)意識不明状態の人の視覚聴覚と回復の過程
- ずっと健康だと思ってた。34歳脳こうそく克服記(作:有田奈央、絵: 麻生夕貴、イースト・プレス、2014年) 脳梗塞(左半身麻痺)と支える家族の話
- 乳がんでもなんとかなるさ?独女マンガ家闘病記?(佐々木彩乃、ぶんか社、2014年)手術 同時再建 ホルモン治療
- 旦那(アキラ)さんはアスペルガー 奥(ツナ)さんはカサンドラ(著:野波ツナ、監修:宮尾益知、コスミック出版、2014年)
- 夫が骨肉腫になりました(まきりえこ、扶桑社、2015年)膝蓋骨の骨肉腫の手術と化学療法
- となりのお尻が気になります(加藤のりこ、実業之日本社、2015年 )痔核 手術
- はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児(原作:君 影草、漫画:沖田 ×華、ぶんか社、2015年)
- はっちゃん、またね 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日(池沢理美、講談社、2015年)多発性骨髄腫
- 入院ノート(火村正紀、スクウェア・エニックス、2016年)(本は完結していない)子宮癌、卵巣癌、腹水、胸水
- ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!(たむらあやこ、講談社、2016年)痛みの強いタイプのギラン・バレー症候群
- ふいにたてなくなりました。おひとりさま漫画家、皮膚筋炎になる(山田雨月、ぶんか社、2016年) 皮膚筋炎(発症、治療、退院まで)
- 元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました (藤河るり、KADOKAWA、2016年) 卵巣癌 抗癌剤治療対策
- 漫画家、パーキンソン病になる。(島津郷子、ぶんか社、2016年)パーキンソン病
- 33歳漫画家志望が脳梗塞になった話(あやめゴン太、集英社、2017年) 脳梗塞体験記 理学・作業・言語療法
- ぢ 私、痔主になりました(てらいまき、河出書房新社、2017年) 内痔核 外痔核 痔瘻 肛門科体験記と役立ちグッズ
- 酔うと化け物になる父がつらい(菊池真理子、秋田書店、2017年)アルコール依存症の父と家族の苦悩
- 「子供を殺してください」という親たち(原作:押川 剛、画:鈴木マサカズ、新潮社、2017年 -)引きこもりなどの子供のトラブルと家族 医療への連携など
- 難病患者になりましたっ! 漫画家夫婦のタハツセーコーカショーの日々(岡田がる、朝日新聞出版、2017年)多発性硬化症、難病申請
- うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)(監修:宇野彰、著:千葉リョウコ、ポプラ者、2017年)発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア) 合理的配慮
- うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち(田中圭一、KADOKAWA、2017年)
- さよならしきゅう(岡田 有希、講談社、2017年)33歳で子宮頸がん
- 乳がんでもなんとかなるさ?いのちのエリー編?(佐々木彩乃、ぶんか社、2018年)ステージ3 再建者と乳がん患者の会
- 32歳で初期乳がん 全然受け入れてません(水谷緑、竹書房、2018年 )手術 放射線治療
- 元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました(藤河るり、KADOKAWA、2018年 )卵巣癌
- わたし、39歳で「閉経」っていわれました(たかはしみき、主婦と生活社、2018年)早発卵巣不全(早発閉経)
- 生理ちゃん(小山健、KADOKAWA、2018年)
- 強迫性障害です!(みやざき 明日香、星和書店、2018年 )
- パニくる!? パニック障害、「焦らない!」が効くクスリ(櫻日和鮎実、KADOKAWA、2018年 )
- わたし中学生から統合失調症やってます。: 水色ともちゃんのつれづれ日記(解説:成重 竜一郎、著:ともよ、合同出版、2018年)
- 実録 解離性障害のちぐはぐな日々: 私の中のたくさんのワタシ(解説:岡野 憲一郎、著:Tokin、合同出版、2018年)
- うつを甘くみてました#拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生(ブリ猫、ぶんか社、2018年)
- お別れホスピタル(沖田×華、小学館、2018年から )終末期病棟
- ありがとうって言えたなら(瀧波ユカリ、文藝春秋、2018年)膵臓癌 家族の対応
- 統合失調症日記(木村きこり、ぶんか社、2018年)
- 脱 産後うつ 私はこうして克服した(ミィ、講談社、2018年)
- 認知姫~暴れる義母との戦いの日々(著:野原とり子、著:GSST、アムコミ、2018年)認知症家族の介護
- ALSになりました(ぷよこ、eBookJapan Plus、2018年)(本は完結していない)筋萎縮性側索硬化症
- がんまんが 私たちは大病している(内田春菊、ぶんか社、2018年)直腸癌、人工肛門
- こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(著:西造、著:映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、comico、2018年)原作の映画をコミック化、筋ジストロフィー
- 発達障害 僕にはイラつく理由がある! (こころライブラリー)(監修:前川あさ美、著:かなしろにゃんこ、講談社、2019年)ADHDの子が成長し、かつての行動を言葉で説明、他にもシリーズあり
- 内臓いっこ取っちゃった(内村かなめ、ナンバーナイン、2019年)胆石
- 現実逃避してたらボロボロになった話(永田カビ、イースト・プレス、2019年)アルコールによる急性膵炎、ADHD
- 霊能者ですがガンになりました(著:小林薫、著:斎、ぶんか社、2019年)乳がん、手術、抗がん剤治療
- 腸よ鼻よ(島袋全優、KADOKAWA、2019年)潰瘍性大腸炎、続編あり
- ある日突然、慢性疲労症候群になりました(監修:倉恒 弘彦、著:ゆらり、合同出版、2019年 )
- 強迫性障害治療日記(みやざき 明日香、星和書店、2019年 )
- 交通事故で頭を強打したらどうなるか?(大和ハジメ、KADOKAWA、2019年)脳挫傷 高次脳機能障害 リハビリ 大学復帰 就職
- うつ病九段(著:先崎学、漫画:河井克夫、文藝春秋Kindle版、2020年)うつ病
- 消えていく家族の顔、現役ヘルパーが描く認知症患者の生活(吉田美紀子、竹書房Kindle版、2020年)認知症
- 骨髄ドナーやりました!(水谷さるころ、少年画報社Kindle版、2020年)骨髄ドナー提供者
細菌、細胞を擬人化した作品
- もやしもん(石川雅之、講談社、2005年-2014)農学部の菌が見える青年の話、食中毒菌の話もあり
- はたらく細胞(清水茜、講談社、2015年-)医学監修 原田知幸、赤血球 白血球 血小板などの話
- はたらく細胞BLACK(著:初嘉屋一生、著:原田重光、監修:清水茜、講談社、2018年-)不健康状態での体内
- はたらく細菌(著:吉田はるゆき、監修:清水茜、講談社、2018年-)腸内細菌
- はたらかない細胞(著:杉本萌、監修:清水茜、講談社、2018年-)赤芽球
- はたらく細胞フレンド(原著:黒野カンナ、著:和泉みお、監修:清水茜、講談社、2019年-)キラーT細胞