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「山王駅 (愛知県)」の版間の差分

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2022年8月3日 (水) 11:33時点における版

山王駅* 滝口山田 ぶっ壊す
駅舎
さんのう
SANNŌ
NH34 金山 (1.6 km)
(2.0 km) 名鉄名古屋 NH36
地図
所在地 名古屋市中川区山王三丁目13
北緯35度9分9秒 東経136度53分19秒 / 北緯35.15250度 東経136.88861度 / 35.15250; 136.88861座標: 北緯35度9分9秒 東経136度53分19秒 / 北緯35.15250度 東経136.88861度 / 35.15250; 136.88861
駅番号 NH  35 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 66.0 km(豊橋起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
6,493人/日
-2021年-
開業年月日 1944年昭和19年)9月1日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
* 改称経歴
- 1956年昭和31年)山王駅→中日球場前駅
- 1976年(昭和51年)中日球場前駅→ナゴヤ球場前駅
- 2005年平成17年)ナゴヤ球場前駅→山王駅
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山王駅(さんのうえき)は、愛知県名古屋市中川区山王3丁目にある、名古屋鉄道名古屋本線である。駅番号はNH35

歴史

かつては「中日球場前駅」、「ナゴヤ球場前駅」の名称で、1996年平成8年)までプロ野球セ・リーグ中日ドラゴンズホームグラウンドだったナゴヤ球場への最寄り駅だったが、ホームグラウンドが翌1997年(平成9年)よりナゴヤドームに移転したことで利用客が減少し、2005年(平成17年)、49年ぶりに開業当時と同じ現在の駅名へと改称している。

当駅は普通列車のみの停車であるが、ナゴヤ球場が中日の本拠地だった1996年(平成8年)までプロ野球開催時は試合時間に合わせて、一部の特急以外の全列車が臨時停車していた。本拠地がナゴヤドームに移転した後も2000年代前半まではコンサートがナゴヤ球場で行われたことがあり、その際に臨時停車していた[1]

年表

駅構造

島式ホーム1面2線を有する高架駅。ホームは8両分。駅の前後では線路がカーブしており、通過列車も多い。

かつては有人駅だったが、2004年(平成16年)9月15日から駅集中管理システムによる無人駅となっている[6](管理元は神宮前駅、但し機器異常時等の際は名鉄名古屋駅より係員が派遣される)。

また、1987年(昭和62年)に東海旅客鉄道(JR東海)が東海道本線の貨物支線(通称「名古屋港線」)のナゴヤ球場に近接したところに臨時駅としてナゴヤ球場正門前駅を設けたことに対抗して、1988年(昭和63年)春に急遽南口が設置された(通称:「グラウンドゲート」)[5]。南口はナゴヤ球場が中日ドラゴンズ一軍の本拠地として利用されていた1996年(平成8年)秋まで使用され、その後も2000年代初め頃までコンサート開催時などに稀に使用されていたが、その後は使用されていない。途中の通路にはドラゴンズの選手の手形が飾られていたが、2007年(平成19年)に撤去された。なお、建屋と乗車券販売所はそのまま残されている。駅名がナゴヤ球場前だった頃、北口駅舎の屋根に大きな野球ボールの看板が設置されていたのも当駅の特徴だった(改称直前の2005年(平成17年)の正月明けに取り外された)。

バリアフリー対応工事が施工され、以前の駅務室のスペースに多目的トイレ(但し毎日22時 - 翌朝7時までの間は防犯の理由上施錠され使用できない)が、改札口から見て左側半分の階段を改築し残る右側半分の階段スペースを利用してエレベーターがそれぞれ設置された。ホーム高さも嵩上げされ、車両床面との段差がほとんどなくなった。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 NH 名古屋本線 下り 名鉄名古屋名鉄岐阜犬山方面[8]
2 上り 東岡崎豊橋中部国際空港方面[8]

配線図

山王駅 構内配線略図

金山駅
山王駅 構内配線略図
名鉄名古屋駅
凡例
出典:[9]


利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は6,026人である[10]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,979人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中66位、名古屋本線(60駅)中24位であった[11]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は11,596人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中35位、 名古屋本線(61駅)中17位であった[12]
  • 『名古屋市統計年鑑』によると、2019年度の1日平均乗車人員は3,577人である。各年度の1日平均乗車人員は以下の通り[13]
年度 1日平均
乗車人員
1991年 6,227
1992年 5,759
1993年 5,647
1994年 5,766
1995年 5,190
1996年 5,078
1997年 3,232
1998年 3,224
1999年 3,007
2000年 2,988
2001年 2,925
2002年 2,920
2003年 2,758
2004年 2,805
2005年 2,665
2006年 2,557
2007年 2,608
2008年 2,710
2009年 2,646
2010年 2,712
2011年 2,742
2012年 2,827
2013年 2,891
2014年 2,914
2015年 2,996
2016年 3,062
2017年 3,307
2018年 3,439
2019年 3,577

前述のように、1996年(平成8年)を最後にナゴヤ球場での一軍公式戦開催が終了して以降は普通列車(本数は少ない)のみの停車駅となったうえ、駅周辺は繁華街でもなく、名古屋市の2大ターミナル駅である(名鉄)名古屋駅金山駅の間駅ということもあり、利用客は大きく減少している(それ以前の1987年(昭和62年)にJRナゴヤ球場正門前駅が開業してからも減少傾向であった)。しかし2022年現在でも、ナゴヤ球場でプロ野球二軍戦が行われるため、二軍の試合が終わった直後の時間は切符売場が混雑することがある(観戦客が多いなど)。

駅周辺

施設

バス

隣の駅

名古屋鉄道
NH 名古屋本線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行準急
通過
普通
金山駅(NH34) - 山王駅(NH35) - 名鉄名古屋駅(NH36)

脚注

注釈


出典

  1. ^ 8月4日 - 同12日の夏まつり、花火大会に電車を増発”. 名古屋鉄道 (2000年8月2日). 2001年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月3日閲覧。 - TUBEコンサートの節参照
  2. ^ a b c d 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7号、新潮社、2008年、43頁。ISBN 978-4107900258 
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、972頁。 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1052頁。 
  5. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1066頁。 
  6. ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4777013364 
  7. ^ "平成17年1月29日にダイヤ改正を実施" (PDF) (Press release). 名古屋鉄道. 25 October 2004. 2020年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月30日閲覧
  8. ^ a b 山王(NH35)(さんのう) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  9. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  10. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  11. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  12. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  13. ^ 毎年の統計データ(名古屋市統計年鑑) - 名古屋市

関連項目

外部リンク