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**『グラスホッパー』に連なる作品
**『グラスホッパー』に連なる作品
**文庫版のみ、短編「ついていないから笑う」(『[[ダ・ヴィンチ]]』2010年3月号)併録
**文庫版のみ、短編「ついていないから笑う」(『[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]』2010年3月号)併録
*PK(2012年3月 講談社 / 2014年11月 講談社文庫)
*PK(2012年3月 講談社 / 2014年11月 講談社文庫)
**PK(『[[群像]]』2011年5月号)
**PK(『[[群像]]』2011年5月号)

2022年12月7日 (水) 22:11時点における版

伊坂 幸太郎いさか こうたろう
誕生 (1971-05-25) 1971年5月25日(53歳)
日本の旗 日本千葉県松戸市
職業 小説家
最終学歴 東北大学法学部卒業
活動期間 2000年 -
ジャンル 推理小説
代表作重力ピエロ』(2003年)
アヒルと鴨のコインロッカー』(2003年)
ゴールデンスランバー』(2007年)
逆ソクラテス』(2020年)
主な受賞歴 新潮ミステリー倶楽部賞(2000年)
吉川英治文学新人賞(2004年)
日本推理作家協会賞短編部門(2004年)
本屋大賞(2008年)
山本周五郎賞(2008年)
柴田錬三郎賞(2020年)
デビュー作オーデュボンの祈り』(2000年)
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(いさか こうたろう、1971年5月25日 -)は、日本小説家

経歴

千葉県松戸市出身。東北大学法学部卒業。この時期の東北大学には、薬学研究科瀬名秀明文学研究科佐藤賢一理学部松崎有理円城塔など、現在小説家として活躍している人物が在学していた。大学卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。数年後に作家専業となった。宮城県仙台市在住。

2002年の『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、2003年の『重力ピエロ』で一般読者に広く認知されるようになった。それに続く『アヒルと鴨のコインロッカー』が第25回吉川英治文学新人賞を受賞。

本屋大賞においては第1回から第4回まで連続ノミネートされた後、2008年の第5回に『ゴールデンスランバー』で受賞した。同作品で第21回山本周五郎賞も受賞。なお直木賞については、2003年『重力ピエロ』、2004年『チルドレン』『グラスホッパー』、2005年『死神の精度』、2006年『砂漠』で候補となったが、2008年、同賞の影響力の高さゆえに環境が変化する可能性を憂慮し、選考対象となることを辞退している。[1]。2020年に『逆ソクラテス』で第33回柴田錬三郎賞を受賞。

2020年より山本周五郎賞の選考委員を務める。

著作の多くは中国語訳、韓国語訳が出版されており、タイ、インドネシア、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアなどでも刊行されている。英語圏では、2011年にアメリカで『ゴールデンスランバー』(英題『Remote Control』)、2021年にはイギリスとアメリカで『マリアビートル』(英題『Bullet Train』)、2022年にはイギリスとアメリカで『グラスホッパー』(英題『Three Assassins』)が刊行。『マリアビートル』(英題『Bullet Train』)は、英国推理作家協会が主催する、2022年度ダガー賞(通称:CWA賞)の翻訳小説部門(旧名称:インターナショナル・ダガー賞)にノミネートされた(日本人作家のノミネートは、横山秀夫東野圭吾に続いて3人目)。

受賞歴

日本の文学賞

海外の文学賞

  • 2012年 - フランス 2012年度マスタートン賞フランス語版翻訳小説部門 『オーデュボンの祈り』(仏題『La Prière d'Audubon』)
  • 2022年 - アメリカ 2022年度ストランド・マガジン批評家賞Best Debut Novel部門(最優秀新人賞)『マリアビートル』(英題『Bullet Train』)

作風

  • 現在住んでいる宮城県仙台市を舞台にした作品が多い。
  • 多くの作品で、舞台設定や登場人物などがリンクしている。また、登場人物の中には、同名でありながらも別人格として、複数の作品に登場する者もいるのが特徴。

作品リスト

小説

  • オーデュボンの祈り(2000年12月 新潮ミステリー倶楽部 / 2003年12月 新潮文庫
    • 書き下ろし
  • ラッシュライフ(2002年7月 新潮ミステリー倶楽部 / 2005年5月 新潮文庫)
    • 書き下ろし
  • 陽気なギャングが地球を回す(2003年1月 祥伝社ノン・ノベル / 2006年2月 祥伝社文庫
    • 書き下ろし
    • 「陽気なギャング」シリーズ第1作
  • 重力ピエロ(2003年4月 新潮社 / 2006年7月 新潮文庫)
    • 書き下ろし
  • アヒルと鴨のコインロッカー(2003年11月 東京創元社 / 2006年12月 創元推理文庫
    • 書き下ろし
  • チルドレン(2004年5月 講談社 / 2007年5月 講談社文庫
    • バンク(『小説現代』2002年4月号)
    • チルドレン(『小説現代』2002年11月号)
    • レトリーバー(『小説現代』2003年9月号)
    • チルドレン2(『小説現代』2003年12月号)
    • イン(『小説現代』2004年3月号)
  • グラスホッパー(2004年7月 角川書店 / 2007年6月 角川文庫
    • 書き下ろし
  • 死神の精度(2005年6月 文藝春秋 / 2008年2月 文春文庫
    • 死神の精度(『オール讀物』2003年12月号)
    • 死神と藤田(『オール讀物』2004年4月号)
    • 吹雪に死神(『オール讀物』2004年8月号)
    • 恋愛で死神(『オール讀物』2004年11月号)
    • 旅路を死神(『別册文藝春秋』第255号・2005年1月)
    • 死神対老女(『オール讀物』2005年4月号)
  • 魔王(2005年10月 講談社 / 2008年9月 講談社文庫)
    • 魔王(『エソラ』vol.1 2004年12月)
    • 呼吸(『エソラ』vol.2 2005年7月)
  • 砂漠(2005年12月 実業之日本社 / 2008年8月 Jノベル・コレクション / 2010年7月 新潮文庫 / 2017年10月 実業之日本社文庫
    • 書き下ろし
  • 終末のフール(2006年3月 集英社 / 2009年6月 集英社文庫
    • 終末のフール(『小説すばる』2004年2月号)
    • 太陽のシール(『小説すばる』2004年5月号)
    • 籠城のビール(『小説すばる』2004年8月号)
    • 冬眠のガール(『小説すばる』2004年11月号)
    • 鋼鉄のウール(『小説すばる』2005年2月号)
    • 天体のヨール(『小説すばる』2005年5月号)
    • 演劇のオール(『小説すばる』2005年8月号)
    • 深海のポール(『小説すばる』2005年11月号)
  • 陽気なギャングの日常と襲撃(2006年5月 祥伝社ノン・ノベル / 2009年8月 祥伝社文庫)
    • 初出:第一章は『小説NON』2004年5月号・9月号・2005年2月号・6月号掲載の短編を長編の一部として改稿、第二章以降は書き下ろし
    • 「陽気なギャング」シリーズ第2作
    • 文庫版のみ、短編「海には、逃がしたのと同じだけの良い魚がいる。」(『映画「陽気なギャングが地球を回す」公式ガイドブック』)併録
  • フィッシュストーリー(2007年1月 新潮社 / 2009年11月 新潮文庫)
    • 動物園のエンジン(『小説新潮』2001年3月号)
    • サクリファイス(『別冊東北学』vol.8 2004年8月)
    • フィッシュストーリー(『小説新潮』2005年10月号)
    • ポテチ(単行本書き下ろし)
  • ゴールデンスランバー(2007年11月 新潮社 / 2010年12月 新潮文庫)
    • 書き下ろし
  • 実験4号(2008年4月 講談社)
    • 後藤を待ちながら(書き下ろし)
      • The ピーズの曲「実験4号」をモチーフとしている
    • 山下敦弘監督の映画「It's a small world」のDVDとセットでの発売
  • モダンタイムス(2008年10月 講談社 / 2011年10月 講談社文庫【上・下】)
    • 初出:『週刊モーニング』2007年18号 - 2008年26号
    • 『魔王』に連なる作品
    • 連載時の花沢健吾による挿絵が収録された特別版も同時刊行
  • あるキング(2009年8月 徳間書店 / 2012年8月 徳間文庫 / 2015年5月 新潮文庫)
    • 初出:『本とも』2008年4月号 - 2009年3月号
    • 新潮文庫版は雑誌版、単行本版、徳間文庫版の三編すべてを収録した完全版
    • 完全版の初回3か月分のみ、掌編「書店にまつわる小噺あるいは、教訓の得られない例話」(『キノベス! 2003』)封入
  • SOSの猿(2009年11月 中央公論新社 / 2012年11月 中公文庫
    • 初出:『読売新聞 夕刊』2008年10月3日 - 2009年7月18日
  • オー!ファーザー(2010年3月 新潮社 / 2013年7月 新潮文庫)
    • 初出:『河北新報 夕刊』他13紙 2006年3月 - 2007年12月順次掲載
  • バイバイ、ブラックバード(2010年6月 双葉社 / 2013年3月 双葉文庫 / 【新装版】2021年2月 双葉文庫)
    • 初出:I話 - V話は「ゆうびん小説」(2009年5月 - 2010年2月)、VI話は書き下ろし
    • 伊坂幸太郎のロングインタビューと、門賀美央子による本書の解説、太宰治グッド・バイ』を収録した『「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために』が同日刊行
  • マリアビートル(2010年9月 角川書店 / 2013年9月 角川文庫)
    • 書き下ろし
    • 『グラスホッパー』に連なる作品
    • 文庫版のみ、短編「ついていないから笑う」(『ダ・ヴィンチ』2010年3月号)併録
  • PK(2012年3月 講談社 / 2014年11月 講談社文庫)
    • PK(『群像』2011年5月号)
    • 超人(『群像』2011年7月号)
    • 密使(『NOVA 5』2011年8月 河出文庫)
  • 夜の国のクーパー(2012年5月 東京創元社 / 2015年3月 創元推理文庫 / 【新装版】2022年1月 創元推理文庫)
    • 書き下ろし
  • 残り全部バケーション(2012年12月 集英社 / 2015年12月 集英社文庫)
    • 残り全部バケーション(『Re-born はじまりの一歩』2008年3月 実業之日本社)
    • タキオン作戦(『紡』vol.1 2010年12月)
    • 検問(『小説新潮』2008年7月号)
    • 小さな兵隊(『小説すばる』2012年10月号)
    • 飛べても8分(書き下ろし)
  • ガソリン生活(2013年3月 朝日新聞出版 / 2016年3月 朝日文庫)
    • 初出:『朝日新聞 夕刊』2011年11月21日 - 2012年12月10日
    • 本文の一部と新聞連載時の挿絵を再編成した『寺田克也式ガソリン生活』が同日刊行
    • 文庫版の初版分のみ、掌編「ガソリンスタンド」(書き下ろし)をカバー裏に掲載
  • 死神の浮力(2013年7月 文藝春秋 / 2016年7月 文春文庫)
    • 書き下ろし(冒頭のみ『別册文藝春秋』2012年1月号に掲載)
    • 『死神の精度』に連なる作品
  • 首折り男のための協奏曲(2014年1月 新潮社 / 2016年11月 新潮文庫)
    • 首折り男の周辺(『小説新潮』2008年5月号別冊『Story Seller』2008 Spring)
    • 濡れ衣の話(『小説新潮』2010年7月号)
    • 僕の舟(『小説新潮』2011年12月号)
    • 人間らしく(『新潮』2013年1月号)
    • 月曜日から逃げろ(『yom yom』vol.27 2013年2月)
    • 相談役の話(『』vol.14 2010年12月)
    • 合コンの話(『小説新潮』2009年5月号別冊『Story Seller vol.2』2009 Spring)
  • アイネクライネナハトムジーク(2014年9月 幻冬舎 / 2017年8月 幻冬舎文庫
    • アイネクライネ(『papyrus』11号 2007年4月)
    • ライトヘビー(斉藤和義のシングルCD「君は僕のなにを好きになったんだろう/ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」初回盤特典)
    • ドクメンタ(『GINGER L.』2011 SPRING 02)
    • ルックスライク(『papyrus』46号 2013年2月)
    • メイクアップ(『papyrus』52号 2014年2月)
    • ナハトムジーク(書き下ろし)
  • キャプテンサンダーボルト(2014年11月 文藝春秋 / 2017年11月 文春文庫 / 【新装版】2020年9月 新潮文庫nex
    • 阿部和重との共作
    • 書き下ろし
    • 文庫版に「ボーナストラック」2篇(書き下ろし)併録
    • 新潮文庫版に掌篇「●●●の一日」(書き下ろし)併録
  • 火星に住むつもりかい?(2015年2月 光文社 / 2018年4月 光文社文庫
    • 書き下ろし
  • ジャイロスコープ(2015年6月 新潮文庫)
    • 浜田青年ホントスカ(『蝦蟇倉市事件1』2010年1月 東京創元社ミステリ・フロンティア)
    • ギア(『エソラ』vol.3 2006年4月)
    • 二月下旬から三月上旬(『新潮』2014年6月号)
    • if(『小説トリッパー』2015年夏号)
    • 一人では無理がある(『小説新潮』2014年12月号)
    • 彗星さんたち(『エール! 3』2013年10月 実業之日本社文庫)
    • 後ろの声がうるさい(書き下ろし)
  • 陽気なギャングは三つ数えろ(2015年10月 祥伝社ノン・ノベル / 2018年9月 祥伝社文庫)
    • 書き下ろし
    • 「陽気なギャング」シリーズ第3作
  • サブマリン(2016年3月 講談社 / 2019年4月 講談社文庫)
    • 書き下ろし
    • 『チルドレン』に連なる作品
  • AX(2017年7月 KADOKAWA / 2020年2月 角川文庫)
    • AX(『小説 野性時代』2012年1月号)
    • Bee(『しあわせなミステリー』2012年4月 宝島社)
    • Crayon(『小説 野性時代』2014年2月号)
    • EXIT(書き下ろし)
    • FINE(書き下ろし)
    • 『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる作品
  • ホワイトラビット(2017年9月 新潮社 / 2020年6月 新潮文庫)
    • 書き下ろし
  • クリスマスを探偵と(2017年10月 河出書房新社
    • 初出:『文藝別冊 伊坂幸太郎』(2010年11月 河出書房新社)
    • 自身初となる絵本で、マヌエーレ・フィオールが作画を担当
  • フーガはユーガ(2018年11月 実業之日本社 / 2021年10月 実業之日本社文庫)
    • 書き下ろし
  • シーソーモンスター(2019年4月 中央公論新社 / 2022年10月 中公文庫)
    • シーソーモンスター (『小説BOC』vol.1 2016年4月 - vol.5 2017年4月)
    • スピンモンスター(『小説BOC』vol.6 2017年7月 - vol.10 2018年7月)
    • 8組の作家による企画「螺旋」に参加
  • クジラアタマの王様(2019年7月 NHK出版 / 2022年7月 新潮文庫)
    • 書き下ろし
  • 逆ソクラテス(2020年4月 集英社)
    • 逆ソクラテス(『あの日、君と Boys』2012年5月 集英社文庫)
    • スロウではない(『オール讀物』2015年8月号)
    • 非オプティマス(書き下ろし)
    • アンスポーツマンライク(書き下ろし)
    • 逆ワシントン(書き下ろし)
  • ペッパーズ・ゴースト(2021年10月 朝日新聞出版)
    • 書き下ろし
  • マイクロスパイ・アンサンブル(2022年4月 幻冬舎)
    • 福島県猪苗代町のイベント「オハラ☆ブレイク」への寄稿作品を集成(2015年8月 - 2021年10月発表)、一部書き下ろし

エッセイ

  • 3652 伊坂幸太郎エッセイ集(2010年12月 新潮社 / 2015年5月 新潮文庫)
    • 文庫版のみ、掌編「定規」(『アヒルと鴨のコインロッカー』ネットサイン本通販特別付録)・掌編「ソウルステーション」(2009年4月の東京メトロ×ブルーノート東京×コットンクラブのイベント『音楽の話をしよう/32 for music exhibition/音楽を愛する32人の言葉の展覧会 “音楽トレイン”』)収録
    • 文庫版の初回2か月分のみ、掌編「小説新潮の話」(『小説新潮』2011年1月号)封入
  • 仙台ぐらし(2012年2月 荒蝦夷 / 2015年6月 集英社文庫)
    • 初出:『仙台学』vol.01 - vol.10 他
    • 短編「ブックモビール」(書き下ろし)収録

その他

  • ミステリアス・ジャム・セッション 人気作家30人インタヴュー(2004年1月 早川書房)
    • 村上貴史による『陽気なギャングが地球を回す』についてのインタビュー(『ミステリマガジン』2003年4月号)を収録
  • 絆のはなし―伊坂幸太郎×斉藤和義(2007年10月 講談社) - 対談集
  • ミステリーの書き方(2010年12月 幻冬舎 / 2015年10月 幻冬舎文庫)
    • 談話「書き出しで読者を摑め!」(『PONTOON』2007年11月号)収録
  • 月刊佐藤純子(2012年6月 メディアデザイン / 2016年12月 ちくま文庫)
    • 伊坂を聞き手とした佐藤純子(書店員)へのインタビューを収録
  • にすいです。 冲方丁対談集(2013年1月 角川書店)
    • 冲方丁との対談「小説にしか出来ないこと」(『本の旅人』2010年10月号)収録
  • ジョーダンバットが鳴っている(2018年3月 KADOKAWA)
  • あの人とあの本の話(2018年4月 小学館)
    • 瀧井朝世による『オー!ファーザー』についてのインタビュー(『きらら』2010年6月号)を収録
  • ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集(2019年11月 小学館文庫)
    • 森見登美彦との対談(『小説BOC』vol.10)を文庫版に追加収録
  • ほんのよもやま話 作家対談集(2020年9月 文藝春秋)
    • 島田荘司との対談(『CREA』2014年12月号)を収録
  • ざんねんなスパイ(2021年8月 新潮文庫)
    • 一條次郎との対談「最高にふざけた、最高に面白い小説」(『』2018年9月号)を文庫版に併録
  • 自由対談(2022年7月 河出書房新社)
    • 中村文則との対談「融合するミステリーと純文学」(『ダ・ヴィンチ』2016年8月号)収録

アンソロジー(編纂)

  • 十話(2006年1月 ランダムハウス講談社
  • 伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005(2010年9月 講談社文庫)
  • 連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集(2014年11月 講談社文庫)
  • 連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集(2017年9月 講談社文庫)
  • 小説の惑星 ノーザンブルーベリー篇(2021年12月 ちくま文庫
  • 小説の惑星 オーシャンラズベリー篇(2021年12月 ちくま文庫)

アンソロジー(収録)

「」内が伊坂幸太郎の作品
★のつく作品は自身名義の単行本未収録

ザ・ベスト・ミステリーズ 推理小説年鑑

  • ザ・ベストミステリーズ 2003(2003年7月 講談社)
    • 【分冊・改題】殺人の教室 ミステリー傑作選(2006年4月 講談社文庫)
    • 「チルドレン」
  • ザ・ベストミステリーズ 2004(2004年7月講談社)
    • 【分冊・改題】孤独な交響曲 ミステリー傑作選(2007年4月 講談社文庫)
    • 「死神の精度」
  • ザ・ベストミステリーズ 2005(2005年7月 講談社)
    • 【分冊・改題】 仕掛けられた罪 ミステリー傑作選(2008年4月 講談社文庫)
    • 「死神と藤田」
  • ザ・ベストミステリーズ 2006(2006年7月 講談社)
    • 【分冊・改題】セブンミステリーズ ミステリー傑作選(2009年4月 講談社文庫)
    • 「死神対老女」
  • ザ・ベストミステリーズ 2009(2009年7月 講談社)
    • 【分冊・改題】Bluff 騙し合いの夜 ミステリー傑作選(2012年4月 講談社文庫)
    • 「検問」
  • ザ・ベストミステリーズ 2014(2014年5月 講談社)
    • 【分冊・改題】Life 人生、すなわち謎 ミステリー傑作選(2017年4月 講談社文庫)
    • 「彗星さんたち」

その他

小説

  • 事件を追いかけろ サプライズの花束編(2004年12月 光文社カッパ・ノベルス / 2009年4月 光文社文庫)
    • 「バンク」
  • 秘密。私と私のあいだの十二話(2005年3月 メディアファクトリー
    • 「ライフ システムエンジニア編」★(『ダ・ヴィンチ』2004年9月号)
    • 「ライフ ミッドフィルダー編」★(『ダ・ヴィンチ』2004年9月号)
  • I LOVE YOU(2005年7月 祥伝社 / 2007年9月 祥伝社文庫)
    • 「透明ポーラーベア」★(書き下ろし)
  • 十夜(2006年1月 ランダムハウス講談社
    • 「イン」
  • 不思議の足跡(2007年10月 光文社カッパ・ノベルス / 2011年4月 光文社文庫)
    • 「吹雪に死神」
  • Re-born はじまりの一歩(2008年3月 実業之日本社 / 2010年12月 実業之日本社文庫)
    • 「残り全部バケーション」
  • Story Seller(2009年1月 新潮文庫)
    • 「首折り男の周辺」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2009(2009年6月 徳間文庫)
    • 「検問」
  • 蝦蟇倉市事件 1(2010年1月 東京創元社ミステリ・フロンティア)
    • 【改題】晴れた日は謎を追って がまくら市事件(2014年12月 創元推理文庫)
    • 「浜田青年ホントスカ」
  • Story Seller 2(2010年1月 新潮文庫)
    • 「合コンの話」
  • NOVA 5 書き下ろし日本SFコレクション(2011年8月 河出文庫)
    • 「密使」
  • Happy Box(2012年3月 PHP研究所 / 2015年11月 PHP文芸文庫)
    • 「Weather」★(書き下ろし)
  • しあわせなミステリー(2012年4月 宝島社)
    • 【改題】ほっこりミステリー(2014年3月 宝島社文庫)
    • 「Bee」 - 兜(『AX』)シリーズ第2作
  • 文学 2012(2012年4月 講談社)
    • 「PK」
  • あの日、君と Boys(2012年5月 集英社文庫)
    • 【再編集・改題】短編少年(2017年5月 集英社文庫)
    • 「逆ソクラテス」
  • 最後の恋 MEN'S つまり、自分史上最高の恋。(2012年5月 新潮文庫)
    • 「僕の舟」
  • 短編工場(2012年10月 集英社文庫)
    • 「太陽のシール」
  • エール! 3(2013年10月 実業之日本社文庫)
    • 「彗星さんたち」
  • 奇想博物館 最新ベスト・ミステリー(2013年12月 光文社)
    • 【改題】奇想博物館 日本ベストミステリー選集(2017年5月 光文社文庫)
    • 「小さな兵隊」
  • Wonderful Story(2014年10月 PHP研究所 / 2017年9月 PHP文芸文庫)
    • 「イヌゲンソーゴ」★(書き下ろし)
    • 伊坂幸犬郎 名義
  • 日本文学100年の名作 第10巻2004-2013 バタフライ和文タイプ事務所(2015年6月 新潮文庫)
    • 「ルックスライク」
  • 20の短編小説(2016年1月 朝日文庫)
    • 「if」
  • X'mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日(2016年11月 新潮文庫)
    • 「一人では無理がある」
  • 殺意の隘路 最新ベスト・ミステリー(2016年12月 光文社)
    • 「ルックスライク」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2017 (2017年6月 徳間文庫)
    • 「無事これ貴人」★(『小説新潮』2016年3月号)
  • 森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー(2019年1月 光文社 / 2020年2月 光文社文庫)
    • 「竹やぶバーニング」★(『小説宝石』2018年10月号)
  • 掌篇歳時記 春夏(2019年4月 講談社)
    • 「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」★(『群像』2018年1月号)
  • モノガタリは終わらない(2022年10月 集英社)
    • 「いい人の手に渡れ!」★(メルカリ公式Twitter 2020年4月)

エッセイ

  • ああ、腹立つ(2004年10月 新潮文庫)
    • 「映画館は平和だ」
  • ベスト・エッセイ 2012(2012年6月 光村図書出版
    • 「う・さぎの話」
  • 私がデビューしたころ ミステリ作家51人の始まり(2014年6月 東京創元社)
    • 「喋るデビュー作」★(書き下ろし)
  • ベスト・エッセイ 2016(2016年6月 光村図書出版)

単行本未収録作品

小説

  • 悪党たちが目にしみる(第13回サントリーミステリー大賞佳作受賞作、のちに全文改稿され『陽気なギャングが地球を回す』として出版)
  • 書店にまつわる小噺あるいは、教訓の得られない例話(『キノベス! 2003』 / 『あるキング 完全版』初回3か月分付録)
  • ブギ(『エソラ』vol.4 2007年7月)
  • マリアビートル・イントロダクション(『野性時代』2007年11月号)
  • ギブ(『エソラ』vol.7 2009年4月)
  • 小説新潮の話(『小説新潮』2011年1月号 / 『3652 伊坂幸太郎エッセイ集』文庫版初回2か月分付録)
  • Eの874(『朝日新聞』2014年1月1日封入の広告特集『もう一人のたち』)
  • Drive(冒頭のみ『小説 野性時代』2015年11月号) - 兜(『AX』)シリーズ第4作(未完)
  • ガソリンスタンド(『ガソリン生活』文庫版初版分付録 2016年3月)
  • ロングレンジ(幻冬舎 電子書籍 2017年7月 / 『小説幻冬』2017年9月号)
  • 猫は気楽でうらやましい(『ダ・ヴィンチ』2020年8月号)
  • 無事故で終われ!(「伊坂幸太郎デビュー20周年&『逆ソクラテス』続々重版 大ヒット記念 特別小冊子」 2020年11月)
  • 猪苗代湖でまた会う話(「オハラ☆ブレイク'22秋」への寄稿 2022年10月)

エッセイ他

  • 芥川龍之介の思い出ーー「トロッコ」と「蜜柑」について(図録『人間・芥川龍之介』2007年4月 仙台文学館 / 『文藝別冊 芥川龍之介』2017年11月)
  • 先日の出来事。(『yom yom』vol.3 2007年6月)
  • それが好きならばこれも好きではないでしょうか(『honto+』vol.2 2013年8月 - vol.13 2014年9月)
  • 五十嵐大介さんのこと(『文藝別冊 五十嵐大介』2014年8月)
  • 噓でも本当でも(『PR誌 ちくま』2016年1月号)
  • 火の鳥」黎明編(『仙台文学館ニュース』第三十号 2016年3月)
  • 御手洗潔のこと(『ダ・ヴィンチ』2016年6月号)
  • 私の『十角館』(綾辻行人十角館の殺人 限定愛蔵版』2017年9月 講談社)
  • おぼえていることと勝手にかんがえていること(『群像』2018年4月号 / 『大江健三郎 全小説』全巻予約特典 2018年 講談社)
  • 本屋大賞について(『本の雑誌増刊 本屋大賞2018』2018年4月)
  • フィッシャー・キング(『セントラル劇場でみた一本の映画』2019年5月 ペトラ)
  • 『カザアナ』が面白すぎる(『小説トリッパー』2019年秋号) - 特集「森絵都の世界」へ寄稿
  • 解説はお断りします(佐藤正午『月の満ち欠け』2019年10月 岩波文庫的) - 解説の執筆依頼を断るメールの文面
  • 『逆ソクラテス』に関係する話(『青春と読書』2021年1月号)

解説

メディア・ミックス

映画

ドラマ

舞台

ラジオドラマ

いずれもNHK-FM青春アドベンチャーにて

  • オーデュボンの祈り (演出:濱田裕之・出水有三)
    • 2004年4月12日 - 16日、19日 - 23日(全10回)放送
    • 2007年4月30日 - 5月4日、5月7日 - 11日放送(再放送)
  • 死神の精度 (演出:川野秀昭)
    • 2006年10月30日 - 11月3日(全5回)放送
  • 終末のフール(演出:川野秀昭)
    • 2010年2月1日 - 5日、8日 - 12日(全10回)放送

漫画

  • オーデュボンの祈り(漫画:木村哲也) - 新潮社『デジコミ新潮 コム・コム』2007年3月号 - 2008年10月号
    • 単行本 全2巻(新潮社 Bunch Comics Extra 2009年7月)
  • 陽気なギャングが地球を回す(漫画:耕野裕子) - 講談社『BE LOVE KCDX』2006年7号 - 9号
    • 単行本 全1巻(講談社 KCデラックス 2006年4月)
  • 終末のフール(漫画:塩塚誠) - 集英社『週刊ヤングジャンプ』増刊『漫革』2006年Vol.54 - 2007年Vol.59
    • 単行本 全1巻(集英社 ヤングジャンプコミックス 2007年12月)
  • 魔王 JUVENILE REMIX(漫画:大須賀めぐみ) - 小学館『週刊少年サンデー』2007年27号 - 2009年30号
    • 単行本 全10巻(小学館 少年サンデーコミックス 2007年11月 - 2009年8月)
    • 廉価版 全4巻(未完)(小学館 My First BIG 2011年8月 - 11月)
  • グラスホッパー(漫画:井田ヒロト) - 角川書店『コミックチャージ』2008年10号 - 2009年3号
    • 単行本 全3巻(KADOKAWA CHARGE COMICS 2008年10月 - 2009年6月)
  • Waltz(漫画:大須賀めぐみ) - 小学館『ゲッサン』2009年11月号 - 2012年3月号 ※書き下ろし原作
    • 単行本 全6巻(小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス 2010年3月 - 2012年5月)
    • 新装版 全6巻(小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス 2015年10月 - 12月)
  • アイネクライネナハトムジーク(漫画:いくえみ綾) - 幻冬舎 「デンシバーズ」2018年10月、「comicブースト」2019年1月 - 8月

関連項目

脚注

  1. ^ zakzak (2008年7月8日). “静かになりたい…伊坂幸太郎氏が「直木賞」選考辞退”. 2018年10月13日閲覧。
  2. ^ Grobar, Matt (2022年11月8日). “Anne Hathaway, Salma Hayek Pinault Team For ‘Seesaw Monster’ Film In Works At Netflix; Olivia Milch Adapting Kotaro Isaka’s Book” (英語). Deadline. 2022年11月9日閲覧。

外部リンク