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「いすみ鉄道いすみ線」の版間の差分

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2023年1月7日 (土) 09:48時点における版

いすみ線
いすみ線列車 小谷松駅付近にて(2019年)
いすみ線列車 小谷松駅付近にて(2019年)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 千葉県いすみ市大多喜町
起点 大原駅
終点 上総中野駅
駅数 14駅
開業 1930年4月1日
三セク転換 1988年3月24日
所有者 鉄道省運輸通信省運輸省
日本国有鉄道(国鉄)→
東日本旅客鉄道(JR東日本)→
いすみ鉄道
運営者 いすみ鉄道
車両基地 大多喜駅
使用車両 使用車両を参照
路線諸元
路線距離 26.8 km
軌間 1,067 mm
線路数 単線
電化方式 非電化
閉塞方式 特殊自動閉塞式(電子符号照査式)
保安装置 ATS-SN
最高速度 65 km/h[1]
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
STRq SHI4grq
JR東外房線
0.0 大原駅
hKRZWae
塩田川
hKRZWae
新田川
BHF
1.7 西大原駅
BHF
5.2 上総東駅
hKRZWae
落合川
hKRZWae
山田川
BHF
7.4 新田野駅
hKRZWae
夷隅川
BHF
8.8 国吉駅
hKRZWae
BHF
11.9 上総中川駅
hKRZWae
夷隅川
BHF
14.7 城見ヶ丘駅
hKRZWae
夷隅川
BHF KDSTa
15.8 大多喜駅
KRWg+l KRWr
大多喜車両基地
hKRZWae
夷隅川
hKRZWae
夷隅川
BHF
18.2 小谷松駅
BHF
19.6 東総元駅
BHF
20.8 久我原駅
hKRZWae
夷隅川
hKRZWae
夷隅川
BHF
22.2 総元駅
hKRZWae
西畑川
hKRZWae
平沢川
BHF
25.1 西畑駅
hKRZWae
西畑川
KRWgl KRW+r
STR
26.8 上総中野駅
KRWl KRW+lr KRWr
STR
小湊鉄道線

いすみ線(いすみせん)は、千葉県いすみ市大原駅から、千葉県夷隅郡大多喜町上総中野駅までを結ぶいすみ鉄道鉄道路線。旧国鉄特定地方交通線である東日本旅客鉄道(JR東日本)の木原線を引き継いだ路線である。

概要

JR東日本外房線大原駅から分岐して房総半島東側から内陸部に入り、上総中野駅で接続する小湊鉄道線とあわせて半島横断線を形成する。国吉駅 - 総元駅間付近では夷隅川に沿って敷設されている。

開業以来、慢性的な赤字に悩まされ続けており、存亡の機に瀕していた。2007年10月29日に行われたいすみ鉄道再生会議で、2009年度までの2年間は収支検証期間として存続する方針が決定され、2009年度の決算で収支の改善が見込めない場合は廃止を前提に代替交通を検討することになった[2][3]

そこで、いすみ鉄道は増便や駅の命名権(ネーミングライツ)売却[4]、新駅開設(城見ヶ丘駅)など経営改善策と乗客獲得策を打ち出した。その結果、経営状態の回復が認められ、2010年8月6日にいすみ鉄道線の存続が決定した[5]

路線データ

路線図

運転

平日は全ての列車が普通列車で、土休日には普通列車のほか後述のキハ52を使用した観光急行列車が運転されている。全線通し運転の列車のほか、大原駅 - 大多喜駅・大多喜駅 - 上総中野駅間の区間列車が運転されている。普通列車はワンマン運転を実施しており、単行(1両)または2両での運行が基本である。普通列車の運行本数はほぼ1時間に1本となっている。車両の夜間滞泊は大多喜駅のみで行っている。

国鉄時代は大原駅発の最終が夜10時台で、2013年3月16日現在のダイヤよりも約1時間遅く、夜間滞泊は上総中野駅で行っていた。

2011年4月29日から、主に土休日に大多喜駅 - 大原駅間で西日本旅客鉄道(JR西日本)から譲渡された気動車キハ52 125による「観光急行列車」が運転されている。乗車の際は急行券が必要で、大原駅、上総東駅、国吉駅、城見ヶ丘駅、大多喜駅に停車する。2013年3月からはJR西日本から譲渡されたキハ28 2346の連結を開始した。

また、観光急行列車2両編成のうち2号車のキハ28を貸切車両「レストラン・キハ」とし、車内でイタリア料理などを提供するレストラン列車を運行していた[6]。2020年には9月5日から11月28日までの毎週土曜日に、列車内で千葉の日本酒と房総産料理を提供する「日本酒BAR(バール)列車」が運行された[7]

使用車両

いすみ鉄道転換後

(動画)いすみ線の列車、外側と車内

過去の車両

木原線時代

利用状況

輸送実績

いすみ線の輸送実績を下表に記す。 表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別輸送実績
年度 輸送実績(乗車人員):万人/年度 輸送密度
人/1日
特記事項
通勤定期 通学定期 定期外 合計
1987年(昭和62年) 0.5 1.6 1.7 3.8   JR東日本より運営移管
1988年(昭和63年) 7.9 78.9 25.2 112.0 1,273  
1989年(平成元年) 7.4 78.5 24.0 109.9 1,267  
1990年(平成2年) 6.5 77.8 24.0 108.3 1,266  
1991年(平成3年) 6.1 71.8 22.7 100.6 1,179  
1992年(平成4年) 5.0 67.2 24.0 96.2 1,150  
1993年(平成5年) 4.0 64.4 24.0 92.4 1,076  
1994年(平成6年) 3.8 61.5 24.5 89.8 1,045  
1995年(平成7年) 3.5 60.8 22.6 86.9 1,018  
1996年(平成8年) 3.4 54.4 22.6 80.4 936  
1997年(平成9年) 3.3 52.6 20.9 76.8 894  
1998年(平成10年) 2.6 49.4 19.4 71.4 830  
1999年(平成11年) 2.4 46.0 19.2 67.6 825  
2000年(平成12年) 2.5 43.8 16.7 63.0 794  
2001年(平成13年) 2.1 42.9 15.4 60.4 764  
2002年(平成14年) 2.0 37.6 14.3 53.9 689  
2003年(平成15年) 1.8 34.8 15.0 51.6 639  
2004年(平成16年) 1.3 32.2 12.4 45.9 489  
2005年(平成17年) 1.1 32.1 12.2 45.4 568  
2006年(平成18年) 5.3 32.3 12.2 50.0 615  
2007年(平成19年) 5.0 30.5 12.8 48.3 604  
2008年(平成20年) 4.5 25.0 14.3 43.9 560  
2009年(平成21年) 4.9 22.1 13.6 40.6 530  
2010年(平成22年)     14.3 39.5    
2011年(平成23年)     15.2 41.0    
2012年(平成24年)     17.6 43.5    
2013年(平成25年)     15.9 39.6    

収入実績

いすみ線の収入実績を下表に記す。 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別収入実績
年度 旅客運賃収入:千円/年度 運輸雑収
千円/年度
総合計
千円/年度
通勤定期 通学定期 定期外 手小荷物 合計
1987年(昭和62年) 2,606 7,000 5,702 0 15,308 75 15,383
1988年(昭和63年) 12,658 82,521 78,839 0 174,018 4,212 178,230
1989年(平成元年) 12,538 85,202 77,921 0 175,661 11,876 187,537
1990年(平成2年) 10,288 81,436 77,011 0 168,735 6,324 175,059
1991年(平成3年) 10,822 82,173 80,106 0 173,101 8,541 181,642
1992年(平成4年) 9,093 78,287 82,705 0 170,085 22,816 192,901
1993年(平成5年) 7,505 73,154 81,843 0 162,572 11,094 173,666
1994年(平成6年) 6,875 70,584 81,705 0 159,164 6,077 165,241
1995年(平成7年) 6,705 69,984 77,402 0 154,091 8,825 162,916
1996年(平成8年) 6,241 63,715 76,245 0 146,201 5,629 151,830
1997年(平成9年) 6,363 66,932 75,571 0 148,866 6,412 155,278
1998年(平成10年) 4,193 63,748 68,906 0 136,847 4,508 141,355
1999年(平成11年) 4,522 62,070 69,550 0 136,142 4,890 141,032
2000年(平成12年) 5,338 61,180 62,415 0 128,933 18,124 147,057
2001年(平成13年) 3,830 59,450 56,374 0 119,654 3,293 122,947
2002年(平成14年) 4,170 51,956 50,678 0 106,804 3,073 109,877
2003年(平成15年) 3,476 49,075 53,098 0 105,649 3,553 109,202
2004年(平成16年) 2,353 43,355 44,427 0 90,135 2,639 92,774
2005年(平成17年) 2,089 43,655 45,232 0 90,976 2,358 93,334
2006年(平成18年) 9,898 44,406 44,107 0 98,410 2,636 101,046
2007年(平成19年) 9,026 42,011 46,469 0 97,506 3,996 101,502
2008年(平成20年) 8,655 34,810 51,029 0 94,494 9,214 103,708
2009年(平成21年) 10,426 31,300 48,410 0 90,136 5,752 95,888
2010年(平成22年)       0 88,371 47,831 136,202

歴史

1922年大正11年)公布の改正鉄道敷設法により木原線の建設が決まるが、時期は未定であった。当時大原 - 大多喜間で営業していた千葉県営人車軌道およびその後身の夷隅軌道は赤字経営であり、沿線地域の経済力では経営再建は不可能な状態に陥っていた。木原線が実現すると建設費及びその後の営業赤字は政府負担となるので、地元では鉄道省への陳情を盛んに行い、1925年(大正14年)に木原線建設着工が承認される[8]

1930年(昭和5年)に開業した木原線は、本来、久留里線と結んで大原 - 木更津間を結ぶ鉄道(改正鉄道敷設法別表第48号)として計画された。木原線という路線名も木更津大原(現・いすみ市)のから採られたものだったが、上総中野 - 上総亀山間は建設されなかった。なお、夷隅軌道は木原線開業が決まったことにより廃止されている。路線名の読み仮名は「きはらせん」で[9]、二つの地名から一文字ずつを取って付けられた路線の中では数少ない「両方の漢字を訓読みする路線名(国鉄分割民営化の時点では他に米坂線大糸線のみ。通常は音読み)」だった。

開業当初の列車の運行は、蒸気機関車C10形C12形客車を数両牽引していた[10]

沿線は人口希薄地帯で輸送量は多くなく、合理化のために1934年(昭和9年)にガソリンカーキハ40000形を投入して列車本数を増発した。同車は太平洋戦争中のガソリン不足を補うために、周辺で産出される天然ガス動力となって1944年(昭和19年)まで運行される[10]

戦後はC12による客車列車になり、1948年(昭和23年)8月から天然ガス車も復活するがこれは短期間で消滅する。1954年(昭和29年)には経営合理化と小型車両による列車本数の増発による旅客サービスの向上を目的としてレールバスキハ10000形)が投入されるが、乗車定員が少ないうえ、軽量すぎて踏切感知が作動せず警報機が鳴らないなどの問題から7年間の使用で終わった。この時代が木原線の列車本数が最も多い時期であったが、定員数56人のキハ10000形では対応しきれなかった[11]

1981年(昭和56年)に国鉄再建法施行により第1次特定地方交通線に指定され、1987年(昭和62年)に東日本旅客鉄道(JR東日本)に承継された後、1988年(昭和63年)にいすみ鉄道に転換された。第1次廃止対象路線としては、最後の転換だった。

年表

  • 1930年(昭和5年)4月1日 - 木原線大原駅 - 大多喜駅間 (15.9km) 開業(上総東駅、国吉駅、上総中川駅開業)[12]
  • 1931年(昭和6年)8月29日 - 大多喜-総元間の工事認可指令[13]
  • 1933年(昭和8年)8月25日 - 大多喜駅 - 総元駅 (6.4km) 開業[14]
  • 1934年(昭和9年)
    • 8月26日 総元駅 - 上総中野駅間 (4.6km) 開業[15]。大原駅 - 上総中野駅間 26.9kmが全通。
    • 9月15日 - 気動車運行開始(大原駅 - 上総中野駅間)[16]
  • 1937年(昭和12年)2月1日 - 東総元駅、西畑駅開業[17]
  • 1945年(昭和20年)6月10日 - 東総元駅休止。
  • 1946年(昭和21年)6月10日 - 東総元駅再開。
  • 1960年(昭和35年)6月20日 - 西大原駅、新田野駅、小谷松駅、久我原駅開業。
  • 1968年(昭和43年)9月4日 - 国鉄諮問委員会により廃止対象のローカル線(赤字83線)に指定される。
  • 1970年(昭和45年)7月1日 - 集中豪雨により路盤が流出、寸断(全線復旧は10月1日)。
  • 1974年(昭和49年)10月1日 - 貨物営業廃止。
  • 1981年(昭和56年)9月18日 - 廃止承認(第1次廃止対象特定地方交通線)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道(JR東日本)に承継。
  • 1988年(昭和63年)3月24日 - JR木原線廃止。いすみ鉄道いすみ線開業。大原駅 - 西大原駅間を1.8 kmから1.7 kmに改キロ、これにより全線の営業キロは26.9 kmから26.8 kmとなる[18]いすみ100型(のちのいすみ200'型)営業運転開始。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 最終列車を1時間繰り上げる。
  • 2008年(平成20年)8月9日 - 城見ヶ丘駅開業[19]
  • 2009年(平成21年)10月1日 - ムーミン列車の運行を開始[20]
  • 2011年(平成23年)4月29日 - 主に土休日に大多喜駅 - 大原駅間でキハ52 125による「観光急行列車」の営業運転を開始[21]
  • 2012年(平成24年)4月1日 - いすみ300型営業運転開始。
  • 2013年(平成25年)
    • 2月1日 - いすみ350型営業運転開始。
    • 3月9日 - キハ28 2346営業運転開始。
    • 3月16日 - ダイヤ改正により、土休日ダイヤが設定される。
    • 12月28日 - 西畑駅 - 上総中野駅間で、大原駅発上総中野駅行き普通列車(63D列車 1両編成ワンマン)の前台車第1軸が脱線。乗客4名および運転士に負傷者なし。
  • 2014年(平成26年)
    • 2月15日-16日 - キハ52・キハ28を使用して夜行列車が運転される。5月17日-18日にも運転された。
    • 8月28日 - 台湾鉄路管理局(台湾国鉄にあたる)の集集線と姉妹鉄道の縁組みを結び、周永暉同局局長(当時)来臨のうえ勝浦市内で仮調印式を行う。10月の本調印後は相互送客やイベントの共同企画に取り組むことに[22]
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 3月末 - ムーミン列車運行終了[23]。30日に大多喜駅でイベント[24]
    • 9月9日 - 台風15号の影響により運休[25]
    • 9月14日中までに - 全線運転再開[26]

駅一覧

  • 全駅千葉県に所在。
  • 命名権による呼称は、命名権募集によって名付けられた駅名(2019年現在[27])。
  • 停車駅
    • 普通…全ての駅に停車
    • 急行(土休日に運転)…●印の駅は停車、|印の駅は通過
  • 線路(全線単線) … ◇:列車交換可、|:列車交換不可
駅名 命名権による呼称 駅間キロ 累計キロ 急行 接続路線 線路 所在地
大原駅 - 0.0 東日本旅客鉄道外房線 いすみ市
西大原駅 1.7 1.7  
上総東駅 3.5 5.2  
新田野駅 サンテック新田野 2.2 7.4  
国吉駅 1.4 8.8  
上総中川駅 NIGO上総中川 3.1 11.9  
城見ヶ丘駅 大多喜ハーブガーデン城見ヶ丘 2.8 14.7   夷隅郡
大多喜町
大多喜駅 デンタルサポート大多喜 1.1 15.8  
小谷松駅 2.4 18.2  
東総元駅 1.4 19.6  
久我原駅 三育学院大学久我原 1.2 20.8  
総元駅 GSK総元 1.4 22.2  
西畑駅 momo西畑 2.9 25.1  
上総中野駅 1.7 26.8 小湊鉄道小湊鉄道線

小湊鉄道線との関係

小湊鉄道線との乗換駅である上総中野駅では、両線の線路は繋がっている。両線を乗り継ぐ利用者も多く、2005年からは「房総横断記念乗車券」が販売されている。2019年10月の豪雨災害で小湊鉄道線に運休区間が生じた際は、紅葉シーズンだったこともあり、いすみ鉄道線の乗客数も落ち込んだ。いすみ鉄道は銚子電鉄(千葉県銚子市)とともに、小湊鉄道の復興応援切符を発売した[28]

千葉県は2005年、両線の運行会社と沿線自治体が参加する「房総横断鉄道活性化協議会」を設立して、観光客誘致などを図ってきた。いすみ鉄道、小湊鐡道はダイヤ改正ごとに両線相互やJR東日本の乗り継ぎを考慮してきた。上総中野駅周辺は飲食店や観光スポットが少ないため、2020年3月14日実施分では特に乗り継ぎ時間短縮を重視して協議した。平均待ち時間は、いすみ鉄道線→小湊鉄道線が38分から17分に21分短縮、小湊鉄道線→いすみ鉄道線が38分から23分に15分短縮される[28]

上記の「房総横断記念乗車券」は、大原駅 - 五井駅間片道乗車・途中下車可能(折り返し乗車不可)で1,730円(大人料金)。なお、いすみ鉄道線の1日乗車券は平日1,200円・土休日1,500円(同)である。

その他

  • 近年、一部の駅の駅名標をJR東日本と同じデザインのサインへ交換した。なお、駅名標の帯の色はJR東日本と異なり黄色となっている。全部の駅で交換が完了したわけではなく、以前からの駅名標をラインカラーに準拠したデザインに塗り替えたもの、国鉄時代と同じタイプの木製の駅名標も見られる。
  • 国鉄木原線時代に運用された車両キハ07 5は同和鉱業片上鉄道吉ヶ原駅柵原ふれあい鉱山公園にて動態保存中。北野武監督の映画『アキレスと亀』にも登場した。

脚注

  1. ^ a b 寺田裕一『日本のローカル私鉄 (2000)』 - ネコ・パブリッシング
  2. ^ 「いすみ鉄道再生会議」最終報告 (PDF) いすみ鉄道再生会議、2007年10月29日
  3. ^ 収益改善、2年間で検証 再生会議」『千葉日報』千葉日報社、2007年10月30日。オリジナルの2007年11月3日時点におけるアーカイブ。2019年7月18日閲覧。
  4. ^ 「デンタルサポート大多喜駅」「三育学院大学久我原駅」「風そよぐ谷 国吉駅」。西川敦子(フリーライター):これがローカル線と少子化ニッポンの生きる道!?700万円で夢を売った「いすみ鉄道」に学ぶものダイヤモンド・オンライン(2010年10月29日)2020年6月15日閲覧。
  5. ^ いすみ鉄道存続決定 今後10年の収支見込み検証」『千葉日報』千葉日報社、2010年8月7日。2019年7月18日閲覧。
  6. ^ レストラン列車 - いすみ鉄道、2020年6月16日閲覧
  7. ^ 日本旅行×いすみ鉄道 観光列車で〝復興支援〟日本酒きき酒師乗車の 「いすみ酒BAR」 列車が運行再開! - 日本旅行、2020年7月3日
  8. ^ 『ちばの鉄道一世紀』(p179)より。
  9. ^ 1971年に国鉄は全路線の読み仮名を公示した。
  10. ^ a b 『ちばの鉄道一世紀』(p180)より。
  11. ^ 『ちばの鉄道一世紀』(p181)より。
  12. ^ 「鉄道省告示第65・66号」『官報』1930年3月26日国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. ^ 「鉄道建設線の工事認可指令」『国民新聞』1931年8月30日神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
  14. ^ 「鉄道省告示第369・370号」『官報』1933年8月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 「鉄道省告示第389・390号」『官報』1934年8月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  16. ^ 『鉄道省年報. 昭和9年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  17. ^ 「鉄道省告示第11号」『官報』1937年1月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  18. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』(初版)JTB、1998年。 
  19. ^ 経営再建の起爆剤に いすみ鉄道 「城見ケ丘駅」が開業『千葉日報』2008年8月10日
  20. ^ 鉄道で行く千葉 いすみ鉄道” (PDF). 京葉銀行. 2018年2月18日閲覧。
  21. ^ 「いすみ鉄道 キハ52を観光列車として運転」『交通新聞』2011年4月26日。
  22. ^ 2016年9月5日付『交通新聞』
  23. ^ “国鉄型車両の運行を削減、「ムーミン」列車も廃止…いすみ鉄道の3月16日ダイヤ改正”. レスポンス (イード). (2019年2月25日). https://response.jp/article/2019/02/25/319494.html 2019年4月2日閲覧。 
  24. ^ ムーミン列車運行終了 鉄道ファンら別れ惜しむ いすみ鉄道・大多喜駅でイベント」『千葉日報』千葉日報社、2019年3月31日。2019年4月2日閲覧。
  25. ^ 令和元年台風第15号による被害状況等について(第1報)”. 国土交通省 (2019年9月9日). 2019年9月23日閲覧。
  26. ^ 令和元年台風第15号による被害状況等について(第12報)”. 国土交通省 (2019年9月15日). 2019年9月23日閲覧。
  27. ^ ネーミングライツ募集 いすみ鉄道株式会社”. www.isumirail.co.jp. 2019年12月9日閲覧。
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参考文献

関連項目