福知山道路
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一般国道 | |
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福知山道路 (一般国道9号) | |
路線延長 | 5.8 km |
開通年 | 1991年 - |
起点 | 京都府福知山市長田野 |
終点 | 京都府福知山市字新庄 新庄交差点(北緯35度18分19.20秒 東経135度6分13.13秒 / 北緯35.3053333度 東経135.1036472度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道175号・国道176号 |
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福知山道路(ふくちやまどうろ)は、京都府福知山市長田野から同市字新庄の一般国道9号の4車線・バイパス道路化事業である。延長5.8kmのうち4.4kmは開通済であり、福知山市北羽合〜同市新庄の区間で事業(用地調査・道路設計)が行われている[1]。この道路の東堀交差点から終点の新庄交差点までは、国道9号と国道175号(イナゴ)・国道176号(イナロク)との重複区間となっている。
概要
[編集]福知山市内の交通混雑の緩和、快適で安全な歩行空間の確保、地域の活性化等を目的として、既存の一般国道9号福知山バイパス(1964年9月開通)の4車線化及び主要な交差点の立体化を行う5.8kmの事業である。福知山市の福知山駅南土地整理計画事業、緑ヶ丘土地整理計画事業とともに事業が行われている。既に福知山市長田野〜同市北羽合の区間の工事は完了し、供用されている。現在[いつ?]は同市北羽合〜同市字新庄の1.4kmの区間が事業中である[1]。またこの事業区間の終点のである同市字新庄の新庄交差点では、合流する一般国道429号側が鋭角な反則交差点となっている。このため交通渋滞が発生して通行の支障になっているほか、線形が不良で歩道が無く、歩行者の安全確保が必要であるため、交差点の改良と道路拡幅、歩道を整備する事業が付近の400mの区間で行われている。この事業は令和5年度に終了する予定である[2]。
近年、沿線ではロードサイド店の出店が相次いでいる。また、福知山市東羽合町の路線価は北近畿で一番高くなっている。
路線データ
[編集]- 起点 : 京都府福知山市長田野
- 終点 : 京都府福知山市新庄
- 延長 : 5.8km
- 道路規格 : 第4種第1級
- 設計速度 : 60km/h
- 幅員 : 40.0(土工部)、41.5(高架部)m
- 車線数 : 4車線
- 車線幅 3.50m
- 最小曲線半径 : 200m
- 最急縦断勾配 : 4%
- 計画交通量 : 41,500台/日
- 交通量(平成26年) 福知山河川国道事務所調べ[1]
- 福知山市羽合 : 22,600台
- 同市東堀 : 26,200台
歴史
[編集]- 1964年(昭和39年)9月1日 - 一級国道9号・二級国道175号明石舞鶴線の福知山バイパスが開通。これに先立ち同年4月1日に二級国道176号福知山大阪線の起点を福知山市内記(京都府道24号終点)から福知山市上天津へ変更し延長されている[3]。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 一級国道9号を一般国道9号へ、二級国道175号明石舞鶴線を一般国道175号へ、二級国道176号福知山大阪線を一般国道176号へ改称。
- 1978年(昭和53年) - 土師工区(2.3km、福知山市長田野〜同市野家)を事業化
- 1981年(昭和56年) - 土師工区の用地着手
- 1984年(昭和59年) - 土師工区の工事着手
- 1985年(昭和60年) - 福知山工区(3.5km、福知山市野家〜同市字新庄)を事業化
- 1987年(昭和62年) - 福知山工区の用地着手
- 1991年(平成3年) - 土師工区の一部(1.9km、土師バイパス・福知山市長田野〜同市野家)が暫定2車線で開通
- 1992年(平成4年) - 福知山工区の工事着手
- 2001年(平成13年) - 福知山工区の一部(0.5km、福知山市西岡〜同市羽合)が暫定2車線で開通
- 2009年(平成21年) - 福知山工区(福知山市岡〜同市東羽合)が完成4車線で開通
- 2011年(平成23年) - 福知山工区(福知山市東羽合〜同市西羽合)が完成4車線で開通
- 2014年(平成26年) - 福知山工区(福知山市野家〜同市岡)、土師工区が完成4車線で開通
地理
[編集]道路施設
[編集]- 土師工区
- 土師高架橋(L = 491m)
- 新土師川橋(L = 265m)
- 堀高架橋(L = 798m)
- 宮ノ下橋(L = 19m)
- 福知山工区
- 福知山大橋(L = 137m)
交差する道路
[編集]- 国道175号(国道176号重複区間)
- 京都府道55号舞鶴福知山線
- 京都府道8号福知山綾部線
- 京都府道523号福知山停車場篠尾線
- 国道429号