萩野村 (愛知県)
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はぎのむら 萩野村 | |
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萩野村道路元標(別小江神社境内) | |
廃止日 | 1937年3月1日 |
廃止理由 |
編入 |
現在の自治体 | 名古屋市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 西春日井郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
5,143人 (1935年10月1日) |
萩野村役場 | |
所在地 | 愛知県西春日井郡萩野村 |
座標 | 北緯35度12分34秒 東経136度54分20秒 / 北緯35.20933度 東経136.90564度座標: 北緯35度12分34秒 東経136度54分20秒 / 北緯35.20933度 東経136.90564度 |
ウィキプロジェクト |
萩野村(はぎのむら)は、かつて愛知県西春日井郡にあった村。現在の名古屋市北区の中央部(庄内川南岸)にあたり、同区八代町・平手町・中丸町・桝形町・野方通・光音寺町・金城町・水草町・浪打町・萩野通・大野町・辻本通・辻町・天道町・金田町・鳩岡・鳩岡町・安井・安井町・米が瀬町・成願寺・成願寺町・中切町・川中町・福徳町の各一部または全部に相当する[1]。
地名としての萩野は「萩野通」(国道41号空港線沿い)として残る。
名称の由来
[編集]沿革
[編集]- 江戸時代末期、この地域は尾張国春日井郡であり、尾張藩領であった。
- 1880年(明治13年)2月5日 - 春日井郡が東春日井郡と西春日井郡に分割され、この地域は西春日井郡となる。
- 1889年(明治22年)10月1日 -
- 1932年(昭和7年)12月1日 - 萩野村大字辻村[注 1]が名古屋市東区上飯田町・下飯田町[注 2]と境界変更を行う[4]。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 川中村が萩野村に編入される[3]。
- 1937年(昭和12年)3月1日 - 名古屋市西区に編入される[3]。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 北区が新設され、旧・萩野村は北区の一部となる[3]。
神社・仏閣
[編集]交通
[編集]警察
[編集]鍋屋町警察署管区
電気
[編集]- 村内には東邦電力萩野変電所(大字安井、現中部電力萩野変電所)が所在した[7]。同社木曽川第一発電所(岐阜県八百津町)から三相交流三線式架空線によって、丹羽郡城東村(現犬山市)・味岡村・小牧町(どちらも現小牧市)の約43kmを経由し、当変電所からは三相交通地中埋没線によって南武平町変電所へ送電を行っていた[7]。変圧器はゼネラル・エレクトリック社製1350kW単相交流式通水冷却形のものが9機設置(うち3機は予備)され、5400Vを1100Vに降圧していたという[7]。1911年11月建設で、総建坪は137坪[7]。
脚注
[編集]注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ 名古屋市計画局 1992, pp. 750–752.
- ^ 愛知県西春日井郡 1923, p. 13.
- ^ a b c d 名古屋市計画局 1992, p. 750.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 751.
- ^ a b c 愛知県西春日井郡 1923, p. 112.
- ^ a b 愛知県西春日井郡 1923, p. 92.
- ^ a b c d 愛知県西春日井郡 1923, p. 283.