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西野太亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西野 太亮
にしの だいすけ
内閣府より公表された肖像
2021年 撮影)
生年月日 (1978-09-22) 1978年9月22日(46歳)
出生地 日本の旗 日本 熊本県飽託郡飽田町(現・熊本市南区
出身校 東京大学法学部卒業
前職 国家公務員大蔵省財務省
所属政党無所属→)
自由民主党(無派閥)
称号 学士(法学)(東京大学・2003年
公式サイト 熊本の新しい力 西野だいすけ

選挙区 熊本県第2区
当選回数 2回
在任期間 2021年11月3日[1] - 現職
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西野 太亮(にしの だいすけ、1978年昭和53年〉9月22日 - )は、日本政治家、元大蔵財務官僚自由民主党所属の衆議院議員(2期)、内閣府大臣政務官

来歴

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熊本県立熊本高等学校卒業。一浪後、東京大学文科一類(教養学部)へ入学。東大では水泳部に所属。東京大学法学部卒業。2003年 財務省入省(理財局財政投融資総括課)。第2の予算と言われる財政投融資計画の策定に携わる。米国コロンビア大学国際公共政策大学院修了。2007年7月 大臣官房総合政策課企画第二係長心得[2]マクロ経済の将来設計等を担当。関税局関税課課長補佐、大臣官房秘書課課長補佐(調査)兼大臣官房文書課課長補佐(審査・管理)[3]、復興庁参事官補佐を経て、2014年7月 主計局国土交通係主査住宅局都市局、下水道部等の予算を担当。2015年6月 大臣官房付兼内閣官房IT総合戦略室[4]2016年4月、財務省を退職し、次期衆院選に熊本2区から立候補するための準備を始めた。

2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では、選挙前に自由民主党に公認申請を行ったが、県連はこれを受け取らず、党本部は野田毅を公認した[5]。西野は無所属で立候補し、2区を地盤としていた林田彪元衆議院議員の支援者や、隣接する福岡7区を地盤とする古賀誠自由民主党幹事長の支援を受けるも、野田に約2万票差で敗れ落選。

2021年10月の第49回衆議院議員総選挙では、古賀から要請を受けた菅義偉首相からも支援を受け、野田を推薦する公明党も支持母体の創価学会幹部が西野の集会に出席する動きを見せるなどし、投開票の結果西野は約5万票の大差で野田を下し、初当選した[6][7]

2021年12月4日に自由民主党熊本県連へ入党届を提出し[8]、同県連及び党本部の承認を経て同月7日付けで正式に入党した[9]。同月22日に衆議院の自由民主党会派に入会した[10]

2024年9月27日に行われた自民党総裁選挙において、1回目の投票では小泉進次郎に投じた[11]。得票数1位の高市早苗と2位の石破茂が進んだ決選投票については、テレビ熊本の取材に対し、投票先を公表しなかった[11]

2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙で再選[12]

同年11月13日、第2次石破内閣にて内閣府大臣政務官に就任[13]

選挙歴

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当落 選挙 執行日 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 熊本県第2区 無所属 6万2575票 34.54% 1 2/4 /
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 熊本県第2区 無所属 11万310票 60.64% 1 1/3 /
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 熊本県第2区 自由民主党 10万2624票 69.32% 1 1/3 /

脚注

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  1. ^ 令和3年11月3日熊本県選挙管理委員会告示第55号(当選人の住所及び氏名並びに候補者届出政党の名称)
  2. ^ 『職員録 2008年版 上巻』国立印刷局、2007年12月発行、341頁
  3. ^ 『職員録 2012年版 上巻』国立印刷局、2011年12月発行、353・354頁
  4. ^ プロフィール”. 西野だいすけ | 衆議院議員候補 | 熊本二区. 2022年1月16日閲覧。
  5. ^ “2017衆院選・くまもと:野党共闘、混迷 希望合流に民進県連「困惑」 共産、候補一本化に慎重 /熊本”. 毎日新聞. (2017年9月29日). https://mainichi.jp/articles/20170929/ddl/k43/010/302000c 2021年11月10日閲覧。 
  6. ^ “熊本2区 自民16期の重鎮か世代交代か”. 産経新聞. (2021年10月29日). https://www.sankei.com/article/20211029-5CLCE72CERLKHKX4Q6GJS2YEWA/ 2021年11月10日閲覧。 
  7. ^ “当選16回の自民重鎮はなぜ敗れたか 「世代交代」ドンが後押し”. 毎日新聞. (2021年11月1日). https://mainichi.jp/articles/20211101/k00/00m/010/016000c 2021年11月10日閲覧。 
  8. ^ “衆院初当選の西野氏、自民入党の公算 年内にも 保守分裂・熊本2区の融和条件に”. 熊本日日新聞. (2021年12月1日). https://kumanichi.com/articles/484311 2021年12月1日閲覧。 
  9. ^ “熊本2区選出の西野太亮氏、自民入党”. 熊本日日新聞. (2021年12月9日). https://kumanichi.com/articles/493356 2021年12月19日閲覧。 
  10. ^ “西野氏が自民会派入り”. 日本経済新聞. (2021年12月22日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA229FC0S1A221C2000000/ 2021年12月29日閲覧。 
  11. ^ a b テレビ熊本 (2024年9月28日). “自民党総裁選で石破茂新総裁が誕生 熊本県連の党員票は石破氏トップ 熊本県選出国会議員の総裁選の投票先は”. FNNプライムオンライン. 2024年10月11日閲覧。
  12. ^ 熊本2区で自民党の西野太亮氏が当選”. 読売新聞オンライン (2024年10月27日). 2024年11月16日閲覧。
  13. ^ 第2次石破内閣 大臣政務官名簿”. 首相官邸ホームページ. 内閣官房内閣広報室 (2024年11月13日). 2024年11月16日閲覧。

外部リンク

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