野瀬正儀
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野瀬 正儀(のせ まさのり、1911年(明治44年)2月16日[1][2] - 2002年(平成14年)7月17日[2])は、昭和から平成時代の土木工学者。実業家。電源開発副総裁。
経歴
[編集]兵庫県出身[1]。1936年(昭和11年)東京帝国大学工学部土木工学科を卒業し、富士電力、日本発送電を経て、関西電力に入社する[2]。
水力計画課長、建設部次長を経て、1954年(昭和29年)電源開発土木部次長に出向し[2]、佐久間、御母衣ダムなどの建設にあたる[1]。
1959年(昭和34年)関西電力へ移り黒四建設事務所長として黒四ダムを完成させる[1]。のち同社支配人、常務、1971年(昭和46年[1])専務取締役を経て、1975年(昭和50年)電源開発副総裁、1983年(昭和58年)退任[2]。
ほか、日本大ダム会議会長、国際大ダム会議副総裁、土木学会会長などを歴任した[2]。
受賞
[編集]栄典
[編集]- 勲章等
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 上田正昭ほか 監修『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。ISBN 4062108496。