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1964年のオールスターゲーム (日本プロ野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NPB 1964年のNPBオールスターゲーム
ゲームデータ
セ監督 川上哲治
パ監督 中西太
セ投票最多 王貞治
パ投票最多 広瀬叔功
第1戦
日程 7月20日
開催地 川崎球場
スコア パリーグ 0-1 セリーグ
MVP 金田正一
第2戦
日程 7月21日
開催地 中日スタヂアム
スコア パリーグ 1-5 セリーグ
MVP ジム・マーシャル
第3戦
日程 7月22日
開催地 大阪スタヂアム
スコア セリーグ 2-10 パリーグ
MVP ジョー・スタンカ
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1965 »

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1964年のオールスターゲームは、1964年7月に行われた日本プロ野球オールスターゲーム

概要

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前年、日本選手権を制した読売ジャイアンツ川上哲治監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、パ・リーグを制した西鉄ライオンズ中西太選手兼任監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率いたオールスターゲーム。但し、このオールスターに中西は監督専任として出場した。

国鉄金田正一が全セの4番手として登板。3回無失点7奪三振の新記録を樹立。打者としても7回にこの試合唯一の本塁を踏む活躍を見せMVPになった。第2戦、開催主管球団の中日ジェームス・マーシャル江藤愼一の打棒が爆発し全セが2連勝した。第3戦、全パ・ジョー・スタンカ南海)が投打に活躍。

選出選手

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セントラル・リーグ[1] パシフィック・リーグ[1]
監督 川上哲治 巨人 監督 中西太 西鉄
コーチ 藤本定義 阪神 コーチ 鶴岡一人 南海
白石勝巳 広島 水原茂 東映
投手 村山実 阪神 6 投手 小山正明 東京 8
金田正一 国鉄 14 尾崎行雄 東映 2
秋山登 大洋 9 土橋正幸 東映 7
バッキー 阪神 米田哲也 阪急 7
大石清 広島 3 石井茂雄 阪急
高橋重行 大洋 スタンカ 南海 2
藤田元司 巨人 4 坂井勝二 東京
伊藤芳明 巨人 3 井上善夫 西鉄
稲川誠 大洋 2 田中勉 西鉄
杉浦忠 南海 5
足立光宏 阪急
徳久利明 近鉄
捕手 森昌彦 巨人 5 捕手 野村克也 南海 8
伊藤勲 大洋 和田博実 西鉄 6
根来広光 国鉄 4 岡村浩二 阪急
一塁手 王貞治 巨人 5 一塁手 榎本喜八 大毎 10
二塁手 船田和英 巨人 2 二塁手 ブルーム 近鉄 4
三塁手 長嶋茂雄 巨人 7 三塁手 小玉明利 近鉄 8
遊撃手 吉田義男 阪神 11 遊撃手 岩下光一 東映
内野手 桑田武 大洋 5 内野手 石井晶 阪急
クレス 大洋 スペンサー 阪急
マーシャル 中日 2 城戸則文 西鉄
古葉竹識 広島 2 小池兼司 南海
豊田泰光 国鉄 10 石黒和弘 東京
興津立雄 広島 3 矢ノ浦国満 近鉄 2
外野手 山内一弘 阪神 11 外野手 広瀬叔功 南海 7
柴田勲 巨人 2 土井正博 近鉄 2
江藤慎一 中日 5 張本勲 東映 5
近藤和彦 大洋 5 高倉照幸[2] 西鉄 7
藤井栄治 阪神 2 玉造陽二 西鉄
重松省三 大洋 衆樹資宏 阪急 2
大和田明 広島 4 堀込基明[3] 南海
山本八郎 近鉄 3
  • 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。

試合結果

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第1戦

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
全パ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
全セ 0 0 0 0 0 0 1 0 X 1 11 1
  1. パ:杉浦)、徳久)、足立)、●石井茂(急)-野村(南)
  2. セ:村山)、藤田)、大石)、○金田()、稲川)-(巨)、伊藤(洋)
  3. 勝利金田(1勝)  
  4. 敗戦石井茂(1敗)  
  5. 審判
    [球審]道仏(パ)
    [塁審]円城寺(セ)・(パ)・竹元(セ)
    [外審]久喜(パ)・松橋(セ)
  6. 試合時間:2時間17分

オーダー

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パシフィック
打順守備選手
1[中]高倉照幸
2[二]ブルーム
3[遊]スペンサー
4[左]張本勲
5[捕]野村克也
6[一]榎本喜八
7[三]小玉明利
8[右]土井正博
9[投]杉浦忠
セントラル
打順守備選手
1[二]吉田義男
2[中]近藤和彦
3[一]王貞治
4[遊]桑田武
5[左]江藤慎一
6[三]クレス
7[右]山内一弘
8[捕]森昌彦
9[投]村山実

第2戦

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
全パ 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 6 1
全セ 0 0 0 3 1 1 0 0 X 5 11 0
  1. パ:米田(急)、●小山()、尾崎)、坂井(京)-野村、和田西
  2. セ:バッキー(神)、○伊藤(巨)、藤田、秋山(洋)-森、根来(国)、伊藤
  3. 勝利伊藤(1勝)  
  4. 敗戦小山(1敗)  
  5. 本塁打
    セ:重松(洋)1号(ソロ・尾崎)
  6. 審判
    [球審]田代(セ)
    [塁審]砂川(パ)・筒井(セ)・井野川(パ)
    [外審]竹元(セ)・沖(パ)
  7. 試合時間:2時間1分

オーダー

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パシフィック
打順守備選手
1[中]高倉照幸
2[一]榎本喜八
3[左]張本勲
4[捕]野村克也
5[遊]スペンサー
6[二]ブルーム
7[三]小玉明利
8[右]玉造陽二
9[投]米田哲也
セントラル
打順守備選手
1[中]柴田勲
2[右]近藤和彦
3[一]王貞治
4[遊]桑田武
5[左]江藤慎一
6[三]クレス
7[二]豊田泰光
8[捕]森昌彦
9[投]バッキー

第3戦

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
全セ 0 0 1 0 1 0 0 0 0 2 7 2
全パ 2 3 0 1 1 0 3 0 X 10 14 1
  1. セ:●高橋(洋)、稲川、大石、金田、伊藤、村山-伊藤、森、根来
  2. パ:○スタンカ(南)、土橋(映)、足立、徳久、井上善(西)-野村、岡村浩(急)、和田
  3. 勝利スタンカ(1勝)  
  4. 敗戦高橋(1敗)  
  5. 本塁打
    セ:山内(神)1号(ソロ・スタンカ)
    パ:スペンサー(急)1号(ソロ・大石)、石井晶(急)1号(ソロ・伊藤)
  6. 審判
    [球審]久喜(パ)
    [塁審]筒井(セ)・砂川(パ)・松橋(セ)
    [外審]道仏(パ)・円城寺(セ)
  7. 試合時間:2時間22分

オーダー

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セントラル
打順守備選手
1[中]山内一弘
2[二]豊田泰光
3[一]王貞治
4[右]マーシャル
5[遊]桑田武
6[左]江藤慎一
7[三]クレス
8[捕]伊藤勲
9[投]高橋重行
パシフィック
打順守備選手
1[右]衆樹資宏
2[二]ブルーム
3[遊]スペンサー
4[捕]野村克也
5[左]張本勲
6[一]榎本喜八
7[三]小玉明利
8[中]土井正博
9[投]スタンカ

テレビ・ラジオ中継

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テレビ中継

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ラジオ中継

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中部日本放送は2本の中継番組を製作し地元名古屋ではJRN(正式結成は翌年)製作番組を放送した。

脚注

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  1. ^ a b 『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.99
  2. ^ 第2戦での負傷により第3戦を欠場
  3. ^ 高倉第3戦欠場のため補充
  4. ^ 産経新聞・岡山版、1964年7月22日、8ページ、テレビ欄

関連項目

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外部リンク

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