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コンクリート作業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コンクリート作業
Opération béton
完成後のグランド・ディクサンス・ダム。
監督 ジャン=リュック・ゴダール
脚本 ジャン=リュック・ゴダール
製作 ジャン=リュック・ゴダール
出演者 ジャン=リュック・ゴダール(声)
音楽 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
撮影 アドリエン・ポルシェ
編集 ジャン=リュック・ゴダール
製作会社 アクチュア・フィルム
配給 フランスの旗 ゴーモン
公開 フランスの旗 1958年7月2日
上映時間 16分
製作国 スイスの旗 スイス
言語 フランス語
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コンクリート作業』(-さぎょう、Opération béton)は、1954年製作のジャン=リュック・ゴダール監督の習作処女短篇映画である。『コンクリート作戦』『コンクリート工事』とも。ヴィンセント・ミネリ監督の長篇映画『お茶と同情』(1956年)と併映で公開された[1]

概要

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1954年、まだ23歳のゴダールは、スイスヴァレー州グランド・ディクサンス・ダムen:Grande Dixence Dam1953年着工、1961年完成)の工事現場で働き[2]、戦時中スイス・ヴォー州に隠遁したジャック・フェデー監督の『Une femme disparaît』(スイス映画、1942年)の撮影監督アドリエン・ポルシェを雇い、同ダムの建設作業を映像で記録したのが本作である[1]

ヌーヴェルヴァーグの主要作家のなかで、ゴダール[1]クリス・マルケルジャン・ルーシュフランソワ・レシャンバックピエール・シェンデルフェールだけがドキュメンタリー映画でその作家的キャリアをスタートしている[3]

関連事項

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  1. ^ a b c 『ゴダールの神話』(雑誌「現代思想」臨時増刊号、青土社1995年10月20日 ISBN 4791719921)の巻末「フィルモグラフィー」における中条省平による解説の記述を参照。
  2. ^ 仏語版Wikipedia「fr:Opération béton」の記述を参照。
  3. ^ クリス・マルケルジャン・ルーシュフランソワ・レシャンバックピエール・シェンデルフェールの各項の記述を参照。

外部リンク

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