怠惰の罪
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怠惰の罪 | |
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Les Sept péchés capitaux : La Paresse | |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
脚本 | ジャン=リュック・ゴダール |
出演者 |
エディ・コンスタンティーヌ ニコール・ミレル |
音楽 | ミシェル・ルグラン |
撮影 | アンリ・ドカエ |
製作会社 |
フィルム・ジベ フランコ・ロンドン・フィルムズ ティタヌス |
配給 | 東和 |
公開 |
1962年3月7日 1962年4月5日 1963年1月24日 |
上映時間 | 15分 |
製作国 |
フランス イタリア |
言語 | フランス語 |
前作 | 『怠けもの』 - 監督ジャン・ドレヴィル (『七つの大罪』、1957年) |
『怠惰の罪』(たいだのつみ、La Paresse)は、1962年(昭和37年)製作・公開のフランス・イタリア合作のオムニバス映画『新・七つの大罪』の一篇として、ジャン=リュック・ゴダールが監督した短篇映画である。
概要
[編集]キリスト教・カトリックの「七つの大罪」をテーマに、1952年(昭和27年)のオムニバス映画『七つの大罪』からちょうど10年経て、企画されたオムニバス映画『新・七つの大罪』の一篇である。前作では、カルロ・リムがオリジナル脚本を書き、ジャン・ドレヴィルが監督した(『怠けもの』)。ゴダール作品も、ゴダールのオリジナル脚本による。
本作では、レミー・コーション役で知られるエディ・コンスタンティーヌが本人の設定で実名で登場している。コンスタンティーヌは、本作出演後、おなじゴダールの『アルファヴィル』(1965年)、『新ドイツ零年』(1991年)では、レミー・コーション役で出演している。ニコール・ミレルはクロード・オータン=ララ監督の『青い女馬』(1959年)でデビューした女優である。実際にはコンスタンティーヌと共演することもなく、1965年(昭和40年)には引退している。
ストーリー
[編集]レミー・コーション役で渋さが人気のスター俳優エディ・コンスタンティーヌ(本人)は、靴紐を結ぶのも面倒くさいという「怠け」精神の人である。映画で共演する新人女優のニコール・ミレル(本人)が誘惑するが、一向になびく気配もない。理由は「面倒だから」。「怠け」という大罪が、エディが「淫乱の罪」を犯すのを防いでいるのだ。
スタッフ
[編集]- 監督・脚本 : ジャン=リュック・ゴダール
- 撮影監督 : アンリ・ドカエ
- 音楽 : ミシェル・ルグラン
- 助監督 : シャルル・L・ビッチ、マラン・カルミッツ
- 製作主任 : ジャン・ラヴィ
- 製作 : フィルム・ジベ、フランコ・ロンドン・フィルムズ、ティタヌス
キャスト
[編集]- エディ・コンスタンティーヌ (人気俳優エディ・コンスタンティーヌ、本人役)
- ニコール・ミレル (新人女優ニコール・ミレル、本人役)