映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書
映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書 | |
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Petites notes à propos du film 'Je vous salue, Marie' | |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
脚本 | ジャン=リュック・ゴダール |
出演者 |
ジュリエット・ビノシュ ティエリー・ロード ミリアム・ルーセル ジャン=リュック・ゴダール アンヌ=マリー・ミエヴィル |
製作会社 | JLGフィルム |
上映時間 | 25分 |
製作国 |
フランス スイス |
言語 | フランス語 |
前作 | カルメンという名の女 |
次作 | こんにちは、マリア |
『映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書』(えいが「こんにちは、マリア」のためのささやかなおぼえがき、仏語:Petites notes à propos du film 'Je vous salue, Marie' )は、1983年にジャン=リュック・ゴダールが監督した、フランス・スイス合作の短篇映画である。『こんにちは、マリア』のプレゼン用フィルムとして製作されたビデオ映画である。日本でのCS放映タイトルは『ゴダールのマリアに関するささやかな覚書』。
概要
[編集]1979年に『勝手に逃げろ/人生』のプレゼン用に撮った『「勝手に逃げろ/人生」のシナリオ』同様に、次回作『こんにちは、マリア』をスイス国内の出資者に向けて製作した[1]のが本作、『映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書』である。
タイプライターを打つジャン=リュック・ゴダール本人から映画は幕を開ける[1]。マリアを演じるミリアム・ルーセルへのカメラテストの映像に、フェデリコ・フェリーニ監督の『道』(1954年)のジュリエッタ・マシーナがオーヴァーラップし、ゴダールとアンヌ=マリー・ミエヴィルとが、フランソワーズ・ドルトやヨハン・ゼバスティアン・バッハについて語り合う姿が捉えられる[1]。
その後、来るべき『こんにちは、マリア』は1984年に製作され、1985年1月23日にフランスで公開された。日本では、『ゴダールのマリア』のタイトルで、ゴダールの長篇映画『こんにちは、マリア』とミエヴィルが監督した短篇映画『マリアの本』と2本立てで公開された。
本作に関して、日本では、洋画★シネフィル・イマジカで『ゴダールのマリアに関するささやかな覚書』のタイトルでテレビ初放映され[1]、2003年(平成15年)に紀伊国屋書店から『ゴダールのマリア』映像付録として発売されている。
スタッフ・キャスト
[編集]- 監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
- 出演:ジュリエット・ビノシュ、ティエリー・ロード、ミリアム・ルーセル、ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
- 製作会社:JLGフィルム