コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書
Petites notes à propos du film 'Je vous salue, Marie'
監督 ジャン=リュック・ゴダール
脚本 ジャン=リュック・ゴダール
出演者 ジュリエット・ビノシュ
ティエリー・ロード
ミリアム・ルーセル
ジャン=リュック・ゴダール
アンヌ=マリー・ミエヴィル
製作会社 JLGフィルム
上映時間 25分
製作国 フランスの旗 フランス
スイスの旗 スイス
言語 フランス語
前作 カルメンという名の女
次作 こんにちは、マリア
テンプレートを表示

映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書』(えいが「こんにちは、マリア」のためのささやかなおぼえがき、仏語Petites notes à propos du film 'Je vous salue, Marie' )は、1983年ジャン=リュック・ゴダールが監督した、フランススイス合作の短篇映画である。『こんにちは、マリア』のプレゼン用フィルムとして製作されたビデオ映画である。日本でのCS放映タイトルは『ゴダールのマリアに関するささやかな覚書』。

概要

[編集]

1979年に『勝手に逃げろ/人生』のプレゼン用に撮った『「勝手に逃げろ/人生」のシナリオ』同様に、次回作『こんにちは、マリア』をスイス国内の出資者に向けて製作した[1]のが本作、『映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書』である。

タイプライターを打つジャン=リュック・ゴダール本人から映画は幕を開ける[1]。マリアを演じるミリアム・ルーセルへのカメラテストの映像に、フェデリコ・フェリーニ監督の『』(1954年)のジュリエッタ・マシーナがオーヴァーラップし、ゴダールとアンヌ=マリー・ミエヴィルとが、フランソワーズ・ドルトヨハン・ゼバスティアン・バッハについて語り合う姿が捉えられる[1]

その後、来るべき『こんにちは、マリア』は1984年に製作され、1985年1月23日にフランスで公開された。日本では、『ゴダールのマリア』のタイトルで、ゴダールの長篇映画『こんにちは、マリア』とミエヴィルが監督した短篇映画『マリアの本』と2本立てで公開された。

本作に関して、日本では、洋画★シネフィル・イマジカで『ゴダールのマリアに関するささやかな覚書』のタイトルでテレビ初放映され[1]、2003年(平成15年)に紀伊国屋書店から『ゴダールのマリア』映像付録として発売されている。

スタッフ・キャスト

[編集]

関連事項

[編集]

[編集]
  1. ^ a b c d #外部リンク欄の洋画★シネフィル・イマジカサイト内の「ゴダールのマリアに関するささやかな覚書」リンク先の記述を参照。二重リンクを省く。

外部リンク

[編集]