サンデーレーシング
サンデーレーシングの勝負服 | |
種類 | 有限会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒106-0032 東京都港区六本木5丁目18-18 プレシャス六本木ビル |
設立 | 1988年 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 5010402019319 |
代表者 | 吉田俊介(代表取締役) |
資本金 | 1,000万円 |
主要株主 |
吉田俊介、 有限会社サンデーレーシング出資会 |
外部リンク | http://www.sundaytc.co.jp/ |
特記事項:登録番号:関東財務局長(金商)第1595号(クラブ法人) |
有限会社サンデーレーシング(Sunday Racing Co. Ltd.)は、日本中央競馬会に馬主登録をしているクラブ法人である。愛馬会法人「有限会社サンデーサラブレッドクラブ」より匿名組合契約に基づく競走馬の現物出資を受けて、中央競馬などの競走に出走させている[1]。
1988年に設立。勝負服の柄は黒、赤十字襷、袖黄縦縞[2]、冠名は特に用いない。
歴史
[編集]- 1988年 - 愛馬会法人「有限会社サンデーサラブレッドクラブ」を設立。
- 1992年 - レッツゴーターキンが天皇賞(秋)を制覇。
- 2000年 - クラブ法人「有限会社サンデーレーシング」を設立。
- 2004年
- 2006年 - デルタブルースがメルボルンカップを制覇。海外G1初制覇。
- 2010年 - ブエナビスタがJRA賞年度代表馬に選出される。
- 2011年
- 2012年
- 2013年
- 2014年 - ジェンティルドンナがJRA賞年度代表馬に選出される。
- 2015年 - オルフェーヴルがJRA顕彰馬に選出される。
- 2016年 - ジェンティルドンナがJRA顕彰馬に選出される。
- 2023年 - リバティアイランドが牝馬三冠を達成。
- 2024年 - マッドクールが高松宮記念を制覇。これにより障害競走を含むJRAのGI競走を完全制覇。馬主としては史上初。
なお、有限会社サンデーサラブレッドクラブとの匿名組合契約は、2000年まで「株式会社日本ダイナースクラブ」と結んでいたが、外資のシティグループに買収されたことにより馬主資格が抹消される恐れが生じたため、新たに「サンデーレーシング」を設立し所有馬をすべて移転させた。当時の勝負服の柄は青、鼠鋸歯形[注 1]。
日本中央競馬会(JRA)収得賞金
[編集]- 2001年 収得賞金:12億2445万円(4位)
- 2002年 収得賞金:11億8839万円(4位)
- 2003年 収得賞金:16億3904万円(3位)
- 2004年 収得賞金:31億9855万円(2位)
- 2005年 収得賞金:33億4028万円(1位)
- 2006年 収得賞金:30億7442万円(1位)
- 2007年 収得賞金:29億9234万円(1位)
- 2008年 収得賞金:28億135万円(2位)
- 2009年 収得賞金:32億2710万円(2位)
- 2010年 収得賞金:31億1877万円(1位)
- 2011年 収得賞金:32億4936万円(1位)
- 2012年 収得賞金:38億7335万円(1位)
- 2013年 収得賞金:26億5053万円(1位)
- 2014年 収得賞金:25億5809万円(2位)
- 2015年 収得賞金:28億3062万円(1位)
- 2016年 収得賞金:28億2288万円(2位)
- 2017年 収得賞金:29億7266万円(1位)
- 2018年 収得賞金:35億4844万円(1位)
- 2019年 収得賞金:36億519万円(1位)
- 2020年 収得賞金:40億2195万円(1位)
- 2021年 収得賞金:38億5386万円(1位)
- 2022年 収得賞金:35億3084万円(1位)
- 2023年 収得賞金:40億3991万円(1位)
主な所有馬
[編集]牝馬は中央・地方関わらず引退期限が6歳3月末である(会員規約[1]の16ページに記載)。例えば、天皇賞・秋やジャパンカップなどGI6勝を挙げたブエナビスタは5歳時の有馬記念(2011年)を以って引退している。
勝ち鞍はGI級競走のみ表記。
現役馬
[編集]- サブライムアンセム
- ジオグリフ - 2022年皐月賞
- シャフリヤール - 2021年東京優駿、2022年ドバイシーマクラシック
- スタニングローズ - 2022年秋華賞、2024年エリザベス女王杯
- デュアリスト
- ヴェルトライゼンデ
- フェーングロッテン
- リバティアイランド - 2022年阪神ジュベナイルフィリーズ、2023年桜花賞、優駿牝馬、秋華賞(牝馬三冠)[3]
- ローシャムパーク[4]
- アスコリピチェーノ - 2023年阪神ジュベナイルフィリーズ[5]
- チェルヴィニア[6] - 2024年優駿牝馬、秋華賞
- ブレイディヴェーグ - 2023年エリザベス女王杯[7]
- レガレイラ - 2023年ホープフルステークス
- クイーンズウォーク[8]
- マッドクール - 2024年高松宮記念
- エートラックス
- マジックサンズ
- ブラウンラチェット
- クロワデュノール
引退馬
[編集]サンデーレーシング
[編集]- アイポッパー
- アエロリット - 2017年NHKマイルカップ[9]
- アプレザンレーヴ
- アルアイン - 2017年皐月賞、2019年大阪杯
- アルナスライン
- アルーリングボイス
- アンドヴァラナウト
- アンブロワーズ
- アンライバルド - 2009年皐月賞
- インダストリア
- インティライミ
- ヴァーミリアン - 2007年川崎記念、JBCクラシック、ジャパンカップダート、東京大賞典、2008年フェブラリーステークス、JBCクラシック、2009年帝王賞、JBCクラシック、2010年川崎記念
- ヴィータローザ
- ウェスタールンド
- ウォータクティクス
- オーロマイスター - 2010年マイルチャンピオンシップ南部杯
- オルフェーヴル - 2011年皐月賞、東京優駿、菊花賞(中央競馬クラシック三冠)、有馬記念、2012年宝塚記念、2013年有馬記念
- カノン
- カラフルデイズ
- キャットコイン[10][11]
- キングスエンブレム
- キングストレイル
- クラフトマンシップ
- クラフトワーク
- クラーベセクレタ
- グランアレグリア - 2019年桜花賞、2020年安田記念、スプリンターズステークス、マイルチャンピオンシップ、2021年ヴィクトリアマイル、マイルチャンピオンシップ
- グランパドドゥ
- クランエンブレム
- グルヴェイグ
- グレナディアガーズ - 2020年朝日杯フューチュリティステークス
- クワイエットデイ
- グロンディオーズ
- クロノジェネシス - 2019年秋華賞、2020年・2021年宝塚記念、2020年有馬記念
- ケイデンスコール[12]
- コディーノ
- コマンドライン[13]
- コンラッド
- サカラート
- サナシオン[14][15]
- サングレアル[16]
- ジェラルディーナ - 2022年エリザベス女王杯
- シェーンヴァルト
- ジェンティルドンナ - 2012年桜花賞、優駿牝馬、秋華賞(牝馬三冠)、ジャパンカップ、2013年ジャパンカップ、2014年ドバイシーマクラシック、有馬記念[17]
- ジューヌエコール[18]
- シュネルマイスター - 2021年NHKマイルカップ[19]
- ジョワドヴィーヴル - 2011年阪神ジュベナイルフィリーズ
- ステルヴィオ - 2018年マイルチャンピオンシップ
- スリープレスナイト - 2008年スプリンターズステークス
- ソリタリーキング[20]
- ソロル[21]
- ソングライン - 2022年・2023年安田記念、2023年ヴィクトリアマイル[22]
- タイムフライヤー - 2017年ホープフルステークス[23]
- タッチングスピーチ[24][25]
- ダディーズドリーム
- ダンビュライト
- チェッキーノ[26][27]
- デアレガーロ
- ディープブリランテ - 2012年東京優駿
- デグラーティア
- デルタブルース - 2004年菊花賞、2006年メルボルンカップ
- ドゥラメンテ - 2015年皐月賞、 東京優駿[28][29]
- ドナウブルー
- ドリームジャーニー - 2006年朝日杯フューチュリティステークス、2009年宝塚記念、有馬記念
- ノッキングポイント[30]
- パフォーマプロミス
- ハートレー[31]
- ハリーズコメット
- ビハインドザマスク
- フィエールマン - 2018年菊花賞、2019年・2020年天皇賞(春)
- フェイムゲーム
- ブエナビスタ - 2008年阪神ジュベナイルフィリーズ、2009年桜花賞、優駿牝馬、2010年ヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)、2011年ジャパンカップ
- フェノーメノ - 2013年・2014年天皇賞(春)[32]
- フェリシア
- フォーエバーモア[33]
- フォイヤーヴェルク
- フラアンジェリコ[34][35]
- ブライトトゥモロー
- ブラックスピネル[36]
- ブランディス - 2003年中山大障害、2004年中山グランドジャンプ
- プレサージュリフト
- フロンティア[37]
- ペールギュント
- ベルーフ[38][39]
- ベルラップ[40]
- マジックタイム[41][42]
- ミスエルテ
- メジャーエンブレム - 2015年阪神ジュベナイルフィリーズ、 2016年NHKマイルカップ[43][44]
- ライラプス
- ラッキーライラック - 2017年阪神ジュベナイルフィリーズ、2019年・2020年エリザベス女王杯、2020年大阪杯[45]
- リアルスティール - 2016年ドバイターフ[46]
- リリーノーブル
- ルーラーシップ - 2012年クイーンエリザベス2世カップ
- ルミナスウォリアー[47]
- ルフトシュトローム[48]
- レーヴディソール - 2010年阪神ジュベナイルフィリーズ
- レーヴミストラル[49]
- レクレドール
- ロックディスタウン[50]
- ローズキングダム - 2009年朝日杯フューチュリティステークス、2010年ジャパンカップ
- ローゼンクロイツ
- ロフティーエイム
- ワールドエース[51]
- ワンミリオンス
- ワンブレスアウェイ
日本ダイナーズクラブ
[編集]主な表彰馬
[編集]ドリームジャーニー(2006年)、ローズキングダム(2009年)
ブエナビスタ(2008年)、レーヴディソール(2010年)、ジョワドヴィーヴル(2011年)、メジャーエンブレム(2015年)、ラッキーライラック(2017年)、リバティアイランド(2022年)、アスコリピチェーノ(2023年)
オルフェーヴル(2011年)、ドゥラメンテ(2015年)
ブエナビスタ(2009年)、ジェンティルドンナ(2012年)、グランアレグリア(2019年)、リバティアイランド(2023年)
ドリームジャーニー(2009年)、オルフェーヴル(2012年・2013年)、フィエールマン(2020年)
ブエナビスタ(2010年・2011年)、ジェンティルドンナ(2013年・2014年)、ジェラルディーナ(2022年)、ソングライン(2023年)
スリープレスナイト(2008年)、グランアレグリア(2020年・2021年)
ソングライン(2023年)
デルタブルース(2004年)
デルタブルース(2006/07年)
ヴァーミリアン(2007年)
ヴァーミリアン(2007年)
ブランディス(2004年)
ブエナビスタ(2010年)、オルフェーヴル(2011年)、ジェンティルドンナ(2012年・2014年)
オルフェーヴル、ジェンティルドンナ
サンデーサラブレッドクラブ(愛馬会法人)
[編集]設立当初から日本ダイナースクラブと提携し、「株式会社ダイナース愛馬会」と呼ばれていたが、2000年に外資のシティグループに買収されたのを機に現在の名称へ変更した。
募集馬はノーザンファーム及び白老ファームの生産馬が中心である。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 現在は前迫義幸が同じデザインを使用している。
出典
[編集]- ^ a b c “会員規約”. サンデーサラブレッドクラブ (2014年6月1日). 2014年9月3日閲覧。
- ^ “平成26年8月31日(日)第2回新潟競馬第10日”. JRAホームページ. 2014年9月3日閲覧。
- ^ "リバティアイランド". JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “ローシャムパーク”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年9月24日閲覧。
- ^ アスコリピチェーノJBISサーチ、2023年8月27日閲覧
- ^ “チェルヴィニア”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年10月28日閲覧。
- ^ “ブレイディヴェーグ|JBISサーチ(JBIS-Search)”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年11月12日閲覧。
- ^ クイーンズウォークJBISサーチ、2024年2月10日閲覧
- ^ 牝馬アエロリットが3歳マイル王に輝く!/NHKマイルC - netkeiba.com、2017年5月7日閲覧
- ^ 2015年クイーンカップレース結果 - JBISサーチ 2015年2月16日閲覧
- ^ キャットコインが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2017年2月22日閲覧
- ^ ケイデンスコールが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2022年12月15日閲覧
- ^ ディープインパクト産駒コマンドラインが引退 ノーザンファーム天栄で乗馬に転身 2021年サウジアラビアRC覇者 東スポ競馬web(東京スポーツ)、2024年2月22日配信・閲覧
- ^ 2015年東京ハイジャンプ netkeiba.com 2015年10月20日閲覧
- ^ サナシオンが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2016年12月3日閲覧
- ^ サングレアルが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2016年3月24日閲覧
- ^ 2014年有馬記念レース結果 netkeiba.com 2014年12月30日閲覧
- ^ “ジューヌエコールが競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2019年8月7日). 2019年8月7日閲覧。
- ^ “シュネルマイスター(GER)”. JBISサーチ. 2023年4月23日閲覧。
- ^ ソリタリーキングが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2016年7月29日閲覧
- ^ ソロルが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2017年9月21日閲覧
- ^ “ソングライン”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年5月14日閲覧。
- ^ 2017年ホープフルS優勝タイムフライヤーが引退 今後は乗馬に サンケイスポーツ、2023年9月24日配信・閲覧
- ^ 2015年ローズステークスレース結果 - JBISサーチ 2015年9月22日閲覧
- ^ タッチングスピーチ、コウソクストレートが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2017年11月15日閲覧
- ^ チェッキーノ - netkeiba.com、2016年4月25日閲覧
- ^ 【JRA】チェッキーノ、屈腱炎再発で引退…2016年オークス2着馬 - netkeiba.com、2018年8月16日閲覧
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- ^ “ノッキングポイント”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年9月3日閲覧。
- ^ 2015年ホープフルステークス JBISサーチ、2016年3月11日閲覧
- ^ “フェノーメノが競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会. (2015年5月28日) 2015年7月1日閲覧。
- ^ フォーエバーモアが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2016年8月18日閲覧
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- ^ 【新潟2歳S】フロンティアが先行押し切る! - サンケイスポーツ、2017年8月27日閲覧
- ^ 2015年京成杯レース結果 netkeiba.com 2015年1月19日閲覧
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- ^ ベルラップが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2017年9月28日閲覧
- ^ マジックタイム - netkeiba.com、2016年4月4日閲覧
- ^ マジックタイムが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2017年3月16日閲覧
- ^ メジャーエンブレムJBISサーチ、2016年5月10日閲覧
- ^ メジャーエンブレムが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2017年1月4日閲覧
- ^ 【アルテミスS】オルフェーヴル産駒ラッキーライラックが出世レースで堂々V競馬ラボ、2017年10月28日閲覧
- ^ リアルスティール - JBISサーチ 2016年3月31日閲覧
- ^ ルミナスウォリアーが抜け出し重賞初制覇/函館記念 netkeiba.com、2017年7月16日閲覧
- ^ 【注目馬動向】ルフトシュトロームが引退 2020年に3連勝でニュージーランドT制覇 netkeiba.com、2023年10月3日配信・閲覧
- ^ 2015年青葉賞レース結果 - netkeiba.com 2015年5月6日閲覧
- ^ 【札幌2歳S】オルフェ産駒のロックディスタウンがV サンケイスポーツ、2017年9月2日閲覧
- ^ ワールドエースが競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2016年3月11日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- サンデーサラブレッドクラブ
- サンデーレーシングの近走成績 - netkeiba.com