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ライク・マインズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ライク・マインズ』
ゲイリー・バートン・ウィズ・チック・コリア/パット・メセニー/ロイ・ヘインズ/デイヴ・ホランドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1997年12月15日 - 17日 ニューヨーク アバター・スタジオ[3]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル コンコード・レコード
プロデュース ゲイリー・バートン
専門評論家によるレビュー
ゲイリー・バートン アルバム 年表
ピアソラに捧ぐ
(1998年)
ライク・マインズ
(1998年)
リベルタンゴ
(2000年)
テンプレートを表示

ライク・マインズ』(Like Minds)は、アメリカ合衆国ジャズヴィブラフォン奏者、ゲイリー・バートンチック・コリアパット・メセニーロイ・ヘインズデイヴ・ホランドと連名で1997年に録音・1998年に発表したスタジオ・アルバム

背景

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参加メンバーのうちデイヴ・ホランドは、本作でバートンと初共演し、また、チック・コリアとパット・メセニーがレコーディングで共演したのも、本作が初めてである[1]。メセニー作の「イルシデイション」とコリア作の「フューチャーズ」は、バートンの依頼により作られた新曲で、タイトル曲はバートンがコリアとの日本ツアー中に作った曲である[4]

反響・評価

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アメリカでは『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで5位に達した[5]第42回グラミー賞では、本作が最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞(個人またはグループ)を受賞し、収録曲「ストレイト・アップ・アンド・ダウン」は最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ賞にノミネートされた[6]

スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「現代的なストレート・アヘッド・ジャズで、ソロは簡潔でリズム・セクションは極めて引き締まっている。実際、定期的に活動を続けてきたバンドのように聴こえる」と評している[1]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「スターたちが展開する"正統なジャズ"とその爽やかさに感動した。ヘインズとホランドの端正なサポートが渋い」と評されている[2]

収録曲

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特記なき楽曲はパット・メセニー作曲。

  1. クエスチョン・アンド・アンサー - "Question and Answer" - 6:23
  2. イルシデイション - "Elucidation" - 5:21
  3. ウィンドウズ - "Windows" (Chick Corea) - 6:17
  4. フューチャーズ - "Futures" (C. Corea) - 10:41
  5. ライク・マインズ - "Like Minds" (Gary Burton) - 5:50
  6. カントリー・ローズ - "Country Roads" (G. Burton) - 6:26
  7. ティアーズ・オブ・レイン - "Tears of Rain" - 6:33
  8. スーン - "Soon" (George Gershwin) - 6:24
  9. フォー・ア・サウザンド・イヤーズ - "For a Thousand Years" - 5:23
  10. ストレイト・アップ・アンド・ダウン - "Straight Up and Down" (C. Corea) - 9:01

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ a b c d Yanow, Scott. “Like Minds - Gary Burton - Album”. AllMusic. 2024年12月27日閲覧。
  2. ^ a b ゲイリー・バートン・ウィズ・チック・コリア、パット・メセニー、ロイ・ヘインズ、デイヴ・ホランド/ライク・マインズ”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年12月27日閲覧。
  3. ^ Gary Burton Discography”. Jazz Discography Project. 2024年12月27日閲覧。
  4. ^ CD英文ライナーノーツ(ゲイリー・バートン、1998年9月3日)
  5. ^ Gary Burton - Awards”. AllMusic. 2015年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月27日閲覧。
  6. ^ Gary Burton - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2024年12月27日閲覧。

外部リンク

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