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万華駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
万華駅
万華駅駅舎 艋舺101ビル
萬華
ワンファー
Wanhua
地図
所在地 中華民国の旗 台湾台北市万華区富福里康定路382号
北緯25度2分0.27秒 東経121度30分0.84秒 / 北緯25.0334083度 東経121.5002333度 / 25.0334083; 121.5002333
所属事業者 台湾鉄路公司
等級 一等駅
駅コード 1010[1]
(旧)101[2]
電報略号 ㄨㄢ
駅構造 地下駅
ホーム 相対式・島式 2面3線
乗車人員
-統計年度-
#利用状況節参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用状況節参照
-人/日
開業年月日 1901年(明治34年)8月25日
乗入路線
所属路線 縦貫線
キロ程 31.1 km(基隆起点)
台北 (2.8 km)
(4.4 km) 板橋
所属路線 新店線(廃止)
キロ程 0.0 km(万華起点)
(0.5 km) 堀江
乗換 台北捷運板南線龍山寺駅
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万華駅
戦前の駅
各種表記
繁体字 萬華車站
簡体字 万华车站
拼音 Wànhuá Chējhàn
通用拼音 Wànhuá Chejhàn
注音符号 ㄨㄢˋ ㄏㄨㄚˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: ワンファー チャーヂャン
台湾語白話字 Báng-kah Chhia-thâu
(艋舺車頭)
台湾語発音: バンカァチャタウ
客家語白話字: Van-fà Chhâ-theù(車頭)
日本語漢音読み ばんかえき
日本語慣用読み まんかえき
英文 Wanhua Station
テンプレートを表示

万華駅(ワンファーえき)は、台湾台北市万華区にある台湾鉄路公司縦貫線。一等駅ながら自強号莒光号の停車はごく僅か。

歴史

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  • 1901年(明治34年)8月25日 - 艋舺停車場が開業(現在の中華路と愛国西路交差点)[3]
  • 1918年(大正7年)7月1日 - 現所在地に移転し、和洋折衷の木造駅舎となる[4]
  • 1920年(大正9年)10月1日 - 地名の改称に伴い万華(旧字体:萬華)と改称[5]。 なお、台湾語では旧称が現在でも使用されている。
  • 1921年(大正10年)1月22日 - 台北鉄道萬華~新店線万華公館間が開業[6]
  • 1965年3月25日 - 新店線廃止[7]
  • 1988年9月19日 - 地下化工事開始に伴い仮駅舎供用[8]
  • 1988-90年 - 前站と後站に分かれる[4]
  • 1999年7月21日 - 地下化工事完了、新駅舎での営業開始[9][4]
  • 2020年11月4日 - 台鉄が友好提携している西武グループ傘下の近江鉄道多賀大社前駅と姉妹駅協定締結[10]

駅構造

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  • 単式・島式ホーム2面3線の地下駅。地下2階には単式・島式、それぞれ合わせて2基のホームが設置されている。地上構造物は東西2棟の駅舎であり、康定路の両側に位置している。出札、待合室と出発客入口は西棟であり、東棟は到着客の出口となっているほか、駅事務室が設置されている。トイレは両方の棟にある。出発前の飲食物や雑誌などの購入は西棟に出店しているファミリーマートでできる。

駅階層

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地上
26-17階
商業エリア 西:台北凱達大飯店
(シーザーメトロ台北ホテル)
地上
16-13階
商業エリア 西:台北凱達大飯店
東:格萊天漾大飯店
(グレート・スカイビュー)
地上
11階
商業エリア 西:台北凱達大飯店 東:台北市立聯合医院
地上
10階
商業エリア 西:台北凱達大飯店 東:台北市政府
地上
2階
商業エリア 西:台北凱達大飯店、 東:(未開放)
地上 コンコース層 出入口(東:入口、西:出口)
券売所(窓口、券売機)、有人カウンター
地下
1階
コンコース層 券売所(窓口、券売機)、改札口、待合所
地下
2階
ホーム階 台鐵ホーム階

のりば

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1 1 西部幹線(上り) 台北松山基隆方面
東部幹線(下り) 瑞芳宜蘭方面
2 2A 西部幹線(上り) 台北・松山・基隆方面
東部幹線(下り) 瑞芳・宜蘭方面
西部幹線(下り待避) 桃園新竹方面
3 2B 西部幹線(下り) 桃園・新竹方面

駅ビル

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2016年12月に駅ビル「萬華雙子星」東棟が開業し、台北市政府の一部部署が入居した[11]。2017年2月に第二市長室を含む残りの部署や台北市立聯合医院中国語版の移転を終え全棟が完工[12]、9月に西棟ホテルエリアが開業した[13]

設計は台北101などを手がけた建築家李祖原によるもので[14]、完工後は「艋舺101大楼」と通称されるようになったが[15]、101は台北101のようにフロア数を指すものではなく番地(艋舺大道101号)を指す。

利用状況

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年別利用客数推移は以下のとおり。

台北鉄道(戦前)
年度 年間 1日平均
乗車 下車 乗降車計 出典 乗車 乗降車
資料なし
1928年度 139,499 142,303 281,802 [16] 382 772
1929年度 144,798 148,788 293,586 397 804
1930年度 115,393 116,596 231,989 316 636
1931年度 127,214 130,707 257,921 348 705
1932年度 127,344 131,049 258,393 349 708
資料なし
台鉄(-2000年)
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1945 資料なし 1,308,960 [17] 資料なし 3,586
1946 600,139 706,369 1,306,508 [18] 1,644 3,579
1947 資料なし 1,187,897 [17] 資料なし 3,255
1948 1,143,910 3,125
1949 2,516,233 6,894
1950 2,349,750 6,438
1951 3,270,535 8,960
1952 3,376,292 9,225
1953 2,952,742 8,090
1954 3,181,844 8,717
1955 3,662,036 10,033
1956 4,229,690 11,557
1957 4,559,323 12,491
1958 4,045,655 11,084
1959 4,313,076 11,817
1960 4,362,143 11,918
1961 4,347,320 11,910
1962 3,596,717 9,854
1963 3,540,089 9,699
1964 3,907,684 10,677
1965 3,594,428 9,848
1966 3,693,400 10,119
1967 4,270,326 11,700
1968 4,655,416 12,720
1969 4,531,536 12,415
1970 4,091,224 11,209
1971 4,018,292 [19] 11,009
1972 3,899,252 10,654
1973 3,658,589 10,024
1974 3,549,337 9,724
1975 1,521,001 1,715,763 3,236,764 [20] 4,167 8,868
1976 1,320,367 1,456,215 2,776,582 [21] 3,608 7,586
1977 1,137,847 1,235,543 2,373,390 [22] 3,117 6,502
1978 資料なし 2,136,360 [19] 資料なし 5,853
1979 2,347,549 6,432
1980 1,267,934 1,256,747 2,524,681 [23] 3,464 6,898
1981 1,042,427 1,089,852 2,132,279 [24] 2,856 5,842
1982 914,143 1,039,650 1,953,793 [25] 2,505 5,353
1983 1,045,940 1,055,605 2,101,545 [26] 2,866 5,758
1984 1,054,968 1,075,282 2,130,250 [27] 2,882 5,820
1985 1,070,832 999,904 2,070,736 [28] 2,934 5,673
1986 1,093,238 977,047 2,070,285 [29] 2,995 5,672
1987 1,001,379 913,901 1,915,280 [30] 2,744 5,247
1988 1,007,307 904,142 1,911,449 [31] 2,752 5,223
1989 1,171,024 971,623 2,142,647 [32] 3,208 5,870
1990 1,508,296 1,167,457 2,675,753 [33] 4,132 7,331
1991 1,852,518 1,282,403 3,134,921 [34] 5,075 8,589
1992 2,278,433 1,532,090 3,810,523 [35] 6,225 10,411
1993 2,527,565 1,802,608 4,330,173 [36] 6,925 11,863
1994 2,410,601 1,829,689 4,240,290 [37] 6,604 11,617
1995 2,262,962 1,871,710 4,134,672 [38] 6,200 11,328
1996 1,812,623 1,689,728 3,502,351 [39] 4,953 9,569
1997 1,757,889 2,143,697 3,901,586 [40] 4,816 10,689
1998 1,600,870 2,030,024 3,630,894 [41] 4,386 9,948
1999 1,558,546 1,926,984 3,485,530 [42] 4,270 9,549
2000 1,608,823 1,604,359 3,213,182 [43] 4,408 8,803
台鉄(2001年-)
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
[注 1]2001 資料なし 2,956,915 [19] 資料なし 8,168
2002 1,425,451 1,361,537 2,786,988 [45] 3,905 7,636
2003 1,238,402 1,169,224 2,407,626 [46] 3,393 6,596
2004 1,288,147 1,219,239 2,507,386 [47] 3,520 6,851
2005 1,279,922 1,213,285 2,493,207 [48] 3,507 6,831
2006 資料なし 2,475,644 [19] 資料なし 6,783
2007 2,361,023 6,469
2008 2,593,302 7,047
2009 2,839,418 7,779
2010 1,507,268 1,485,316 2,992,584 [49] 4,130 8,199
2011 1,528,034 1,513,642 3,041,676 [50] 4,186 8,333
2012 1,599,414 1,589,542 3,188,956 [51] 4,370 8,713
2013 1,637,609 1,638,369 3,275,978 [52] 4,487 8,975
2014 1,600,059 1,606,815 3,206,874 [53] 4,384 8,786
2015 1,507,877 1,511,245 3,019,122 [54] 4,131 8,272
2016 1,493,173 1,503,962 2,997,135 [55] 4,080 8,189
2017 1,545,119 1,533,105 3,078,224 [56] 4,233 8,433
2018 1,580,275 1,555,040 3,135,315 [57] 4,330 8,590
2019 1,609,731 1,574,380 3,184,111 [58] 4,410 8,724
2020 1,462,296 1,441,786 2,904,082 [59] 3,995 7,935
2021 1,128,117 1,119,000 2,247,117 [60] 3,091 6,156

駅周辺

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隣の駅

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台湾鉄路
縦貫線北段
台北駅 - 万華駅 - 板橋駅

脚注

[編集]

註釈

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  1. ^ 台風ナーリーによる市内地下区間浸水で9/16-18運休[44]

出典

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  1. ^ 車站基本資料集”. 台湾鉄路管理局 (2021年6月27日). 2022年4月13日閲覧。
  2. ^ 台湾鉄路管理局. “車站基本資料集”. 2018年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月25日閲覧。
  3. ^ “第四款 運輸営業”. 台湾鉄道史. 下. 国立国会図書館. (1911-02-25). p. 191. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805265/113 
  4. ^ a b c 周永暉 (2012-01-01). 潛龍騰行:隨著記憶不斷蛻變的臺北鐵道.. 鉄路改建工程局. p. 79. ISBN 978-986-03-1698-8. https://www.rb.gov.tw/public/files/artsinfo/1526562374-0.pdf  交通部鉄道局
  5. ^ 台湾総督府 (1920-09-17). “台湾総督府告示第152号”. 官報. 1921年01月19日 (第2537号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 322. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954652/2. "大正九年十月一日ヨリ停車場ノ名稱中左ノ通改稱ス"  国立国会図書館
  6. ^ “七 私設鐵道 第六一表 營業哩及營業開始年月日表”. 台湾総督府鉄道部年報. 第23年報(大正10年度). 国立国会図書館. (1923-12-25). p. 186. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975602/189 
  7. ^ “萬新鐵路拆除,延至廿五開始,公路局决增班車”. 臺灣民聲日報 (國立公共資訊圖書館 數位典藏服務網). (1965年3月15日). https://das.nlpi.edu.tw/cgi-bin/gs32/gsweb.cgi?o=dmysearchdb&s=id=%22PR000001338949%22. 
  8. ^ "大事紀要". 臺灣鐵路統計年報. 交通部臺灣鐵路管理局 (Report) (中華民國77年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. June 1989. pp. 350–356.
  9. ^ "大事紀要". 臺灣鐵路統計年報. 交通部臺灣鐵路管理局 (Report) (中華民國88年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. June 2000. pp. 371–376.
  10. ^ “礁渓駅と伊豆長岡駅、姉妹駅に 互いの温泉PRに意欲/台湾”. フォーカス台湾. (2020年11月4日). オリジナルの2021年1月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210124181702/http://japan.cna.com.tw/news/atra/202011040009.aspx 
  11. ^ “勞動局部分單位 明起陸續進駐雙子星大樓”. 台灣蘋果日報. (2016年12月11日). https://tw.appledaily.com/life/20161211/NR6OJPGYLO6ZG5PZAL6QM5YHJM/ 
  12. ^ “(北市)萬華市長辦公室 柯沒用過”. 自由時報. (2017年6月19日). https://news.ltn.com.tw/news/local/paper/1111942 
  13. ^ “萬華拚觀光 人潮來了設施沒到位”. 自由時報. (2017年12月10日). https://news.ltn.com.tw/news/local/paper/1158858 
  14. ^ “參與萬華車站BOT 鴻磐開發聯貸28億元 合庫主辦”. 鉅亨網. (2010年10月28日). https://news.cnyes.com/news/id/3059197 
  15. ^ 楊欽亮 (2021年5月13日). “搭上捷運 閱讀城南與城西”. 好房網 Housefun News. https://news.housefun.com.tw/news/article/185601297041.html 
  16. ^ 臺北市役所 (1934-03-19). 昭和七年臺北市統計書. 臺北市役所. pp. 132-133. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=008_001_0000350930  国家図書館
  17. ^ a b 王月鏡, ed (1988). 臺北市志 (卷六經濟志交通篇 ed.). 臺北市文獻委員會. pp. 頁239-242. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_001_0000304486 2019年9月7日閲覧。  国家図書館
  18. ^ 臺灣鐵路業務統計要覽 民國35年度. 國家圖書館. (1947-5). p. 28. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=007_001_0000408093 
  19. ^ a b c d 台鐵臺北市各站客運量” (2019年4月10日). 2019年5月1日閲覧。 臺北市交通統計資料庫查詢系統
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  26. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1984). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國72年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
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  34. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1992). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國80年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 48–59.
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外部リンク

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