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GT500クラス
[編集]最高出力・500馬力(368kW)程度、最高速・約280km/h、ゼッケンの色・白地に黒、ヘッドランプの色・白色または青色。 このクラスはトヨタ、日産、ホンダの3メーカーが巨費を投じて改造したマシン(ワークスマシン)が主体であり、それは世界でももっとも性能の高いGTカーである。したがって、国内外のメーカーから車両を購入し、多少改造したマシンを走らせる個人チーム(プライベーター)が活躍する場面は少ない[1](JGTCが始まった当初は、チャンピオンを獲得した例があった)。なお、2009年からは、ステアリングホイールから手を離さずに変速操作が行える、パドルシフトが採用された。
JGTC | SUPER GT | ||||||||||
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2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | |
トヨタ スープラ | レクサス SC430 | ||||||||||
日産 スカイラインGT-R | 日産 フェアレディZ | 日産 GT-R | |||||||||
ホンダ NSX | ホンダ HSV-010 | ||||||||||
マクラーレン F1GTR | フェラーリ 550マラネロ | 参戦休止 | アストンマーチン DBR9 | 参戦休止 | |||||||
ランボルギーニ ディアブロ | ランボルギーニ ムルシエラゴ | GT300へ | |||||||||
VEMAC 350R | VEMAC 408R | GT300へ | |||||||||
メルセデスベンツ CLK | 撤退 |
2009年からは、フォーミュラ・ニッポンと基本仕様を共通化した3.4L V8エンジンをFR搭載し、ホイールベースの統一や空力パーツの制限等、大幅なレギュレーションの変更が行なわれた。2009年時点レギュレーションに適合しているのはSC430のみで、GT-Rはエンジン、NSXはエンジンや駆動方式等が満たされていなかったが、2010年以降は3社共規定に適合した車両を使用している。 またこの規定により、海外のリアエンジンを採用した大排気量スポーツカーは、全て特認車としての参加になる。
2011年(500クラス)
[編集]No. | マシン | ドライバー | エントラント | タイヤ |
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1 | ウイダー HSV-010 GT | 小暮卓史 ロイック・デュバル |
ウイダー ホンダ レーシング | B |
6 | ENEOS SUSTINA SC430 | 伊藤大輔 大嶋和也 |
LEXUS TEAM Le Mans ENEOS | B |
8 | ARTA HSV-010 GT | 武藤英紀 小林崇志 |
AUTOBACS RACING TEAM AGURI | B |
12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ |
TEAM IMPUL | B |
17 | KEIHIN HSV-010 GT | 金石年弘 塚越広大 |
KEIHIN REAL RACING | B |
19 | WedsSport ADVAN SC430 | 片岡龍也 荒聖治 |
LEXUS Team WedsSport BANDOH | Y |
23 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山哲 ブノワ・トレルイエ |
NISMO | B |
24 | ADVAN KONDO GT-R | 安田裕信 ビヨン・ビルドハイム |
KONDO RACING | Y |
32 | EPSON HSV-010 GT | 道上龍 中山友貴 |
NAKAJIMA RACING | D |
35 | D'STATION KeePer SC430 | 脇阪寿一 アンドレ・クート |
LEXUS TEAM KRAFT | B |
36 | PETRONAS TOM'S SC430 | アンドレ・ロッテラー 中嶋一貴 |
LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S | B |
38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川祐路 平手晃平 |
LEXUS TEAM ZENT CERUMO | B |
39 | DENSO SARD SC430 | 石浦宏明 井口卓人 |
LEXUS TEAM SARD | M |
46 | S Road MOLA GT-R | 柳田真孝 ロニー・クインタレッリ |
MOLA | M |
100 | RAYBRIG HSV-010 GT | 伊沢拓也 山本尚貴 |
TEAM KUNIMITSU | B |
GT300クラス
[編集]最高出力・300馬力(221kW)程度、最高速・約250km/h、ゼッケンの色・黄色地に黒、ヘッドランプの色・黄色。このクラスは、GT500クラスより性能が抑えられている(リストリクター径及びタイヤサイズ)ため、プライベートチームも充分に優勝の可能性があるクラスとなっている。そのためフェラーリ、ランボルギーニやポルシェなど、メーカーのサポートを受けていない車が多数出ている。しかし、やはり国産ワークスマシンのほうが若干有利である。だが、2006年開幕戦鈴鹿はランボルギーニ・ムルシエラゴが優勝。プライベーターでは珍しい優勝を遂げた。またGT500クラスと異なり、同一のモノコックシャシを複数年に渡って使用するチームがほとんどである。
車両名 | 備考 |
日産・フェアレディZ | 2011年に参戦休止 |
マツダ・RX-7 | 2011年に撤退 |
ポルシェ・911GT3RSR | 996型、997型が参戦中 |
ポルシェ・911GT3RS | 996型、997型が参戦、共に2008年に撤退 |
ポルシェ・911GT3R | 996型、997型が参戦中。996型はJAF-GT車のみの参戦 |
ポルシェ・911GT3 Cup | 996型のみの参戦、2007年に撤退 |
ポルシェ・ボクスター | 986型のみの参戦 |
ランボルギーニ・ガヤルドRG-3 | |
アストンマーチン・V8ヴァンテージ | |
フェラーリ・F430 | 2010年にJAF-GT車が撤退。2010年現在、FIA-GT2車のみ参戦 |
フェラーリ・458イタリア | 2011年より参戦予定 |
ASL・ガライヤ | 2005年に撤退するが、2007年から再び参戦 |
シボレー・コルベット | C6型のみの参戦。2005年に撤退するが、2008年再び参戦。また、Z06R GT3が2011年参戦予定 |
ヴィーマック・RD320R | 2010年に一時撤退するが、2011年再び参戦 |
ヴィーマック・RD350R | 2008年に一時撤退するが、2010年第6戦より参戦再開 |
ヴィーマック・RD408R | 2008年に一時撤退するが、2010年再び参戦 |
ムーンクラフト・紫電 | |
ランボルギーニ・ムルシエラゴRG-1 | 2010年に撤退 |
レクサス・IS350 | トヨタ・セリカの後継車で2008年より参戦 |
BMW・Z4 | E86型Mクーペは2010年に撤退も、E89型GT3が2011年より参戦予定 |
トヨタ・カローラアクシオ | トヨタ・MR-Sの後継車で2009年より参戦 |
ポルシェ・968 | 2005年に撤退 |
ホンダ・NSX | 2006年に撤退 |
フォード・GT | 2007年に撤退 |
モスラー・MT900R(en:Mosler MT900) | 2007年に撤退するが、2009年第4戦にスポット参戦。 |
モスラー・MT900M | 2010年より参戦 |
フェラーリ・360モデナ | 2008年にF430へ変更するが、2009年に再び復帰 |
トヨタ・セリカ | 2008年にIS350へ変更、撤退 |
スバル・インプレッサ | 2008年末に参戦休止 |
スバル・レガシィB4 | 2009年第6戦より参戦 |
トヨタ・MR-S | 2009年にカローラアクシオへ変更、撤退 バズ・ライトイヤーやライトニング・マックイーンの仕様も存在した |
ロータス・エキシージ | 2005年第3戦にスポット参戦 |
GT500に比べて車種のバリエーションに富んでおり、三菱・ランサーエボリューション、スパイカー・C8、ホンダ・CR-Z等の参戦も噂されているが、パイプフレームの使用許可など改造範囲が拡大傾向にあるため参戦するためのコストはGT500クラスと共に年々急速に高騰の一途を辿っており、プライベーターにはハードルが高くなりつつある。
2011年(300クラス)
[編集]No. | マシン | ドライバー | エントラント | タイヤ |
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2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 | 高橋一穂 加藤寛規 |
Cars Tokai Dream28 | Y |
4 | 初音ミク グッドスマイル BMW | 谷口信輝 番場琢 |
GSR&Studie with TeamUKYO | Y |
5 | マッハGOGOGO車検320R | 玉中哲二 黒澤治樹 |
TEAM マッハ | Y |
7 | エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION | カルロ・ヴァン・ダム 水谷晃 |
DIRECTION RACING | Y |
10 | JIMGAINER F430 | TBN TBN |
JIMGAINER | TBN |
11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 | 田中哲也 平中克幸 |
JIMGAINER | D |
14 | SG CHANGI IS350 | 折目遼 アレキサンドレ・インペラトーリ |
Team SG CHANGI | Y |
15 | ART TASTE GT3R | 清水康弘 パトリック・ピレ |
TEAM ART TASTE | H |
22 | R'Qs Vemac 350R | 和田久 城内政樹 |
R'Qs MOTORSPORTS | Y |
25 | ZENT Porsche RSR | 都筑晶裕 土屋武士 |
SAMURAI Team TSUCHIYA | Y |
26 | Verity TAISAN Porsche | 松田秀士 峰尾恭輔 山下潤一郎 |
Team TAISAN CINECITTA | Y |
27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ | 山岸大 山内英輝 |
LMP MOTORSPORT | Y |
31 | ハセプロMA イワサキ aprカローラ | 嵯峨宏紀 岩崎祐貴 |
apr | Y |
33 | HANKOOK PORSCHE | 影山正美 藤井誠暢 |
HANKOOK KTR | H |
34 | ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ | 高森博士 マイケル・キム 蒲生尚弥 |
HANKOOK KTR | H |
41 | NetMove TAISAN Ferrari | 山路慎一 小泉洋史 密山祥吾 |
Team TAISAN CINECITTA | Y |
43 | ARTA Garaiya | 高木真一 松浦孝亮 |
AUTOBACS RACING TEAM AGURI | B |
62 | R&D SPORT LEGACY B4 | 山野哲也 佐々木孝太 |
R&D SPORT | Y |
66 | triple a Vantage GT2 | 吉本大樹 星野一樹 |
A speed | Y |
69 | サンダーアジア MT900M | メルビン・チュー 吉田広樹 |
ThunderAsia Racing | Y |
74 | COROLLA Axio apr GT | 新田守男 国本雄資 |
apr | Y |
86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 | 坂本祐也 青木孝行 |
JLOC | Y |
87 | リール ランボルギーニ RG-3 | 余郷敦 織戸学 |
JLOC | Y |
88 | JLOC ランボルギーニ RG-3 | 井入宏之 関口雄飛 |
JLOC | Y |
360 | RUNNUP SPORTS CORVETTE | 田中篤 岡村和義 |
TOMEI SPORTS | Y |
808 | TBN | TBN TBN |
AS Racing | TBN |
タイヤ=B :ブリヂストン/Y :ヨコハマ/D :ダンロップ/M :ミシュラン/H :ハンコック
出典元ページ
[編集]脚注
[編集]- ^ 2006年にはチーム郷がマセラティ・MC12で新規参戦を予定していたが、特認パーツを用いても国産ワークスに対抗することは難しいと考えられ、参戦を見合わせることになった。2010年時点 海外メーカーのワークスマシンは参加していないが、2009年にはプライベーターがアストンマーチンで参加していた。
外部リンク
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