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大字畑 (北九州市八幡西区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 福岡県 > 北九州市 > 八幡西区 > 大字畑 (北九州市八幡西区)
大字畑
大字畑の位置(北九州市内)
大字畑
大字畑
北緯33度47分53.95秒 東経130度46分50.38秒 / 北緯33.7983194度 東経130.7806611度 / 33.7983194; 130.7806611
日本
都道府県 福岡県
市町村 北九州市
八幡西区
町名制定 1889年明治22年)4月1日
人口
2024年令和6年)3月31日現在)[1]
 • 合計 86人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
807-1124[2]
市外局番 093(北九州MA[3]
ナンバープレート 北九州

大字畑(おおあざはた)は福岡県北九州市八幡西区大字住居表示未実施。郵便番号は807-1124。

地理

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八幡西区の南東部を占め、南西に大字金剛、西に大字馬場山,馬場山東,下畑町,東石坂町、北西に小嶺台,大字小嶺、北に大字上上津役に接し、東に八幡東区,南東に小倉南区、南に直方市と接する。

河川

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湖沼

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  • 畑貯水池
  • 白木貯水池

地域の特徴

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八幡西区の面積の約6分の1を占める、区内で最も大きな町・字である。山林地帯となっており、南端に金剛山,尺岳がある。山岳部の国有林は自然休養林として開放され、北九州国定公園に指定されている。地中を東西に九州自動車道のトンネルが通る。また、東縁から進入した県道61号小倉中間線が一旦南下した後、北西に向きを変え畑貯水池の南側に沿って北西縁から下畑町へ抜けていく。県道沿いには川魚料理店が点在し、千本桜展望駐車場から見える音滝(いんたき)千本桜は畑貯水池と共に桜の名所となっている。音滝山釈王寺は畑の観音,音滝観音,瞽女(ごぜ)観音とも呼ばれ、観音堂のそばにある洞窟の水は眼病を治すとの言い伝えがある。畑貯水池付近には畑キャンプセンター,尺岳神社がある。

歴史

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地名の由来

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遠賀郡畑村に由来する。

沿革

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  • 1878年明治11年)11月1日 - 郡区町村編制法の福岡県での施行により、行政区画としての遠賀郡が発足。遠賀郡畑村となる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、香月村、楠橋村、馬場山村、畑村の4村が合併し、香月村が発足。畑村は香月村大字畑となる。[4]
  • 1931年(昭和6年)4月1日 - 香月村が町制施行し、香月町が発足。香月村大字畑は香月町大字畑となる[4]
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 香月町が八幡市の一部となり、香月町大字畑は八幡市大字畑となる[4]
  • 1963年(昭和38年)2月1日 - 八幡市、戸畑市小倉市若松市門司市の5市が合併し、北九州市が発足。八幡市大字畑は北九州市八幡区大字畑となる。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、八幡区、戸畑区、小倉区、若松区門司区の5区を設置。北九州市八幡区大字畑は北九州市八幡区大字畑となる。
  • 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区八幡東区に分かれ、北九州市八幡西区大字畑となる[5]
  • 1986年(昭和61年) - 大字畑の一部が下畑町,東石坂町になる[6][7][8]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
大字畑 55世帯 86人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 211人 [9]
2000年(平成12年) 202人 [10]
2005年(平成17年) 168人 [11]
2010年(平成22年) 155人 [12]
2015年(平成27年) 245人 [13]
2020年(令和2年) 251人 [14]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 42世帯 [9]
2000年(平成12年) 39世帯 [10]
2005年(平成17年) 32世帯 [11]
2010年(平成22年) 29世帯 [12]
2015年(平成27年) 33世帯 [13]
2020年(令和2年) 31世帯 [14]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[15]

番地 小学校 中学校
全域 北九州市立池田小学校 北九州市立千代中学校

交通

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道路

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  • 県道61号小倉中間線

施設

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公共施設

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  • 畑キャンプセンター

寺社

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  • 尺岳神社
  • 音滝山(畑観音)釈王寺

脚注

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  1. ^ a b 北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年8月10日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年8月10日閲覧。
  4. ^ a b c 遠賀郡誌復刊刊行会『増補改訂 遠賀郡誌』遠賀郡誌復刊刊行会、1961年8月20日。 
  5. ^ 北九州市政だより 昭和47年4月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
  6. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、1078,1079頁。ISBN 4040014006 
  7. ^ 北九州市政だより 昭和61年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2024年8月11日閲覧。
  8. ^ “自治省告示第142号”, 官報 (国立印刷局) 第17865号, (1986-08-30) 
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ 市立小学校・中学校 通学区域”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2024年7月1日). 2024年8月11日閲覧。

関連項目

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