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山寺町 (北九州市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 福岡県 > 北九州市 > 八幡西区 > 山寺町 (北九州市)
山寺町
山寺町の位置(北九州市内)
山寺町
山寺町
北緯33度51分40.64秒 東経130度45分26.39秒 / 北緯33.8612889度 東経130.7573306度 / 33.8612889; 130.7573306
日本
都道府県 福岡県
市町村 北九州市
八幡西区
町名制定 1959年昭和34年)
人口
2024年令和6年)3月31日現在)[1]
 • 合計 1,160人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
806-0030[2]
市外局番 093(北九州MA[3]
ナンバープレート 北九州

山寺町(やまでらまち)は福岡県北九州市八幡西区住居表示実施済み。郵便番号は806-0030。

地理

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八幡西区の北部東側に位置し、北に熊西、東に筒井町、南に西王子町東王子町、西に青山と接する。

地域の特徴

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町域の西部、一宮神社のある丘陵地を除いて平坦な土地。南縁を東西に山手通りが走る。北九州市立熊西中学校,熊西保育園,聖ヨゼフ幼稚園,筒井市民センターなどがある。

歴史

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当地は近世初期には熊手村の本村であったが、黒崎宿の創設に際して本村を宿内に移したため、以後熊手村の枝村となる(田圃志・続風土記・続風土記付録)[4]。大正6年三菱合資による新地買収、昭和9年日本タール工業(現三菱ケミカル)の社宅用地買収が行われ、周辺から開発が始まる[4]。昭和初期から当地付近は西山寺・東山寺と通称され、戦後、両者を合わせて山寺町と通称された[4]

地名の由来

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大字熊手、山寺より。昔はここに開蔵庵,景行庵,経竹庵,桂昌院,養釈院など寺院が多くあったことにちなむという[5]

沿革

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町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
町名新設 1959年(昭和34年) 山寺町 大字熊手の一部[4]
住居表示 1967年(昭和42年)6月1日 山寺町 山寺町,大字熊手の各一部[8]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
山寺町 618世帯 1,160人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 573人 [9]
2000年(平成12年) 963人 [10]
2005年(平成17年) 916人 [11]
2010年(平成22年) 834人 [12]
2015年(平成27年) 811人 [13]
2020年(令和2年) 1,075人 [14]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 285世帯 [9]
2000年(平成12年) 431世帯 [10]
2005年(平成17年) 420世帯 [11]
2010年(平成22年) 406世帯 [12]
2015年(平成27年) 408世帯 [13]
2020年(令和2年) 535世帯 [14]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[15]

街区 小学校 中学校
山寺町 全域 北九州市立筒井小学校 北九州市立熊西中学校

交通

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バス

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域内のバス停と系統は以下のとおりである[16]

運行事業者 西鉄バス北九州
系統 80 82 197
停留所 八幡西郵便局前

施設

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公共施設

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  • 筒井市民センター

教育施設

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  • 北九州市立熊西中学校
  • 聖ヨゼフ幼稚園

社会福祉施設

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  • 熊西保育園

寺社

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公園

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  • 一ノ宮公園
  • 御手洗公園

脚注

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注釈

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  1. ^ 以前は王子神社という名前だったが、昭和25年6月に王子神社、大歳神社、諏訪神社の三社を合祀し、社号を一宮神社とした。[17]

出典

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  1. ^ a b 北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月18日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年8月18日閲覧。
  4. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、1406頁。ISBN 4040014006 
  5. ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、31頁。 
  6. ^ 北九州市政だより 昭和42年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月18日閲覧。
  7. ^ 北九州市政だより 昭和47年4月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月4日閲覧。
  8. ^ 国土地理協会『国土行政区画総覧 7』国土地理協会、2002年、6627頁。 
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ 北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2023年8月2日). 2023年8月18日閲覧。
  16. ^ 西日本鉄道. “にしてつ時刻表”. 2024年8月17日閲覧。
  17. ^ 一宮神社境内案内板

関連項目

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