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野面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野面
野面の位置(北九州市内)
野面
野面
北緯33度46分57.76秒 東経130度44分22.06秒 / 北緯33.7827111度 東経130.7394611度 / 33.7827111; 130.7394611
日本
都道府県 福岡県
市町村 北九州市
八幡西区
町名制定 1989年平成元年)6月1日
人口
2024年令和6年)3月31日現在)[1]
 • 合計 1,032人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
807-1262[2]
市外局番 093(北九州MA[3]
ナンバープレート 北九州

野面(のぶ)は、福岡県北九州市八幡西区の地名。野面一丁目から二丁目のがある。住居表示実施済み。郵便番号は807-1262。

地理

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八幡西区の南部に位置し、西から北に楠橋南、北から東に金剛、南に大字野面と接する。

河川

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地域の特徴

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町域の北部を田の口川が東から北西流したのち南西流し、南西縁に沿って北西流する笹尾川と合流する。南縁に沿って九州自動車道が走る。町域の南部に林が残り、その他は住宅地。北九州市立木屋瀬地域交流センター,野面公民館,八所神社,長泉寺,北九州市営野面団地がある。野面公園内には六世紀頃に作られたとされる野面古墳がある。

歴史

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1915年大正4年)に香月 - 野面間3.8kmに鞍手軽便鉄道が開通し、木屋瀬炭鉱の算出した石炭の他、貨物や旅客を輸送していた[4]。現在の野面一丁目には野面駅があり、駅から大正区(現在の金剛三丁目)には50数件の商店が軒を連ね、炭鉱町として繁栄し、木屋瀬銀座とも呼ばれた[4]。鞍手軽便鉄道はその後、名前を変えながら1954年昭和29年)まで営業した[4]

沿革

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町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
町名新設
住居表示
1989年(平成元年)6月1日 野面一丁目 大字野面の一部[5][6]
野面二丁目 大字野面,大字楠橋の各一部[5][6]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
野面一丁目 302世帯 632人
野面二丁目 183世帯 400人
485世帯 1,032人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 634人 [7]
2000年(平成12年) 620人 [8]
2005年(平成17年) 566人 [9]
2010年(平成22年) 458人 [10]
2015年(平成27年) 524人 [11]
2020年(令和2年) 618人 [12]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 214世帯 [7]
2000年(平成12年) 230世帯 [8]
2005年(平成17年) 215世帯 [9]
2010年(平成22年) 198世帯 [10]
2015年(平成27年) 220世帯 [11]
2020年(令和2年) 274世帯 [12]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]

街区 小学校 中学校
野面一丁目 全域 北九州市立木屋瀬小学校 北九州市立木屋瀬中学校
野面二丁目 全域

交通

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バス

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運行事業者 停留所 系統
おでかけ交通
(運行:第一観光バス)
野面
野面四つ角

道路

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  • 九州自動車道

施設

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公共施設

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  • 野面公民館

文化施設

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  • 北九州市立木屋瀬地域交流センター

公営住宅

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  • 北九州市営野面団地

寺社

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  • 八所神社
  • 長泉寺

公園

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  • 野面公園
  • 野面2号公園
  • 野面北公園

史跡

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  • 野面古墳

脚注

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  1. ^ a b 北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年7月17日閲覧。
  4. ^ a b c 木屋瀬地域交流センター 文化財説明版”. 北九州市教育委員会. 2023年7月23日閲覧。
  5. ^ a b c 北九州市政だより 平成元年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
  6. ^ a b c “自治省告示第89号”, 官報 (国立印刷局) 号外第50号, (1991-04-16) 
  7. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  8. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  9. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  10. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ 北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2022年5月11日). 2022年6月18日閲覧。

関連項目

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