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陣原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
陣原
陣原の位置(北九州市内)
陣原
陣原
北緯33度52分1.85秒 東経130度44分14.32秒 / 北緯33.8671806度 東経130.7373111度 / 33.8671806; 130.7373111
日本
都道府県 福岡県
市町村 北九州市
八幡西区
町名制定 1973年昭和48年)6月1日
人口
2024年令和6年)3月31日現在)[1]
 • 合計 4,544人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
807-0821[2]
市外局番 093(北九州MA[3]
ナンバープレート 北九州

陣原(じんのはる)は福岡県北九州市八幡西区の地名。陣原一丁目から五丁目のがある。住居表示実施済み。郵便番号は807-0821。

地理

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八幡西区の北部に位置し、北に夕原町、北東に大字熊手、東に皇后崎町、南に穴生樋口町瀬板、南西に則松、西に長崎町および中須、北西に本城東と接する。

河川

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地域の特徴

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北縁に沿ってJR九州福北ゆたか線が通り、町域の中央部を南南東から北北西に県道11号有毛引野線が通過する。東縁に沿って国道3号黒崎バイパス)が、南縁に沿って東西に国道3号(現道)が走り、南西端で合流する。東西に細長く伸びる平坦な土地であり、東部は商業・工業地域、他は住宅地となっている。かつては町域の中央部を西鉄北九州線が東西に走っており、国道11号の西側付近に陣の原停留場が存在していたが、2000年(平成12年)11月26日に廃止された。代替駅として設置されたJR九州の陣原駅の近くには、1984年(昭和59年)まで貨物駅の東折尾駅が存在していた。二丁目には黒崎バイパス 陣原ランプ、三丁目には市立陣原保育所、五丁目には旗頭神社がある。

歴史

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地名の由来

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香月庄司と源範頼が兵を交えたところとの説や、武内宿禰が陣を構えた場所から陣原と呼ばれたとの説などがある[4]

沿革

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  • 1966年(昭和41年)- 陣原一丁目,三丁目,四丁目新設[5]
  • 1973年(昭和48年)6月1日 - 陣原二丁目,五丁目新設[5][6]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
町名新設
住居表示
1966年(昭和41年) 陣原一丁目 大字陣原大字穴生大字則松の各一部[5]
陣原三丁目
陣原四丁目
1973年(昭和48年)6月1日 陣原二丁目 大字陣原,大字穴生の各一部[7]
陣原五丁目 大字陣原,大字則松の各一部[7]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
陣原一丁目 479世帯 664人
陣原二丁目 438世帯 789人
陣原三丁目 954世帯 1,654人
陣原四丁目 621世帯 1,066人
陣原五丁目 201世帯 371人
2,693世帯 4,544人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 3,746人 [8]
2000年(平成12年) 3,687人 [9]
2005年(平成17年) 3,882人 [10]
2010年(平成22年) 4,475人 [11]
2015年(平成27年) 4,739人 [12]
2020年(令和2年) 4,915人 [13]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 1,517世帯 [8]
2000年(平成12年) 1,588世帯 [9]
2005年(平成17年) 1,721世帯 [10]
2010年(平成22年) 2,161世帯 [11]
2015年(平成27年) 2,329世帯 [12]
2020年(令和2年) 2,520世帯 [13]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]

街区 小学校 中学校
陣原一丁目 全域 北九州市立青山小学校 北九州市立穴生中学校
陣原二丁目 全域 北九州市立穴生小学校 北九州市立折尾中学校
陣原三丁目 全域
陣原四丁目 1 - 17番,18番1 - 20号
陣原五丁目 全域
陣原四丁目 18番21号以上,19番 北九州市立折尾東小学校

交通

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鉄道

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  • JR九州
    • 陣原駅

バス

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域内のバス停と系統は以下のとおりである[15][16]

運行事業者 西鉄バス北九州 北九州市交通局
系統 無番 1 74-1 80 82 57
停留所 瀬板二丁目
神社下
陣の原三叉路
国道陣の原
陣の原
陣の原三丁目
陣原駅南口

道路

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  • 国道3号(黒崎バイパス)
  • 国道3号(現道)
  • 県道11号有毛引野線

施設

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公共施設

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  • 北九州市立陣原市民センター
  • 陣原公民館

社会福祉施設

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  • 北九州市立陣原保育所

寺社

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  • 旗頭神社

公園

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  • 陣原北公園
  • 陣ノ原中公園
  • 陣原西公園
  • 陣原東公園
  • 西屋敷公園
  • 旗頭公園
  • 波戸場公園
  • 古川公園

脚注

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  1. ^ a b 北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月9日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2023年5月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年5月3日閲覧。
  4. ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、32頁。 
  5. ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、726頁。ISBN 4040014006 
  6. ^ 北九州市政だより 昭和48年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
  7. ^ a b 国土地理協会『国土行政区画総覧 7』国土地理協会、2002年、6622頁。 
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2022年6月12日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2022年6月12日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2022年6月12日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2022年6月12日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2022年6月12日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年6月12日閲覧。
  14. ^ 北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2023年4月1日). 2023年5月13日閲覧。
  15. ^ 西日本鉄道. “にしてつ時刻表”. 2024年8月16日閲覧。
  16. ^ 西日本鉄道. “北九州市営バス時刻表”. 2024年8月16日閲覧。

関連項目

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