十勝清水駅
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(清水駅 (北海道)から転送)
十勝清水駅 | |
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駅舎(2012年7月) | |
とかちしみず Tokachi-Shimizu | |
◄K23 新得 (9.1 km) | |
所在地 | 北海道上川郡清水町本通1丁目 |
駅番号 | ○K24 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■根室本線 |
キロ程 | 9.1 km(新得起点) |
電報略号 | ミス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
570人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1907年(明治40年)9月8日[1] |
備考 | |
清水駅 | |
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しみず Shimizu | |
(0.5 km) 下清水► | |
所属事業者 | 十勝鉄道 |
所属路線 | 清水部線 |
キロ程 | 0.0 km(清水起点) |
開業年月日 | 1926年(大正15年)6月15日 |
廃止年月日 | 1951年(昭和26年)7月1日 |
備考 | 路線廃止により廃駅。 |
十勝清水駅(とかちしみずえき)は、北海道上川郡清水町本通1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅である。駅番号はK24。電報略号はミス。事務管理コードは▲110412[4][5]。
特急「とかち」の全列車と、「おおぞら」の1往復(9・2号)が停車する。
歴史
[編集]- 1907年(明治40年)9月8日:国有鉄道の清水駅として開業[1][6]。
- 1926年(大正15年)6月16日:河西鉄道(後の十勝鉄道清水部線)の清水駅が本駅前に開業。
- 1934年(昭和9年)11月20日:十勝清水駅に改称[7][6]。
- 1951年(昭和26年)7月1日:十勝鉄道清水部線廃止。
- 1962年(昭和37年)10月:ホクレン清水製糖工場操業に伴い専用線使用開始。
- 1966年(昭和41年)11月1日:駅舎改築[8]。跨線橋設置。
- 1967年(昭和42年):白老チップ十勝工場(後に大昭和興林十勝工場)専用線敷設。
- 1976年(昭和51年)10月1日:一部の定期急行・通年停車開始(対象:上り急行ニセコ2号)[9]。
- 1985年(昭和60年)
- 1986年(昭和61年)
- x月x日:大昭和興林十勝工場移転により専用線廃止。
- x月x日:ホクレン清水製糖工場専用線廃止。
- 11月1日:車扱貨物の取扱を廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道の駅となる[1]。
- 1994年(平成6年)度:石勝線・根室線高速化工事に伴い同年度に構内改良[11]。
- 1997年(平成9年)10月1日:業務委託駅、ジェイ・アール道東トラベルサービスが受託。
- 2017年(平成29年)2月1日:北海道ジェイ・アール・サービスネットがジェイ・アール道東トラベルサービスを吸収合併したため、受託会社を北海道ジェイ・アール・サービスネットに変更[12]。
駅名の由来
[編集]→「清水町 (北海道) § 町名の由来」も参照
町名より。東海道本線江尻駅が1934年(昭和9年)12月1日に清水駅に改称されるのに先立ち[13]、区別のため同年11月20日に旧国名「十勝」が冠された[7][14][6]。
1987年(昭和62年)3月23日の士幌線十勝三股駅廃止後、唯一の「十勝」を冠した駅となっている。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線をもつ地上駅。通常列車は駅舎側の本線である1番線を使用し、交換する場合のみ2番線を使用する。
駅舎は駅構内の東側にある。北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を受託する業務委託駅で[2]、みどりの窓口が設置されている[3]。
かつては駅舎の南側に貨物ホームがあったほか、駅の南側・根室本線の西側にあるJA十勝清水町の倉庫や本線の東側にある日本甜菜製糖清水工場、駅の北側にあるホクレン清水製糖工場への専用線がそれぞれ分岐していたが、1986年(昭和61年)11月1日までにすべて廃止された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■根室本線 | 下り | 帯広・池田方面 |
上り | 新得・札幌方面 |
-
改札口(2017年10月)
-
ホーム(2017年10月)
-
跨線橋(2017年10月)
利用状況
[編集]1日の平均乗降人員は以下の通りである[15]。
乗降人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011 | 666 |
2012 | 642 |
2013 | 648 |
2014 | 630 |
2015 | 658 |
2016 | 632 |
2017 | 602 |
2018 | 570 |
常備駅
[編集]1985年時の常備貨車
- タキ3600形(糖蜜専用)2両、日本甜菜製糖所有
「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
駅周辺
[編集]- 国道38号・国道274号
- 道東自動車道十勝清水インターチェンジ
- 清水町役場
- 帯広開発建設部清水道路管理ステーション
- 新得警察署清水交番
- 清水町公衆浴場[17]
- サツドラ・十勝清水店(2021年4月29日移転オープン[18])
- 清水赤十字病院
- 清水郵便局
- 帯広信用金庫清水支店
- 北洋銀行清水支店
- 十勝清水町農業協同組合(JA十勝清水町)
- 北海道清水高等学校
- 清水町コミュニティバス、十勝バス「十勝清水駅前」停留所
隣の駅
[編集]- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■根室本線
脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、877頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 受託駅一覧 - 北海道ジェイ・アール・サービスネット.2021年12月6日閲覧
- ^ a b JR北海道のおもな駅 - JR北海道.2021年12月6日閲覧
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、232頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、111頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ a b 内閣印刷局, ed (1934‐11-01). “鉄道省告示 第537号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2352) .
- ^ 「仁木、十勝清水駅舎が完成」『交通新聞』交通協力会、1966年11月8日、2面。
- ^ 「清水町百年史」P847
- ^ 「清水町百年史」P848
- ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045、ISSN 0915-9231。
- ^ 『連結子会社2社の合併について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2016年8月3日。オリジナルの2016年8月3日時点におけるアーカイブ 。2016年8月6日閲覧。
- ^ 内閣印刷局, ed (1934‐11-01). “鉄道省告示 第538号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2352) .
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、122頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月24日閲覧
- ^ 十勝毎日新聞・電子版(2017年11月19日付)「屋根はポテチデザイン 清水 中高生コラボのバス停でくぎ打ち」(2018年6月2日閲覧)
- ^ まちの情報>公共施設>清水町公衆浴場 清水町ホームページ(2021年5月14日閲覧)
- ^ ホーム>お知らせ>サツドラ清水店リニューアルに伴う一時閉店のお知らせ サッポロドラッグストアー(2021年4月21日掲載、2021年5月9日閲覧)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 十勝清水|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company