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== 経歴 == |
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=== ソフトバンク時代 === |
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'''{{by|2021年}}'''最終戦となった10月25日の対[[千葉ロッテマリーンズ]]戦で[[田中靖洋]]から二塁打を放ち、初安打を記録した<ref>{{Cite news|date=2021-10-25|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/821640/|title=海野がプロ2年目の最終戦で初安打「来年につながる大事な1本」|newspaper=西日本スポーツ|publisher=西日本新聞社|accessdate=2022-01-17}}</ref>。正捕手の[[甲斐拓也]]が143試合にフル出場したこともあり、11試合の出場に留まった<ref>{{Cite news|date=2021-12-13|url=https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/846499/|title=海野が1150万円で更改 甲斐と自主トレ「盗めるものがあれば盗みたい」|newspaper=西日本スポーツ|publisher=西日本新聞社|accessdate=2022-11-13}}</ref>。 |
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'''[[2024年の野球|2024年]]'''、春季キャンプのシート打撃と紅白戦でそれぞれチーム1号本塁打を放つなどアピールし<ref name=":0" />、開幕を一軍で迎える。3月31日の[[オリックス・バファローズ]]戦で2022年以来となるスタメンマスクを任された<ref name=":1" />。5月21日の楽天戦では20点リードの8回裏にレフトのポールに直撃する本塁打を放ち、ポール直撃本塁打を打った選手に贈られるマルタイ棒ラーメン1年分が試合後に贈呈された<ref name=":2" />。 |
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== 選手としての特徴 == |
== 選手としての特徴 == |
2024年5月21日 (火) 18:07時点における版
福岡ソフトバンクホークス #62 | |
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2022年6月21日 京セラドーム大阪 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 岡山県岡山市[1] |
生年月日 | 1997年7月15日(27歳) |
身長 体重 |
174 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2019年 ドラフト2位 |
初出場 | 2020年9月18日 |
年俸 | 1200万円(2024年)[2] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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海野 隆司(うみの たかし、1997年7月15日[3] - )は、岡山県岡山市出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
プロ入り前
小学校ではソフトボールをやっていた[4]。小学校5年から捕手になり、中学校入学後は野球に転向し硬式野球チームのヤングファイターズ岡山に所属する[4]。高校は関西高校に進学[4]し、2年春から正捕手になり、第96回全国高等学校野球選手権大会に出場する[4]。チームは2回戦(初戦)で富山商相手に1対3で敗退し、自身も3打数無安打に終わる[5]。野球部には1学年先輩に小郷裕哉がいる。
東海大学では1年の秋から試合出場し[4]、2018年の3年春には首位打者を獲得する[6]。そして同年6月には第42回日米大学野球選手権大会のメンバーに選出される[4]。4年にも第43回日米大学野球選手権大会のメンバーに選出され、同大会では全5試合で先発マスクを務めるだけでなく第4戦では本塁打を放つなど活躍し[7][1]、優勝に貢献した[4]。2020年1月には日本学生野球協会から、学生野球表彰を受けた[8]。
2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスより2位指名を受け[9]、11月25日に契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で契約合意に達し[10]、12月5日、福岡市内のホテルで入団発表会見が行われた[11]。背番号は62。
ソフトバンク時代
2020年9月3日に初めての一軍昇格を迎え[12]、9月18日の対東北楽天戦で一軍公式戦初出場を果たす[13]。 9月28日に一旦ファームに降格するが、10月13日に左膝の状態が悪い髙谷裕亮と入れ替わりで、再度一軍昇格し[14]、11月1日の対埼玉西武戦で初めてスタメンで出場した[15]。読売ジャイアンツとの日本シリーズでは、出場機会は無かったがベンチ入りした[16]。
2021年最終戦となった10月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦で田中靖洋から二塁打を放ち、初安打を記録した[17]。正捕手の甲斐拓也が143試合にフル出場したこともあり、11試合の出場に留まった[18]。
2022年、開幕一軍メンバー入りするが出場機会を得られず、5月23日に登録抹消された。6月7日に1軍再昇格し[19]、7月3日の対埼玉西武ライオンズ戦では、新型コロナウィルス陽性で離脱中の甲斐に代わりスタメン出場し、石川柊太の完封をアシストした[20]。8月26日の対北海道日本ハムファイターズ戦では北山亘基からプロ初本塁打を記録した[21]。1軍公式戦には2番手捕手として自己最多の47試合に出場し、打率.167、1本塁打、4打点の成績を残した。
2023年、開幕を一軍で迎えたものの、5月3日に出場選手登録を抹消された。オールスター前に登録抹消となった嶺井博希と入れ替えで7月22日に一軍に再昇格したが、8月3日に再度嶺井と入れ替わり、そのままシーズンを終えた。同年はわずか8試合の出場にとどまり、スタメンマスクは0に終わった。
2024年、春季キャンプのシート打撃と紅白戦でそれぞれチーム1号本塁打を放つなどアピールし[3]、開幕を一軍で迎える。3月31日のオリックス・バファローズ戦で2022年以来となるスタメンマスクを任された[9]。5月21日の楽天戦では20点リードの8回裏にレフトのポールに直撃する本塁打を放ち、ポール直撃本塁打を打った選手に贈られるマルタイ棒ラーメン1年分が試合後に贈呈された[10]。
選手としての特徴
二塁送球タイムは1.7秒をマークする強肩であり、甲斐拓也と遜色ないと評される[1][22]。打撃が課題であったが[23]、3年春に首位打者を獲得し、4年秋のリーグ戦では大学野球で初めて本塁打を放つなど打撃面も向上している。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | ソフトバンク | 5 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2021 | 11 | 5 | 4 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .250 | .200 | .500 | .700 | |
2022 | 47 | 42 | 42 | 3 | 7 | 2 | 0 | 1 | 12 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 0 | .167 | .167 | .286 | .452 | |
2023 | 8 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
通算:4年 | 71 | 53 | 51 | 4 | 8 | 3 | 0 | 1 | 14 | 6 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 14 | 1 | .157 | .154 | .275 | .428 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
捕手 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
2020 | ソフトバンク | 5 | 10 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 1 | 1 | 0 | .000 |
2021 | 11 | 23 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | 1 | 2 | 1 | 1 | .500 | |
2022 | 45 | 146 | 20 | 0 | 1 | 1.000 | 2 | 18 | 12 | 6 | .333 | |
2023 | 8 | 15 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 2 | 2 | 0 | .000 | |
通算 | 69 | 194 | 25 | 0 | 2 | 1.000 | 4 | 23 | 16 | 7 | .304 |
- 2023年度シーズン終了時[注 1]
記録
- 初記録
- 初出場:2020年9月18日、対東北楽天ゴールデンイーグルス16回戦(福岡PayPayドーム)、9回表に甲斐拓也に代わり捕手で出場
- 初打席:2020年10月20日、対北海道日本ハムファイターズ22回戦(札幌ドーム)、9回表に甲斐拓也の代打で出場、加藤貴之から空振り三振
- 初先発出場:2020年11月1日、対埼玉西武ライオンズ23回戦(メットライフドーム)、9番・捕手で先発出場
- 初打点:2021年4月25日、対千葉ロッテマリーンズ6回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回表に田中靖洋から中犠飛
- 初安打:2021年10月25日、対千葉ロッテマリーンズ25回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回表に田中靖洋から左適時二塁打
- 初本塁打:2022年8月26日、対北海道日本ハムファイターズ22回戦(札幌ドーム)、9回表に甲斐拓也の代打で出場、北山亘基から左越ソロ
背番号
- 62(2020年 - )
登場曲
- 「THANX」WANIMA(2020年)
- 「I CAN'T STOP ME」TWICE(2021年)
- 「YES or YES」TWICE(2021年)
- 「ピーターパン」優里(2022年 - )
- 「ベテルギウス」優里(2022年 - )
- 「笑えれば」ウルフルズ(2022年 - )
代表歴
脚注
注釈
- ^ 2021年以降の企図数・許盗塁・盗塁刺・阻止率については参考文献参照。
出典
- ^ a b c “ソフトB、東海大・海野捕手を2位指名 本家になぞらえ「海野キャノン」の異名 二塁送球は最速1・7秒台”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2019年10月17日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ “ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月29日閲覧。
- ^ a b “海野 隆司”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. NPBエンタープライズ. 2020年2月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g “強肩“海キャノン”で世界へ!ソフトBドラ2海野 侍J入り目指し本家甲斐超え必ず”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2019年11月26日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ “富山商 対 関西スコア速報”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2014年8月17日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ “佐々木、奥川が本命も…巨人ドラ1候補に東海大・海野 阿部後継にアマNo.1捕手急浮上”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2019年10月3日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ 君島圭介 (2019年7月21日). “日本4発9点!3大会ぶりV懸け最終決戦へ 日米大学野球”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社) 2020年2月29日閲覧。
- ^ “日本学生野球協会 19年学生野球表彰者発表 昨夏甲子園Vの履正社・野口ら”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2020年1月10日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ a b 高木遊 (2019年11月20日). “SBドラフト2位東海大・海野隆司にスカウトが重ね合わせた名捕手の姿。”. Number. 文藝春秋. 2020年2月20日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク2位海野が仮契約「甲斐野コース」誓う”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年11月25日) 2020年12月8日閲覧。
- ^ “2019/12/05(木) 選手 新入団会見レポ。1位佐藤選手は「背番号30」に”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2019年12月5日). 2020年12月8日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが新人捕手を登録 海野が初の1軍昇格”. 西日本スポーツ. (2020年9月3日)
- ^ “ソフトバンク2位海野「足が震えた ついに初出場”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年9月19日) 2020年12月18日閲覧。
- ^ “ソフトB・工藤監督、高谷抹消で甲斐の奮起に期待”. サンケイスポーツ. (2020年10月13日)
- ^ “ソフトバンク周東、甲斐がスタメン外れる ルーキー海野の先発マスク”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年11月1日) 2020年12月18日閲覧。
- ^ “2020/11/21(土) 第1戦 巨人 vs 福岡ソフトバンク”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト (2020年11月21日). 2020年12月18日閲覧。
- ^ “海野がプロ2年目の最終戦で初安打「来年につながる大事な1本」”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2021年10月25日) 2022年1月17日閲覧。
- ^ “海野が1150万円で更改 甲斐と自主トレ「盗めるものがあれば盗みたい」”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2021年12月13日) 2022年11月13日閲覧。
- ^ “海野が1軍昇格へ、7日阪神戦から 2軍戦で打率3割1分1厘”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2022年6月6日) 2022年11月13日閲覧。
- ^ “海野隆司は巧みな「演出家」 先発マスクでの完封2度目 正捕手甲斐離脱のピンチ救う”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2022年7月3日) 2022年11月13日閲覧。
- ^ ““殴られ役”ばかりじゃないぞ! 3年目海野隆司が48打席目でうれしいプロ初アーチ”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2022年8月26日) 2022年11月13日閲覧。
- ^ “ソフトB・福山スカウトチーフ ドラ2東海大・海野に指名あいさつ 「肩は(甲斐)拓也と同じレベル」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2019年10月23日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ “ソフトバンク2位は東海大・海野 大学ジャパン扇の要”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2019年10月17日) 2020年2月29日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “2018年 第42回 日米大学野球選手権大会”. 野球日本代表 オフィシャルサイト. 2020年12月18日閲覧。
- ^ “2018年 第29回 ハーレムベースボールウィーク”. 野球日本代表 オフィシャルサイト. 2020年12月18日閲覧。
- ^ “2019年 第43回 日米大学野球選手権大会”. 野球日本代表 オフィシャルサイト. 2020年12月18日閲覧。
参考文献
- ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2022日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2021年。ISBN 978-4-583-11429-3。 296ページ参照。
- ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2023日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2022年。ISBN 978-4-583-11546-7。 52ページ参照。
- ベースボール・マガジン社 編『2023プロ野球シーズン総決算号』 別冊新春号、ベースボール・マガジン社、2023年、89頁。ASIN B0CPQ6FZRV。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 海野隆司 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 62 海野 隆司 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- 海野隆司 (@umitaka_1234) - Instagram