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「ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)」の版間の差分

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2017年9月30日 (土) 12:58時点における版

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
SME六番町ビル(本社社屋)
種類 株式会社
略称 SME, SMEJ, Sony Music
本社所在地 日本の旗 日本
102-8353
東京都千代田区六番町4番地5
設立 2003年平成15年)4月1日
※創業 1968年昭和43年)3月1日
業種 情報・通信業
法人番号 5010001082437 ウィキデータを編集
事業内容 株式保有による傘下会社の経営・管理
代表者 代表取締役最高経営責任者 水野道訓
代表取締役最高執行責任者 村松俊亮
資本金 1億円(2010年3月31日時点)
売上高 連結: 2,231億4百万円
(2016年3月期)[1]
従業員数 約2,000名(グループ計)
決算期 3月末日
主要株主 ソニー 100%
主要子会社 グループ会社参照
関係する人物 酒井政利丸山茂雄大賀典雄岸栄司盛田昌夫北川直樹
外部リンク http://www.sme.co.jp/
特記事項:1968年昭和43年)3月1日CBS・ソニーレコード株式会社として創業。
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SME乃木坂ビル

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントSony Music Entertainment (Japan) Inc.、略称:SME)は、ソニーグループの音楽系事業統括会社(中間持株会社)。

概要

初めは1968年昭和43年)、「CBS・ソニーレコード株式会社」として設立され、1991年平成3年)から現社名となっている。さらに、2001年(平成13年)には、分離・子会社化したレコード製作部門、営業部門、製造部門の統括会社(持株会社)になった。現在の法人は、2003年(平成15年)に非音楽部門を分離するために行った会社分割の際に、旧ソニー・ミュージックエンタテインメントの音楽事業を承継し設立された。

音楽系事業以外(ソニー・マガジンズアニプレックスなど)は、2003年(平成15年)の会社分割で同時に設立された株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントが統括会社となっている。しかし、ソニーのリテール事業の売却に伴い、2006年(平成18年)5月17日に株式会社エスシーユーに商号変更したうえで、会社分割により新・株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントとリテール事業の統括会社の2社を子会社として設立。株式会社エスシーユーはソニー株式会社に吸収合併され、さらに株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントも2006年(平成18年)12月1日に株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントに吸収合併された。この様にソニーによるグループの解体・再編が始まっている。(リテール部門の売却については、ソニーのリテール事業参照)

アメリカ合衆国のソニー・ミュージックエンタテインメント(CBSレコードが母体)は、2004年(平成16年)にBMGエンターテインメントと合併し、「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」が発足した。

2008年(平成20年)10月には、ソニーが「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」のベルテルスマン持分を取得し、「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」を完全子会社化した。同時にソニーの完全子会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)は、「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」からBMG JAPANの全株式の譲渡を受け、BMG JAPANを子会社化した[2]。その後2009年10月1日、BMG JAPANの国内制作部門および洋楽部門以外の部門を吸収合併した(BMG JAPANの国内制作部門は新設の株式会社アリオラジャパンへ、洋楽部門はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルへ、それぞれ承継した)。

音楽配信事業を巡っては、他のレコード会社と比べて一曲あたりの値段が若干高く設定されている他、デジタル著作権管理が厳しく、従来まではソニー製ウォークマンやパソコン用プレイヤーでしか再生が不可能なATRAC方式が主体なこと(後にWMA方式も登場したが)、音源が配信されているウェブサイトが、子会社のレーベルゲートが運営しているmoraとその提携先に限られていた。

しかし、アリオラジャパンを始めとした旧BMG JAPAN系の会社やレーベルは、SME傘下になっても引き続きiTunes Storeなどで楽曲提供を行っていた。2012年に入ると、2月22日にiTunes Storeで主要洋楽アーティストの楽曲提供を開始。さらに、10月1日のmoraのサイトリニューアルで、DRMフリーのMP3AACによる楽曲配信が開始されたことで、SMEもこのフォーマットで楽曲提供を行うようになり、11月7日より、主要邦楽アーティストの楽曲提供も開始している。

また、近年レコード人気が再燃している状況を受け、2017年6月29日に日本国内でのアナログレコードの自社生産を再開すると発表した。1989年に生産を終了してからは海外企業を含め外注しており、自社生産は29年ぶりとなる。当初はSME系所属アーティストが中心となるが、今後外部レーベルからの受注生産も受け付ける予定[3]

沿革

  • 1968年昭和43年)
  • 1969年(昭和44年)
  • 1971年(昭和46年)7月 - 新レーベルEPIC」発足。
  • 1973年(昭和48年)8月 - 株式会社シービーエス・ソニーと商号変更。本社を東京都新宿区に移転。
  • 1974年(昭和49年)8月 - 静岡工場をCBS・ソニーレコード株式会社として分離。
  • 1975年(昭和50年)3月 - CBSソニーとワーナー・パイオニアの共同出資でジャパン・レコード配送(現:ジャレード)を設立。
  • 1977年(昭和52年) - ソニー社製PCMプロセッサーPAU-1602[注 1]3/4インチUマチックVTRを使って、世界初の16ビットによるPCMデジタル録音を行う(盛田昭夫コレクションによるピアノ・ロールによる録音)。
  • 1978年(昭和53年)
    • 月日不明 - ソニー社製PCMプロセッサーPCM-1600[注 2]を導入、運用開始。
    • 5月 - ビデオソフト発売開始。
    • 8月 - 全額出資にて株式会社EPIC・ソニーを設立。
    • 9月 - 東京都新宿区に信濃町スタジオを完成、運用開始。
  • 1979年(昭和54年)
  • 1980年(昭和55年)? - 後に於けるCDの発売も考慮して、ソニー社製PCMプロセッサーPCM-1610[注 4]を導入、運用開始。
  • 1981年(昭和56年)8月 - SD事業部新設、アーティストの発掘・育成を強化。
  • 1982年(昭和57年)
  • 1983年(昭和58年)8月 - 株式会社シービーエス・ソニーグループと商号変更。又、企画制作部門を、株式会社CBS・ソニーとして分離。
  • 1984年(昭和59年) - 自社制作の録音が、原則として全てPCMデジタル録音となる。
  • 1986年 - ソニー社製PCMプロセッサーPCM-1630[注 7]を導入、運用開始。
  • 1988年(昭和63年)
    • 1月 - ソニー株式会社が米国CBS Inc.の所有していた全株式を取得。
    • 2月 - ソニー株式会社よりビデオソフト・カラオケソフトの企画制作・製造・販売会社である株式会社ソニービデオソフトウェアインターナショナルの全株式を取得。
    • 3月 - 株式会社CBS・ソニー、株式会社EPIC・ソニー、CBS・ソニーレコード株式会社および株式会社ソニービデオソフトウェアインターナショナルの4社を吸収合併。
  • 1989年平成元年)
  • 1991年(平成3年)
    • 4月 - 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと商号変更。
    • 11月 - 東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1992年(平成4年)
    • 2月 - 静岡県榛原郡吉田町に静岡第2プロダクションセンターを竣工。
    • 4月 - 新レーベル「キューン・ソニーレコード(Ki/oon Sony Records)」発足。
    • 8月 - ミニディスク(MD)ソフト生産開始。
    • 11月 - MDソフト発売開始。(マライア・キャリー『エモーションズ』ほか初回全88タイトル)
  • 1995年(平成7年)3月 - 公式ホームページ「BIGTOP(現Sony Music Online Japan)」スタート。
  • 1996年(平成8年)
    • 6月 - 静岡プロダクションセンターがISO「ISO9002」の認証を取得。
    • 9月 - 信濃町スタジオにて、世界初のDSD方式による録音を行う(トニー・ウィリアムス『ヤング・アット・ハート』)。
  • 1997年(平成9年)
    • 2月 - DVDソフト生産開始。(『ザ・シークレット・サービス』ほか)
    • 4月 - 静岡プロダクションセンターが国際環境規格「ISO14001」の認証を取得。
  • 1998年(平成10年)
    • 4月 - 新レーベル「SMEJ Associated Records」設立。
    • 7月 - 茨城県那珂郡那珂町(現・那珂市)に茨城プロダクションセンターを竣工。東京都港区に白金台ビル(白金台オフィスとも)を完成。
    • 8月 - 社章を“Sony Musicロゴタイプ”に変更。
  • 1999年(平成11年)
  • 2000年(平成12年)
    • 1月 - ソニー株式会社と株式交換し、同社の完全子会社となる。
    • 2月 - コーポレイト・エグゼクティブ制度(執行役員制度)を導入。
    • 4月 - 著作権侵害増加を危惧し、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが中核となり音楽業界各社出資の下、株式会社レーベルゲート設立。
  • 2001年(平成13年)
  • 2002年(平成14年)
    • 2月 - ソニーミュージックグループが環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得。
    • 12月 - CD音源の携帯電話向け配信サービス「着うた」開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月1日 - 株式会社SMEJと商号変更。新設分割により同社の完全子会社として株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと、株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントの2社を設立(音楽事業とその他の事業を分離)。
    • 7月1日 - 株式会社エスエムイージェーがソニー株式会社に吸収合併され解散。この結果、ソニー株式会社が完全親会社となる。
  • 2004年(平成16年)8月1日 - 米ソニー・ミュージックエンタテインメントBMGエンターテインメントベルテルスマングループ )が合併し、また双方の50%ずつの出資によってソニーBMG・ミュージックエンタテインメントを発足。
  • 2005年(平成17年)2月 - 子会社・株式会社ソニー・ミュージックネットワーク設立(MORRICH、bitmusicの事業承継)。
  • 2006年(平成18年)
  • 2008年(平成20年)10月 - 株式会社BMG JAPANを子会社とする。
  • 2009年(平成21年)10月 - BMG JAPANの国内制作部門を新設の株式会社アリオラジャパンへ、洋楽部門(RCA/JIVEグループ)をソニー・ミュージックジャパンインターナショナルへ承継し、残った法人をソニー・ミュージックエンタテインメントが吸収合併。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - ミュージック・オン・ティーヴィとソニー・マガジンズが合併し株式会社エムオン・エンタテインメントが発足。またホールネットワークが株式会社Zeppライブエンタテインメントに、キューンレコードが株式会社キューンミュージックにそれぞれ商号変更を行う。
  • 2014年(平成26年)4月1日 - ソニー・ミュージックレコーズが7つのレーベル各社を吸収合併し株式会社ソニー・ミュージックレーベルズを発足。またソニー・ミュージックディストリビューションがソニー・ミュージックネットワークを吸収合併し株式会社ソニー・ミュージックマーケティングが発足。
  • 2015年(平成27年)4月1日 - ソニーDADCジャパンを完全子会社(機能子会社)化[4]。また、レーベルゲートがクリップゲートを吸収合併[5]
  • 2017年(平成29年)
    • 6月29日 - 29年ぶりとなるアナログレコードの自社生産再開を発表[6][7][8][9]

グループ会社

※ …旧・ソニー・カルチャーエンタテインメント傘下の企業

レーベルビジネスグループ

ソニー・ミュージックレーベルズ

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
Sony Music Labels Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 SML
本社所在地 日本の旗 日本
102-8353
東京都千代田区六番町4番地5
設立 2014年(平成26年)4月1日
業種 情報・通信業
法人番号 5010001082437 ウィキデータを編集
事業内容 音楽映像ソフトの企画・制作・発売
代表者 代表取締役 執行役員社長 桂田大助
代表取締役 執行役員専務 大谷英彦
資本金 480,000,000円
主要株主 ソニー・ミュージックエンタテインメント(100%)
外部リンク https://www.sme.co.jp/s/SME/company/SML
特記事項:存続会社の株式会社ソニー・ミュージックレコーズは2001年10月1日設立。
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2014年(平成26年)4月1日、SMEの傘下にある8レーベルが合併し、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズSony Music Labels Inc.)が新たに発足した。法人格上は旧ソニー・ミュージックレコーズ。

レーベル(事業部門)
ソニー・ミュージックレコーズ (Sony Music Records)
1968年3月米国CBS社とソニーの合弁で創業のCBS・ソニーレコードからの流れ。SMEの制作部門分離で2001年10月に会社を設立。
規格品番はSR(Sony Records)。
エスエムイーレコーズ (SME Records)
1998年発足。アイドルからJ-POPまでの実力派レーベル。発足当初はSMR内のレーベルだったが、2003年4月に会社を設立。
規格品番はSE(Sony Music Entertainment)。
SACRA MUSIC
2017年発足。アニメ系のタイアップなどを多くこなし、国内のみならず海外でも活躍しているアーティストが所属するレーベル。
規格品番はVV。
アリオラジャパン (Ariola Japan)
2009年発足。旧BMG JAPAN国内部門。J-POP中心の個性派レーベル。
規格品番はBV(BMG Victor。BMG時代の名残)。
エピックレコードジャパン (EPIC Records Japan)
1978年発足。旧EPIC・ソニー。J-POP中心の実力派レーベル。
規格品番はES(EPIC Sony)。
Epic JYP
JYPエンターテインメント所属アーティストのレーベル。
キューンミュージック (Ki/oon Music)
1992年発足。旧キューン・ソニー。ロックからミクスチャーまでの個性派レーベル。
規格品番はKS(Ki/oon Sony)。
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ (Sony Music Associated Records)
1998年発足。アイドルからJ-POPまでの実力派レーベル。外部プロデューサーを起用して展開する。
規格品番はAI(Associated)。
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル (Sony Music Japan International)
2001年発足。洋楽クラシックジャズ等。
規格品番はSI(Sony Music Japan International)。

ビジュアルビジネスグループ

ネット&メディアビジネスグループ

ライブビジネスグループ

アーティストマネジメント&パブリッシングビジネスグループ

マーケティング&ディストリビューションビジネスグループ

ソリューションビジネスグループ

その他

  • ソニー・ミュージックアクシス(統括会社における経理・システム・人事・総務・法務の受託業務)※

旧グループ会社・レーベル

  • DefSTAR Records(2000年発足。アイドルからJ-POPまでの個性派レーベル。規格品番はDF(DefSTAR))。
  • SIREN SONGXが1989年にCBSソニーからデビューした際に設立されたX専用のレーベル)
  • Oo RECORDS(1997年に親会社に吸収)
  • TRUE KiSS DiSC小室哲哉が主催したレーベル。2000年に活動休止)
  • Antinos Records(1994年 - 2004年 2002年7月までグループ会社だったが、エピックレコードに吸収合併され、2004年に運営終了)
  • ソニー・ミュージックワークス
  • パームビーチ2008年3月末でレーベル運営を解消し、事業解散)
  • ボイス&ハート(2008年4月にアニプレックス傘下から独立)
  • HIT STREET
  • BMG JAPAN(邦楽部門をアリオラジャパンに、洋楽部門(RCA/JIVEグループ)をソニー・ミュージックジャパンインターナショナルに承継の上、2009年10月1日に親会社に吸収合併され解散)
  • ソニー・マガジンズ(2012年4月にミュージック・オン・ティーヴィと合併、エムオン・エンタテインメントの出版メディア事業部門となる)
  • ウエストサイド(SME傘下に設立された後、2010年にソニー・ミュージックアーティスツの子会社となる。2012年10月1日に同社に吸収合併し解散)
  • クリップゲート(2015年4月1日にレーベルゲートに吸収合併され解散)
  • 閃光レーベル(ラジオ番組SCHOOL OF LOCK!のCD発売専用レーベル。2015年以降活動実績がないため事実上運営終了か?)
  • スティーズラボミュージック
  • オーガスタレコード(オフィスオーガスタのプライベートレーベルとしてアリオラジャパン(旧BMGファンハウス時代に発足)から販売。2017年1月にオフィスオーガスタがユニバーサルミュージックと資本提携したのに伴い、同年4月にレーベルごとユニバーサルに移籍)

脚注

注釈

  1. ^ 16ビット直線量子化を実現した初のPCMプロセッサー。ちなみに、サンプリング周波数は44.056kHzだった。このプロセッサーは後に改良版が、PCM-1600として翌年に発売された。
  2. ^ 16ビット直線量子化、サンプリング周波数:44.056kHz。録音媒体には3/4インチのU規格VTRを使用。
  3. ^ 1インチテープ使用。16ビット直線量子化、サンプリング周波数は50.35kHzで、後に改良して44.1kHzにも対応できる様にした。
  4. ^ 16ビット直線量子化、サンプリング周波数は44.056kHzと44.1kHzと、記録用に使用するVTRによって自動認識するものである。
  5. ^ 当時、新たに開発したDASHフォーマットを使った初のPCMマルチレコーダーである。1/2インチテープ使用、16ビット直線量子化。サンプリング周波数は44.1kHzと48kHzの2つに対応している。値段は3300万円。
  6. ^ ちなみにCDソフト第1号は、ビリー・ジョエルニューヨーク52番街』(35DP1)だが、クラシック第1号は、ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、ベートーヴェン作曲交響曲第5番「運命」&シューベルト作曲「未完成交響曲」の日本デジタルライヴ録音(38DC1)、邦楽第1号は、大滝詠一の『A LONG VACATION』(35DH1)。ちなみに、発売当初の値段は、デジタル録音物が1枚3800円、アナログ録音物が1枚3500円だった。
  7. ^ 技術的スペックはPCM-1610と同一だが、前記発売時後のデジタル技術の発達により、A/D、D/Aの各コンバーター部分等が改良されている。
  8. ^ DASHフォーマットを使った48チャンネルマルチとしては初のPCMマルチレコーダーである。1/2インチテープ使用、16ビット直線量子化。サンプリング周波数は44.1kHzと48kHzの2つに対応、PCM-3324との互換性を有する特長がある。値段は3800万円。

出典

  1. ^ 概要”. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2017年4月14日閲覧。
  2. ^ (株)ソニー・ミュージックエンタテインメントによる株式会社BMG JAPAN 完全子会社化” (PDF). ソニー (2008年10月2日). 2014年4月2日閲覧。
  3. ^ ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け,ITmedia,2017年6月29日
  4. ^ “SME、光ディスク製造のソニーDADCジャパンを完全子会社化”. AV Watch (インプレス). (2015年3月10日). http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20150310_692046.html 2015年3月10日閲覧。 
  5. ^ “レーベルゲートが4/1付でクリップゲートと合併、放送と通信を統合”. Musicman-NET (F.B.Communications Inc. & Magnet Co.,Ltd). (2015年2月25日). http://www.musicman-net.com/business/44831.html 2015年2月25日閲覧。 
  6. ^ ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け”. ニュースサイト. 2017年7月15日閲覧。
  7. ^ ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け”. オリコン、ニュースサイト. 2017年7月15日閲覧。
  8. ^ アナログ盤マシン導入。レーベル超えて柔軟なレコード制作に対応”. ニュースサイト. 2017年7月15日閲覧。
  9. ^ アナログレコードの制作・製造を本格的にスタート”. ソニーミュージック・プレスリリース. 2017年7月15日閲覧。

関連項目

外部リンク