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「吉野駅 (奈良県)」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:18時点における版

吉野駅
駅舎
(2014年4月19日撮影)
よしの
Yoshino
F56 吉野神宮 (1.5 km)
地図
所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山6261
北緯34度22分36.95秒 東経135度51分12.63秒 / 北緯34.3769306度 東経135.8535083度 / 34.3769306; 135.8535083
駅番号  F57 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 F 吉野線
キロ程 25.2km(橿原神宮前起点)
大阪阿部野橋から64.9 km
電報略号 ヨシ
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
505人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1928年昭和3年)3月25日
乗換 吉野ロープウェイ(千本口駅)
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プラットホーム

吉野駅(よしのえき)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある、近畿日本鉄道(近鉄)吉野線終着駅。駅番号はF57

概要

改札口

桜で名高い吉野山の玄関口。駅前から吉野大峯ケーブル自動車が運営する吉野ロープウェイに接続しており、吉野山(下千本)まで登ることが出来る。

なお、吉野ロープウェイは2017年4月に起こった事故の影響で運休が続いていたが[1]、2019年3月23日、約2年ぶりに運転を再開した[2]

歴史

駅構造

櫛形3面4線のホームを持つ地平駅。行楽シーズンに対応するため4線が整備されており、以前は通常期の日中は乗降分離が可能である2番線と3番線で発着を賄っていたが、2016年の「青の交響曲」運行開始後は在線時間が増えたため1番線も使用されている。ホーム有効長は4両。駅舎は社殿風。

のりば

のりば 路線 行先 使用種別
1 F 吉野線 橿原神宮前大阪阿部野橋方面 主に特急
  2番線降車ホーム
2 F 吉野線 橿原神宮前・大阪阿部野橋方面 主に特急
3 主に急行
  3番線降車ホーム
4 F 吉野線 橿原神宮前・大阪阿部野橋方面

3面のホームとも島式の構成。1・4番線に降車ホームはない。

配線図

近鉄 吉野駅 構内配線略図

吉野神宮
近鉄 吉野駅 構内配線略図
凡例
出典:[5]
※ 白線クロスハッチは降車用プラットホーム


駅設備・営業面

当駅乗降人員

近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[7]

  • 2018年11月13日:714人
  • 2015年11月10日:449人
  • 2012年11月13日:727人
  • 2010年11月9日:774人
  • 2008年11月18日:502人
  • 2005年11月8日:422人

利用状況

  • 吉野駅の利用状況の変遷は下表の通り。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す[8]。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(吉野駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1954年(昭和29年) 99,300 ←←←← 186,373 285,673      
1955年(昭和30年) 91,920 ←←←← 184,188 276,108      
1956年(昭和31年) 99,930 ←←←← 202,799 302,729      
1957年(昭和32年) 98,940 ←←←← 182,488 281,428      
1958年(昭和33年) 102,840 ←←←← 199,806 302,646      
1959年(昭和34年) 94,530 ←←←← 197,921 292,451      
1960年(昭和35年) 109,410 ←←←← 183,925 293,335      
1961年(昭和36年) 104,670 ←←←← 171,016 275,686      
1962年(昭和37年) 111,360 ←←←← 172,199 283,559      
1963年(昭和38年) 94,560 ←←←← 144,102 238,662      
1964年(昭和39年) 73,020 ←←←← 162,995 236,015      
1965年(昭和40年) 76,590 ←←←← 168,501 245,091      
1966年(昭和41年) 82,560 ←←←← 157,709 240,269      
1967年(昭和42年) 73,920 ←←←← 141,724 215,644      
1968年(昭和43年) 66,690 ←←←← 165,195 231,885      
1969年(昭和44年) 56,880 ←←←← 184,324 241,204      
1970年(昭和45年) 56,460 ←←←← 191,714 248,174      
1971年(昭和46年) 51,420 ←←←← 206,490 257,910      
1972年(昭和47年) 49,470 ←←←← 201,527 250,997      
1973年(昭和48年) 45,210 ←←←← 264,517 309,727      
1974年(昭和49年) 48,270 ←←←← 271,923 320,193      
1975年(昭和50年) 54,270 ←←←← 274,133 328,403      
1976年(昭和51年) 51,900 ←←←← 291,590 343,490      
1977年(昭和52年) 57,030 ←←←← 286,597 343,627      
1978年(昭和53年) 58,950 ←←←← 282,034 340,984      
1979年(昭和54年) 56,370 ←←←← 291,102 347,472      
1980年(昭和55年) 60,270 ←←←← 283,950 344,220      
1981年(昭和56年) 54,840 ←←←← 284,520 339,360      
1982年(昭和57年) 48,930 ←←←← 289,880 338,810 11月16日 546  
1983年(昭和58年) 54,780 ←←←← 256,203 310,983 11月8日 796  
1984年(昭和59年) 47,430 ←←←← 284,247 331,677 11月6日 557  
1985年(昭和60年) 41,760 ←←←← 281,496 323,256 11月12日 1,082  
1986年(昭和61年) 38,790 ←←←← 284,300 323,090 11月11日 745  
1987年(昭和62年) 37,290 ←←←← 230,978 268,268 11月10日 1,035  
1988年(昭和63年) 34,770 ←←←← 245,794 280,564 11月8日 604  
1989年(平成元年) 33,120 ←←←← 223,387 256,507 11月14日 564  
1990年(平成2年) 31,680 ←←←← 231,375 263,055 11月6日 897  
1991年(平成3年) 33,630 ←←←← 293,436 327,066      
1992年(平成4年) 32,160 ←←←← 256,652 288,812 11月10日 624  
1993年(平成5年) 31,830 ←←←← 268,657 300,487      
1994年(平成6年) 31,230 ←←←← 247,447 278,677      
1995年(平成7年) 32,550 ←←←← 202,231 234,781 12月5日 244  
1996年(平成8年) 34,440 ←←←← 244,125 278,565      
1997年(平成9年) 30,000 ←←←← 237,242 267,242      
1998年(平成10年) 28,980 ←←←← 196,367 225,347      
1999年(平成11年) 28,050 ←←←← 158,183 186,233      
2000年(平成12年) 26,430 ←←←← 165,765 192,195      
2001年(平成13年) 24,780 ←←←← 160,046 184,826      
2002年(平成14年) 23,120 ←←←← 127,828 150,958      
2003年(平成15年) 23,670 ←←←← 139,943 163,613      
2004年(平成16年) 23,160 ←←←← 159,992 183,152      
2005年(平成17年) 20,220 ←←←← 148,050 168,270 11月8日 422  
2006年(平成18年) 19,620 ←←←← 125,688 145,308      
2007年(平成19年) 17,550 ←←←← 139,360 156,910      
2008年(平成20年) 16,200 ←←←← 148,820 165,020 11月18日 502  
2009年(平成21年) 16,530 ←←←← 137,081 153,611      
2010年(平成22年) 17,220 ←←←← 149,441 166,661 11月9日 774  
2011年(平成23年) 16,440 ←←←← 123,429 139,869      
2012年(平成24年) 16,980 ←←←← 170,503 187,483 11月13日 727  
2013年(平成25年) 14,250 ←←←← 124,225 138,475      
2014年(平成26年) 11,190 ←←←← 144,310 155,500    
2015年(平成27年) 10,680 ←←←← 119,735 130,415 11月10日 449  
2016年(平成28年) 13,110 ←←←← 152,190 165,300     9月10日より観光特急「青の交響曲」運行開始
2017年(平成29年) 12,810 ←←←← 171,375 184,185      
2018年(平成30年) ←←←← 11月13日 714  

駅周辺

以下のものは駅からかなりの距離があるが、当駅が入口となる名所。

バス

このほか、観桜期は吉野中千本公園まで奈良交通の臨時バスが運行される。

その他

隣の駅

近畿日本鉄道
F 吉野線
急行・準急・普通(以上は吉野線内は各駅に停車)
吉野神宮駅 (F56) - 吉野駅 (F57)

脚注

注釈

出典

  1. ^ “奈良・吉野山ロープウェイ、運行再開の見通し立たず「資金調達が必要」”. 産経WEST (産経新聞社). (2018年7月12日). https://www.sankei.com/west/news/180712/wst1807120013-n1.html 2018年9月12日閲覧。 
  2. ^ ロープウェイ再開と料金改正について - 吉野大峯ケーブル自動車株式会社、2019年3月24日閲覧。
  3. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4 
  4. ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年3月6日閲覧
  5. ^ 川島令三、『全国鉄道事情大研究 - 大阪南部・和歌山篇』、ISBN 978-4-7942-0516-2、249頁、草思社、1993
  6. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
  7. ^ 駅別乗降人員 吉野線 - 近畿日本鉄道
  8. ^ 奈良県統計年鑑
  9. ^ 吉野町コミュニティバス(スマイルバス)”. 吉野町. 2016年3月6日閲覧。

関連項目

外部リンク