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「今里駅 (近鉄)」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 00:44時点における版

今里駅*
今里駅
いまざと
Imazato
地図
所在地 大阪市生野区新今里四丁目1-17
北緯34度39分53.09秒 東経135度32分59.72秒 / 北緯34.6647472度 東経135.5499222度 / 34.6647472; 135.5499222 (今里駅*)
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号 イマサ
駅構造 高架駅
ホーム 3面4線
乗降人員
-統計年度-
10,901人/日
-2018年-
開業年月日 1914年大正3年)4月30日
乗入路線 2 路線
所属路線 D 大阪線
駅番号  D05 
キロ程 2.8km(大阪上本町起点)
大阪難波から4.8 km
D04 鶴橋 (1.7 km)
(1.3 km) 布施 D06
所属路線 A 奈良線**
(線路名称上は大阪線)
駅番号  A05 
A04 鶴橋 (1.7 km)
(1.3 km) 布施 A06
備考 ** 奈良線の起点は布施
* 駅名改称経歴
- 1922年 片江駅→今里片江駅
- 1929年 今里片江駅→今里駅

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今里駅
配線図

鶴橋駅

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STR+BSl
STR+BSl
STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR+BSl
STR+BSr
STR+BSr
STRg STRg STRf STRf

布施駅

今里駅(いまざとえき)は、大阪府大阪市生野区新今里四丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の

利用可能な鉄道路線

備考
線路名称上は、当駅は大阪線に所属するが、運転系統上は奈良線も含まれており、それぞれ独立した路線という扱いになっている。

歴史

当駅を含む上本町(現在の大阪上本町) - 布施間は多くの列車が乗り入れる過密線区であり、高頻度の運行を維持するために戦時中から大阪線の全列車は当駅を通過する措置を採っていた[1]が、それでも同区間は架線電圧の異なる2路線が乗り入れていたことから[2]混雑はさほど解消されていなかった[3]。そこで戦後同区間では複々線化工事が行われ大阪線と奈良線の線路が完全に分離、当駅の南側には高架橋が造られ大阪線上りホームが設置された[3]。この両路線の分離により架線電圧の違いによる問題が解消され、列車の輻輳が抑えられた結果、大阪線の列車の当駅への停車が可能となっている[3]

駅構造

相対式ホームの間に島式ホームが配置された3面4線の高架駅である。有効長は全面6両編成分。改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は南側の1か所のみ。

1956年複々線化までは2面の相対式ホームで、奈良線の普通列車のみが停車していた。複々線化後は、2番ホームが奈良線上り、3番線ホームが大阪線下りの扱いとなっていたが、1975年に現行のホームに変更された。

鶴橋駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 A 奈良線 下り A 東花園大和西大寺奈良方面 H 天理方面
2 D 大阪線 D 河内国分大和八木方面 M 伊勢志摩方面 E 名古屋方面
3 A 奈良線 上り A 大阪上本町大阪難波尼崎神戸三宮方面
4 D 大阪線 D 鶴橋・大阪上本町方面

利用状況

2018年11月13日における1日乗降人員10,901人である。

近年における1日乗降・乗車人員は以下の通り。

年度別1日乗降・乗車人員
年度 特定日 1日平均
乗車人員[6]
出典
調査日 乗降人員 乗車人員
1990年(平成02年) 11月06日 19,740 9,902 9,668 [7]
1991年(平成03年) - 10,291
1992年(平成04年) 11月10日 18,183 9,063 9,437 [8]
1993年(平成05年) - 9,206
1994年(平成06年) - 9,004
1995年(平成07年) 12月05日 17,439 8,728 8,956 [9]
1996年(平成08年) - 8,605
1997年(平成09年) - 8,187
1998年(平成10年) 11月10日 15,920 7,943 7,880 [10]
1999年(平成11年) - 7,507
2000年(平成12年) 11月07日 15,391 7,581 7,333 [11]
2001年(平成13年) - 7,142
2002年(平成14年) - 6,765
2003年(平成15年) 11月11日 13,726 6,650 6,407 [12]
2004年(平成16年) - 6,143
2005年(平成17年) 11月08日 12,705 5,941 5,979 [13]
2006年(平成18年) - 5,874
2007年(平成19年) - 5,652
2008年(平成20年) 11月18日 11,079 5,468 5,520 [14]
2009年(平成21年) - 5,385
2010年(平成22年) 11月09日 10,405 5,100 5,200 [15]
2011年(平成23年) - 5,123
2012年(平成24年) 11月13日 10,047 4,937 5,045 [16]
2013年(平成25年) - 5,111
2014年(平成26年) - 5,089
2015年(平成27年) 11月10日 10,671 5,350 5,358 [17]
2016年(平成28年) - 5,414
2017年(平成29年) - 5,507
2018年(平成30年) 11月13日 10,901

駅周辺

バス

駅前にバスは乗り入れていない。駅から約400m南側の新今里停留所が一番近いバス停となる。

新今里
大阪シティバス

隣の駅

近畿日本鉄道
D 大阪線・A 奈良線
快速急行・急行・準急・区間準急
通過
普通
鶴橋駅 (A04/D04) - 今里駅 (A05/D05) - 布施駅 (A06/D06)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

  1. ^ a b c 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、678頁。全国書誌番号:21906373 
  2. ^ 当時同区間の架線電圧は奈良線に合わせた600Vで、架線電圧1500Vの大阪線の列車は複電圧対応でない車両で600Vの区間を走行させていたため、本来必要な電圧が不足し、走行の際に出力が不足したため減速運転せざるを得なかった。このため、減速分を相殺する目的で通過していた。かつての阪急電鉄中津駅も同じような扱いをしていた(架線電圧1500V仕様の京都線の列車を600Vの宝塚線区間で走らせていた)。なお奈良線の架線電圧は1969年に大阪線と同じ1500Vに昇圧している。
  3. ^ a b c d e 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、239-241頁。全国書誌番号:21906373 
  4. ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  5. ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年2月29日閲覧
  6. ^ 大阪市統計書
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)

関連項目

外部リンク