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*[[大杉勝男]](1984年 - 1989年。ニッポン放送解説者兼)
*[[大杉勝男]](1984年 - 1989年。ニッポン放送解説者兼)
*[[大田卓司]](1987年 - 1989年。文化放送解説者兼)
*[[大田卓司]](1987年 - 1989年。文化放送解説者兼)
*[[尾花高夫]](1992年 - 1994年)(1993年までニッポン放送解説者兼)
*[[尾花髙夫|尾花高夫]](1992年 - 1994年)(1993年までニッポン放送解説者兼)
*[[加藤初]](1991年 - 1994年。ニッポン放送解説者兼)
*[[加藤初]](1991年 - 1994年。ニッポン放送解説者兼)
*[[加藤博一]](1991年 - 2008年)
*[[加藤博一]](1991年 - 2008年)

2020年12月23日 (水) 05:04時点における版

野球道』(やきゅうどう)は、フジテレビ系列で放送されているプロ野球中継番組のタイトルである。

この項目では、地上波フジテレビ系列各局・BSフジで放映されているプロ野球中継全般について扱う。CSでの東京ヤクルトスワローズ埼玉西武ライオンズ主催試合の中継はSWALLOWS BASEBALL L!VELIONS BASEBALL L!VEを参照。

概要

全国中継・ローカル中継問わず、主に火曜日金曜日土曜日にフジテレビが放映権を持つ東京ヤクルトスワローズの主催ゲームを初め、系列局が制作する中日ドラゴンズ広島東洋カープ阪神タイガース主催の対読売ジャイアンツ(以下、巨人)戦カードを中継する。

巨人戦ビジターゲームおよびポストシーズンのうち、全国ネットの場合は、地元系列局とフジテレビの共同制作になる(地元局のクレジットを省略する場合あり)。

なお、一部系列局ではフジテレビとは異なるタイトルを使用している(詳しくは#系列局の中継を参照)。

全国中継のタイトルの変遷

年度 タイトル 備考
- 1985年 〇曜ナイター
野球中継
1986年 - 1989年 ナイター中継(西暦)
野球中継
1990年 - 2001年 ナイター中継(西暦)
プロ野球中継(西暦)
1990年4月の『プロ野球ニュース』のリニューアルでタイトルロゴも一新されたのに併せ、両番組のタイトルロゴも『プロ野球ニュース』と同型のものに一新。同時にデーゲームの番組名も改題[1]
2002年 - 2004年 熱チュー!プロ野球(西暦)[2] ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)とのコラボレーションにより同名の野球ゲームソフトが発売された(詳しくは#テレビゲーム・アーケードゲームを参照)。
2005年 - 2006年 BASEBALL L!VE(西暦)
2007年 - 2011年 BASEBALL SPECIAL(西暦)〜野球道〜
2012年 BASEBALL LIVE 2012〜野球道〜
2013年 - 2014年 enjoy! Baseball
2015年 野球道 〜挑戦〜
2016年 野球道 〜新時代〜 BSフジでは2016年からBSフジLIVE プロ野球(西暦)の独自タイトルを使用。
2017年 野球道 〜原点〜
2018年 野球道
2019年 正式タイトル無し[3]
2020年 感謝を、感動を、野球道

放送時間

全て日本時間である。

全国放送
時間帯 放送局 放送時間 中継延長 備考
ナイター 地上波
フジテレビ系列
19:00 - 21:00[4] 原則なし
2008年以降、クライマックスシリーズ日本シリーズを除く)
フジテレビ以外の局では平日の全国ニュース終了後の18:15から中継を開始する局がある。
全国ネット中継は、2015年以降はヤクルト対巨人(レギュラーシーズン)・クライマックスシリーズ(広島東洋カープが出場する試合のみ)・日本シリーズのみとなっている。
19:04まで[5] は『ナイター情報』(2014年まで)。
BSフジ 18:00 - 20:55 最大1時間
2011年以降[6]
フジテレビONE
フジテレビTWO
17:50 - 22:20 試合終了まで
デーゲーム 地上波
(フジテレビ系列)
14:50 - 16:50(平日、主に祝日) なし
14:00 - 17:30(土曜日) 日曜15時は競馬中継を放送するため実施なし[7]
BSフジ 13:00 - 16:00
14:00 - 17:00(土曜日のみ)
最大1時間
(日曜日は延長なし)
2020年度からは14時開始の試合で17:00を過ぎて試合が続いている場合、最大18:00までマルチチャンネル編成で188chで中継する。
フジテレビONE
フジテレビTWO
試合開始10分前 - 4時間30分後[8] 試合終了まで

地上波のナイター中継では、2014年までは19時から『ナイター情報』を4分(以前は3分)ほど放送し、他球場の試合途中経過や中継の見どころを伝えていたが、一部系列局ではローカルミニ番組をこの枠で放送し、19時04分(以前は19時03分)からそのまま中継を開始していた。2015年以降は19時から中継開始される[9]。2017年からはフジテレビ以外の局では金曜ナイターを19:00 - 21:49または19:00 - 21:55で放送する局がある。さらに2018年4月より20時台のスポットニュース[10] が廃枠になったため、公式戦に限り21:00まで放送されるようになった(一部地域を除く)。

過去には、1977年と1978年では日曜日に限り20時00分からの1時間枠で中継、希に21時00分枠の関西テレビ制作ドラマ(連続ドラマまたは単発作『日曜恐怖シリーズ』)を休止して21時54分まで中継(20:54は『FNNニュース』のため中断)した事があり[11]、また土曜日に限り18時30分から中継を開始していた時期もあったり、1991年から1993年頃までは、平日放送分については19時30分からスタートしたりしていた例もあった[12]。また、1980年代の一時期に木曜日金曜日に20時から21時54分の単発特番枠(『おもしろバラエティ』、『ファミリーワイド』、『時代劇スペシャル』など)があった頃は、あらかじめ中継時間を21時54分まで設定していた[13]

2005年7月10日以降、日曜日は19時28分開始。2005年8月からは、最大延長が15分に短縮(2007年まで)。

制作局と担当球団

放送対象地域 放送局 担当球団 番組名 担当日
関東広域圏 フジテレビ
(CX)
東京ヤクルトスワローズ 感謝を、感動を、野球道 火曜日
北海道 北海道文化放送
(uhb)
北海道日本ハムファイターズ みんスポBASEBALL 全曜日
宮城県 仙台放送
(OX)
東北楽天ゴールデンイーグルス BASEBALL LIVE!(西暦) 火曜日(火曜日以外にも年1・2試合中継する場合あり)
中京広域圏 東海テレビ
(THK)
中日ドラゴンズ DRAGONS LIVE(西暦) 火曜・木曜・金曜・土曜(デーゲーム)
(他局と調整して他曜日に中継することもある)
近畿広域圏 関西テレビ
(KTV)
阪神タイガース
オリックス・バファローズ
プロ野球中継〜プロフェッショナルタイム この1球にかける〜(西暦) オリックス戦は全曜日
阪神戦は月曜・火曜・木曜・金曜・土曜。ビジターゲームに限り水曜・日曜も中継(日曜は競馬中継との関係上ナイターのみ)
広島県 テレビ新広島
(tss)
広島東洋カープ tss全力応援!Carp中継 全曜日
日曜は競馬中継との関係上ナイターのみ
福岡県 テレビ西日本
(TNC)
福岡ソフトバンクホークス HAWKS Baseball LIVE 全曜日
  • 放送日に差し替え対象となるフジテレビからのネット番組は週末の午後に振り替え措置を行っている。(全国ネットの番組を放送する時にローカルでプロ野球中継を実施する場合は、事前にフジテレビの許可・全国ネット番組スポンサーとの調整が必要となる。その場合、全国ネット番組のスポンサーは原則として野球中継に組み込まれる)ただし全編ローカルセールス枠の番組はそのまま返上されることが多い。

担当球団と制作局に関する備考

  • ヤクルト・フジテレビ
2007年・2008年はテレビ東京でも東京ヤクルトスワローズ主催ゲームを中継した。以前は横浜ベイスターズ西武ライオンズ、東京本拠地時代の日本ハムファイターズの主催ゲームの全国中継・関東ローカル中継も担当していた(横浜ベイスターズに関しては2006年度-2008年度は関西テレビへの制作・技術協力、西武ライオンズに関しては2006年度と2008年度にテレビ西日本への制作・技術協力、日本ハムファイターズに関しては1974年-1979年まで主に週末デーゲームの中継を行っていた)。また、2007年は千葉ロッテマリーンズ主催ゲーム(テレビ西日本の対ソフトバンク戦)、埼玉西武ライオンズ主催ゲーム(テレビ西日本の対ソフトバンク戦、北海道文化放送の対日本ハム戦)の制作・技術協力も実施している。これらについては球団制作(DeNA主催はTBSテレビが関与)の公式映像を併用することが多い。BSフジはヤクルト対巨人戦とパ・リーグのデーゲームが中心となっている。
かつてフジテレビが大洋 - 横浜主催ゲームを中継していた時代は、水曜と日曜の大洋 - 横浜対巨人戦全国中継については、TBSテレビが定時レギュラー番組放送の確保や特別番組の関係でナイトゲームの中継ができない場合が中心だった。逆にヤクルト主催ゲーム(対巨人戦の一部とそれ以外のカードの全国中継)では同様の理由でテレビ朝日に譲渡することがあった。
  • 楽天・仙台放送
仙台本拠地時代のロッテオリオンズ(後の千葉ロッテマリーンズ)の主催ゲームの中継を担当したこともある。また、1974年の日本シリーズロッテ対中日第5戦=後楽園球場(仙台が施設上の問題で開催できないための振り替え)を東京12チャンネルからのネット受けで放送したことがある(第2戦=中日球場開催分は東海テレビからのネット受け)。楽天発足後は2006年・2007年、関西テレビ制作の対阪神戦の制作支援をしていた(球団制作映像をメインに使用)。
  • 中日・東海テレビ
1958年の東海テレビ開局まで、東海地方における民放テレビは中部日本放送のみで事実上オープンネットであった名残による編成の都合上、開局翌年の1959年の日曜ナイターに限り同局ではラジオ東京テレビ(KRT。後のTBSテレビ)とラインをつないで放送した。また同年の他の曜日、及び1960-1962年の名古屋テレビ開局までは、日本テレビとのラインをつないで放送していたため、巨人戦(ホーム・ビジター不問)の他局制作の試合が東海テレビで放送され、逆に東海テレビ制作の中日戦主催試合が日本テレビに放送された試合が存在したことになる。
テレビ愛知が開局するまでは、三重テレビ向けに制作した中継を、東京12チャンネル〜テレビ東京に配信していた。
水曜日・日曜日の中継に関しては、同じ中日主催試合の放映権を持つCBCテレビが定時レギュラー番組放送の確保でナイトゲームの中継ができない場合、同局から放映権譲渡をされるかたちで行われる。
※2007年から2014年までは月曜開催も中継を担当することがあった。
※番組差し替え等の関係など番組編成の都合もあり、デーゲームや系列局のネット受けも含めて、東海地方のテレビ局で唯一ビジター中継を行なわない年が多い(2016年は対日本ハム戦1試合で、2017年は対阪神戦1試合で自社乗り込みを実施)[14]。その一方でホームゲームについては対広島戦でのテレビ新広島へのネットや対阪神戦での関西テレビの自社乗り込みへの映像協力を行うことが多い。
※中日主催の地方開催試合のうち、近年は豊橋市民球場[15]浜松球場[16] 開催分を中継する事が多い(なお番組編成等の都合により、ナゴヤドーム開催分や他の地方球場開催試合と同様の扱いで、関係が深い三重テレビに放映権を譲る場合もある)。
  • 阪神・関西テレビ
2005年の1試合のみ、8月27日土曜日に放映された。これは、放映権を持っていた読売テレビが『24時間テレビ「愛は地球を救う」』を放映しなければならなかったため。
  • 広島・テレビ新広島
1975年9月までは、当時日本テレビ系とフジテレビ系とのクロスネットだった広島テレビが制作していた。その際、全国放送(主として巨人戦)は火曜日と木曜日がフジテレビ系、土曜日は日テレ系に配信した。
オールスターで広島が主管した1970年第3試合と1974年第3試合も広島テレビはフジテレビ系列向けの放送を中継した。なお、1970年第3試合は広島テレビが日テレ制作中継にも技術協力している。1974年の場合もフジと日テレの並列だったが、この時日テレ系は広島ホームテレビ(NET系)の技術協力で放送した。
1975年には、当時金曜日の20時台をフジテレビ系同時ネット枠としていた[17] 広島ホームテレビが、同時間帯のみ放送する形で[18] 以下の試合をネット受けしていた[19]
阪神対巨人(関西テレビ)=5月9日(交通機関のストライキの影響で中止)・8月1日
中日対巨人(東海テレビ)=5月23日、6月20日
1980年代以降は特に系列ごとの担当曜日を固定せず、在広4局・在京キー局で適宜に調整する場合が多い。1984年と1986年には月曜、2001年には水曜の全国中継もそれぞれ担当した(ただ、2010年代以降は傾向として火曜・木曜・金曜のいずれかにテレビ新広島か広島テレビ〈日本テレビ系〉、水曜に中国放送〈TBS系〉か広島ホームテレビ〈テレビ朝日系〉のいずれかが当たる例が多い。デーゲームではテレビ新広島は月 - 金曜が祝日に該当した時や土曜を中心に放送し、日曜については競馬中継との兼ね合いから2000年代以降は他3局での放送となっている[20]。また2005年の球界再編以降は土曜・日曜ナイターの地上波放送がキー局の編成やスポンサー調整の都合もあり減少している)。
  • ソフトバンク・テレビ西日本
日本テレビ系からネットチェンジ後の1965年から1978年までは福岡本拠地時代の西鉄〜太平洋クラブ〜クラウンライターライオンズ(後の埼玉西武ライオンズ)の主催ゲームを担当していた。1964年9月まではNETテレビ(後のテレビ朝日)系とフジテレビ系とのクロスネットだった九州朝日放送が制作していた(テレビ西日本のネットチェンジでNET系に一本化)。
TVQ九州放送が開局するまでは、東京12チャンネル〜テレビ東京向けの中継の制作協力も行っていた。

過去の制作局

系列局の中継

フジテレビ

1960年は週1回程度中継を行っていたが、1961年からスポンサーの確保の関係と、編成面での他局との差別化の意図から全廃して、代わりにダイジェスト番組として『プロ野球ニュース(第1期)』を服部受弘飯島滋弥の解説で放送した[23]

1962年に入ると、フジテレビの出資者で、大毎オリオンズの親会社だった大映が建設した東京スタジアムの運営会社に出資し、同球場のテレビ中継施設費の分担者となり、一方では国鉄スワローズへの経営に参加し、神宮球場への本拠地移転と中継施設費負担も検討されるなどの動きも出たために方針を転換し[24][25]、翌1963年から国鉄・大毎戦を中心に中継を再開することになる。

1967年からごく数年間、対巨人戦(当時地上波全国放送)を除いたサンケイ主管試合の多くを、日本科学技術振興財団テレビ事業本部・東京12チャンネルに放映権を譲渡し、多くの試合を放送した。当時の東京12chは系列局がない独立放送局(後の独立局に準じるもの)であり、経営難により番組ソフト不足だった[26] ことから、NHKと日本テレビ・TBSテレビ・フジテレビ・毎日放送[27] により発足した「科学テレビ協力委員会」による東京12chの番組ソフト拡充・補填の一環として行われたものである。ただし、制作主体は東京12ch側ながら、当時のサンケイの球団母体がフジサンケイグループであるため、解説者・実況アナウンサーのキャストもフジ側から派遣する形をとった[28]

1970年は、対巨人戦ビジターゲームの他に、巨人戦(主に日本テレビが独占した主催試合)の裏カードを相当数放送し、ラジオ中継のように雨天時の予備カード補充を行う中継体制を取っていた。予備カードは系列局のローカル放送を活用する他、フジテレビでも関東圏で開催の試合を制作待機していた[29]

2016年までの週末デーゲームでは対ヤクルト戦を関東ローカル、対中日戦を東海テレビ、対阪神戦を関西テレビ、対広島戦をテレビ新広島との2局ネット(制作はフジテレビ主管)で放送した年度があった。1990年代までは対巨人戦以外かつ地方開催試合が中心で、開催地の地元局もネットすることがあったが、2000年代以降は対巨人戦が中心となっていた。また2000年代後半からはパ・リーグ球団主催試合の中継を再開し[30]、土曜日のパ・リーグ主催試合において、地上波関東ローカル(14:00-15:25)からBSフジ(15:25-)へのリレー放送を実施する場合があった。

2015年8月25日2016年4月12日2017年4月28日2018年5月15日2019年4月23日2020年8月25日の「ヤクルト対巨人」戦(神宮球場〈2018年5月15日は鹿児島県立鴨池野球場〉)が各々年度唯一のナイター中継となり(2017年度は金曜・それ以外は火曜)、特に2015年以降の火曜日19時・20時はローカルセールス枠のため、地元球団のカードへの差し替え[31] や野球中継以外の自主編成番組(自社制作番組・系列内外の遅れネット番組)[32] に差し替える局が発生している[33]

2016年以降の地上波中継は、レギュラー番組を優先する編成方針から、上述のヤクルト対巨人戦[34]・クライマックスシリーズ(広島東洋カープのみ)・日本シリーズに限られている。

2016年は上述の4月12日(火)のナイター・7月3日(日)のデーゲーム(秋田テレビとの2局ネット)、10月23日(日)の日本シリーズ第2戦『広島対日本ハム』(マツダスタジアム)を放送。

2017年は上述の4月28日(金)の1試合・『クライマックス・セ ファイナルステージ 広島対DeNA』の第3戦[35]10月20日(金)〉・第4戦[36]10月23日(月)〉・10月29日(日)の『日本シリーズ第2戦 ソフトバンク対DeNA』[37]・11月18日(土)の2017 アジア プロ野球チャンピオンシップ台湾日本』(東京ドーム)を放送。

2018年は上述の5月15日(火)の1試合・10月28日(日)の日本シリーズ第2戦『広島対ソフトバンク』(マツダスタジアム) ・11月11日(日)の2018日米野球第3戦(東京ドーム)を放送。

2019年は上述の4月23日(火)の1試合・10月19日(土)の日本シリーズ第1戦『ソフトバンク対巨人』(福岡ヤフオク!ドーム)を放送。

2020年は上述の8月25日(火)の1試合・11月25日(水)の日本シリーズ第4戦『ソフトバンク対巨人』(福岡PayPayドーム)を放送。

北海道文化放送

タイトルは、2016年度まで「BASEBALL SPECIAL(西暦)」を使用。2017年度からは夕方のローカル情報番組「みんなのテレビ」のスポーツコーナー「みんなのスポーツ」に合わせ、「みんスポBASEBALL」に改題している。

テーマ曲はフジテレビと同様の「JAGUAR'08」→「JAGUAR'13」を使用している[38] が、以前は別のオリジナル曲を使用していた時期があった。

週末デーゲーム中継を行うほか、ナイターは差し替えも行う(平日の「みんなのテレビ」一部枠も使って18:15頃[39] から野球中継を開始する[40]。後述のテレビ新広島のケースと同様である。主にフジテレビで巨人戦が中継されるときの差し替えが多い)。ナイター中継は2013年からは全曜日で放送されている[41]。差し替えられた通常番組は土曜・日曜の12:00-15:00の間の時間帯で振替放送が行われる(字幕放送は実施されるが、スポンサー枠はプロ野球中継に組まれるため代替措置としてPT枠となっている[42])。

ビジターゲームは系列局のネット受けで放送することもあり、この場合は北海道文化放送からリポーター(要員都合により派遣されない場合もある)・解説者(フジテレビ他系列局解説者の場合もあり)を派遣する。対西武、ロッテ、オリックス[43]、(以下交流戦)対ヤクルト、DeNA戦はフジテレビ(オリックス戦は関西テレビ)と公式映像制作会社(例としてヤクルト戦はフジ・メディア・テクノロジー。DeNA戦はTBSテレビ東通)の技術協力による乗り込み自社制作(稀に札幌からのオフチューブの場合あり)となり、対ソフトバンク戦や対広島戦はテレビ西日本やテレビ新広島からのネット受け(リポーターや解説者を派遣する場合あり)か現地乗り込みまたは札幌からのオフチューブでの別制作かに分かれる(特にビジターの地元局が冠スポンサー番組となったり、ローカル企画を実施する場合はほとんど別制作となる)。対楽天戦は2017年8月8日に仙台放送からのネット受け(解説に建山義紀を派遣)で放送予定だったが、雨天中止になり、2020年まで放送実績がない。

仙台放送

2008年は自社制作番組の名前を冠した『スポルたん!LIVEスペシャル』、2015年は『エンジョイ!ベースボール2015』として放映された。2016年以降は『BASEBALL LIVE!(西暦) 』をタイトルとしている。

ナイター中継は火曜日、デーゲームは土曜日に放送される。この内火曜ナイターは岩手めんこいテレビ秋田テレビさくらんぼテレビ福島テレビでも同時ネットで放送され、年1・2試合は火曜日以外にも差し替え放送を行う。

ビジターゲームは西武・ロッテ・オリックス戦は、球団制作映像を請け負っている外部の技術会社が協力となり(場合によっては西武・ロッテ戦はフジテレビ、オリックス戦は関西テレビも関与)、メイン映像は球団制作映像を利用する。対日本ハム戦は北海道文化放送から、対ソフトバンク戦はテレビ西日本からのネット受けで各々放送され、仙台放送からもアナウンサー・解説者(派遣されない場合もあり)が派遣されるが、対ソフトバンク戦に限り、球団制作映像を利用かつテレビ西日本とは別制作での放送になる場合がある。交流戦のヤクルト戦・DeNA戦・東海テレビ制作の中日戦、関西テレビ制作の阪神戦、テレビ新広島制作の広島戦は2020年現在、球団公式映像による自社制作(DeNA・ヤクルト戦)及び番組としてのネット受けまたは系列局映像利用の自社実況差し替え(中日・阪神・広島戦)のいずれの形式でも放送実績がない。

東海テレビ

オープニング映像・テーマ曲は自社仕様を使用しているが、日本シリーズがフジテレビ主導制作による全国ネットでの放送となる際は、フジテレビと同じオープニング・テーマ曲を使用する。ナイターでレギュラー番組を休止した場合、土曜日か日曜日の昼間に振り替え放送が行われる(金曜日に『視聴者参加型生クイズ お茶の間アンサー!』など自社制作のローカル番組を編成していた頃は、当該番組を放送休止としていた。土日午後はデーゲーム中継もしくはレギュラー番組の振替を前提として再放送枠となっている)。

ホームゲーム中継数が多いことから[44] ビジター中継は基本的に全国ネット時以外では行わず、フジテレビ系列局で中日のビジター戦を中継していても東海テレビは基本的にはネットしないことが多いが、過去にはデーゲームや全国ネットの巨人戦差し替えの場合はネット受け(主にテレビ新広島・フジテレビ制作時。解説者やリポーターの派遣も実施)および自社乗り込み(主にヤクルト・大洋→横浜主催時)をすることがまれにあった。また、フジテレビ制作の大洋→横浜・ヤクルト主催デーゲームの場合は権藤博鈴木孝政など東海テレビ兼任の解説者が担当することもあった。

1978年9月19日(火曜日)の対ヤクルト戦デーゲーム(草薙球場)は、ヤクルト主催ながらテレビ静岡の協力で東海テレビが実制作を行い、フジテレビが逆ネットを行った(解説:河村保彦、実況:吉村功)[45]
2015年5月30日は日本ハム戦で自社乗り込み(ゲスト:峰竜太、解説:鈴木孝政、実況:森脇淳、リポーター:斉藤誠征、上山真未)を実施。なおこの試合は北海道文化放送(解説:金子誠金村曉、実況:中村剛大、リポーター・広岡俊光)に加えフジテレビ(解説:金村義明、実況:田淵裕章)もBSフジとのリレーで放送したが、それぞれ実況が異なったため、フジテレビ系列では実質三重制作となった。
2017年4月28日はヤクルト対巨人戦全国中継の差し替えで甲子園球場の阪神戦を放送(解説:山崎武司、実況:加藤晃、リポーター:森脇淳〈関西テレビでは解説:金村義明、門倉健、実況:若田部克彦が担当〉〈関西テレビの映像をベースに、実況を東海テレビで別途差し替え〉)した。
2020年6月19日は開幕戦の神宮球場のヤクルト戦を放送(解説:山本昌、実況:小田島卓生〈リポーターが掲載されていないため、現地乗り込みか名古屋からのオフチューブかは不明、BSフジ・フジテレビONEでは解説:真中満、実況:田淵裕章が担当〉)。

通常日曜デーゲームはCBCテレビが中継するが、CBCテレビがゴルフ中継などで中継できない場合に限り(近年は土曜・日曜デーゲームではテレビ愛知テレビ東京系列〉が中継する)中継する場合がある。この場合、15時台は『KEIBA BEAT』が優先されるため、『KEIBA BEAT』を挟んだ二部構成になる場合がある[46]。また、土曜デーゲームも全国ネットのゴルフ中継がある場合は二部構成の放送になる場合がある。

編成の都合により放送できない場合は三重テレビに放映権を譲り、『三重テレビナイター』として放映される(出演者・スタッフ・スコア表示などの技術面は原則として東海テレビが担当するが、要員の都合によってはサンテレビ名古屋東通が技術面を担当した例もあった)。この時、対戦カードによってはテレビ神奈川テレ玉、サンテレビなどの独立局テレビ東京系列のテレビ大阪が同時ネットすることもある。テレビ愛知が開局するまでは三重テレビ放送分を東京12チャンネル〜テレビ東京にも配信していたが、同局では東海テレビ制作としてクレジットされていた。 プロ野球ニュース(第2期)開始以前の1975年までは自局で生中継できず三重テレビナイターとして中継された中日球場→ナゴヤ球場での試合に限り、深夜の最終ニュース終了後に録画ハイライトが放送されていた。

中継映像はJ SPORTSの『J SPORTS STADIUM』にも配信するが、J SPORTS版は解説・実況を別に配置して放送するため、実質J SPORTSへの裏送りとなっている(ナゴヤドームにおける実況ブースは地上波とは別に用意されており、CBCテレビなど他局もJ SPORTS向け放送をする際に使用する、製作著作も東海テレビのみクレジットされる)。スコア表示はJ SPORTS仕様となっているほか、メイン映像は共有しているが、地上波CM中や企画などを行なっていても別映像が流れており、別進行となっている。対巨人戦放送時はBS放送ではBSフジ・CS放送ではフジテレビONE/TWO/NEXTで放送されるが、同様に地上波版とBSフジ・ONE/TWO/NEXT版を別制作にしている(BSフジ・ONE/TWO/NEXT版の出演者はJ SPORTSと同じ中継体制となり、スコア表示はフジテレビ地上波用を使用する)。週末に東海テレビがゴルフ中継を制作する場合などには、名古屋東通からスタッフの派遣を受ける(該当日には「制作協力」としてクレジットされる)。

タイトル・オープニング映像について、交流戦の中継時は、ナイター・デーゲーム共に「セ・パ交流戦」のフレーズがタイトル末尾に付く。オープニング映像は全国中継が行われる日のみ使用されるが、2008年は前年に中日が日本一となったことから、その年に限り、歓喜の様子と「完全制覇」というテロップが組み合わされたオープニング映像が制作・放送された。また、毎年8月に行われる「東海テレビナイター祭り」の期間中も独自のオープニング映像が流される。

2013年から、番組名をそれまでの『プロ野球中継』・『プロ野球ナイター中継』(年度により西暦が最初または末尾に付く)から『DRAGONS LIVE(西暦)』と改めたが、ビジターの地元系列局が自社での実況差し替えとせず東海テレビとの同時ネットで放送する場合は、相手局に配慮してフジテレビ系列全国中継・フジテレビ主管制作による2局ネット時と同様の『enjoy! Baseball』とし、タイトルムービーもフジテレビとほぼ同一のもの(対戦カードの書式のみ異なる)を使用している(パ・リーグ本拠地地元局にネットする交流戦が該当)。 かつてはテレビ新広島にネットする対広島戦でも同様の措置が取られていたが、近年はテレビ新広島から解説者が派遣されず(特に達川光男の中日コーチ就任後)、東海3県ローカル仕様での放送となることもしばしばある(この場合でも2014年の一時期を除き、原則としてレポーターは派遣される他、2015年以降の土曜デーゲームでは副音声に山内泰幸が出演することがある。また2017年途中からテレビ新広島は東海テレビから映像配信を受けての自社制作とすることが大半となった。なお、2020年2月29日〈土曜〉のオープン戦は、当初別制作の予定〈解説:山内泰幸、実況:深井瞬と野川諭生のどちらの担当か未定〉[47] が電子番組表で告知されていたのが、新型コロナウイルス感染流行の影響で無観客試合となったことから、東海テレビからのネット受け〈解説:権藤博・山崎武司、実況:加藤晃、リポーター:小田島卓生。東海テレビでは13:55開始、テレビ新広島では14:00飛び乗り〉に変更となった)。

番組中で電話での応募受付による現金・賞品などのプレゼント企画を実施することもあるが、ビジター側局でも同時ネットする際は、ビジター側局の視聴者も応募対象となる。

土曜デーゲームでは、試合展開によってはローカルスポーツ番組『ドラHOTプラス』(土曜日17:00-17:26)の枠を使って中継を継続する。また、2014年は土曜日の試合開始時間が原則15時となったことから、ドラHOTプラスの枠で野球中継を延長することを前提として、副音声を実施。ドラHOTプラスのMCである峰竜太上山真未(東海テレビアナウンサー)、解説として中継本編とは別の解説者が出演し、17:00以降は副音声の出演陣+実況アナウンサーに入れ替わる。ただし、対戦球団の地元系列局との2局ネットとして制作される試合に於いては、副音声を実施しない場合や、ビジター側系列局の同種番組(例:テレビ新広島『全力応援 スポーツLOVERS』など)との共同企画とするもある。

2014年は、番組名をローカル中継時も『enjoy! Baseball』とした。主題歌は愛知県豊橋市出身ガールズバンド・ポタリの「Hello, Happy Chance!」を使用(CDは会場限定で販売)。なお、オープニング映像は中継映像を背景とした独自のものを使用した。

2015年は『BASEBALL LIVE 2015』、2016年からは『DRAGONS LIVE(西暦)』の番組名で、主題歌は名古屋を拠点に活動しているアイドルグループ・BOYS AND MENの「stand hard! 〜オレらの憧れ竜戦士〜』を使用した。2017年以降は「stand hard!…」の歌詞を一部変更した「ドラMAX!!! 〜オレらの憧れ竜戦士〜」が使われている。

関西テレビ

関西テレビでのタイトルは『プロ野球中継(西暦)』。2016年からはスコア表示が全面的にリニューアルされ、「プロフェッショナルタイム〜この1球に懸ける〜」というサブタイトルが加えられた。

主に阪神戦とオリックス戦を中継しているが、前者はビジターゲーム(巨人戦を除く)を中継することもある。この時、DeNA戦のナイターゲームはテレビ神奈川tvkプロ野球中継 横浜DeNAベイスターズ熱烈LIVE』と同時ネットされる。

平日ナイターは、原則としてローカル報道番組『報道ランナー』の18時台を休止する(2017年6月16日の対楽天戦は金曜プレミアムを休止して、放送時間を大幅に拡大して18時14分から21時49分まで放送。)。ローカルセールス枠である火曜日(通常時は自社制作番組を放送)と金曜日に放送することが多い。

水曜日と木曜日については、前述のリニューアルが行われる前の2015年までは放映権を持っていても通常編成のレギュラー番組を優先し、同日深夜に録画放送を行うケースが少なくなかった(特に後述のオリックス戦)。リニューアル後の2016年以降は、レギュラー番組を差し換えて、生中継する日が増えている[48]。レギュラー番組(全国ネット)は、その週の土曜日か日曜日の午後に振替放送する(字幕放送対応)。

土曜デーゲームが開催されていてもレギュラー番組を重視する傾向にある(14時台は大阪ガス一社提供の『モモコのOH!ソレ!み〜よ!』、日曜日は15時台は西日本ブロックネットの競馬番組『KEIBA BEAT』を放送)。特にレギュラー番組終了後の15時から中継を開始することが慣例となっている(14時台からネットする系列局がある場合は裏送りを行うことがある。主に対広島戦のテレビ新広島が該当)。

2009年7月頃までは録画放送用のカメラがハイビジョンに対応しておらず、録画放送時のデジタル放送では画面両側が切れた「サイドカット」、もしくは額縁放送となっていた。なお、阪神がリーグ優勝を果たした直近3回(1985年・2003年・2005年)のゲームのうち、1985年・2003年の2回は生中継を行っていた(2005年は読売テレビ)。

パ・リーグ・アワー

関西テレビはかつて阪急ブレーブス(後のオリックス・バファローズ)を所有していた阪急電鉄と同じ阪急阪神東宝グループ(当時は阪急東宝グループ)に所属していることから、1980年代頃まで、土曜・日曜デーゲーム(薄暮開催を含む)中心に『パ・リーグ・アワー』と題して16時から17時30分に中継していた。また年数回ほど『火曜ワイドスペシャル』枠を差し替えてナイターを中継することもあった。

阪急の他にも、関西圏を本拠地にする近鉄バファローズ南海ホークスの試合を中継することもあり、阪神や阪急の関東圏で開催のビジターゲームがフジテレビで放送された場合でも、近鉄または南海の主催試合を優先して自社制作・放送することがあった。

ナゴヤ球場(後のナゴヤドーム)での在阪球団主催ゲーム開催時は東海テレビが、川崎球場でのロッテ主催ゲームではフジテレビが制作協力として参加し、カードによってはフジテレビや系列局でも放送することがあったが、関西圏での試合でも関東圏の球団との対戦時には、時折フジテレビが関東地区向けに音声分岐により別に実況を立てる場合もあった。また、1980年代半ばまで、フジテレビがネットしない場合に限り、千葉テレビCTCダイナミックナイター』や、対西武戦がテレビ埼玉TVSライオンズアワー』で同時ネットされる事があった。

この他にも、日曜深夜に阪急の試合評や選手インタビューを届ける『ブレーブス・レポート』というミニ番組があった。

パ・リーグ・アワーの終了後は、オリックス戦をおおむね年に数回程度深夜に録画放送している。

2016年6月25日、対日本ハム戦(ほっともっとフィールド神戸) - BSフジで生中継し、地上波で深夜に録画中継(解説:田尾安志・大石大二郎、実況:石田一洋)で放送。スコア表示はBSフジも関西テレビ仕様を使用したが、オープニングテーマ曲・番組名・対戦カード表示はそれぞれで異なった。北海道では北海道テレビテレビ朝日系列)が生中継を実施した(解説:岩本勉、実況:五十幡裕介)。
2016年6月28日、対楽天戦(沖縄セルラースタジアム那覇) - J SPORTSと同内容だが、スコア表示のみ自社仕様に差し替え。制作著作は地上波では関西テレビ、衛星波ではオリックス球団名義で、技術協力はExpressが担当。どちらも制作協力として J SPORTSがクレジットされた。この関係で実況・解説は関西テレビの山田恭弘(当時)と大石大二郎が[49]、ベンチリポートはフリーの大前一樹(関西テレビではJ SPORTSのクレジットあり)が担当した。仙台放送も自社で実況・解説を派遣して生中継を実施し(解説:鉄平・永井怜[50]、実況:金澤聡)、スコア表示は関西テレビ仕様を使用した。
2019年6月15日の交流戦の対阪神戦(京セラドーム大阪)はBSフジでも地上波関西ローカルと同時ネット(解説:田尾安志、大石大二郎、実況:若田部克彦、リポート:川島壮雄)で放送。スコア表示はBSフジも関西テレビ仕様を使用したが、一部裏送りの時間帯はオープニングテーマ曲・対戦カード表示はフジテレビ仕様を使用した。またこの試合はサンテレビ(独立局兵庫県)でも生中継で放送した(解説:福本豊野田浩司、実況:湯浅明彦、リポーター:橋本航介木内亮)。
2019年7月23日のほっともっとフィールド神戸の対日本ハム戦(解説:田尾安志・星野伸之・片岡篤史、実況:吉原功兼、リポーター・服部優陽)を北海道文化放送との2局ネットで放送したが、関西テレビでは深夜の録画中継での放送となった一方、北海道文化放送では近年としては異例の関西テレビからの裏送り形式で生中継された。

また年度により対阪神の交流戦を主催球団を問わず放送することがある他、クライマックス・シリーズもオリックスが進出した際には生中継で放送している。

専属およびフジテレビ系列局以外からのゲスト解説者は、現在では過去に関西テレビが特別番組を制作するなど関係が深かった「プロ野球40年会」や「プロ野球48年会」からの起用が多い。

テレビ新広島

平日のローカル中継に限り、ローカル報道番組『TSSプライムニュース』を18時台全国枠までで終了し、『プライムナイター』(2017年までは『みんなのテレビナイター』として放送)[51] として中継を開始している。2017年までは枠内で試合が終了しなかった場合は2018年3月まで設けられていたミニニュース枠(2017年は『TSSユアタイム クイック』)のフジテレビからのネットを取りやめ、引き続き中継を行っていた。

番組タイトルとテーマ曲は2014年までフジテレビと同一だが、タイトル画面やオープニング映像は広島の選手が登場する独自のものを制作・使用していた。ナイター時を中心に、試合展開によってはオープニングムービーを省略して球場映像に対戦カードを表示してテーマ曲を流す形式で開始する場合があった。

2015年は『全力応援! tssプロ野球中継(西暦)』(ぜんりょくおうえん ティエスエスぷろやきゅうちゅうけい)の独自タイトルを採用し、テーマ音楽は独自のインストゥルメンタル曲(曲名不詳)と「JAGUAR'13」を併用していた(後者は主に放送時間内に試合が終了した際の番組エンディングで使用)。

2016 - 2017年は『tss全力応援!Carp中継』(ティエスエスぜんりょくおうえんカープちゅうけい)とタイトルをマイナーチェンジし、テーマ音楽は「JAGUAR'13」に一本化していたが、オープニングムービーを流さずテーマ音楽に対戦カードと球場映像からのスタートとなっている。

2018年からはテレビ新広島と広島を拠点に活動しているロックバンド、ゆるふわリムーブ[52]とのコラボ企画「みんなでつくる 全力応援ソング」で制作したオリジナル曲「明日を鳴らせ」を本番組を含むスポーツ関連番組のテーマ曲として使用している。

対巨人戦を除く中継日は、「J SPORTS STADIUM」 (J SPORTS) で同時放送する(テレビ新広島の中継開始前・終了後は裏送り)。またNHK広島放送局が放映権を持つ試合(総合テレビまたはNHK BS1で放送)やテレビ新広島を含め広島県内のテレビ局で放映されない試合でも、J SPORTSの中継用に裏送り制作しており、スコア表示や選手データなどは、2009年までは自社仕様が使われていたが、2010年からはJ SPORTS仕様が使用されている。ただし、2010年以降はTSSプロダクション協力による東京からのオフチューブもしくはJ SPORTSの解説・実況が広島まで出張して放送することが増えている。同時にテレビ新広島のスコア表示もデザインが変更された。

2014年7月1日の試合はフジテレビ・テレビ新広島との共同制作の全国ネットだったが、テレビ新広島の矢野寛樹アナウンサーが実況を務めた[53]。矢野アナは報道部への人事異動が控えており、この中継が最後の広島戦実況となった。

開局から1979年頃までは、関西テレビのパ・リーグアワー(前述)や、東京12チャンネル制作のデーゲーム中継を土曜・日曜のローカル枠で放送していた。後者の場合『サンデースポーツアワー』のレギュラー編成でのネット受けだったため、広島が関与しない試合の他、東京六大学野球などのアマチュア野球や他競技を放送することがあった。

1987年頃には、サンテレビから『サンテレビボックス席』を『プロ野球中継(西暦)』に改題した上で対阪神戦をネット受けして放送したことがある他、テレビ埼玉から対西武のオープン戦をネット受けしたことがあった。

1995 - 1997年頃には、サンテレビからスコア表示が載ったまま映像の供給を受けて広島からのオフチューブで実況を差し替えて放送したことがあった。

一部週末デーゲーム(年度により巨人戦以外を含む)では、対巨人戦のナイター全国中継と同様にフジテレビとの共同制作の形態を取り、フジテレビとの2局ネットまたは対戦相手の地元など一部系列局を含む数局ネットで放送されることもあったが、2014年最後にクライマックスシリーズ・日本シリーズを除きフジテレビとの共同制作での公式戦中継は終了した(2015年以降〈2016年を除く〉の対巨人戦は県域ローカルとBSフジで同時放送。2016年の日本シリーズ第2戦、2017年のクライマックス・セ ファイナルステージ第3戦・第4戦、2018年の日本シリーズ第2戦ではフジテレビ単独制作著作)。

対巨人戦を地上波県域ローカルとBSフジ・フジテレビONEまたはTWOに同時ネット時は電話受付によるサイン入りユニフォームなどのプレゼント企画[54]はBSフジ・フジテレビONE・TWOの視聴者も募集対象としているが、スコア表示(2017年以降は地上波はテレビ新広島仕様、BSフジはフジテレビ仕様)とテーマ曲(2018年以降は地上波ローカルは『明日を鳴らせ』、BSフジは『JAGUAR'13』)をそれぞれ差し替えていて、制作著作はBSフジ・フジテレビONE・TWOでもテレビ新広島制作著作となる(2017年は『ここからっ! TSS』のキャッチコピーで、2018年以降は『tssテレビ新広島』の正式ロゴでクレジット表示)。

北海道文化放送・関西テレビ・東海テレビ・テレビ西日本からビジターゲームをネット受けする場合も、実況を差し替えずに放送していたが(ソフトバンク主催のテレビ西日本とはオープン戦のみだが、2019年は実況を自社で差し替えて放送〈解説:達川光男・実況:深井瞬(広島からのオフチューブか現地乗り込みかは不明。山内が『全力応援 スポーツLOVERS』MCのため達川が担当)、テレビ西日本では、解説:池田親興、実況:坂梨公俊、リポーター:松尾幸一郎〉。ビジターの対楽天戦は仙台放送からのネット受け・宮城県での他系列放送時を含む球団制作映像利用による自社制作とも2020年までの時点で実績なし)、2013年までは解説者とベンチリポーターを派遣していた。専属解説者だった達川光男が中日のコーチに就任し、矢野寛樹アナウンサーが報道部に移動した2014年は、テレビ新広島から要員が全く派遣されない例が発生していた。

2015年から専属解説者となった山内泰幸は、系列局制作のビジター中継の一部や、自社制作でBSフジ・フジテレビONE・TWOに同時ネットの対巨人戦や、『すぽると!』(以上2015年)にも出演している。また、日本シリーズやクライマックスシリーズではフジテレビ主導制作時にも出演している。

東海テレビ制作の対中日戦をネット受けする際、平日ナイターでは前述の『プライムナイター』枠内に限ってスコア表示、実況・解説を自社差し替えで放送する場合がある。この場合、山内は『プライムナイター』の解説を担当するため、テレビ新広島から東海テレビ向けに派遣されるのはリポーターのみとなる。2019年現在、平日ナイターで山内が東海テレビに派遣され、『プライムナイター』をフジテレビ系列各局解説者や広島OBの本数契約フリー解説者が担当したり、アナウンサー単独で担当する事例は発生していない。ただし、東海地区で『三重テレビナイター』として三重テレビで放送される試合や、東海テレビのローカル企画『東海テレビナイター祭り』該当日や副音声企画を実施する場合などは、全編で『プライムナイター』同様にテレビ新広島側での実況・スコア表示の差し替えを実施する。また、週末デーゲームのネット受け時は、2017年まで副音声に山内を含む『全力応援 スポーツLOVERS』の出演者が派遣され、『ドラHOTプラス』と合同で進行することがあった[55]

交流戦のパ・リーグ球団主催試合を『プライムナイター』で放送した事例は2016年の北海道文化放送からの対日本ハム戦(旭川)が初めてで、テレビ新広島からも解説者(山内)とリポーターが派遣された。なお、関西テレビ制作の阪神戦平日ナイターは2015年以降ネット受け実績がなく、全編自社制作で放送している(後述。2015年と2019年はデーゲームをネット受けした)。

2016年開幕からスコア表示を一新した。またこの年関西テレビ制作の阪神戦中継が「金本監督カメラ」を導入する他、得点時のCG演出などで阪神応援色を強めた中継を実施するため[56]、2016年4月8日(金曜日)の対広島戦では中継全編を広島からのオフチューブ実況で別制作することになった。ただし、「金本監督カメラ」についてはテレビ新広島でも新聞やEPGの番組表で紹介するなどしていた。これ以降の阪神戦中継については、テレビ新広島側の要員などの都合により自社制作かネット受けのどちらかになる。

2017年からは、ビジター地元局で放送ない、あるいは他系列局で放送の交流戦ビジターゲームも球団から映像を購入して自社制作で放送している。

ビジターゲームでの場合、球団公式映像を使用する例では当該球団名(これまでにDeNA・西武・日本ハム・2018年のヤクルトの実例あり)もテレビ新広島とともに制作著作として表記される一方、地元局の映像を利用する例では当該局名(対ヤクルト=フジテレビ、対中日=東海テレビ、対阪神=関西テレビ)が制作協力・制作著作ともにノンクレジットとなっている一方、自社制作のホームゲーム同様TSSプロダクションが制作協力に名を連ねている。

テレビ西日本

2007年に限り、『HAWKS Live 2007』という独自タイトルを使用していた(深夜の録画放送を除く。その他の年はフジテレビと同じ)。九州東通が制作協力として参加している。 金曜日にも野球中継を行うことが多い[57]。また土曜デーゲームで一部試合はサガテレビテレビ長崎テレビ熊本テレビ大分テレビ宮崎鹿児島テレビ沖縄テレビにも同時ネット(ネット局では延長なし)で放送される。 一部ビジターゲームもスタッフを現地に派遣して自社制作で中継することもある(主にZOZOマリンスタジアム西武ドームなど)。

2014年7月5日の対楽天戦では、この日のヒーロー選手の岡島豪郎と楽天広報担当者が待機していたにもかかわらずヒーローインタビューが行われないという事故が発生。当初予定されていた仙台放送へのネット[58] とレポーターの派遣が急遽取りやめになり[59]、このレポーターが担当する予定であった楽天勝利時のインタビュアーの代替要員が不手際により準備できなかったため。また、ソフトバンク側のレポートを担当していた坂梨公俊アナウンサーも直後のローカル番組に出演するためヒーローインタビュー時には不在であり、CS放送にて並列中継を行ったFOXスポーツ、ラジオ放送で中継を行ったRKBラジオKBCラジオはいずれも当該試合ではインタビューについては管轄外だった。当日中にソフトバンク球団が公式サイト上に謝罪文を掲載した[60]

2016年からは再び独自タイトル『HAWKS HERO'S LIVE』(録画中継時は『HAWKS HERO'S BASEBALL』)(2016年)、『ホークス ワンダホー! LIVE』(2017年)、『HAWKS Enjoy Baseball LIVE』(2018年)、『HAWKS Baseball LIVE』(2019年 - )を使用した中継を行っている。

その他

福岡県は1964年10月1日にテレビ西日本が現在のフジテレビ系列相当(それまでは日本テレビ系列相当)[61] に変更されるまでは九州朝日放送(後のテレビ朝日系列とのクロスネット)が制作を担当しており、1963年の日本シリーズ・「西鉄対巨人」の中継においても第1・2戦を九州朝日放送製作・フジテレビ系列相当ネットで放送した。レギュラーシーズン中も福岡から中継する場合は曜日ごとの編成によってフジテレビ系列相当とテレビ朝日系列相当のラインを切り替えることがあった。また、テレビ西日本はTVQ九州放送が開局するまで、平和台野球場北九州市民球場で開催される試合の東京12チャンネル~テレビ東京制作中継の技術協力を行っていた。

広島県は、広島テレビ放送が、開局した1962年から1975年10月1日のテレビ新広島開局直前まで日本テレビ系列とのクロスネット関係にあったため、広島テレビが中継を行う場合には、曜日ごとの編成によってフジテレビ系列と日本テレビ系列のラインを切り替えており、フジテレビ系列ラインは主に火曜日・木曜日に充てたことが多かった[62]

テレビ静岡では、かつては1970~80年代に静岡草薙球場で開催された大洋ホエールズ主催ゲームにおいてテレビ神奈川独立UHF局)との共同制作を行っていた他、2006年まで同球場で毎年11月に開催されていた『パ・リーグオールスター東西対抗』を中継していた(一部の系列局やフジテレビ739でも中継)。この中継はフジテレビでも2000年まで深夜に録画放送されていた。
その後は、浜松市営球場で年1回行われる中日戦(東海テレビ制作)に技術協力として参加するのみとなっている(ただし、2007年5月30日の対楽天戦は三重テレビで中継されたためか、クレジットなし)。

秋田テレビでは、こまちスタジアムで行われるヤクルト戦を土日の2連戦のうち日曜デーゲームを、CSフジテレビONEと同時ネットしている。2012年は5月12、13日に対巨人戦が組まれ、12日は地上波全国中継[63]、13日は地上波は秋田県ローカルでCSサイマル放送であった。

2012年7月23日岩手県営野球場で開催された『マツダオールスターゲーム 第3戦』は、事前イベントであるホームラン競争はフジテレビONE、試合本編は地上波フジテレビ系列でそれぞれ生放送を行い、フジテレビONEではホームラン競争・試合本編共、深夜から翌日未明に録画放送を行った。

2017年8月1日2018年8月28日には、テレビ宮崎が、「プロ野球宮崎キャンプ応援スペシャル」としてオリックス対ソフトバンク戦(京セラドーム大阪・オリックス球団制作)をJ SPORTSと同時ネットで放送した。前者について当初はTVQ九州放送(テレビ東京系)からのネット予定が電子番組表などで発表されていたが、放送直前にオリックス球団制作中継の放送に変更された。

2018年3月3日には、サガテレビが、オープン戦の西武対広島戦(みどりの森県営球場・西武球団制作)をフジテレビTWOと同時ネット中継し、サガテレビでは独自に自社のアナウンサーによるリポートも挿入した。テレビ新広島でも映像配給を受けて実況と解説を自社で差し替えて放送したが、通常時と異なり大部分で球団映像のスコア表示をそのまま使用した。

2018年5月22日には、岡山放送が、公式戦阪神対ヤクルト戦(倉敷マスカットスタジアム)を関西テレビの制作で同時ネット中継した。関西テレビは18:14からの放送だったが、岡山放送は19:00からの放送となった。

地上波以外

フジテレビ系列局がない青森県山梨県山口県徳島県でも楽しむことができる。

BSフジ

2016年からは『BSフジLIVE プロ野球(西暦)』の独自タイトルで放送している。同局では開局翌年の2001年にヤクルトおよび横浜(現:DeNA)のホームゲームを中心とした『BS FUJIハイビジョンナイター』を放映したが、僅か1年で放送終了となり、その後は『オールスターゲーム』・『日本シリーズ』等を中継していたが、地上波中継が減少した2008年頃からヤクルト対巨人戦の中継を開始し、2015年からは中継本数が増加した。現在は神宮球場や地方球場開催試合のナイターを中心にフジテレビONE『SWALLOWS BASEBALL L!VE』との同時ネットで放送し、2016年からは対巨人戦以外のカードも中継している。

対巨人戦では2015年からは東海テレビ制作の対中日戦(地上波東海3県ローカルとは別制作)、テレビ新広島制作の対広島戦(地上波広島県ローカルとの同時放送だが、2017年以降はスコア表示[64][65]、2018年以降はテーマソング[66]をフジテレビ側で差し替え)もフジテレビONEまたはフジテレビTWOとの同時ネットで放送している。関西テレビ制作の阪神戦はこれまで放送実績がなかったが、2017年9月9日に対DeNA戦を裏送り形式[67]で、2020年9月4日に対巨人戦を地上波関西ローカルとの同時放送(21:18飛び降り。解説:田尾安志・片岡篤史、実況:石田一洋、一部時間帯は裏送り)で生中継で放送された。後者は中継と連動したYoutube配信企画のスタジオともやり取りを行った関係で、配信企画の出演者(銀シャリ山本昌)もオープニングとエンディングでクレジットされた(基本的に関西ローカルのフォーマットだが、裏送りと飛び降りの関係でオープニングの対戦カード・出演者とエンディングの出演者・製作著作のクレジットはフジテレビ出し。テーマ曲などの音楽はフジテレビ仕様と関西テレビ仕様が混在)。

パ・リーグ

交流戦を含むパ・リーグ主催試合の中継は、2013年から2015年までの土曜デーゲームを地上波関東ローカルからのリレー中継が中心で、完全生中継は2007年6月16日の交流戦の『ソフトバンク対巨人』(テレビ西日本制作)、2013年6月22日の『ロッテ対日本ハム』のみだったが、2016年からは関西テレビ制作のオリックス戦[68](地上波関西ローカルでは交流戦の対阪神戦のみ生中継かつ地上波同時放送[69]〈ナイター開催時は一部時間帯は裏送り〉、それ以外はBSフジへの裏送りによる生中継放送後に再編集して地上波関西ローカルで当日深夜に録画中継で放送)、2017年からは北海道文化放送制作の日本ハム戦、テレビ西日本制作のソフトバンク戦を地上波ローカル(前者は北海道ローカル、後者は福岡県ローカルまたは九州沖縄ブロックネット)との同時ネット[70](いずれもスコア表示は制作局仕様を使用し、制作局がBSフジに配慮して独自企画〈BSフジで非ネットの時間帯やCM中に実施〉を抑制する形式を取っている)で放送するため、フジテレビ仕様に差し替える東海テレビ・テレビ新広島とは逆に制作局の番組名(『みんスポBASEBALL』『HAWKS Baseball LIVE』)もオープニングタイトルでそのままクレジットされることがある。また、2020年からは臨時放送用の188ch(標準画質)を利用しての延長対応が行われている。

CS放送(フジテレビONE・フジテレビTWO)

中日(東海テレビ制作)・阪神(関西テレビ制作)・広島(テレビ新広島制作)対巨人戦をフジテレビONE(以下「ONE」)・フジテレビTWO(以下「TWO」)またはフジテレビNEXT(以下「NEXT」)で中継している。タイトルは『プロ野球中継(西暦)』で、ヤクルト主催試合開催日は「TWO」で、ビジター開催時は「ONE」で、ヤクルト・西武主催試合開催日は「NEXT」で生中継し、ONEまたはTWOで深夜に録画中継で放送される。

2005年までは地上波フジテレビ系列全国放送開始・終了時刻に合わせたトップ&リレー中継(リレー中継は最大で21時09分、2005年7月までは21時20分までに終了しなければ実施)だったが、現在[いつ?]は完全生中継を実施している[71]

2006年からは完全生中継での放送を開始し、差し替え放送が行われる系列局の視聴者も視聴可能となった。

スカパー!およびスカパー!プレミアムサービスの「プロ野球セット」の加入者は通常は「ONE」のみ視聴可能だが、「TWO」に関してはこの番組と関連番組のみ視聴可能。また、2005年まではノンスクランブル放送だった。

阪神・広島戦は地上波同時放送だが、前述の通り、対広島戦は2017年以降はスコア表示を、2018年以降はテーマソングを何れもフジテレビ側で差し替えている。中日戦は巨人戦以外のJ SPORTSの中継(巨人戦以外のJ SPORTS向けと同じ放送体制となり、制作著作も東海テレビ単独となる)同様に地上波向けとは別制作で放送する。

韓国では、同国出身の選手・李承燁が日本球団に移籍してから、特に2006年に千葉ロッテから巨人への移籍後は人気が上昇しているため、SBS・ソウル放送ケーブルテレビチャンネル『SBS ESPN』で毎日、SBS・ソウル放送の地上波でも時々巨人戦を中継していた。SBS・ソウル放送は日本で放送されている中継映像をそのまま受信し同時放送しており、フジテレビや系列局が制作した中継も例外ではなかった。2011年には李承燁がオリックスに移籍したものの、SBS・ソウル放送は引き続き巨人戦に代わってオリックス戦の中継を継続していた。

2012年9月18日の中日対巨人はテレビ愛知が放映権を持っており本来はJ SPORTSでの生中継だが、J SPORTSが編成の都合上生中継できないためONEで振替放送を行った(J SPORTSでは録画放送)。

2016年8月2日には、西武主催試合をTWOで中継を開始するようになってから初めて、ヤクルト・西武の両主管試合(ONE=「ヤクルト対広島」、TWO=「西武対ソフトバンク」)と、東海テレビが放映権を持つ「中日対巨人」がすべて重複したため、ヤクルト・西武の両主管試合はそれぞれ生放送としたうえで、「中日対巨人」の試合は、BSフジで当日18:00-20:55まで生中継した内容を、ONEで3日1:00-5:59までの間、CS初回となるディレー中継を行った。

2018年4月3日(ONE=「ヤクルト対広島」、TWO=「西武対ソフトバンク」)・2018年6月29日(ONE=「ヤクルト対阪神」、TWO=「西武対楽天」)も同様に重複が発生したため「中日対巨人」は、前者はBSフジ・NEXTで生中継行い、ONEで深夜に録画中継を行った、後者はJ SPORTSで生中継を行い、深夜にTWOで録画中継を行った。

2019年8月6日(ONE=「ヤクルト対阪神」、TWO=「西武対楽天」)も同様に重複が発生したため「中日対巨人」は、BSフジ・NEXTで生中継を行い、ONEで深夜に録画中継を行った。

主題歌

フジテレビ制作分

(BSフジおよびフジテレビONE・TWO・NEXT放送分を含む)
年度 曲名 アーティスト 備考
- 1985年 ライツアウトマーチ(消燈) アール・エレソン・マッコイ作曲
1986年 - 1997年 フジテレビ・スポーツテーマ 新田一郎(スペクトラム)作曲
1998年 - 2001年2005年2006年 JAGUAR 春畑道哉 (TUBE) 発表当時春畑本人はCD発売を希望していたが、後述のCDが出るまで「野球中継以外の用途での使い回しを避けたい」というフジテレビの意向で発売できなかった。
2005年のナイター祭りの時のみ Zeebra Feat. GK MARYAN「Field Of Dreams (Beat Park Anthem)」を使用。
このオリジナル版は2014年12月3日に発売された『フジテレビ開局55周年記念 LEGENDARY SPORTS ANTHEM』(ポニーキャニオン)に「フジテレビ・スポーツテーマ」と共に収録された。
2002年 鎖を引きちぎれ 矢沢永吉
2003年2004年 ホームラン・ブギ2003 吉田拓郎 ハイライトやエンディングでは「JAGUAR」が引き続き使用。
2007年 OLD BASEBALL MAN TUBE ハイライトやエンディングでは「JAGUAR」が引き続き使用。
2008年 - 2012年 JAGUAR '08 春畑道哉 (TUBE) 「JAGUAR」のアレンジ替え。同年12月24日発売の春畑のベスト・アルバムである『BEST WORKS 1987-2008 〜ROUTE86〜』に収録された。
プロレスラー・金本浩二の入場テーマ曲や、ファジアーノ岡山の先発メンバー紹介のBGM、TOKYO MX「がんばろう東北」東北楽天ゴールデンイーグルス野球中継エンディングテーマとしても使用された。
2013年 - JAGUAR '13 「JAGUAR」のアレンジ替え。同年5月29日にJAGUARシリーズで初めてシングル盤としてリリースされた。
2013年は、フジテレビ・BSフジではオープニングムービーから対戦カード表示まではタイトルコール入りのオリジナルBGMを使用し、中継本編の開始時と終了時に流れたが、2014年からはオープニングムービーでも再び使われるようになった。
秋田放送(日本テレビ系)「第79回全県少年野球大会」(2013年7月30日に『情報ライブ ミヤネ屋』を休止して放送)でも中継テーマ曲として使われた。

東海テレビ制作分(東海3県ローカル)

東海テレビの東海3県ローカル中継では、2014年から以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されている。愛知県豊橋市出身のガールズバンドのポタリ、名古屋を拠点に活動するエンターテイメント集団のBOYS AND MENが選ばれている。

年度 曲名 アーティスト 備考
2014年 Hello, Happy Chance! ポタリ CDは会場限定で販売。
2015年2016年 stand hard! 〜オレらの憧れ竜戦士〜 BOYS AND MEN
2017年 - ドラMAX!!! 〜オレらの憧れ竜戦士〜

関西テレビ制作分(関西ローカル)

関西テレビの関西ローカル中継では、1995年・2004年から以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されており、テレビ新広島が対広島戦を同時ネットする場合も差し替えずにそのまま配信されている。

オープニングムービーについては、阪神戦用とオリックス戦用(2004年までは近鉄戦用も)とがあり、セ・パ交流戦で両者が対戦する場合(過去のオリックスと近鉄の対戦も)は、主催球団側のものを使う。

年度 曲名 アーティスト 備考
1995年 JINGO FKW 日本シリーズ第1戦の中継でも使用。
2004年 Lover Boy 倉木麻衣 シングル「明日へ架ける橋」に収録。
2005年 ゼンシン・イン・ザ・ストリート ウルフルズ アルバム「9(ナイン)」に収録。
2006年 オリジナル曲 不明
2007年 阪神タイガース戦…PLAYER
オリックス・バファローズ戦…これからの日々
ガガガSP どちらもシングル「野球少年の詩」に収録。
2008年 まだまだ ET-KING アルバム「SOUL LAUNDRY」に収録。
2009年 美しき日々よ 清水翔太
2010年 WELCOME TO THE BASEBALL PARK JAY'ED
2011年 悲しみよ、明日の星になれ 馬場俊英
2012年 崖っぷちファイター 近藤夏子
2013年2014年 黄金時代 ザ・クロマニヨンズ
2015年 ど真ん中 ウルフルズ
2016年 - 終わらないストーリー THEイナズマ戦隊

テレビ新広島制作分(広島県ローカル)

テレビ新広島の広島県ローカル中継では、2018年から以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されている。

年度 曲名 アーティスト 備考
2018年 - 明日を鳴らせ ゆるふわリムーブ 本番組を含むスポーツ関連番組のテーマ曲として使用。

出演者

解説者

※印付きの解説者は、ローカル中継にも登場するが、フジテレビ・BSフジ兼任者。◎印付きの解説者は『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)出演兼任。

全国ネットでは『フィールドナビゲーター』の肩書きで解説者がベンチリポートを務める場合がある(主にフジテレビ主導の場合)。

フジテレビ・BSフジ

レギュラー出演解説者(原則として公式サイトに掲載。本数契約に移行後も専属に近い立場の人物を含む)
ニッポン放送と兼任する解説者が多い。また、平松・谷沢・達川・齊藤・大久保もかつてはニッポン放送の解説者であった。一方でかつては別所毅彦、豊田泰光など文化放送と兼任する解説者も存在したが、豊田が降板して以降は、専属解説者では文化放送と兼任する者はいない。尚、関根は2010年以降地上波出演がない。なお、上記には当初専属だったのが後年の中継本数減少により本数契約扱いに移行して、他系列局の中継に出演している解説者もいる。
以下はゲスト解説者・本数契約・系列局からの応援として出演のため、公式サイトには掲載されていないがフジテレビ地上波中継に出演した実績がある人物(中継予定に掲載)。フジテレビの専属契約ではないので、系列局専属でない場合は他系列局の中継にも出演する場合もある。
  • 金村義明(2000年途中 - 2017年まではフジテレビ専属契約で公式サイトにも掲載、2018年からフリー。関西テレビ・MBSラジオ・J SPORTSにも出演)[72]
  • 野村弘樹(2012年 - 。ラジオではニッポン放送と専属契約。BS-TBS/TBSチャンネル、テレビ神奈川、読売テレビにも出演)◎
  • 山崎武司(2014年 - 。ラジオでは東海ラジオ・ニッポン放送・TBCラジオ(本数として出演)と専属契約。系列局では東海テレビを中心に出演)※フジテレビ・仙台放送については年度により出演有無あり
  • 里崎智也(2018年 - 。ラジオではニッポン放送と専属契約。チバテレ・ロッテ球団制作中継にも出演)◎
  • 古田敦也(現役引退後、年度により出演有無あり。2017年はクライマックスシリーズファイナルステージ第2戦に出演)※テレビ朝日・BS朝日にも出演
  • 山内泰幸(テレビ新広島解説者。系列応援で広島出場時のクライマックスシリーズや日本シリーズに出演)
  • フジテレビONEのヤクルト戦のみ出演の解説者は『SWALLOWS BASEBALL L!VE』の項目を、フジテレビTWOの西武戦のみ出演の解説者は『LIONS BASEBALL L!VE』の項目を参照。
メジャーリーグ中継
  • アキ猪瀬(MLBアナリスト。J SPORTS・ニッポン放送解説者兼)
  • 高橋尚成(2019年 - 。NHK BS1のメジャーリーグ中継、日本テレビ〈主に衛星波〉のNPB中継解説者兼)
過去の解説者

ニッポン放送・文化放送やNRN・FNS系列局との兼任が多かった。また地上波中継が多かった時代には、下記の他にもテレビでの専属契約を結んでいないプロ野球OB(大沢啓二・パンチ佐藤・西本聖・広澤克実元木大介など)やスポーツジャーナリストなどをゲスト出演させることがあった。また要員の都合によっては、東海テレビ・関西テレビ・テレビ新広島・テレビ西日本と契約の解説者(フジテレビも兼任)とフジテレビアナウンサーの実況という形式で、ヤクルトまたは大洋→横浜対巨人戦全国中継を放送することがあった。

  • 荒川博(1971年 - 1972年、1977年 - 1984年。文化放送解説者兼)
  • 石井一久(2014年 - 2018年。ニッポン放送解説者兼。2018年9月の楽天ゼネラルマネージャー就任後は同年11月の日米野球にゲスト出演)
  • 池山隆寛(2003年 - 2004年。ニッポン放送解説者兼)
  • 飯島滋弥(不明 - 1966年。ニッポン放送・文化放送・ラジオ関東・日本短波放送解説者兼)
  • 伊東一雄(パンチョ伊東)(1992年 - 2002年。ニッポン放送解説者兼)
  • 岡本伊三美(1973年 - 1981年。関西テレビ解説者兼)
  • 大石大二郎(1998年 - 2002年。関西テレビ解説者兼)
  • 大崎三男(1961年 - 1978年。関西テレビ解説者兼)
  • 大下弘(1962年 - 1967年。関西テレビ解説者兼)
  • 大杉勝男(1984年 - 1989年。ニッポン放送解説者兼)
  • 大田卓司(1987年 - 1989年。文化放送解説者兼)
  • 尾花高夫(1992年 - 1994年)(1993年までニッポン放送解説者兼)
  • 加藤初(1991年 - 1994年。ニッポン放送解説者兼)
  • 加藤博一(1991年 - 2008年)
  • 加藤英司(1988年 - 1994年。関西テレビ・1992年までラジオ大阪解説者兼)
  • 金田正一(1979年 - 1981年。ニッポン放送解説者兼。後に日本テレビ解説者・ロッテ監督を経てフリー)
  • 河村保彦(1972年 - 1984年。東海テレビ・東海ラジオ解説者兼)
  • 楠安夫(不明 - 1967年。ニッポン放送・文化放送解説者兼)
  • 児玉利一(1959年 - 1975年。関西テレビ解説者兼)
  • 古葉竹織(1986年、ゲスト扱い〈日本テレビにも巨人対広島戦を中心に出演〉。後に東海テレビ放送〈ローカル放送のみ〉解説者)
  • 小森光生(1972年 - 1973年。ニッポン放送解説者兼)
  • 近藤和彦(1987年 - 1988年。ニッポン放送解説者兼)
  • 権藤博(1984年 - 1987年、1994年 - 1996年。東海テレビ・東海ラジオ解説者兼)
  • 鈴木孝政(1990年 - 1994年、1998年 - 2003年、東海テレビ・東海ラジオ解説者兼)
  • 柴田勲(1986年 - 1994年。ニッポン放送・ラジオ日本解説者兼。後にRFラジオ日本解説者)
  • 島田源太郎(ロッテオリオンズの仙台本拠地時代〈1974年 - 1977年の間〉に出演。仙台放送解説者兼)
  • 島田誠(1992年 - 1996年。テレビ西日本・ニッポン放送・文化放送解説者兼)
  • 杉下茂(1967年、1970年代前半頃。東海テレビ・東海ラジオ解説者兼)
  • 関口清治(1984年 - 不明。テレビ西日本解説者兼)
  • 関根潤三(1985年 - 1986年、1990年 - 2020年。ニッポン放送解説者兼。2019年8月時点でも引き続き公式ホームページに掲載されているが、高齢のため出演がない)[73]
  • 高津臣吾(2012年 - 2013年。2013年はニッポン放送・J SPORTS解説者も兼任。ヤクルト二軍監督就任後も2019年8月9日にフジテレビONEのヤクルト戦に出演)
  • 田村信三郎(1971年。関西テレビ解説者兼)
  • 津田一男(1976年。中国新聞社理事・テレビ新広島解説者兼)
  • 土井淳(1974年 - 1977年、1982年 - 1984年、1992年途中 - 1994年。ニッポン放送解説者兼)
  • 土橋正幸(1974年 - 1983年、1987年 - 1991年、1993年 - 1994年。ニッポン放送解説者兼)
  • 豊田泰光(1977年 - 1986年、1993年 - 2000年。文化放送解説者兼)
  • 中原宏(1975年)※1968年は朝日放送で、1974年は中継出演の実績がなかったようなのでコメントアウト
  • 西本聖(1995年。文化放送解説者兼)
  • 西本幸雄(1982年 - 2003年。関西テレビ・ニッポン放送解説者兼)
  • 二出川延明(1963年)
  • 野口正明(1969年 - 1970年、1989年 - 1991年。テレビ西日本・RKB毎日放送解説者兼)
  • 服部受弘(1959年 - 1976年。ニッポン放送・文化放送解説者兼)
  • 浜崎真二(1961年 - 1962年)
  • パンチ佐藤(1995年。ニッポン放送解説者兼)
  • 仁志敏久(2011年 - 2020年。文化放送解説者兼)
  • 藤波行雄(1988年 - 2000年。東海テレビ・東海ラジオ解説者兼。後に三重テレビ放送・J SPORTS解説者。キー局兼任を外れた)
  • 別所毅彦(1967年、1971年 - 1999年。ニッポン放送・文化放送解説者兼)
  • 別当薫(1982年 - 不明。)
  • 松沼博久(1991年 - 1994年、ニッポン放送解説者兼。現フジテレビTWO解説者)
  • 水野雄仁(1997年 - 1998年。1998年はニッポン放送解説者兼)
  • 水谷実雄(1986年。関西テレビ解説者兼)
  • 宮寺勝利(1975年 - 不明。テレビ西日本解説者兼)
  • 村田辰美(1996年 - 2002年。関西テレビ・ラジオ大阪解説者兼)
  • 森永勝也(1976年 - 1993年。テレビ新広島解説者兼)
  • 安居玉一(1959年 - 不明。)
  • 八木沢荘六(1996年。ニッポン放送解説者兼)
  • 山根俊英(1959年 - 1967年。ニッポン放送・文化放送解説者兼)
  • 山本一義(1986年 - 1988年。関西テレビ解説者兼)
  • 吉田義男(1970年 - 1974年、1978年 - 1984年。関西テレビ解説者兼)
  • 米田哲也(1982年 - 1984年、1987年 - 1992年途中。関西テレビ・ラジオ大阪解説者兼)
  • 若生忠男(1975年 - 不明。テレビ西日本解説者兼)
  • 若松勉(2006年 - 2008年。北海道文化放送・ニッポン放送解説者兼)

北海道文化放送

専属契約解説者はおらず、いずれもフリー解説者の本数契約及びキー局・FNS各局からの系列応援となっている。
  • 若松勉※(2006年より。初期は系列応援、現在は本数契約)
  • 片岡篤史※(2008年より、系列応援)
  • 立浪和義※(2010年より、本数契約)
  • 田尾安志※(2011年より、系列応援)
  • 建山義紀(2017年はBSフジへのネット時にも出演)
  • 広澤克実
  • 森本稀哲
  • 稲田直人
過去の解説者
  • 高木豊※(系列応援)
  • 広瀬哲朗(文化放送解説者兼。在札各局で解説)
  • 光山英和(STVラジオ・GAORA解説者兼。本数契約)
  • 岩本勉(文化放送解説者兼。在札各局で解説。フジテレビONEには『プロ野球ニュース』や『SWALLOWS BASEBALL L!VE』に出演)
  • 芝草宇宙(2010年、GAORA解説者兼。本数契約)
  • 金村暁(2012年 - 2015年。テレビ北海道・GAORA解説者兼。本数契約)
  • 武田勝(2018年 - 2019年。本数契約)

仙台放送

  • 江本孟紀※(系列応援)
  • 田尾安志※(系列応援)
  • 大久保博元※(系列応援)
  • 山本昌
  • 磯部公一(2018年 - 。東日本放送・東北放送・楽天球団制作中継解説者兼)
  • 岩村明憲(2018年 - 。東北放送・楽天球団制作中継解説者兼)
  • 佐藤義則(2020年 - 。ミヤギテレビ・東日本放送・東北放送・楽天球団制作中継解説者兼)
過去の解説者
  • 島田源太郎(ロッテの仙台本拠地時代に出演。在任当時フジテレビ兼)
  • 飯田哲也(2014年。本数契約)
  • 鉄平(2016年 - 2018年。東日本放送・東北放送・楽天球団制作中継解説者兼)
  • 永井怜(2016年 - 2019年。ミヤギテレビ・東日本放送・東北放送・楽天球団制作中継解説者兼)
  • 牧田明久(2017年 - 2019年。楽天球団制作中継解説者兼)

東海テレビ放送

  • 谷沢健一※
  • 田尾安志※(系列応援)
  • 権藤博(1984年 - 1987年、1990年、1994年 - 1996年、2009年 - 2011年、2013年 - 。東海ラジオ放送・J SPORTS・DAZNの中日戦解説者兼。1996年まではフジテレビと系列応援兼)●
  • 鈴木孝政(1990年 - 1994年、1998年 - 2003年、2005年 - 2011年、2014年-。東海ラジオ放送・DAZNの中日戦解説者兼。J SPORTS向けは東海テレビ制作分のほか、J SPORTS制作分も担当。2003年まではフジテレビと系列応援兼)●
  • 鹿島忠(2007年 - 。東海ラジオ放送・三重テレビ放送解説者兼)●
  • 立浪和義(2010年 - )※本数契約
  • 山崎武司(2014年 - )※
  • 山本昌(2016年 - 。ラジオでは東海ラジオ放送・ニッポン放送と専属契約。テレビでは他系列出演あり)[74]
  • 井端弘和(2019年 - 。東海ラジオ放送・ニッポン放送・フジテレビONE解説者兼。CBCテレビやTBSチャンネルにも本数契約で出演)◎
  • 岩瀬仁紀(2019年 - 。CBCテレビ・CBCラジオ・サンテレビゲスト・NHKゲスト解説者兼) ※ゲスト解説者として出演。
  • 川相昌弘(2019年 - 。8月20日のフジテレビONE向け中日対巨人戦に出演予定。地上波ローカルへの出演実績なし。日本テレビ解説者兼)●
備考

普段のローカル中継では長らく解説者1名で放送していたが、2014年からは原則として2名体制で放送する。対巨人戦の地上波全国中継やビジターの系列局に同時ネットされる場合は、ビジター側を中心とした系列局の解説者が出演した例がある他(対広島戦での達川光男〔主音声〕・山内泰幸〔副音声〕など)、2011年以降の交流戦は相手チームOBをゲストに迎えて解説者2名で放送している(楽天戦:野村克也、西武戦:大塚光二、東尾修、ロッテ戦: 黒木知宏小林宏之、オリックス戦:パンチ佐藤など系列専属以外からが多い)。フジテレビ地上波がある場合はフジテレビからも解説者が派遣され、2010年までは谷沢or田尾+その他のフジテレビ専属解説者1名という布陣となっていたが、2011年に立浪が『すぽると!』レギュラー解説者に加入して以降は、全国中継においては原則として立浪+その他のフジテレビ専属解説者1名という布陣に代わってきていた(まれに立浪の代わりに谷沢or田尾の場合もあり)が、2014年最初の全国中継は山崎と立浪が担当した。

●の解説者は東海テレビ制作・J SPORTS放送の中日戦およびフジテレビONE/TWOの中日対巨人戦にも登場する[75]。尚、谷沢・田尾は2011年までは東海テレビ制作中継では地上波のみの出演、2012年はJ SPORTS放送分も担当したが、2013年は落合英二(フリー)と野口茂樹(東海ラジオ解説者)がJ SPORTS放送分に出演するようになったことと、権藤が復帰したため再び地上波のみの出演となった(田尾・谷沢は中日非関与の試合を含むテレビ新広島制作分でも地上波同時放送時に限りJ SPORTSへの出演あり)。2014年は野口がJ SPORTSに登場しなくなった代わりに、2年ぶりに谷沢・田尾がJ SPORTS放送分にも出演している他、2014年より解説者となった井上がJ SPORTS放送分を担当する。J SPORTS放送分は原則解説者一名での放送であるが、2015年5月15日の阪神戦は両球団のOBである久慈照嘉が井上と共に解説を担当した。

かつて鈴木孝政がフジテレビと兼任していた頃は、鈴木がメイン解説者としての位置づけで大半の試合の解説を担当し、谷沢や田尾は全国ネットとなる巨人戦での出演が中心(鈴木+谷沢or田尾という組み合わせが多かった)となっていた他、鈴木がフジテレビ系列全国中継(ヤクルト対巨人など)担当に廻った場合は、東海ラジオ解説者が担当する場合があった。鈴木がフジテレビ兼任を外れてからは、巨人戦以外での出演が少なかった谷沢や田尾がローカル中継の試合でも頻繁に登場するようになった一方、東海ラジオ兼任解説者の出演は減少している。

藤波は2010年以降、東海テレビの地上波中継を担当しておらず、学生野球の指導に専念する直前は三重テレビおよびJ SPORTS向けが中心となっていた。

競合局の中部日本放送CBCテレビCBCラジオを子会社として分社後は、東海テレビ・東海ラジオの解説者がCBCテレビにも本数契約で出演することがある。

過去の解説者
  • 井上一樹(2014年 - 2019年。J SPORTS向けが主体で、地上波はローカル放送の副音声を担当)
  • 国枝利通(日本テレビ系でネットしていた時代から継続)
  • 森芳博※(1960年代、中日新聞記者。フジテレビ系列全国中継も担当)[76]
  • 原田督三(1968年、ビジターへの個別ネットを含むローカル放送のみ。当時東海ラジオに社員として在職)[77]
  • 河村保彦※(一時フジテレビ兼。後に三重テレビ。その後NHK名古屋放送局ローカル放送解説者を歴任)
  • 杉下茂※(1967年、1970年代前半頃。フジテレビ・東海ラジオ兼)
  • 新宅洋志(1979年 - 1983年)
  • 平野謙(2003年 - 2005年、2009年 - 2010年。担当時東海ラジオ・HBCラジオ兼任。2014年は東海ラジオ放送・STVラジオ解説者)●
  • 藤波行雄(1988年 - 2015年、三重テレビ放送解説者兼。以前は東海ラジオ・フジテレビ・J SPORTS解説者兼) ●
  • 仁村徹(2019年。三重テレビ・東海ラジオ解説者兼)
    • この他、上記の原田同様に東海ラジオの解説者(森本潔上川誠二古葉竹識など)もローカル放送(テレビ新広島など系列局への個別ネット時を含む)や三重テレビでの放送時に出演していた。

関西テレビ放送

  • 田尾安志※
  • 金村義明※
  • 野茂英雄※
  • 片岡篤史※(※系列応援)
  • 江本孟紀※(※系列応援)
  • 山本昌
  • 大石大二郎(1998年 - 2002年、2014年 - 。 2002年まではフジテレビ兼。2015年から本数契約扱い[78]
  • 星野伸之(2003年 - 2005年、2018年 - 。2005年まではフジテレビ兼。J SPORTS・NHKゲスト解説者兼。)
  • 藪恵壹(本数契約 2015年 - 。読売テレビ・MBSラジオ兼)
  • 和田豊(ゲスト解説 2016年 - 。阪神球団テクニカルアドバイザー)
  • 掛布雅之(ゲスト解説 2018年 - 。阪神電気鉄道ハンシン・レジェンド・テラー=HLT)
過去の解説者

※は在任時フジテレビ兼

  • 植村義信(1985年、1995年 - 1996年)
  • 大崎三男※(1961年 - 1978年)
  • 大下弘※(1962年 - 1967年、1969年 - 1973年)
  • 岡本伊三美※(1973年 - 1981年)
  • 加藤英司※(1988年 - 1994年)
  • 児玉利一※(1959年 - 1975年)※
  • 田村信三郎※(1971年。野球評論家・元サンケイスポーツ記者)
  • 西本幸雄※(1982年 - 2003年)
  • 松田清(1962年 - 1972年)
  • 水谷実雄※(1986年)
  • 村田辰美※
  • 山本八郎(1968年)
  • 山本一義※(1986年 - 1988年)
  • 吉田義男※(1970年 - 1974年、1978年 - 1984年)
  • 米田哲也※
  • 平塚克洋(本数契約)
  • 赤星憲広(本数契約)

テレビ新広島

過去の解説者
  • 金石昭人(本数契約、2014年。GAORA・J SPORTS兼)[80]
  • 金本知憲(本数契約、2014年 - 2015年。2014年は広島対巨人戦のフジテレビ主導制作地上波全国中継にも出演)
  • 森永勝也※
  • 津田一男※
通常は津田、森永または達川一名での解説であったが、対巨人戦の全国中継や、一部のローカル放送では系列局から解説者を迎え、津田・森永・達川とのダブル解説となることがあった。特に1989年 - 1992年は森永と系列局解説者との2人解説が大半となっていた[81]
達川光男の中日コーチ就任に伴い、2014年から他の在広局での解説者としての活動がない広島OBを随時本数契約で起用する他、必要に応じてフジテレビ系列各局からも試合ごとに解説者の派遣を受けた(フジテレビ系列各局からの派遣は1995年・1998年 - 2000年・2003年も同様)。
1980 - 90年代に広島県域ローカルで放送していたウエスタン・リーグ公式戦中継では、森永が解説から退いた1993年以後、達川の現場復帰時は広島球団にフロントの役職やスカウトで在職していた阿南準郎(監督退任直後は広島対巨人戦の地上波全国中継にもゲスト出演)・備前喜夫白武佳久を起用していた。

テレビ西日本

  • 池田親興※
通常は池田の単独出演であるが、対戦チームによっては、池田に加えフジテレビ解説者(田尾安志や大久保博元の出演が多い)も出演しダブル解説となる場合あり。
ゲスト解説者
過去の解説者
  • 島田誠※
  • 岸川勝也(1999年。本数契約)
  • 小川史(2002年。本数契約)
  • 関口清治※
  • 野口正明※
  • 宮寺勝利※
  • 若生忠男※
  • 野村克也 (定期的に出演)

過去の系列局

広島テレビ (1975年9月まで)

※専属の解説者がいない時期は、関西テレビ・フジテレビ・東海テレビ・テレビ西日本の解説者が出演していた(この場合、日本テレビ系列向けの中継は日本テレビ・読売テレビ・福岡放送の解説者が担当)。

九州朝日放送 (1964年10月まで)

実況アナウンサー

フジテレビ系列全国ネットでの中継において、フジテレビ以外のアナウンサーが実況・ベンチリポートをするときは名前の下に括弧付きで所属局名がクレジットされる。

全国ネットの場合は関東地区以外でもフジテレビアナウンサーが実況を担当する場合がある。

●…女性アナのみ出演による中継(#各種企画を参照)の担当者。

フジテレビ・BSフジ

以下はフジテレビONE「Enjoy! SWALLOWS BASEBALL L!VE」のみ担当
過去

北海道文化放送

過去

仙台放送

過去

東海テレビ

  • 森脇淳
  • 小田島卓生
  • 斉藤誠征
  • 加藤晃
  • 高橋知幸
  • 下嶋兄(タレント、J SPORTS・BSフジ・ONE/TWO向け中継のリポーターのみ担当)
    • 東海テレビの場合、ローカル放送であっても中日側、ビジター側両方にリポーターをつける(TSSなどにネットする場合は、ネット局から派遣されたアナウンサーがビジター側のリポーターを担当する場合あり)。また、ヒーローインタビューと中日が勝利した場合の監督インタビューを分担して担当する。
過去

関西テレビ

過去

テレビ新広島

  • 深井瞬
  • 加藤雅也(ベンチリポートのみ。2018年以降は『TSSプライムニュース』フィールドキャスター担当のため出演が減少)
  • 野川諭生(2019年 - )
  • 棚田徹(若手時代に二軍戦中継実況やベンチリポートを主に担当。2020年7月17日の広島対ヤクルト戦で、約30年ぶりにベンチリポートとヒーローインタビューを担当)
過去

※1980年代までは、TSSのローカル中継でフジテレビや関西テレビのアナウンサーが実況を担当する場合もあった。

テレビ西日本

過去

過去の系列局

広島テレビ(日本テレビ系向けの実況も担当)
九州朝日放送(NETテレビ系向けの実況も担当)

解説者・アナウンサーの備考

  • 1967年、同じ関東地区のテレビ局で、全日放送を再開したばかりの東京12チャンネル(後のテレビ東京)へ、フジテレビ制作によるサンケイアトムズ戦ホームゲームが中継され、フジテレビの解説者・アナウンサーを出演させていた(技術面は東京12チャンネルが自社で担当)。なお東京12チャンネルへはテレビ愛知開局前の一部の中日主催試合を東海テレビ制作(三重テレビ放送からの委託により「三重テレビナイター」で放送された物)として『戦国ナイター』に配給した試合も多数あったが、東京12チャンネルでは東海テレビを制作著作としてクレジットしていた。同様に東海テレビ経由で三重テレビからネット受けすることがあった関東圏の独立放送局(テレビ神奈川・千葉テレビなど)では三重テレビを制作著作としていた、
  • J SPORTS(2009年9月までフジテレビが出資)が制作する「J SPORTS STADIUM 野球好き」の中日 (東海テレビ)、オリックス (関西テレビ)、広島 (テレビ新広島) 主管試合の中継に出演する解説者・アナウンサーがいる(ただし、オリックス戦は関西テレビが直接関与していない。2011年までは子会社のメディアプルポが制作協力していた)。また、ヤクルト戦がJ SPORTSで放送された時代にはフジテレビと同系列(フジサンケイグループ)企業のニッポン放送からもアナウンサー・解説者を迎えて放送した事例がある。
  • 1990年代のオールスターゲーム中継では、系列各局の解説者・アナウンサーが集結してリレー実況を行っていた時期もあった。
  • 関西テレビローカルで2013年5月31日に放送された「オリックス対阪神」の中継では、実況を関西テレビ側が用意したが、同時期に関西テレビが主催・製作する「ダイヤモンドカップゴルフ」(茨城県)が行われ、スポーツ中継要員の大半をそちらに派遣している影響で、ベンチサイドレポーターを東海テレビアナウンサーの森脇が担当した。

特別中継

番組を利用して中継されたケース

  • 1982年10月19日、この日は19時00分から「横浜大洋vs中日」戦(横浜スタジアム)を中継、中日が勝つか引き分けで中日は優勝、中日が負ければ既に全日程を終えた巨人が優勝する状態だったが、『欽ドン!良い子悪い子普通の子』の開始時刻となる21時00分になっても決着が着かないため、通常は録画放送の『欽ドン』を生放送に切り替え、司会の萩本欽一が3人の息子達を呼び出し、萩本が「お前達、どうするのだ」と問いかけると、息子達はそれぞれ「野球が見たいですね」と発言したため中継を続行、中日の勝利→優勝を見せる事が出来た。
  • 1984年5月21日21時00分『欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子』内で、試合が延びていた横浜大洋vs巨人戦(横浜スタジアム)を放送。この日の視聴率は36.7%を記録(関東地区)[82]
  • 1985年10月16日、阪神が勝てば優勝が決まる「ヤクルトvs阪神」戦(神宮球場[83])を21時02分-の「夜のヒットスタジオDELUXE」の生放送の中で中継。21時59分阪神の優勝が決定[84]
  • 1990年5月24日、中継が30分延長した「中日vs巨人」戦(ナゴヤ球場[85])を21時30分-の『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』で、同番組の各コーナーをカットして放送。ちなみにこの試合では、番組前の中継で両軍入り乱れての乱闘があった。
  • 1992年9月11日の阪神vsヤクルトは関西テレビで午後7時から2時間中継したが、試合は午前0時を回っても終わらず、0時10分からの「プロ野球ニュース」内で最後の延長15回表裏を放送。試合が終わった後もこの試合を担当した馬場鉄志と加藤英司が甲子園に残り、プロ野球最長試合となったこの試合の経過を伝えた。
  • 1994年10月8日、同率首位で並び、勝った方が優勝となる「中日vs巨人」戦(10.8決戦、ナゴヤ球場[86])を、18時00分-の『FNNスーパータイム[87] の中で、放送時間の大半を使って中継。
  • 2001年10月4日にはヤクルトの優勝がかかった「ヤクルトvs阪神」戦を試合終盤から『世にも奇妙な物語』に挿入して中継。ところが延長12回までを戦って引き分けとなり、2時間近く同番組が中断される事態となった。

プレーオフ、クライマックスシリーズ

2005年

  • パ・リーグプレーオフ第2ステージ、「ソフトバンク対ロッテ」第2戦をテレビ西日本制作、同局とBSフジで放送。

2007年

2008年

2009年

2010年

2014年

2015年

2016年

2017年

  • セ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ「阪神対DeNA」を関西テレビで放送(テレビ新広島でも同時ネット)。
  • セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ「広島対DeNA」第3・4戦を全国ネットで放送(第3戦は仙台放送・テレビ西日本・テレビ宮崎、第4戦はテレビ大分を除く)。
  • パ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ「西武対楽天」全試合をCSフジテレビTWOで放送し、第1戦を仙台放送で放送。
  • パ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ「ソフトバンク対楽天」第3戦をテレビ西日本、仙台放送で放送(「広島対DeNA」第3戦を差し替え、両局とも別制作)。

2018年

  • パ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ「ソフトバンク対日本ハム」第1戦をテレビ西日本と北海道文化放送で放送(各局とも別制作)。
  • セ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ「ヤクルト対巨人」全試合をフジテレビONE、第2戦をBSフジで放送(地上波は放送なし)。
  • パ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ「西武対ソフトバンク」第2戦・第3戦をテレビ西日本で放送。

2019年

日本シリーズ

フジテレビ系列において最初に日本シリーズ中継が行われたのは、1963年の「西鉄×巨人」第1・2戦(平和台球場)で、放送時点では事実上の系列関係だった九州朝日放送(事実上NET系列とのクロスネット、後にNET~テレビ朝日系列単独)の制作で放送された[88]

それ以後も、フジテレビ系列における日本シリーズ中継では数々の逸話がある。ここではその一部を述べる(各年の日本シリーズの項目も参照)。

日本シリーズ史上最高視聴率(1978年)

1978年10月22日日本シリーズ(ヤクルト×阪急)第7戦(後楽園球場[89] をフジテレビが中継した。この試合、ヤクルトの大杉勝男が7回裏、レフトスタンドに放った本塁打を巡って阪急の上田利治監督(当時)が抗議、1時間19分も試合を中断させた。試合はヤクルトが球団創設以来初の日本一に輝く。視聴率は45.6%(関東地区)[82] と、日本シリーズ中継史上最高視聴率を記録している。ちなみに、フジテレビ制作による日本シリーズ中継はこの年の第1・6・7戦が開局以来初であり、第2戦を除く全試合がFNS系列での放送となった(なお、第3・4・5戦〈西宮球場〉は関西テレビ制作で中継された)[90]

また、日本シリーズ中継では最初にステレオ放送を実施した。

王事件の余波、中継不可能(2003年)

2003年の日本シリーズ(ダイエー×阪神)テレビ東京(第7戦・福岡ドームTVQ九州放送制作)を含む各テレビ局がこぞって中継する中、フジテレビ系列(フジテレビ・テレビ西日本・関西テレビ)だけが中継できず孤立した。原因として、当時のフジテレビにおける人気番組だった『水10!ワンナイR&R」』(2003年8月13日放送)での、ダイエー(後のソフトバンク)王貞治監督(当時。後にソフトバンク球団会長)の侮辱事件(いわゆる王シュレット事件)が大きく影響したためである。ダイエーの高塚猛球団社長(当時)は「球界を代表する人を侮辱したのですから、推薦しないのは当然です」として、球団側との話し合いの席で、フジ系列(フジテレビ・テレビ西日本)を中継に推薦しないことを決定した。阪神の星野仙一監督(当時)もこれに端を発し「もし俺が(同じ事を)されたら、そのテレビ局には選手、コーチ、球団関係者の出演も取材も拒否させてもらう」[91] とフジテレビおよび当事者の宮迫博之山口智充と両者の所属する吉本興業を批判して、阪神球団もフジ系列(フジテレビ・関西テレビ)を推薦しなかった[92]

なお、日本シリーズ閉幕から9日後の11月5日に行われた「アサヒビールチャレンジ・アジア野球選手権2003」(中国×日本、札幌ドーム)は事件に関係なく、予定通り中継された。

2011年はソフトバンクが日本シリーズに進出したが、福岡Yahoo!JAPANドームでの第1戦の中継はテレビ西日本・フジテレビ制作で放送され、実況はフジテレビから、ベンチリポートはテレビ西日本と東海テレビから派遣した。ナゴヤドームでの第3戦は東海テレビ・フジテレビ制作で放送され、実況は東海テレビから、ベンチリポートは東海テレビとフジテレビが派遣した。

シリーズ史上最長試合、CMなし(2010年)

2010年の日本シリーズ(中日×ロッテ)で、フジテレビ系列は第6・7戦(ナゴヤドーム、東海テレビ)を中継した(第2戦は東海テレビがローカルで中継した)。

第6戦(11月6日)は延長15回、試合時間5時間43分という日本シリーズ最長試合を中継した。そのため、放送時間が190分延長され、中継時間内のスポットCM販売契約時間を過ぎた23時以降は試合終了までCMなしで放送された[93][94]

ロッテが4勝2敗1引き分けで日本一を決定した第7戦(11月7日)も前日に続き延長戦となり、延長12回、試合時間4時間56分(歴代2位)の試合となった。ちなみにこの日の放送時間延長は2時間20分で、前日に引き続き22時以降は試合終了までCMなしで放送された。

また、第6・7戦ともにこの年の日本シリーズでは2ケタの視聴率を記録しており、第6戦は関東地区で18.9%、東海地区(東海テレビ)では32.0%を記録。続く第7戦は関東20.6%、東海34.6%をの高数字を記録している。また、第7戦での瞬間最高視聴率は34.1%(関東地区、22時27分)を記録した[95][96]

各種企画

  • 1990年頃、たまに木曜日や日曜日の深夜帯で、女性向け企画として「男子禁制!レディースミッドナイター」と銘打ち、中井美穂中島優子(関西テレビ)、松本京子(テレビ新広島)の女性アナウンサー3人で進行する中継があった。主に大洋戦(対中日、広島、阪神戦)を4試合ほど録画で中継した(テレビ新広島では広島対中日戦の最終戦デーゲームで東海テレビの岸聖美アナウンサーも加えて4人で同様の企画を行い、先述の大洋対広島戦も含めて「プロ野球レディース中継'90」の番組名で生中継で放送した)。
  • 全国中継の巨人戦(ビジター)の試合では、フジテレビの携帯電話サイト(テレビ画面に表示されるQRコードをカメラ付き携帯電話に写してそこから直接アクセスする。通常の目次から検索する方式も利用可)を使って中継対戦チームに対する応援メッセージの募集を行っている。
  • 1990年代後半には副音声でパンチ佐藤パンチョ伊東のパンチ&パンチョが登場することもあった(主にヤクルト戦)。
  • 2007年から数年間、中継時間中までに各球場で飛び出したホームランを紹介するコーナー「TODAY'S HOMERUN」(プロ野球ニュースの「今日のホームラン」と同じ形式)を放送していた(時間の都合で行わない場合あり。全国中継および関東地区で放送のカード)。
  • 2015年8月25日の「ヤクルトvs巨人」ではニッポン放送ショウアップナイター」とのコラボレーションが実施され、テレビ・ラジオのサイマル放送が行われた。当日の解説はフジテレビが江本孟紀立浪和義、プレーヤーズゲストとして藤川球児四国アイランドリーグplus高知ファイティングドッグス所属)、一方のニッポン放送は野村克也関根潤三が出演した[97][98][99]
  • 2019年4月23日の「ヤクルトvs巨人」では、翌月に迫った平成から令和への改元を前に「平成最後の神宮決戦」と銘打ち、平成時代のプロ野球の名場面を交えながら放送した。当日の放送では副音声企画も復活し、山崎弘也アンタッチャブル)がMC、解説に谷繁元信(元横浜ベイスターズ→中日ドラゴンズ捕手→中日監督、ニッポン放送・東海ラジオ解説者兼)、ゲストに磯野貴理子が出演した。なお、北海道文化放送と、仙台放送ほか東北地方の系列局(秋田テレビを除く[100])は「日本ハムvs楽天」(制作は北海道文化放送)、テレビ新広島は「広島vs中日」にそれぞれ差し替えたほか、東海テレビ・関西テレビ・テレビ西日本・テレビ大分などは別番組に差し替えた。
  • 関西テレビ・高知さんさんテレビ(開局前は高知放送)向けに、毎年阪神とオリックスの高知県内(安芸市営球場高知市営球場高知県立春野運動公園野球場)で行われるオープン戦の中継を行っており、2005年以後はセ・パそれぞれ唯一の関西球団であることから、「KTVカップ・定期戦」として開催し、当日生放送(土曜日は年度により試合の途中から、または録画放送)をしている。

フジテレビナイターまつり

1992年-2006年まで、毎年7月(8月)に神宮球場の東京ヤクルト(旧:ヤクルト)vs巨人3連戦で開催され、フジテレビの人気番組の出演者が始球式や応援ゲストで出演している。特に夏季(7-9月)に放送されるゴールデンタイム枠のドラマ枠(月曜9時火曜9時木曜10時)に主演する出演者が登場することが多かった。

1998年は初の6月開催となった神宮のほか、7月14日-16日の横浜スタジアムの横浜vs巨人3連戦でも開催され、2003年は4月8日-10日のヤクルトvs巨人3連戦でも開催された。

2003年7月もヤクルトvs巨人3連戦で開催されたが、東海テレビと関西テレビではナゴヤドームの中日vs阪神3連戦に差し替えられた。

2004年は初の8月開催となり、8月3日-5日のヤクルトvs巨人(神宮球場)3連戦で行われたが、5日がテレビ朝日系での中継だったため3日、4日の2試合のみの開催となった。

なお、2006年は8月8日-10日のヤクルトvs巨人(神宮)3連戦で開催される予定だったが、地上波での生放送がなくなったため、CSでの中継となった。(地上波では東京地区のみ限定で録画中継)また、新しい試みとして、「デジタルメディア横断プロジェクト "デジタルナイター祭り"」と題して、フジテレビ番組ホームページと携帯電話サイトに特別ページを設けてのネット中継を行うことになった。

2007年は前年と同じく地上波での生放送がなくなり(深夜30分の録画編集放送)、前年のようなネット中継もなく、CS中継のみの形となり、1992年より続いたナイターまつりが一旦終了したが、2014年4月15・16日の東京ヤクルトvs巨人(15日静岡草薙球場、16日神宮)で8年ぶりに実施された。内容は番組連動データ放送を利用した視聴者へのプレゼント企画や佐藤健渡部篤郎による始球式(15日のみ)等。

一部系列局での放送
  • 東海テレビ・関西テレビ・テレビ新広島ではナイターまつり期間中でも、それぞれ中日戦・阪神/オリックス/近鉄戦・広島戦への差し替えを行っていた。
  • 東海テレビでは、フジテレビとは別に、毎年8月に3連戦のうち2試合を放送し、「東海テレビナイター祭り」と題した放送が行われる。内容は視聴者へのプレゼント企画等。こちらは2017年現在も行われている。2017年は8月8・9日が該当したが、対戦相手(広島)の地元のテレビ新広島は別制作を行った。
備考
  • インターネット特設ページ(利用は日本国内のみ)では同時に1万人までアクセス可能な実況ストリーム配信を実施(350kdps 視聴無料)。
  • また、携帯電話はNTT DoCoMoのVライブ方式のテレビ電話に限り利用できた(ただし、通話料が必要)。
  • 中継スタイルは例年のように豪華ゲストやリポーターを数人用意するのではなく、CS放送の巨人戦のように実況と解説がラジオ中継のように話すスタイルとなったが、通常の巨人戦では出演しない東京ヤクルトスワローズの公認女子マネージャー磯山さやかが女子マネージャーとして3連戦に参加した。

イベント

  • 花火打ち上げ 5回裏終了後。100発以上打ち上げられる。
  • 熱チュー!プロ野球AWARDS 7回裏終了後。プロ野球界に功績を残した人物を表彰する。2003年7月度はパンチョ伊東千葉茂らが表彰された。

参加番組

...etc

派生番組

(現在)

テレビゲーム・アーケードゲーム

2002年の初めに、フジテレビがナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)のPlayStation 2での発売を予定していたゲームソフト『新野球(仮)』とのタイアップ・そのタイトルを『熱チュー!プロ野球2002』とすることを発表した。

『ファミスタ』などの野球ゲームで培った技術とフジテレビが持つ野球中継番組のリアリティーが結集されたものとされていた[要出典]

そして、同年3月26日、PlayStation 2版に先駆けて、アーケードゲームで『熱チュー!プロ野球2002』を稼動開始。PlayStation 2版は4月18日に発売された。イメージキャラクターは吉乃ひとみ

過去に同局がプロ野球情報番組プロ野球ニュースと『スーパーパワーリーグ』(1993年発売)をタイアップしていたのをはじめとして、野球ゲームにアナウンサーを登場させる例があった(先述作品の続編では、福井謙二アナが実況を担当。詳しくはパワーリーグを参照)が、プロ野球中継番組がゲームとタイアップするのは、1999年イマジニアから発売された『超空間ナイタープロ野球キング2』(制作協力:ニッポン放送ショウアップナイター、実況担当:松本秀夫ニッポン放送アナウンサー)、2000年スクウェアから発売された日本テレビの『劇空間プロ野球』に次ぎ、三度目である(同時期には、コナミが日本テレビのプロ野球中継とのタイアップ作品『THE BASEBALL 2002 バトルボールパーク宣言』を発表した)。

また、実際の中継内でも、選手の攻略法などを解説する際にゲームの画面が取り入れられることがあった。

2005年は「熱チュー!プロ野球」から「BASEBALL L!VE」へタイアップタイトルを改題したことに伴い、ゲームソフトのタイトルも『ベースボールライブ2005』に改題されたが、同年をもってタイアップを解消。同作品がプロ野球中継番組と最後のタイアップ作品となっている(2009年現在)。

タイアップ解消後の2006年より、ゲームソフトのシリーズ名は『プロ野球 熱スタ』に改題され、2007年まで二作品発売された(基本システムは本シリーズをベースにしている)。

ゲーム概要

リアル系野球ゲームと呼ばれるゲームのひとつ。

投球操作に、ゴルフゲームのスイング操作でよく見られる、メーターにより球威や投げ込む位置を調整する方法が採られているのが特徴(1991年に発売された「東尾修監修プロ野球スタジアム」や続編にも同様の操作方法が採られている)。打撃操作は、大きな打撃カーソルで打つ方法をとっている。守備操作は、基本的に『ファミスタシリーズ』を踏襲している。

投手の投球の再現に、球速とコントロール以外で、直球では球質キレ、変化球では変化量キレのパラメータを取り入れているのが特徴で、「キレはあるが球質の軽いストレート」「キレはないが球質の重いストレート」「変化量は小さいが鋭く曲がる球」などの再現が可能である。

打者では、「打球ノビ」(ノーマル・引っ張り・広角)、「打球傾向」(ノーマル・引っ張り・流し・センター返し)というパラメータで選手を表現しているのが特徴で、「広角にヒットを打つが本塁打は引っ張り打ち」や「打球はよく引っ張る方向に飛ぶが、逆方向にもよく本塁打が打てる」など微妙な部分を再現している。

『熱チュー!プロ野球2004』では、『ファミスタシリーズ』を参考にした操作として、コース打ち(打撃。コースとタイミングのみで行う)・かんたんピッチング(投球。投球の際のコントロール操作が省かれている)が取り入れられた。

チーム編成できるモードとして、『熱チュー!プロ野球2002』ではトレードモード導入。その後、『熱チュー!プロ野球2003』ではエディットモードに改称(ペナントレースでは、シーズン中のトレードや選手データの編集機能も導入)。『ベースボールライブ2005』では、新たに「アレンジモード」が導入。選手データの編集機能に加え、架空のチーム名・ロゴマーク・ユニフォームが数種類用意され、それによりオリジナルの架空チームを作成できるようになった。また、『2005』ではエディットモードとは別に、「ドリームリーグ」という球団経営をシミュレートするモードが追加された。

『熱チュー!』時代は試合中に登場するのは実況アナウンサーのみであったが、『ベースボールライブ2005』では実況に二人の解説者が加わり、試合終了後には、内田恭子アナウンサーが結果報告などをしてくれるようになった。

なお、『ファミスタ64』の開発スタッフだった塩澤敦が一作目からプロデューサーを担当している。

作品リスト

アーケードゲーム

  • 2002年3月26日:熱チュー!プロ野球2002
設定チーム全員の調子パラメータを絶好調に設定できる「ひいきチーム設定」・本作の筐体が設置されている地域(各都道府県)により、その地域出身選手のみ絶好調に設定される「ご当地選手応援モード」という二つのオプション仕様が存在した。

PlayStation 2

  • 2002年4月18日:熱チュー!プロ野球2002
テーマソング - 『Al di la』(歌・演奏:HΛL、作詞:HΛLNA、作曲:梅崎俊春、佐藤あつし、編曲:HΛL)
テーマソング - 『Beams On The Field』(演奏:近江賢介、深見真帆、作曲:近江賢介、深見真帆、編曲:近江賢介、深見真帆)
  • 2003年10月23日:熱チュー!プロ野球2003秋のナイターまつり
2003年シーズン途中頃のデータを使用した、『〜2003』のマイナーチェンジバージョン。

声の出演

出演しているアナウンサー

出演している解説者

備考

  • 『熱チュー!プロ野球2002』の正式発表時、「サンケイスポーツ」(産業経済新聞社発行のスポーツ新聞)がそれを告知する号外(一枚紙)を発行。ゲームソフト販売店で配布された。通常の新聞と同じく二枚折となっており、裏面には、横に見開く形で「夕刊フジ」の号外(中身は塩澤プロデューサーのインタビュー)とナムコの自社広告が掲載されていた。
    • また、上記号外とは別に、ナムコ自社による発行の架空スポーツ新聞「ナムスポ」として、ゲーム概要を紹介したチラシも配布された。
  • 『〜2003秋のナイターまつり』のパッケージは、通常池山隆寛のモノクロ写真が入ったものであるが、日本プロ野球各球団別のロゴマークが入った限定パッケージも存在する。
  • 『〜2004』では、初回限定購入者キャンペーンの特典として、各球団別にロゴマークと選手の写真が入った特製パッケージが配布された。
  • 『〜2004』のテレビCMは、斎藤雅樹大久保博元(いずれも同番組解説者)がユニフォームとボールのかぶり物姿で子供に野球を教えるというものだった。
  • 『ベースボールライブ2005』の「エディット」「ドリームリーグ」各モードで使用できる架空チームのデータ(名称・ロゴ・ユニフォーム)には、初期ファミスタシリーズの架空チーム「レイルウェイズ」と「フーズフーズ」も収録されている。

脚注

  1. ^ それぞれ1991年からはタイトルロゴとともにジングルも変更。また「Professional-Baseball〈西暦〉・〈Night GameDaylight game(1999年まで)Day Game(2000年から)〉」と併記。
  2. ^ 中継本編開始直前のミニ情報のタイトルは「熱チュー!プロ野球情報」であったが、番組表によっては文字数の都合から「熱チュ!プロ野球情報」となることもあった。
  3. ^ 日本シリーズ第1戦では随所に『野球道』のタイトルロゴが使用された。
  4. ^ 公式戦のみ番組終盤の20:54 - 21:00はローカルセールス枠のため、一部地域は20:54飛び降り。2017年までは20:54終了。
  5. ^ 以前は19:03までだった。
  6. ^ 2009年から20時から放映されている『BSフジLIVE プライムニュース』(番組開始当初は19時~20時55分に放送)を優先するため、20時で中断していたが、2010年は『プライムニュース』の放送時間を21時開始とし、9月15・16日の中継は3時間放送とした。2011年は『プライムニュース』を休止して21時まで(最大延長1時間)中継を行う日もあった。
  7. ^ 2016年7月3日のヤクルト対巨人戦(秋田こまちスタジアム)では16:00〜17:25で放送。
  8. ^ 14時プレイボールの試合の場合、13時50分から18時20分まで放送。
  9. ^ 火曜日は全編ローカルセールス枠のため、地元にフランチャイズのある系列局の別カードへの差し替え以外に、自社制作番組・系列内外の遅れネット番組への差し替えを行う局もある。
  10. ^ 金曜日は『金曜プレミアム』のため21:49で放送、日曜日は『ニチファミ!』に内包。
  11. ^ これは日曜19時台に人気アニメ2本立て(後半は『世界名作劇場』)が編成されていたためである。なお試合が20時台で終わった時は21時ドラマを通常放送する事があった
  12. ^ これにより、当時横浜対巨人戦のリレー中継を行っていたテレビ神奈川は18時15分から19時30分にトップ中継をしたことがある。
  13. ^ ただし、それ以前にも、試合展開によっては後続の番組を休止して中継を継続していた
  14. ^ 1990年代までは広島戦で乗り込み自社制作(在広局はテレビ新広島が放送する場合は映像を共有、他系列局が放送する場合は独自映像を制作)、テレビ新広島からのネット受け(解説者・リポーターを派遣する場合あり。週末のデーゲームではフジテレビ主管制作の一部地域ネット中継もあり)を行っていた。
  15. ^ 関係が深い東海ラジオ主催試合である事もあり、CBCテレビでは中継できないため。
  16. ^ 試合開催に同じ系列のテレビ静岡が含まれている。
  17. ^ 広島テレビは、19時台に『サザエさん』の遅れネットと『クイズグランプリ』『スター千一夜』の同時ネットを、20時台に『太陽にほえろ!』を編成していた。
  18. ^ フジテレビ系フルネット局では、19:00からは各局別編成(関西テレビと一部局は阪神対巨人戦の場合この時間も放送)、19:30から『クイズグランプリ』『スター千一夜』、20:00から中継という編成だった。
  19. ^ なお、これとは別に9月12日には、19:30から広島対巨人戦をNETテレビ制作で放送し、当時クロスネット局だった岡山放送も20:00飛び乗りで同時ネットしていた(出典:各日の中国新聞、テレビ・ラジオ欄)。
  20. ^ 競馬中継を編成していなかった1980年代前半までは、日曜デーゲーム中継も行い、東京12チャンネルから広島が関与しない試合をネット受けすることもあった。
  21. ^ 1975年9月までは、フジテレビと日本テレビの系列局だったため、同系列で放送される(または、同系列に向けて制作される)場合もあった。
  22. ^ 1964年9月までは、フジテレビとNETテレビ(後のテレビ朝日)の系列局だったため、同系列で放送される(または、同系列に向けて制作される)場合もあった。
  23. ^ 朝日新聞・1961年4月1日「ナイター中継・各局の体制」。
  24. ^ この間東海テレビは週2回日本テレビとの相互ネットで、九州朝日放送はNETテレビとの相互ネットで野球中継を継続した。また、資本関係上元々は関西テレビに優先権があった阪急ブレーブス主催試合についても、必然的に他系列(朝日放送/TBS系・毎日放送/NET系・読売テレビ/日本テレビ系)が全国中継の本番・予備カードも含めて中継していた。
  25. ^ 朝日新聞・1962年6月24日「合点ゆかぬ方針転換 フジテレビとナイター」
  26. ^ 1966年度1年間は放送時間を昼前と夕方の1日5時間半に縮小していた
  27. ^ NET(現;テレビ朝日)は直接参加せず、当時系列関係にあった在阪局の毎日放送が参加した。
  28. ^ MY BOOK 7岩佐徹
  29. ^ サンケイスポーツ(大阪版)・1970年4月16日掲載の関西テレビ出稿の広告。
  30. ^ 2014年3月29日に西武対楽天戦を仙台放送との2局ネットで15:30 - 17:00に放送したが、フジテレビにとっては20年ぶりの西武主催試合の中継となった。2014年4月12日には日本ハム対西武戦の中継を14:00-15:25まで地上波関東ローカルで放送し、15:25-16:55まではBSフジでリレー中継を行った。(北海道文化放送は自社の出演者により別制作)
  31. ^ 2015年8月25日のテレビ西日本で放送されたソフトバンク対ロッテ戦は九州・沖縄ブロックへのネットに拡大された。
  32. ^ 2015年8月25日の場合、新潟総合テレビは自社が制作に参加した映画『この空の花2015 70年目の夏(後編)』放送。
  33. ^ 同様の傾向は2017年までのTBSテレビの水曜日ゴールデンタイムのナイター中継でも見られる(TBS系列の水曜日ゴールデンタイムがフジテレビ系の火曜日のゴールデンタイムと同様にローカルセールス枠であるため)。
  34. ^ 中日戦は全国ネットは2014年4月11日、フジテレビとの2局ネットは2015年5月23日、阪神戦は2014年4月11日、広島戦は2014年7月1日、パ・リーグ主催試合は2015年6月13日を最後に何れも中継終了。
  35. ^ テレビ西日本・仙台放送はクライマックス・パ ファイナルステージ「ソフトバンク対楽天」第3戦に差し替え(実況・解説はそれぞれ別)。
  36. ^ 当初は第6戦の放映権を持っていたが、台風21号の影響で2日連続中止となったため。
  37. ^ この日の中継ではリプレイ映像を流す際、約120台のカメラを駆使した多視点リプレイシステム「4D REPLAY」を導入した。フジ、日本シリーズ中継で新兵器「4D REPLAY」 専用カメラ100台配置 デイリースポーツ 2017年10月28日
  38. ^ 地上波ではCM前アイキャッチ部分でも、この曲のアウトロ部分が使用される。2020年のBSフジでは全国放送用のCM前アイキャッチ用のBGMが使われた。
  39. ^ 2016年までは18:30頃。ただしビジターネット受けの場合は相手側の中継枠に合わせる。2016年9月30日は、日ハム・武田勝投手の引退試合となったことから、「みんなのテレビ」開始の18:15頃から中継し、20:54の「uhb NEWS FNN」も札幌ドームからの中継に差し替えた(試合自体は20:30頃に終了したが、武田勝投手の引退セレモニーまで中継する予定だった為)。
  40. ^ 18時台の提供クレジットは「みんなのテレビ」仕様を流用する。ビジター側のネット局ではスポンサーが異なるため各局出しとなる
  41. ^ 水曜日は北海道放送・北海道テレビでの中継が大半で、火曜日と土曜日はテレビ北海道、金曜日は札幌テレビ、NHK札幌放送局がそれぞれ中継する。
  42. ^ ただし、2013年7月6日・12:00-14:55に振替放送された「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 電撃復活2013 総勢97名のアーティストが集結!ダウンタウンがやらなきゃ誰がやる!SP」(2013年7月1日・19:00-21:54)は7月1日の野球中継に全国向けスポンサーが組み込まれず、7月6日午後の振替放送枠にて20時台・21時台内(※全国ネット枠)で放送したCMも併せて振替放送された。
  43. ^ 2014年のクライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦は関西テレビも中継したが、北海道文化放送は京セラドーム大阪に乗り込み別制作で中継した。2019年7月23日のほっともっとフィールド神戸の試合は関西テレビでは深夜の録画中継での放送した一方、北海道文化放送では近年としては異例の関西テレビからの裏送り形式で生中継された。
  44. ^ 2012年はホームゲームのうち26試合を中継する。当初は27試合の予定だったが編成の都合で1試合三重テレビに譲渡している。
  45. ^ スポーツニッポン・東京版、1978年9月19日、11ページ、テレビ・ラジオ欄。この時は16:00 - 17:55に放送。
  46. ^ 2013年8月11日には対阪神戦をCBCテレビが世界陸上モスクワ大会中継で放送できないため東海テレビが放送したが、『KEIBA BEAT』に加え『Meijiチョコレートカップ』の中継が組まれていたため、14時から55分間の放送となった。
  47. ^ 電子番組表では(テレビ新広島アナウンサー)のみ告知されていた。
  48. ^ 2017年6月の「阪神対オリックス」(交流戦)は、3連戦のうち2試合(6日・火曜日と8日・木曜日)の放映権を獲得し生中継を行なった。
  49. ^ 大石と山田他関西テレビアナウンサーは球団制作・J SPORTS単独放送も担当している。
  50. ^ 鉄平と永井はJ SPORTSで放送の楽天球団制作中継も担当していた。
  51. ^ FNN Live News days』のローカルニュース枠での『TSSプライムニュース』内容予告ではこの名称で案内している。
  52. ^ 2014年デビュー。2020年4月に網谷直樹(Vo.)の第1子誕生後の生活上での都合から活動休止(公式サイト)。
  53. ^ フジテレビ系列ではテレビ新広島・東海テレビ・関西テレビ・テレビ西日本が関与する場合は地上波全国中継でも地元局のアナウンサーが実況することが多い。逆に、テレビ新広島では過去に要員の都合によりフジテレビ・関西テレビのアナウンサーがローカル放送を担当することがあった。
  54. ^ 2015から2019年までは同一の受付電話番号をフジテレビ側で別途表示していたが、2020年は表示されなかったため、広島県の地上波以外では、電話番号はテレビ新広島の中継予定ウェブサイトでの確認に要した。
  55. ^ 2020年2月29日(土曜)のオープン戦は、当初はオフチューブ(解説:山内、実況担当者は〈テレビ新広島アナウンサー〉のみ告知されていた)の予定が電子番組表で告知されていたのが、新型コロナウイルス感染流行の影響から東海テレビからのネット受け〈解説:権藤博・山崎武司、実況:加藤晃、リポーター:小田島卓生。東海テレビでは13:55開始、テレビ新広島では14:00飛び乗り〉に変更となった。また、同年6月26日・27日(金曜・土曜)は副音声含むテレビ新広島からの要員派遣を一切行わず、全編広島からのオフチューブで放送した(両日とも解説は山内が、実況は26日は深井、27日は野川が担当。東海テレビでは26日は解説:山本昌・山崎武司、実況:森脇淳、リポーター:小田島卓生・加藤晃、27日は解説:山崎武司・岩瀬仁紀、実況:高橋知幸、リポーター・斉藤誠征・小田島卓生が担当)。
  56. ^ 阪神戦中継も「超変革」!カンテレ、金本監督密着カメラ投入や - サンケイスポーツ(SANSPO.COM)、2016年4月6日、5時3分配信。
  57. ^ 金曜日は福岡放送、NHK福岡放送局が野球中継を行う。
  58. ^ テレビ西日本(サガテレビ・テレビ長崎でも同時ネット、解説:池田親興、実況:田久保尚英、リポート、坂梨公俊)とフジテレビ(関東ローカル)・BSフジ 〈地上波関東ローカルからのリレー中継〉(解説:山崎武司・高木豊、実況:大谷真宏)がそれぞれ別実況で制作していたが、どちらをネットする予定だったかは不明。
  59. ^ 当初放送予定だった時間帯に、地元企業の枠買取による自社制作の旅番組が編成されたためだった。
  60. ^ 7月5日(土)楽天戦のヒーローインタビューにつきまして(お詫び) 福岡ソフトバンクホークス 2014年7月5日
  61. ^ この時点では、正式なニュース系列・番組供給系列組織としては未成立だった。
  62. ^ 民放2局時代に、3~4局地域でフジテレビ系列と日本テレビ系列との並列中継があった際には、フジテレビ系列向けを広島テレビが、日本テレビ系列向けを中国放送(自社がTBS系編成時には裏送り)や読売テレビが制作した例がある(この逆があったかは不明)。
  63. ^ 制作はフジテレビで、秋田テレビは制作協力としてクレジットされた。CSは地上波サイマル放送
  64. ^ 番組中の電話受付によるプレゼント企画はBSフジ・フジテレビONEの視聴者も応募可能なため、スコア表示を差し替える都合上、同一の受付電話番号をフジテレビ側で別途表示していたが、2020年は表示がなかったため、広島県以外の地上波以外では、電話番号はテレビ新広島の中継予定ウェブサイトでの確認を要した。
  65. ^ 地上波では後続番組などの番宣テロップもスコア表示と同じシステムで表示しているため。VTR切り替え時の「全力応援」ロゴはBSフジ・フジテレビONEまたはフジテレビTWOでもそのまま表示されている。
  66. ^ 2017年まではテレビ新広島のローカル放送でもフジテレビと同じ『JAGUAR'13』(春畑道哉)を使用していたが、2018年からは「TSS全力応援ソング」として『明日を鳴らせ』(ゆるふわリムーブ)を使用しているため。
  67. ^ 本来は地上波関西ローカルでの放送予定だったが、同日は『FNS27時間テレビ にほんのれきし』が編成された関係で放送不可能となったため。
  68. ^ 地上波全国ネットでの阪急→オリックス主催試合はかつて年1試合が放送され、2005年5月27日の交流戦の「オリックス対巨人」(大阪ドーム)を最後に途絶えたが、2016年6月25日にほっともっとフィールド神戸の「オリックス対日本ハム」戦を関西テレビからの裏送りによる生中継で放送し、11年ぶりにオリックス戦の全国放送が復活した。
  69. ^ 実況アナウンサーが連動データ放送の案内を行った際には、BSフジではデータ放送を実施していない旨の告知テロップが表示される。
  70. ^ 仙台放送制作の楽天戦は2020年現在、仙台放送制作・フジテレビ制作・楽天球団制作・ビジター地元局制作ともに中継実績がない。
  71. ^ ただし、2010年10月23日クライマックスシリーズ第2ステージ・第5戦『中日対巨人』は19時まで「ONE」でトップ中継を行った。
  72. ^ 謹賀新年 - 金村義明オフィシャルブログ、2018年1月3日。ここで本人が専属を離れたことを公表している。
  73. ^ 1977-1981年のニッポン放送単独契約時代も、散発的に本数契約で出演したことがあった。
  74. ^ 現在、在京キー局制作の野球中継では日本テレビへの出演実績がある一方、フジテレビには野球中継以外の番組のみ出演実績あり。
  75. ^ 山崎は2014年5月現在、J SPORTSにはTSSプロダクション・J SPORTS制作の広島主催対中日戦には出演しているが、東海テレビ制作分への出演実績がない。
  76. ^ 産経新聞・岡山版、1964年6月30日(火曜日)8ページ、テレビ欄。全国中継本番カードの『中日 vs 国鉄』を担当(実況:下山アナ。予備カードは『南海 vs 西鉄』=解説:大下弘・実況:熱田アナ、『東京 vs 近鉄』解説:山根俊英・実況:山田アナ)
  77. ^ 原田が出演したこの年の対広島戦は広島テレビにもネットされていた。
  78. ^ 関西テレビの野球中継公式ホームページの解説者紹介には掲載されていない。
  79. ^ 2016年日本シリーズ・2017年クライマックスシリーズ第3戦ではフィールド(グラウンド)解説としてリポーター兼任で、2017年クライマックスシリーズ第4戦では放送席の解説で出演。
  80. ^ 金石が出演した中継は、当初高橋慶彦の出演予定が電子番組表などで発表されていたが、放送当日に変更となった。
  81. ^ 解説を退いた直後の1993年に肺がんで死去しているが、この段階ですでに治療や体調への配慮として2人解説としていたのかは不明である。
  82. ^ a b ビデオリサーチ調べ。
  83. ^ 制作は関西テレビ主導で担当(フジテレビとの共同制作名義)、解説は西本幸雄、実況は松本暢章アナウンサー(当時、故人)。なお、関西テレビでは19:00から『特別ナイター中継』の番組名で放送され、オープニングや提供クレジットは関西テレビ出しだったが、スコアテロップはフジテレビの物を使用していた。
  84. ^ 中継の関係で『夜ヒット』出演歌手の多くが予定曲を披露できなかった。
  85. ^ 制作は東海テレビが担当。
  86. ^ 制作は東海テレビ・フジテレビが共同で担当。
  87. ^ 地域によっては別タイトル。
  88. ^ ちなみにこの当時、NHKと在福民放3局(当時)の計4局制作による並列中継を行っていた。この年までテレビ西日本 (TNC) は事実上の日本テレビ系列局だったため(放送当時はTBS系列以外正式なネットワーク組織が発足していなかった)、同系列向けの中継を担当していた(なお、TNCがフジテレビ系列局として日本シリーズ中継を担当するのは1999年〈ダイエー×中日〉からで、これまでに1999年、2000年〈ダイエー×巨人〉2011年〈ソフトバンク×中日〉2014年〈ソフトバンク×阪神〉の4回〈2003年はなし〉)。
  89. ^ 当時はヤクルトの本拠である神宮球場が大学野球と開催日が重なり使用できず、後楽園球場でヤクルト主催の日本シリーズを開催した。
  90. ^ 第2戦は日本テレビ系で放送された。
  91. ^ スポーツニッポン、2015年8月18日、第1面、スポーツニッポン新聞社
  92. ^ フジテレビ系列では日本シリーズで阪神主管の試合を放送した実績がない(推薦を受けて中継予定の試合が非開催に終わった例はあり)。なお、関西テレビ・フジテレビは関西圏の球団の中継については両局と資本面(阪急東宝グループ)で関係が強かった阪急ブレーブスを中心としたパ・リーグを主体に行っていた。
  93. ^ 契約時間オーバー!フジ 日本Sで23時以降CM消滅 - スポーツニッポン、2010年11月7日。(2010年11月8日時点のアーカイブ
  94. ^ フジテレビ系列では、当時のシリーズ最長試合(4時間29分)を記録した1975年の日本シリーズ第1戦(阪急×広島)を関西テレビ製作で中継したことがある。
  95. ^ 連日の延長戦を完全中継し、高視聴率獲得! 『2010プロ野球日本シリーズ第6戦、第7戦』 - 2010年11月8日、フジテレビ広報部。(2010年11月11日時点のアーカイブ
  96. ^ 日本シリーズ瞬間最高視聴率34.1%! - サンケイスポーツ、2009年11月9日。(2010年11月12日時点のアーカイブ
  97. ^ “ノムさん、G小林のリードをバッサリ「優勝は無理でしょう」”. SANSPO.COM (サンケイスポーツ). (2015年8月25日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20150825/npb15082521160008-n1.html 2015年8月26日閲覧。 
  98. ^ 実況は山田透が担当。
  99. ^ なお、NRN向けには別途ニッポン放送が実況と解説を用意して本番カードとしたが(解説:前田幸長、実況:洗川雄司)ネット局の少ない火曜日である上、レギュラーネット局が地元球団を優先したため当初はネット局が発生しない予定だった。結果的には広島対阪神戦(マツダ)が雨天中止となり、毎日放送への裏送りを行った(一応NRN回線への配信は行ったが、MBSではステレオ音声での素材回線受けで、番組も『MBSベースボールパーク』のタイトルコールを行うなど毎日放送向け裏送りの体裁だった)。
  100. ^ 秋田テレビは6月29日・30日の「ヤクルトvs巨人」(秋田こまちスタジアム)PRの一環もあり差し替えを行わずネット。

関連項目

外部リンク