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: この曲を最初に聴いたとき「まるで[[文化祭|学芸会]]のような感じの曲」とコメントしたが、リハーサルを重ねていくうちに気に入り、スタッフの間では愛唱歌と言われていたほどだという。
: この曲を最初に聴いたとき「まるで[[文化祭|学芸会]]のような感じの曲」とコメントしたが、リハーサルを重ねていくうちに気に入り、スタッフの間では愛唱歌と言われていたほどだという。
: 2010年と2011年に[[MONGOL800|キヨサク]]がゲスト出演した際にも歌唱している。
: 2010年と2011年に[[MONGOL800|キヨサク]]がゲスト出演した際にも歌唱している。
* [[今日までそして明日から (よしだたくろうの曲)|今日までそして明日から]] ([[吉田拓郎]]) / 小田和正
* [[今日までそして明日から (曲)|今日までそして明日から]] ([[吉田拓郎]]) / 小田和正
* さよなら / 小田和正
* さよなら / 小田和正
: 前年に続いて披露。
: 前年に続いて披露。

2021年4月6日 (火) 03:17時点における版

クリスマスの約束
ジャンル 音楽番組
特別番組
演出 柴田猛司
出演者 小田和正ほか
オープニング きよしこの夜
製作
プロデューサー 阿部龍二郎服部英司
制作 TBS
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2001年12月25日 (2001-12-25) -
放送時間放送一覧を参照
回数18
『クリスマスの約束』公式ホームページ

特記事項:
2018年・2020年は放送なし(代替として2019年3月30日 (2019-03-30)に特別番組『風のようにうたが流れていた』を放送)。
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クリスマスの約束』(クリスマスのやくそく)は、2001年より毎年12月25日クリスマス)前後にTBS系列で放映されている音楽番組。略称はクリ約

解説

2001年にセルフカバー・アルバム『LOOKING BACK 2』のヒットを受けてTBSスタッフは小田和正に『うたばん』への出演オファーを出した。小田はそれを辞退したものの、小田がメインの番組を作りたいとするスタッフの諦め切れぬ思いから「全く新しい形の音楽番組を作りたい」とTBSが小田に持ちかけ、小田をメインアーティストに「アーティストがお互い認め合えるような番組」を目指して阿部龍二郎チーフプロデューサー(現:TBSテレビ取締役)をはじめとする『うたばん』と同じスタッフで企画制作された。ちなみに小田がTBSのテレビ番組に出演するのはオフコース時代の1982年9月29日に放送された『日立テレビシティ・オフコース・スペシャルNEXT』以来実に19年4か月ぶりのことである。

番組制作に当たり有名アーティスト7組に出演依頼するもそのすべてから出演を辞退され、納得できないスタッフを小田が説き伏せる形で単独ライブ形式の公開収録を行った。その後リクエストに応じて再放送されて以後、毎年制作・放送されている。

番組のコンセプトである「アーティスト同士がお互いを認め、愛し、尊敬すること」は、オフコース活動休止中の1982年に小田が考えた『日本グラミー賞構想』が基になっている。それについてはエッセイ『TIME CAN'T WAIT』(1990年12月25日初版、朝日新聞社)での"僕の挫折"という章で触れている。

2011年から放送当日の読売新聞朝刊に番組告知の一面広告が掲載されることがある[注釈 1]。番組開始の2001年から2004年までと、2006年から2008年まで小田はニット帽を被って出演していたが、小田の所属事務所のスタッフによると「冬のイメージを出すため」だという。2005年と2009年以降はニット帽を被らずに出演している。

番組開始の2001年から2008年までは主に小田自身がメインで歌うことが多かったが、2009年以降はゲストがメインで歌うことが多くなり逆に小田がメインで歌うことが少なくなっている。これについて水野良樹いきものがかり)は2011年の放送終了後に更新したブログで小田は「小田和正の」クリスマスの約束を「みんなの」クリスマスの約束にしたいという思いを持っており、「もうクリスマスの約束では、俺が前に出るのはいいんだ」と語っているという。

番組の題字は小田自身の直筆によるもので(「約束」の部分はクリスマスカラーの赤と緑で表示される)、その下に放送の日付が小さく記されている。

放送形態については、基本的にローカルセールス扱いであるため、放送局によってはTBSとの同時ネットとせず、後日時差放送を実施したり、未放送になるケースがある。例外的に2011年はネットワークセールス扱いで放送された。

2018年 (2018)、TBSは小田と打ち合わせを重ねた結果、「今年度は番組収録と放送を延期し、(クリスマスの約束に)替わるものを出来るだけ早くより良いものをお届けしたい」として、当該番組の放送を延期した上で[注釈 2]小田をホストとした別番組を制作・放送する意向であることを同年11月20日に番組公式サイトにて発表[1][2]。また、TBSの合田隆信編成局長は同年11月28日に行われた定例会見で番組の延期に触れ、「夏からスタッフと小田さんがやり取りしていた中で、時期的に延期して良いものを作るということ」とした上で、番組名に掛けて「約束は果たすつもりだ」と述べた[3]。その後、2019年春に代替番組を放送する予定であることを同年12月24日に番組公式サイト内で発表。『クリスマスの約束』の制作チームが手がける特別番組として[4]3月29日深夜に「小田和正音楽特番『風のようにうたが流れていた』」が放送された[5]

2019年 (2019)に放送が再開されることが同年11月13日に番組公式サイトで発表され、放送された。しかし、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、収録および放送は行わないことを同年12月1日、番組公式サイトで発表した[6](代替番組の予定もされていない)。

放送一覧

# タイトル 放送日 時間 収録会場 観客 備考
2001年 クリスマスの約束…きっと君は来ない 12月25日 23:45 - 翌1:45[注釈 3][注釈 4] 東京ベイNKホール
  • 招待客
  • ハガキ応募当選者
2002年 クリスマスの約束 23:30 - 翌1:40[注釈 5]
2003年 クリスマスの約束 23:35 - 翌1:50
2004年 クリスマスの約束〜風のようにうたが流れていた〜 23:45 - 翌1:45
2005年 クリスマスの約束〜大好きな君に〜 12月22日 23:55 - 翌1:55 さいたまスーパーアリーナ[注釈 6]
  • 招待客
  • 当該公演チケット購入者
2006年 クリスマスの約束2006〜message〜 12月28日 23:30 - 翌1:24 有明コロシアム
  • 招待客
  • ハガキ応募当選者
2007年 クリスマスの約束2007〜そして 今 思うこと〜 12月25日 23:35 - 翌1:29[注釈 7] TBS放送センター
幕張メッセ・イベントホール
2008年 クリスマスの約束2008 23:30 - 翌1:24[注釈 8] JCBホール
2009年 クリスマスの約束2009 23:59 - 翌1:54[注釈 9][注釈 8] 幕張メッセ・イベントホール 一部地域を除き2010年4月1日23:59 - 翌1:29に『クリスマスの約束2009・特別編』として再放送。また、2016年12月24日 (2016-12-24)15:00 - 16:54にBS-TBSで遅れネットした。
2010年 クリスマスの約束2010 12月24日 23:55 - 翌1:55[注釈 10] 横浜赤レンガ倉庫1号館内ホール
2011年 クリスマスの約束2011 12月25日 23:30 - 翌1:00 幕張メッセ・イベントホール
2012年 クリスマスの約束2012 23:50 - 翌1:50[7] 舞浜アンフィシアター
2013年 クリスマスの約束2013 23:19 - 翌1:19[8]
2014年 クリスマスの約束2014 23:45 - 翌1:45[9] TBS放送センター 観覧募集なし[10]
2015年 クリスマスの約束2015 12月24日 23:53 - 翌1:53[11] 横浜赤レンガ倉庫1号館内ホール
  • 招待客
  • ハガキ応募当選者
2016年 クリスマスの約束2016 0:35 - 2:35 (12月23日24:35 - 26:35)[12] 赤坂BLITZ 2018年12月2日に4K版BS-TBS 4Kで放送。
2017年 クリスマスの約束2017 12月25日 23:40 - 翌1:25[13] 千葉ポートアリーナ
  • 2018年12月1日に4K版をBS-TBS 4Kで放送。
  • 同年12月15日にBS-TBS・BS-TBS 4Kで同時放送。
2019年 クリスマスの約束2019 12月26日 0:10 - 1:40(12月25日24:10 - 25:40[14] よこすか芸術劇場

2001年:クリスマスの約束…きっと君は来ない

概要

2001年10月、小田はSMAP福山雅治桑田佳祐(サザンオールスターズ)、松任谷由実宇多田ヒカル桜井和寿Mr.Children)、そして長年「犬猿の仲」と言われた山下達郎の7組に出演依頼の手紙を書いた。

出演依頼の手紙(原文ママ)
前略

突然の勝手な手紙を出す無礼をお許しください。TBSから、現在、ある音楽番組をやれないか、という打診がありました。そして考えました。自分の歌を歌えばファンの人は喜んでくれるだろうけれど、それは目指すものではなさそうだ。そして、さらに考えました。僕等のような音楽をやって来た者にとって、今、大切な事は何だろうと思ったのです。それは同じ時代を生きてきて、音楽を創った人達を認め、愛し、尊敬することなのではないだろうかと。それをこの番組で表現できないかと。それなら引き受けてみようと。これは、僕の主観でやろうとしている番組です。偏見を承知で、批難を覚悟の上で、無数にある名曲から一方的に7曲を選びました。時代を創ってきた素敵な音楽達を。それで、あなたの曲をその一曲に選ばせてもらいました。

随分と前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。この曲を一緒に演奏してもらえないだろうか?というお願いの手紙だったのです。これは、あいつがだめだったらこいつという企画ではないし、もし残念ながら、あなたの不参加が決まったら、自分ひとりで演奏するつもりで望んでいます。アーティスト同士が直に触れ合うことで進んでいける場所がある。音楽としても、音楽という文化の確立としても。そう信じています。それが見ている人に伝わるように全力で尽します。たとえ出演を断られたとしても、あなたへの尊敬の気持ちは些かも変わりません。秋も深まるばかり。風邪などひかぬよう、充実した活動を続けてください。 — 2001.10.5 小田和正

結果的に依頼した7組の番組出演は実現しなかったが、後に福山と山下から丁重な返事の手紙(福山と山下からの手紙は後述)が届いたほか、宇多田は父親の宇多田照實から届いた出演辞退の手紙と後日小田のもとを訪れたことを番組内で紹介した。さらに放送翌日には桜井からの手紙が届いたことを同年12月29日TBSラジオで放送された番組『もうひとつの約束』のエンディングで小田がコメントしている。

演奏曲

再放送時に追加。
本放送で一部カットされたが、再放送時にフルコーラスで放送。
演奏前に俳優出身である福山に対し役者が歌を歌う事に小田自身が偏見があったこと、曲を聞き偏見はいけないと思ったことを語り、その後福山からの手紙を一部紹介した。
小田さんが、この曲をとりあげてくださるということ、感慨深く受け止めました。この曲が今までになく、多くの人に聴かれ、歌われたという事実。それは若輩者の僕にとって、本当に嬉しく、そして、小田さんからのお誘いで、そのことを再認識することになりました。やはり、この楽曲は僕にとって大切な存在なのだと改めて実感しています。お誘いにお応えする余裕が全くないというのが、今日この頃の僕です。本当に申し訳ありません。残念なお返事をさしあげなければならないことを心苦しく思っています。
「彼等の作品の中で一番好きな曲」とコメント。
1回目の収録では、歌い出しでつまずいた小田が「クソーッ!」と叫ぶシーンがあったが、2回目で無事歌いきった。
泉谷には“依頼すれば、必ず来るだろうから”と、出演依頼はなかった。小田の「同じ時代に生きてきたものとして敬意を表して」との意向で演奏。
番組スタッフから「この曲だけは必ず歌ってほしい」と要請があった曲。『うたばん』出演が実現していたら演奏する予定だったという[要出典]
演奏前に紹介された山下からの手紙(原文ママ)。

前略 小田和正様

ご丁寧な直筆のお手紙をいただき、ありがとうございました。小田さんをはじめ、TBSのスタッフの皆様方の番組に対するご趣旨は十二分に理解いたしておりますが、いかんせん、私はこれまでテレビの番組というものに一度も出演したことがありません。二十年程前にCM[注釈 11]に一度、レコード大賞の授賞式に二度程[注釈 12]出ましたのが、私のテレビ出演のすべてであります。もともとはご縁がなかった上に、キャリアが加わって、今では、テレビメディアとの関係は、完全に音楽的な部分のみとなっており、こうなりましては、今さらどうにもなりません。

小田さんをはじめ、諸先輩が今なお堂々たる現役としてご活躍されているということは、私のような者にとりましては大きな励みであり、目標でもあります。従いまして、小田さんのおっしゃる「アーティスト同士が認め合う」という発想にも十二分、共感できますし、できますなら何かお手伝いさせていただければとも思うのですが、こういうときにはいつも申し訳なく感じております。

もともとこの曲は、オフコースに触発されて作ったものです。青山のアパートの一階がオフコース・カンパニーで、二階に私の所属事務所があった時代でした。あの頃は私も30歳になったばかりのとんがった盛りでした。バンドで挫折した私にとって、オフコースはとても重要なライバルで、敵(失礼!)がバンドのコーラスなら、こっちは一人でとか、そういったしようもないことを若気の至りでいろいろと考えたものでした。長い時を経て、小田さんにこの曲を歌っていただける時代になったとは、本当に感慨無量です。今後とも一層のご活躍を陰ながらお祈り申し上げております。まずは取り急ぎお詫びならびにご挨拶申し上げます。

草々 — 2001年10月20日 山下達郎
この手紙が小田のもとに届いた直後、「こういう手紙はもうとっても、主役に近いものだと思う。時を超えて、達郎がこの歌を歌ってくれるのは感無量だった、っていう。なんか、憎しみ合ってる、みたいなとこあったからね(笑い)。だからこの手紙は、番組に出てくれたのと同じくらいの価値がある」とコメントし、小田が手紙を披露した際、「前略、小田和正様」の後に「俺だ!」と文言を入れている。実際の原文にあったか否かは不明だが、長年、公私にわたり「犬猿の仲」とされていた小田と山下の関係が端的に表現され、客席からは爆笑が湧いた。演奏後小田は「あとで何を言われるかわからないけど、きっと達郎のところにも届いたと思います」とコメントした。サブタイトル「きっと君は来ない」は、この曲からの引用。
演奏前に「自分の曲もやらなきゃいけないと思って、もう少し付き合ってください」とコメント。

2002年:クリスマスの約束

概要

前年の好評を受けて第2弾が制作された。前年同様、他のアーティストのカバー曲と、この年、ミリオンセラーを記録した『自己ベスト』からの楽曲を中心に構成したため、前年のようにアーティストへの出演依頼の手紙を書かなかったと番組の冒頭で小田がコメントしている。また、番組内で『自己ベスト』のスポットCMも放送された。

演奏曲

  • この日のこと / 小田和正
  • クリスマス・イブ (山下達郎) / 小田和正
演奏前に「この番組のテーマ曲みたいなもの。きっと彼も喜んでくれていると信じている」とコメント。
演奏前に忌野清志郎から「僕はこの曲が好き」と書かれたハガキをもらっていたことを告白した[注釈 13]
演奏前に「彼女の地元をバカにしているわけじゃないけど、自分の地元を歌われるとね(やられたって感じ)」とコメントした。
前述の「海を見ていた午後」がなかったらこの曲は生まれなかったとコメント。
この曲を最初に聴いたとき「まるで学芸会のような感じの曲」とコメントしたが、リハーサルを重ねていくうちに気に入り、スタッフの間では愛唱歌と言われていたほどだという。
2010年と2011年にキヨサクがゲスト出演した際にも歌唱している。
前年に続いて披露。
  • HERO (Mr.Children) / 小田和正
収録はシングル発売前。演奏前に前年の放送後に届いた桜井からの手紙を紹介した(原文ママ)。
小田和正様

昨日「クリスマスの約束」を拝見しました。音楽が、時代性や歌自体が持っているメッセージを越え、人と人との間にある隔たりをなくしていけるということを証明するような番組であった気がします。伝え遅れましたが、小田さんが数多くある曲の中から、僕らの曲を選んでくれたことを心の底から嬉しく思っています。嬉しいあまり小田さんから頂いたお手紙は、曲をつくるときに使う電子ピアノの譜面台に飾ってあります。にもかかわらず、わざわざ手紙まで書いてくださった小田さんに返事さえ書かなかった自分をものすごくはずかしく思いますし、今も後悔しております。

ここからは言い訳になりますが、今だから伝えられる出演依頼をお断わりした理由です。まず、同じ時期に他局で僕らのドキュメンタリー番組を企画していたこと。また小田さんに音頭をとらせる形にして、豪華キャスティングの音楽プログラムをつくろうとしているのではないか、というTBSに対しての不信感[注釈 15]。そしてチャリティーでないとすれば、どこに意味を見出していいのかわからなかったというのが、僕が出演依頼をお断わりした偽らざる気持ちです。でも昨日の番組を拝見し、申し訳ないような思いと共に、これでよかったんだ、という気持ちになりました。先に書きましたが、僕が「クリスマスの約束」で感じたことは、音楽が人と人との隔たりをなくしていけるのだ、ということです。

「クリスマスの約束」では、ご一緒することができませんでしたが、小田さんの音楽と、僕らの音楽は、もうつながっているのだと思っています。つなげてくださったのは小田さんです。心から感謝しています。ありがとうございました。 — 2001.12.26 Mr.Children 櫻井和寿
手紙の朗読後、小田は「番組をやるにあたって何度もくじけそうになったけど、この手紙がなかったら今回はできなかった」とコメントした。当初「君が好き」を歌う予定だったが、CMを見て変更したことを翌年の番組で明かした。
高校時代に愛用したギターで演奏。
  • Yes-No / 小田和正
演奏前「もし次回があるなら、今度こそゲストをたくさん呼びたい。でも「エッ、こんな人が来るの?」というようなアーティストは呼ばないけど」と翌年への布石ともなる発言をした。
  • I LOVE YOU (尾崎豊) / 小田和正 ※録音

2003年:クリスマスの約束

概要

放送開始から3年目にして、初めてゲストを迎えて収録された。同年2月26日から3月12日にかけて放送された音楽特番『おんがく』の番宣スポットに2001年放送時の映像[注釈 16]を使用。これが小田と所属事務所のスタッフから映像を無断で使用したとされ、番組制作も暗礁に乗り上げられたが、後に番組スタッフが小田のもとを訪れ謝罪し、和解したと収録前の前説で阿部が述べている[15]。この回で2003年12月のギャラクシー賞月間賞を受賞した。また、東京ベイNKホールでの収録は今回が最後となった。

ゲスト

演奏曲

紹介する前に「さて、手前味噌になりますが、先に言ってしまいましょう。いよいよ歴史的な瞬間が訪れます。番組始まって以来のゲストです。ここでみのもんたならどんどん引っ張ってCM明けで同じシーンから始めるだろうけど、僕はそんなことはしません。いきなりやります」と言って観客を煽った。
この年のこの番組で演奏するために作られた小田とゆずとの共同制作曲。タイトルは本番当日までにゆずが決めてくるようにと小田が指示し、本番で初めてゆずの二人から発表された。一度きりのコラボレーションとなるはずであったが、2005年12月6日に日本武道館で行われた小田のコンサートにゆずがゲスト出演し再演奏された。そして2006年11月29日に“ゆずおだ”名義でCDシングルとして発売。
トークでは緊張の余り登場から怒涛の勢いで喋る根本を落ち着かせようと、スターダスト・レビューの代表曲「今夜だけきっと」の一小節を小田とアカペラで披露した。またこの後にもゲストが来る事を演奏前に話して小田に睨まれる一幕も見られた。
  • チェリー (スピッツ) / 小田和正
前述のアンケートをアーティスト別に集計した結果、スピッツが第1位になったことから。
  • 言葉にできない〜タガタメ(Mr.Children)〜HERO(Mr.Children) / 桜井和寿・小田和正
小田が桜井を紹介する際「ミスチルの…」と言った瞬間、客席から歓声が沸き起こった。トークの際は小田の提案で2人がステージの前面に座って話すという展開が見られた。
なお、桜井たっての希望で「タガタメ」がメドレーに加えられ、冒頭に「言葉にできない」を入れるというアイデア[注釈 17]を取り入れた。
ちなみに桜井は友人の結婚式で「HERO」を前年の小田の歌い方を真似して歌ったエピソードを披露している。この共演をきっかけに小田はライブイベント『ap bank fes』(ヤマハリゾートつま恋)にも出演[注釈 18]。桜井や小林武史らと共演している。
  • SOMEDAY (佐野元春) / 小田和正
  • キラキラ / 小田和正
  • この日のこと

2004年:クリスマスの約束〜風のようにうたが流れていた〜

概要

小田自身が司会進行を務めた音楽番組風のようにうたが流れていた』の総集編として放映された。冒頭でのスタッフとのミーティングのシーンで「テレビ出演は今年までで、来年はみんなのところへ行ってツアーをする」とコメントしたが、翌年以降も番組は続くことになった。

ゲスト

2005年:クリスマスの約束〜大好きな君に〜

概要

“大好きな君に”と題された小田の同年コンサートツアーとほぼ同じ内容のステージが、2005年11月29日さいたまスーパーアリーナで番組史上最多となる14,000人の観客を集めて収録、全体の半分程が放映された。この公演のチケットは一般発売され、初めて有料の観客が入った。

収録前の前説では阿部(『ぴったんこカン・カン』のキャラクターであるカエルの着ぐるみを着用)と服部の両プロデューサーが7月に行われた小田の日本武道館公演を観に行ったことを話し、小田に「ツアーそのものを番組でできませんか?」と打診。議論を重ねた末に制作の運びとなった。

また、ゲストの中居正広が番組に出演するまでを追ったドキュメントが放送翌日の12月23日『中居正広の金曜日のスマたちへスペシャル(以下『金スマスペシャル』)』[注釈 19]でオンエアされた。中居は登場後すぐ「小田さんが何を間違われたのかは分かりませんが、僕は歌手じゃありません! ミディアム歌手です」と発言したほか、「この半年間今までで一番歌の練習をした」「収録前日は一睡もできなかった」と言うなどかなり緊張している様子であった。そこで小田がイタズラでワザと曲の冒頭を間違えたため、中居は「小田さんが間違えるってどういうことですか! いい加減にしてくださいよ!」と突っ込む場面もあった。

収録当日は「君住む街へ」を、前半と後半で日本語と北京語とにそれぞれ分けて歌い、最後のメンバー紹介ではバンドメンバーに加えて番組スタッフに対する感謝のコメントを小田が述べた(この模様は、前述の『金スマスペシャル』で音声の一部が使われた)。

ゲスト

演奏曲

歌詞は表示されず、スタッフロールのみ。
  • ラブ・ストーリーは突然に / 小田和正
イントロで観客に対し「お待たせしましたぁーっ!」と絶叫したあと、花道を駆け回りながら歌った。途中で客席のファンに対してマイクを向けるサービスもあった。
  • さよなら / 小田和正
演奏後ファンからの「ステージで走り回らないで、歌を聴かせてほしい」といった手紙での意見に対して「君たち(ファン)のために走ってあげているわけではなく、(自分が)走りたくて走ってるんだ」とコメント。
*は収録時に会場で上映されたもの。◎は収録後に追加放送
演奏前に小田が「今日は僕の友達が来ています」とかまやつを紹介。
トークでは松のがオフコースの大ファンだったことを告白。
根本からの「小田さんは今回のツアーで沖縄へ行かれます?」との質問に小田は「そういえば沖縄には行ってないね」と答えた。それに対して根本は「小田さんを前にして申し訳ないけど、それではミュージシャンとして認めませんね」と返した。小田が沖縄でコンサートを行ったのはオフコース時代の1987年以来。
  • 夏色 (ゆず) / ゆず・小田和正 (12月6日、日本武道館)◎
紹介の際、小田が「若いやつらが遊びに来てくれました」とコメント。武道館コンサートの数日前に一緒になる機会があり「ライブ、観に行きます」と言ったところ、小田から「じゃあ(ライブに)出ろよ」と声をかけられたと北川悠仁がコメントした[注釈 21]
  • 青春の影 (チューリップ) / 財津和夫・小田和正 (8月28日名古屋港オープン・エア・パーク)*
小田は、財津に対する感謝の気持ちを表して歌詞を替えて歌った。
星野が登場した際、小田は「ここでトークショーを繰り広げても、何の芸もないんで」と言って観客を笑わせた。ここでは小田と星野が初めて出会ったときのエピソードを披露、星野はコンサートを見て「この年になってまで現役でいられることが(自分にとって)うらやましい」とコメントした。
小田は「僕がまだ出たことが無い紅白に出ます!」とスキマスイッチを紹介、二人は苦笑いで登場した。
この年紅白初出場を決めた二人に対して小田からの「紅白、大変だよ。君たちは紅白に対して偏見はないのかい?」との問いに二人は、「それはないです」と答えた。それを受けて小田は「僕にとって(紅白に出ることは)偏見だらけだからね」とコメントした。
この年唯一のクリスマス・ソング。スタッフは「この曲ではウケません。100万人いたら3人しか知らない曲で、チャンネルを変えられます」と断言したが、小田は決行[注釈 23]。会場での評判も良く、無事オンエアされた。
少年少女合唱団と。演奏前に「竹善や桜井くんをはじめとする若いアーティストたちにこの曲を歌ってくれて嬉しかった」とコメント。
  • たしかなこと / 小田和正
  • 2005年コンサートツアー“大好きな君に”「ご当地紀行」(冒頭、小田の「やってまいりました!」ではじまる、ツアー先の名所などを訪れたVTR)総集編
駅のホームに飾ってあった石原裕次郎の等身大の写真パネルの前で記念撮影。
球場に訪れたファンからサインを求められる一幕も。
撮影当日は雨が降っていたが、中高年の女性ファンから握手を求められた。小田は「ババア軍団、本格的なババア軍団でした」とコメント。なお、紹介の際、「つるおかはちまんぐう」と言っていた(正式名称は「つるがおかはちまんぐう」)。
鎌倉同様、中高年の女性ファンに写真を撮られ、ここでも「ババア」と発言。
冒頭で「ここは(雨が)降っても晴れても人気が少ない」とコメント。
遠足に来ていた小学生に「(テレビに)出るとしたら何チャン(の番組)?」と言われる。
BGMに平井堅瞳をとじて」を使用。
首里城では修学旅行に来ていた高校生に遭遇。
  • Yes-No / 小田和正
花道を歩きながら歌う。途中で客席のファンにマイクを向けるサービスもあった。
  • キラキラ / 小田和正
花道を歩きながら歌う。
  • YES-YES-YES / 小田和正
  • 明日 / 小田和正
曲のイメージに合わせてイラク戦争スマトラ島沖地震などの映像を流したほか、途中から少年少女合唱団がコーラスで参加。
  • 言葉にできない / 小田和正
  • 夜空ノムコウ (SMAP) / 中居正広・小田和正
紹介の際「この時間になってもゲストが来ないんじゃないかと思いましたが、ようやく来てくれました。まあ、こんなゲストを呼ぶなんて今までなかったんじゃないかと思いますが、想像を遥かに超えた異色のゲストです。でもみんなは温かく迎えてくれるだろうと確信しています」とコメントし、中居が登場した瞬間は当然ながら場内は大歓声に包まれたが、中居はレギュラー番組の収録があったため、収録開始から約1時間半後にさいたまスーパーアリーナに到着。登場の際に観客に対して遅れて来たことを謝罪した。
トークでは、最初にこの話を聞いたときに一度断ったことを明かした[注釈 24]。さらに「自分は人前であまり歌ったことがない」と中居が言うと、小田は「そこまで言わせるつもりはなかったけど、ま、頑張れよ」と励ました。
この曲を「君たち(SMAP)が歌うととってもいい曲だね」と賞賛する小田と、「こんなに緊張して歌ったことはありません」という中居とのデュエットとなった。番組収録後の12月11日大阪城ホールで行われたコンサートではアンコールで作詞者のスガシカオがゲスト出演し、小田とこの曲をデュエットしている。
放送から7年後の2012年12月4日 (2012-12-04)放送の『火曜曲![注釈 25]でもこのシーンが放送された。
ステージ上ではクリスマスにちなんで人工雪を降らせる演出もあった。ただし、歌唱中に観客に取り囲まれ歌えなくなるハプニングが起き、撮り直しする事態にまで発展している[注釈 26]

2006年:クリスマスの約束2006〜message〜

概要

この年は有明コロシアムで収録が行なわれた。小田の新曲が発表されたほか、スキマスイッチとのオリジナル曲「僕らなら」が発表され、共同制作風景のVTRも挿入された。また、いきものがかりはメジャーデビュー1年目での出演となり、新人アーティストが同番組に出演したのはいきものがかりが唯一である。収録時に「新しい私になって」(熊木杏里)とアンコールで「元気を出して」(竹内まりや)が演奏された(未放送)。また、TBSで同日放送された特別番組「橋田壽賀子バラエティ『渡る世間は鬼ばかり』来年も続きますよスペシャル」の中で、泉ピン子から小田のファンである角野卓造へのプレゼントとして観覧に来る場面があった[注釈 27]。阿部の話によると、小田と番組スタッフとの最初のミーティングで「放送翌日から会社や学校が休みになるから」との理由で、クリスマス後の12月28日の放送が決まったという。

ゲスト

演奏曲

  • 言葉にできない[16] / 小田和正
当初小田は「何度も番組で取り上げているし、もういいだろう」と話したが、スタッフからの「今回の番組のテーマに合っている曲なので外せない」との意向で演奏された。
演奏後、斉藤が小田に対して「年末のさなかにこのような番組に誘っていただき、ありがとうございました」と挨拶して退場。
  • 僕らなら / スキマスイッチ・小田和正
番組のためのオリジナル曲であったが、のちにスキマスイッチがセルフカバー・アルバム『re:Action』に「君のとなり」と改題、改作して収録された。
2番を英語詞で歌った。
提供曲のセルフ・カヴァー。元々この曲を「この日のこと」に続く番組のテーマ曲にしようと考えていたが、「(亀梨君が出ている)ドラマと今回のテーマが共通していたし、自分が歌っても悪くないけど、せっかくだから彼らにあげてもいいかな」ということを演奏前に明かした。これに関して阿部は「曲をKAT-TUNに取られた」と冗談交じりにコメントしている。
  • 東京の空 / 小田和正 (新曲)
「僕らの街で」のドラマ主題歌使用を期に番組サイドから「番組独自の曲」という点にこだわったことを承け、新たに制作された曲。後に2011年 (2011)発売のアルバム『どーも』に収録された。
  • グッド・タイム・ミュージック / 斉藤哲夫 ※オリジナル音源を使用

2007年:クリスマスの約束2007〜そして 今 思うこと〜

概要

2004年以来のクリスマス当日の放送となった。当初は幕張メッセ・イベントホールでのみの収録だったが、さだまさしと宮沢和史のスケジュールの都合がつかなかったことから2人の出演分のみTBSのAスタジオで行われた。

番組ではさだとのオリジナル曲「たとえば」が発表され、共同制作風景のVTRが挿入された。また矢井田瞳とのコラボレーション曲「恋バス」が発表された[17][18][注釈 28]ほか、早稲田大学グリークラブへの提供曲のリハーサル風景も挿入された。

この回で2007年12月のギャラクシー月間賞を受賞。ギャラクシー月間賞を受賞するのは2003年以来2度目となる。

ゲスト

演奏曲

曲間にリハーサル風景の映像を挿入。
  • my home town / 小田和正 ※1フレーズのみ。
  • 中央線 (THE BOOM) / 宮沢和史・小田和正
演奏前に宮沢が「僕の歌は参加型の曲が多いので、よかったらぜひ、一緒に歌ってください」と言ったところ、小田が「この曲は参加しにくいよね」と返し、観客の笑いを誘った。
幕張メッセ・イベントホールでの映像も一部挿入された。
さだがメインで歌った。
  • たとえば / さだまさし・小田和正
番組のためのオリジナル曲(作詞:さだまさし、作曲:小田和正)。発表から13年後の2020年5月20日発売予定のさだのオリジナル・アルバム『存在理由〜Raison d'être〜』に当時の音源をリマスタリングした形で収録されることになった。
  • JUBILEE (くるり) / くるり・小田和正
この他にも『ばらの花』も演奏しているが、未放送(後述する2014年版にダイジェストとして放送された)。
番組のためのオリジナル曲として制作されたが、後に2008年発売の矢井田のアルバム『colorhythm』に収録[18]。その後“矢井田瞳&恋バスBAND with小田和正”名義でシングルとしても発売された[18]
  • SOMEDAY (佐野元春)[17] / 佐野元春[17]・小田和正[17](コーラス・矢井田瞳)
  • 言葉にできない / 小田和正
早稲田大学グリークラブの練習中、学生達の緊張をほぐすために。
  • この道を行く / 早稲田大学グリークラブ(指揮:小田和正)
創立100周年記念愛唱歌として、小田和正が作曲した合唱曲。
演奏前に「この曲を紅白ではなく、この番組で歌うことになりまして…」とコメントした後、「来年、ツアーをやります」と告知。
  • I dream (チューリップ) / 小田和正 ※録音

2008年:クリスマスの約束2008

概要

小田の同年に行われたコンサートツアー“今日も どこかで”を振り返るといった内容で番組は進行。また、同時期に行われていた小田にとって初のドームツアー『きっとまたいつか♪今日も どこかでFINAL♪』の合間を縫っての収録だったこともあり、番組で恒例化していた他のアーティストの曲のカヴァーやゲストとのオリジナル楽曲制作がなく、自身やオフコース時代の楽曲がメインとなった。

当初は2005年同様、ドームツアーの中から11月27日に行われた東京ドーム公演を収録して放送に使うという計画だったが、物理的な問題などの影響で東京ドームシティ内のJCBホールでの収録に変更された。なお、収録場所の変更を提案したのは、プロデューサーの阿部である[注釈 29]

ゲスト出演した松たか子は2006年以来2度目の出演であり、松の夫である佐橋佳幸は『風のようにうたが流れていた』で小田と共演している。また、2人にとって結婚後初のテレビ出演となった。

ゲスト

演奏曲

  • こころ[20] / 小田和正
  • 愛を止めないで[20] / 小田和正
客席のファンにマイクを向けるサービスがあった。
  • 2008年コンサートツアー“今日も どこかで”「ご当地紀行」総集編(その1)
サザンオールスターズのヒット曲「勝手にシンドバッド」の舞台のひとつで、「桑田くん(桑田佳祐)の縄張りで、敵の中を歩いている感じです」とコメント。
小田が主題歌を務めた「どんど晴れ」ロケ地。本来一本桜は立入禁止区域だが、事前に許可を得て撮影された。
出雲ドーム前にある自分と同じ苗字の生鮮食品店の看板を見つけ、喜ぶ一幕も見られた。
  • たしかなこと[20] / 小田和正
  • さよなら[20] / 小田和正
  • 2008年コンサートツアー“今日も どこかで”「ご当地紀行」総集編(その2)
ドーム・ツアーのオープニング・アニメにも追加されていたように、2008年のツアーで最も印象に残った場所として、小田はここを挙げている。
円頓寺商店街に続く形で字幕は出なかった。
伊丹の未亡人であり、記念館館長の宮本信子の歓待を受ける。小田が映画を作るにあたって伊丹は影響を与えてくれた人物とコメント。
  • 生まれ来る子供たちのために[20] / 小田和正
  • 言葉にできない[20] / 小田和正
  • ラブ・ストーリーは突然に[20] / 小田和正
佐橋佳幸がギターで参加。途中で客席のファンにマイクを向けるサービスがあった。
  • 2008年コンサートツアー“今日も どこかで”「ご当地紀行」総集編(その3)
閉店前のくいだおれにて、名物のくいだおれ太郎と記念撮影。
大宰府を訪れた親子連れと記念撮影。このとき小田は子供を抱き上げようとするが、子供が泣き出してしまうというハプニングに見舞われた。
中高年の女性ファンに囲まれ、記念撮影に加わる。
小田が松たか子に提供した楽曲。当初はアルバム用に『夢であいましょう』をカバーする予定だった。また、松の父親でもある松本幸四郎(九代目)もこの曲を気に入っているとコメントした。
松はコーラス、佐橋はギターで参加。間奏部分で東京ドーム公演のライブ映像の一部が使われ、そのときの観客の歌声がオーバー・ダビングされている。
  • 東京の空 / 小田和正
前年の放送後に筑紫哲也からの手紙が来ていたことを告白。
無観客で収録。
  • この日のこと / 小田和正
歌は2002年の音源を使用。映像はご当地紀行のダイジェスト版。

2009年:クリスマスの約束2009

概要

収録は2007年以来となる幕張メッセ・イベントホールで行われ、歴代最多(当時)となる20組計33人のゲストが登場。このうち財津和夫と根本要は2003年以来2度目、いきものがかりとスキマスイッチは2006年以来2度目、松たか子は前年に続いて3度目のゲスト出演となり、夫の佐橋佳幸も前年に続き出演している[注釈 30]。なお、翌年から根本、スキマスイッチ、松、JUJUは毎年番組に出演することになる。

今回は各アーティストの楽曲をつなげていくというメドレー「22'50"(22分50秒)」を披露した[21]。この企画は小田が以前からやってみたかったというもので、番組のコンセプトを具現化した形となった。小田、根本、スキマスイッチ(大橋卓弥常田真太郎)、水野良樹(いきものがかり)の5名からなる『小委員会』が結成され、ミーティングやリハーサルを重ねた結果このメドレーに要した楽譜は13枚[22]に及んだという。小田は当初このメドレーを参加者全員によるユニゾン(斉唱)で行なおうと目論んでいたが、『小委員会』での議論(スキマスイッチや水野が遠慮なく厳しい意見を述べていた)の結果、ボーカルとコーラスが巧みに掛け合う壮大なアレンジが施された。これらの作業があったため前年に続き小田とゲストとの新曲制作はなかった。

このメドレーの制作などが評価されて、第36回放送文化基金賞番組部門・テレビエンターテインメント番組優秀賞を受賞した。

ゲスト

演奏曲

再放送でオンエア
前述の『小委員会』のメンバー[注釈 31]によるア・カペラで。「クリスマス・イブ」だけではこのコーナーが短すぎるとのことで急遽追加され、楽譜が収録の2日前に渡された。
2011年からの同番組ではオープニングで使用されている。
  • クリスマス・イブ (山下達郎) / 小田和正・根本要・大橋卓弥・吉岡聖恵
アコースティック・ヴァージョン。番組では2003年以来の披露となった。
  • メドレー:22'50"★
演奏終了後、スタンディングオベーションが起き、小田が涙ぐむといったシーンが見られ「これは僕が一生の中で聴く一番長い拍手だったと思う。みんなよってたかって僕のことをいじめたけど、やってよかったと本当に思う。いろいろ言葉にして語りたいけど、言葉にすると全部こぼれていってしまいそうな気がするので、我慢して何も言わずに置きます」とコメントした。
  • たしかなこと★ / 全員
歌い終わったあと、小田をはじめとする出演者のほとんどが涙を見せる一幕も見られた。
  • 今日も どこかで / 小田和正
映像は収録後の小田の様子を追ったVTR。
  • この日のこと / 全員

2010年:クリスマスの約束2010

概要

10回目の放送にして初めてクリスマス・イブの深夜に放送された(熊本放送を除く)。

今回は小田の地元・横浜市の赤レンガ倉庫1号館内のホールで収録が行なわれ[23]、「親しい音楽仲間たちとのプライベートライブ」をコンセプトに小田と根本要、スキマスイッチ[注釈 32]がホスト役で進行。ゲストは前年の「22'50"」に参加した4人に初出演のキヨサクと玉城千春を加えた6人。全員で歌う以外は一人をメインに据えて残りのメンバーが演奏とコーラスを担当するという形式で進行した。

ホスト(小田とともに番組進行)

  • 根本要(スターダスト・レビュー)[24]
  • スキマスイッチ[24]

ゲスト

演奏曲

曲の冒頭にて大橋が演奏するギターの弦が切れたため、小田の合図で演奏が一時中断。曲の思い出を語って冒頭部分もアレンジを変えて観客に当ててもらう形式にしたにも関わらず中断せざるを得なくなり、大橋は苦笑した。弦交換後に演奏再開。
演奏前に小田が、ハイ・ファイ・セットの学園祭ライブにオフコースが前座で出演し[注釈 33]、そこで初めてアンコールをもらったことを話した。
  • ラブ・ストーリーは突然に / 小田和正
  • 美しすぎてガロ) / 根本要・小田和正・大橋卓弥
根本のリクエスト曲。大橋はこの曲が「学生街の喫茶店」のカップリング曲であることを知らなかったとコメント。
演奏前、「結婚してから歌うことが怖くなったけど、前の年のこの番組を見て、ぜひ出てみたいと思った」とコメント。演奏後、観客からの拍手に感極まる一幕が見られた。また小田は「Kiroroには番組初期からずっとオファーをしてたんだけど、オファーするたびどちらかがオメデタになるから誘えなかった上に責められなかった」とコメントした。
訳詞は忌野清志郎。松自身のシングル「君となら」のカップリング曲として収録。演奏前に小田が「今日は旦那(佐橋佳幸)が会場に来ていて、ほんとなら彼にギターを弾いてもらおうと思ったけど、ここは僕が弾きます」とコメント。
演奏前、根本が大橋に対して「君たちの曲は気持ちよく聴けるけど、いざ歌うとなるとすごく難しいね」と言うと、小田が「『全力少年』も覚えるのに時間がかかった」とコメント。これに対して大橋が「『全力少年』 を作ったときもわざと一筋縄ではいかないようにしたところもある」と返した。
  • 小さな恋のうた (MONGOL 800) / キヨサク
演奏前、キヨサクが「物心ついたときからこの番組に出たかった」とコメント。
  • TODAY / 全員
  • my home town / 小田和正 ※アンコール
演奏前、「10回目ということで、盛大にやろうかという話もあったけど、小さなところでゆったりと出来たらいいみたいなことで、ライブハウスみたいな感じでやらせてもらいました。最後に自分の曲で締めくくるなんて、ほんとに恥ずかしくてしようがないんだけど、地元ということで、この曲をみんなが歌ってくれることはとても嬉しいです」とコメントした。
  • TODAY / インストゥルメンタル

2011年:クリスマスの約束2011

概要

2009年以来となるクリスマス当日の放送となったほか、放送時間も過去最短の90分となり、番組開始以来初めてとなる日曜日に放送された。

収録は2009年以来通算3度目となる幕張メッセ・イベントホールで行なわれ、今回は2009年を超える史上最多24組計41人のゲストが出演して2009年に制作したメドレー『22'50"』をさらにパワーアップさせた『28'58"(28分58秒)』を披露した[25][26]。『22'50"』に参加したアーティストのうちAI、広瀬香美、山本潤子、財津和夫以外は前回に引き続き参加しており、番組内でほとんど放送はされなかったものの前回同様小委員会によるミーティングも行われている[27]。番宣CMではメドレー『28'58"』から「ありがとう」、番組オープニングは「きよしこの夜(2009年セッション版)」、エンディングは「TODAY(2010年セッション版)」がそれぞれ使われた。

前年に続いての出演は根本要、スキマスイッチ、松たか子、JUJU、清水翔太、玉城千春、キヨサクの7組。また、宮沢和史と矢井田瞳は2007年以来4年ぶり2回目、いきものがかりは通算3回目、スキマスイッチと根本は通算4回目[注釈 34]、松たか子は歴代最多となる5回目(当時)の出演となった。また、水野良樹はこの回から毎年『小委員会』のメンバーとしてスキマスイッチ、根本要とともに出演することとなる。

小田はこの年5大ドームを含む全国25ヶ所48公演のツアー『KAZUMASA ODA TOUR 2011 "どーも どーも その日が来るまで"』[注釈 35]を開催したが、ツアーの模様は本番組では放送することは考えていなかったという(後述する2014年版のナレーションで「最初からメドレーで行くということだった」と述べている)[注釈 36]

ゲスト

演奏曲

  • 僕の贈りもの / 小田和正
2番の1フレーズを番組に合わせた歌詞に替えて、ステージ陰からメドレー出演者全員でエコーのように歌唱。
  • ケンとメリー〜愛と風のように〜(バズ) / 小田和正・根本要・大橋卓弥
2003年の放送では練習風景のVTRで一部を披露したが、フルコーラスで歌うのはこれが初めてとなった。
  • 魔法の黄色い靴(チューリップ) / 水野良樹・スキマスイッチ・小田和正・根本要
参加を呼び掛けたが今回は都合が合わなかったという財津和夫への感謝の気持ちを込めて、と小田が説明。話を振られた根本曰く、当初は大橋のソロの予定だったが当日になって小田が一番のAメロを水野に歌わせると言い出し、大橋と水野のツインボーカルという形になり、根本は「大橋は自分が何かミスしたのかとビクビクものですよ」とコメント。
なお、水野がテレビ番組でボーカルを担当するのはこれが初めて。小田と根本が「すばらしい」と褒めたたえると、水野が「なんでそんなにハードル上げるんですか…これっぽっちしか歌わないのに」と会場の爆笑を誘った
  • 卒業写真(荒井由実、ハイ・ファイ・セット) / 山本潤子・小田和正・根本要・スキマスイッチ・水野良樹
ともにヤマハのコンクール出場以来の古い付き合いの小田と山本が「まだ10代だった」「ホントに不思議、あんなに若かったのに…」と会場の笑いを誘うと、水野が「そのへん笑いすぎです」。山本が小田に促され曲目を紹介すると、年配のファンも多い会場から感嘆の声があがった。山本がメインボーカルを担当し、他のメンバーがコーラスをするという形式で演奏した。
なお、山本は体調不良を理由にその後の『28'58"』には参加しなかった。
前回同様ソロとコーラスが掛け合う形式で行われた。コーラスは男声4パート女声2パートになっており、曲選択とアレンジは小田が[28][29]、パート練習用の歌入れは光田健一・松たか子・平原綾香らが担当した[30]

2012年:クリスマスの約束2012

概要

前年に続いてクリスマス当日の放送となったほか、放送時間は2010年以来の2時間となった。また、小田自身による他のアーティストのカバー曲披露が2007年以来5年ぶりに復活した。

今回は千葉県浦安市舞浜東京ディズニーリゾート内にある多目的ホール・舞浜アンフィシアター(旧・シルク・ドゥ・ソレイユ・シアター東京)にて収録が行われ[31][32]、会場サイドからの熱烈なラブコールで番組スタッフが特設ステージを組み、収録に臨んだ。番組が舞浜地区の会場での収録が行われたのは2001年の番組開始から3年間使用した東京ベイNKホール以来9年ぶりのことである。また、千葉県内の会場で収録が行われたのは前年の幕張メッセ・イベントホールに引き続いて2年連続通算7回目[注釈 38]となる。

今回は小田、根本要、スキマスイッチ、水野良樹の『小委員会』が“今歌いたい歌”を吟味して、時代や季節を問わない選曲となった[33]。初出演となる絢香[注釈 39]を除くゲストは前年に引き続いての出演となっており、松たか子は5年連続6回目、根本とスキマスイッチは共に4年連続5回目[注釈 34]、JUJUは4年連続4回目の出演となる。また、水野はいきものがかりとして過去に3度出演しているが、単独出演は今回が初めてとなる。

番宣CMでは「夏祭り」と「たしかなこと」、番組オープニングは前年に続き「きよしこの夜(2009年セッション版)」、エンディングは「夕陽を追いかけて」がそれぞれ使われた。

ゲスト

演奏曲

当初は「君にMerry Xmas」を演奏する予定だったが、直前になって変更。大サビ部分で文言を挿入し、歌唱した。
演奏前にBUMP OF CHICKENに出演依頼をしたが、断られたことを明かしている。
  • 風が吹いている(いきものがかり)/水野良樹、小田和正、根本要、スキマスイッチ
演奏後に小田は「いきものがかりのバージョンは紅白で披露することになってますので」とコメント。
演奏前に大橋が「さすがに踊れないけど、思い切りカッコつけてみよう」ということでハンドマイクとフィンガー・スナッピングをしながら歌唱した。演奏後に小田が「自分が元気なうちにこのメンバー(委員会バンド)でライブをやりたい」とコメントしたが、2015年の夏のイベントで実現することになる。
2008年のツアーのご当地紀行で八景島シーパラダイスを訪れた際、そのときに行われた花火ショーのBGMで流れていたのを聴き、自分の歌でもないのに嬉しかったとコメント。
1983年にTBSで放送された同名のテレビドラマ主題歌。坂本龍一プロデュース。
演奏前、小田が「この曲を聴くと、埼玉県の風景を思い浮かべるけど、後でスタッフに調べてもらったら、彼等(キリンジ)が坂戸市出身ということを知ってなぜかほくそ笑んでしまった」とコメント。また、JUJUがライブでカバーしており、そのライブに堀込泰行が観に来ていたことを明かしている。
演奏前に前年に続き財津和夫に出演依頼をしたが、収録当時、諸事情(チューリップのデビュー40周年記念ツアーと日程が重複していたため)により辞退したことを明かした。
  • 明日/小田和正
同年4月から5月にかけて開催された東北ツアーの1曲目として演奏[注釈 41]。番組では2005年以来の演奏となった。
前年3月11日に発生した東日本大震災を受けて制作され、『明日』同様東北ツアーで披露された楽曲。地上波の音楽番組でこの曲が披露されたのは当番組が初めてである。また、提供スポンサーのひとつである明治安田生命が本曲に乗せて東北ツアーのダイジェストをまとめたCM(30秒)が番組内限定で放送された。翌年4月24日に『やさしい風が吹いたら[注釈 42]との両A面シングルとして発売された。

2013年:クリスマスの約束2013

概要

2011年から3年連続のクリスマス当日と、前年に続いての2時間枠での放送となった。クリスマス当日の放送及び2時間枠での放送はともに通算10回目となる。今回も前年に続き舞浜アンフィシアターにて収録が行われた[34][35](千葉県内での収録は2011年から3年連続通算8回目で、舞浜地区に限ると2年連続通算5回目)。

今回は小田にとって旧知の仲とも言える吉田拓郎が初出演となったほか、桜井和寿が2003年以来の出演。また、桜井とは2007年以来6年ぶりとなるゲストとの楽曲制作が行われた。

なお、吉田と桜井以外のゲストは前年と同じで、松は6年連続7回目、根本とスキマスイッチは共に5年連続6回目[注釈 34]、JUJUは5年連続5回目、水野は前年に続いての単独出演(いきものがかりを含めると通算5回目)となる。

番宣CMは「今日までそして明日から」、オープニングは3年連続で『きよしこの夜』(2009年セッション版)、エンディングでは「緑の丘」と「What the World Needs Now Is Love」が使われた。

ゲスト

演奏曲

演奏後、吉田が「小田和正というのは、「Yes-No」とか歌ってるのを見てると、遠い存在だなと思えるけど、時々話をすると体育会系みたいなところがあったりする。自分が(小田より年齢が)ひとつ上なんだけど、態度が大きいところがあって、微妙な存在だった」とコメント。小田は「プロデューサーが『どうしても拓郎さんとは、同じ時代を生きてきたようには見えない』と言われ、どういうことかと思った。そうしたら、彼はもうデビューの頃からどーんと売れて、僕ら(オフコース)はずっと売れない時代が長かった。ということは、いないのと一緒で、同じ時代にいたというイメージが無い」と返した。
これに対して吉田は「オフコースは同じ時代にずっといたし、自分の中では気に障る存在だった」と返し、会場の笑いを誘った。
  • リンゴ(吉田拓郎)/吉田拓郎・小田和正
  • 今日までそして明日から(吉田拓郎)/吉田拓郎・小田和正
2002年の放送で小田がカバーして以来の演奏で吉田がボーカルを取った。
演奏前に根本が「自分たちのコーナーは箸休め、言ってみれば道の駅みたいなもの」とコメントし、笑いを誘った。
前年に続いての演奏。1コーラス目を小田、2コーラス目を桜井が歌唱した。
2007年の「たとえば」(さだまさしとの共作)、「恋バス」(矢井田瞳との共作)以来となる小田とゲストによるオリジナル楽曲[注釈 44]。演奏前に制作過程のVTRが挿入された。:のちにMr.Childrenのアルバム『REFLECTION[注釈 45]に『街の風景』と改題・改作して収録された。
  • クリスマス・イブ(山下達郎)/桜井和寿・小田和正
番組では2009年以来の演奏。
  • 緑の丘[34] /小田和正[35]・東北大学混声合唱団[35]
「東北大学校友歌」として小田が作詞・作曲を手掛けた[36]。演奏前に制作過程及び東北大学の学園祭での楽曲披露のVTRが挿入された。
小田は以前にもオフコース時代のリサイタル“秋ゆく街で”(ライブアルバム『秋ゆく街で』収録)でカバーしている。
  • やさしい夜(新曲)/小田和正
他局の報道番組のテーマソングであるが、演奏前に小田が「子守唄代わりに聴いてほしい」とコメント。松とJUJUはコーラスを担当した。
翌2014年7月2日に発売のアルバム『小田日和』に収録された。

2014年:クリスマスの約束2014

概要

2011年から4年連続のクリスマス当日(通算11回目)と、2012年から3年連続の2時間枠での放送(通算11回目)となった。今回は前年と違い、TBS放送センター内のスタジオで収録が行われた。TBSのスタジオでの収録は2007年のさだまさしと宮沢和史(当時THE BOOM)の出演パート以来7年ぶり2回目(スピンオフ番組である『風のようにうたが流れていた』[注釈 46]を含めて)であり、また、東京都内で番組収録が行われたのは、2006年の有明コロシアム、2008年のJCBホールを含めると6年ぶり5回目となる。

今回は細野晴臣が初出演となったほか[注釈 47]、キマグレン、清水翔太、玉城千春、夏川りみ、矢井田瞳が2011年以来の出演となる。細野、キマグレン、清水、玉城、夏川、矢井田以外は前年に続いての出演となり、松は7年連続8回目、JUJUは6年連続6回目、スキマスイッチと根本はともに6年連連続7回目[注釈 34]、水野は3年連続3回目(いきものがかりでの出演を含めると通算6回目)の出演となる。

なお、番組の大半を番組開始から前年までの総集編に充てられたことにより(ナレーションは小田自身が一部担当している)、新規分の収録は出演者と番組スタッフのみで行ったため、一般視聴者の観覧募集は行われなかった[37]。これに関して小田はスタッフとのミーティングで「今年(2014年)はツアー[注釈 48]もやっているし、(番組は)やらなくてもいいのでは」と発言したが、スタッフが「それはできない」ということから、結果的に総集編という形に落ち着いたという[38]。また、スタッフは視聴者に向けて「お約束することはできませんが、来年(2015年)以降はまた皆さん方と一緒に番組を作りたい」とコメントしている[10]

ちなみに番組のオープニングは『Yes-No』のオルゴール・バージョンと『きよしこの夜』(2009年セッション版。スポットCMにも使用された)が、エンディングでは『この日のこと』のインストゥルメンタルが使用された。

ゲスト

VTR出演

  • ゆず
  • 財津和夫
  • 桜井和寿(Mr.Children)
  • 中居正広(SMAP)
  • いきものがかり
  • 斉藤哲夫
  • 宮沢和史
  • さだまさし
  • くるり
  • 佐野元春
  • 藤井フミヤ
  • スターダスト・レビュー
  • 広瀬香美
  • 中村中
  • 佐藤竹善
  • Crystal Key
  • AI
  • 鈴木雅之
  • 一青窈
  • 山本潤子
  • Aqua Timez
  • 平原綾香
  • キヨサク(MONGOL 800)
  • MONKEY MAJIK
  • 和田唱(TRICERATOPS)
  • FUNKY MONKEY BABYS
  • 絢香
  • 吉田拓郎

演奏曲

新規に収録したもの。
  • 最後のニュース(井上陽水)★/小田和正、キマグレン、清水翔太、JUJU、スキマスイッチ、玉城千春、夏川りみ、根本要、松たか子、水野良樹、矢井田瞳
  • 『クリスマスの約束』総集編[注釈 49]
2001年
  • この日のこと
  • 夜空ノムコウ(SMAP)/小田和正
  • ひこうき雲(荒井由実)/小田和正
  • 春夏秋冬(泉谷しげる)/小田和正
  • Automatic (宇多田ヒカル)/小田和正
  • Tomorrow Never Knows (Mr.Children)/小田和正
  • クリスマス・イブ(山下達郎)/小田和正
2002年
  • 化粧(中島みゆき)/小田和正
  • ギブス(椎名林檎)/小田和正
  • この日のこと/小田和正
2003年
  • 世界に一つだけの花(SMAP)/小田和正
  • 夏色(ゆず)/ゆず、小田和正
  • 青春の影(チューリップ)財津和夫、小田和正
  • 木蘭の涙(スターダスト・レビュー)/根本要、小田和正
  • HERO(Mr.Children)/桜井和寿、小田和正
2005年
  • 夜空ノムコウ(SMAP)/中居正広、小田和正
2006年
  • 粉雪(レミオロメン)/小田和正
  • SAKURA (いきものがかり)いきものがかり、小田和正
  • グッド・タイム・ミュージック(斎藤哲夫)/斎藤哲夫、小田和正
  • 全力少年(スキマスイッチ)/スキマスイッチ、小田和正
2007年
  • 風になりたい(THE BOOM)/宮沢和史、小田和正
  • たとえば(未発表曲)/さだまさし、小田和正
  • ばらの花(くるり)/くるり、小田和正
  • 恋バス(矢井田瞳&恋バスBAND with小田和正)/矢井田瞳、小田和正
  • SOMEDAY(佐野元春)/佐野元春、小田和正(コーラス:矢井田瞳)
2008年
  • おやすみ(松たか子)/松たか子、小田和正、佐橋佳幸
2009年
  • 22'50"(ノーカットで放送)
  • この日のこと(途中で小田のコメントが入る)
  • TRUE LOVE / 藤井フミヤ
  • 今夜だけきっと (スターダストレビュー) / 根本要
  • ロマンスの神様 / 広瀬香美
  • 明日がくるなら (JUJU with JAY'ED) / JUJU
  • 明日、春が来たら / 松たか子
  • 友達の詩 / 中村中
  • La La La (SING LIKE TALKING) / 佐藤竹善
  • 恋におちたら / Crystal Kay
  • Story / AI
  • 夢で逢えたら (ラッツ&スター) / 鈴木雅之
  • ハナミズキ / 一青窈
  • 翼をください (赤い鳥) / 山本潤子
  • HOME / 清水翔太
  • YES-YES-YES / 小田和正
  • LIFE / キマグレン
  • 虹 (Aqua Timez) / 太志
  • 全力少年 (スキマスイッチ) / 大橋卓弥
  • Jupiter / 平原綾香
  • 涙そうそう / 夏川りみ
  • 青春の影 (チューリップ) / 財津和夫
  • 帰りたくなったよ (いきものがかり) / 吉岡聖恵
2010年
  • TODAY
  • Hello Again〜昔からある場所〜(MY LITTLE LOVER)/JUJU
  • 冷たい雨(バンバン、ハイファイ・セット、松任谷由実)/山本潤子
  • 長い間 (kiroro)/玉城千春
  • 君が好き/清水翔太
  • 小さな恋のうた(MONGOL800)/キヨサク
  • my home town /小田和正
2011年
  • 28'58"(ダイジェストで放送)
  • この日のこと
  • 空はまるで (MONKEY MAJIK) / Maynard、Blaise
  • FEVER (TRICERATOPS)/和田唱
  • ヒーロー (FUNKY MONKEY BABYS)/ファンキー加藤、モン吉
2012年
  • 風が吹いている (いきものがかり)/水野良樹、小田和正、根本要、スキマスイッチ
  • ツヨク想う(絢香)/絢香、小田和正
  • 夕陽を追いかけて (チューリップ)/小田和正
2013年
  • 落陽(吉田拓郎)/吉田拓郎、小田和正
  • 人生を語らず(吉田拓郎)/吉田拓郎、小田和正
演奏前に、2011年の京都音楽博覧会で共演後、目黒の蕎麦屋で再会したことや、小田が細野と同い年であることを告白した。

2015年:クリスマスの約束2015

概要

2010年以来5年ぶりにクリスマス・イブの深夜に放送された(2時間枠での放送は2012年から4年連続通算12回目)。

収録は2010年同様、横浜赤レンガ倉庫1号館内のホールで行なわれた。なお、委員会バンド(スキマスイッチと根本は7年連続8回目[注釈 34]、水野は4年連続4回目(いきものがかりとしての出演を含めると通算7回目))と、松(8年連続9回目)、JUJU(7年連続7回目)以外のゲストでは和田は2011年以来4年ぶり2回目、仲宗根は初出演。なお、和田はこの年から毎年出演することとなる。

番組のスポットCMには「なごり雪」、オープニングは「きよしこの夜」(2009年セッション版、2011年から5年連続)がそれぞれ使われた。なお、番組開始からプロデューサーを務めた阿部が翌年同局の企画部に異動したため、一旦降板した。

ゲスト

  • 仲宗根泉(HY[43]
  • 和田唱(TRICERATOPS)[43]
  • JUJU[43]
  • 松たか子[43]
  • 委員会バンド
    • スキマスイッチ[43]
    • 根本要(スターダスト・レビュー)[43]
    • 水野良樹(いきものがかり)[43]

演奏曲

演奏後、当時同じ所属事務所だったかぐや姫とのエピソードを紹介した。
ハイ・ファイ・セットが1979年に発表した楽曲。前年3月に亡くなったメンバーの山本俊彦の追悼で演奏。
映像は同年夏に新潟で行われた『音楽と髭達』から。委員会バンド唯一のオリジナル曲。
演奏前に小田がオフコース時代からの旧知の仲でもあるレコーディング・エンジニアのビル・シュネーとのエピソードを紹介した。
  • 夕陽を追いかけて(チューリップ)/小田和正
映像は2012年放送分のものを使用。

2016年:クリスマスの約束2016

概要

放送開始から16回目にして初めて、クリスマス・イブの未明に放送された(2時間枠での放送は、2012年から5年連続通算13回目)。なお、今回は0時台からの放送となった[注釈 50]

収録は赤坂サカス内にあるライブハウス・赤坂BLITZで同年12月16日に行なわれた[44][注釈 51](ライブハウスでの収録は2010年、前年の横浜赤レンガ倉庫内のホールを含めて2年連続通算3回目。東京都内での収録はTBSのスタジオ(2004年、2007年、2014年)を含めると2年ぶり通算6回目となる)。ちなみにこの年、全国ツアー[注釈 52]があった関係で、ミーティングの開始が遅く、放送中止の可能性もあったという[注釈 53]

今回は第1回放送で出演依頼を要請した宇多田ヒカルが初出演となった[45][44]。宇多田以外のゲストはスキマスイッチと根本は8年連続9回目[注釈 34]、水野は5年連続5回目(いきものがかりとしての出演を含めると通算8回目)、松は9年連続10回目、JUJUは8年連続8回目、和田は2年連続3回目の出演となる。

番組のスポットCMには「夜空ノムコウ」(小田)、「花束を君に」(宇多田、小田)、「赤い花 白い花」(松、JUJU、小田)、「君は天然色」(委員会バンド)、「心のラヴ・ソング」(和田、小田)が、オープニングとエンディングは「きよしこの夜」(2016年版(詳細については後述)、2011年から通算して6年連続)がそれぞれ使われた。

ゲスト

  • 宇多田ヒカル[44]
  • 委員会バンド
    • スキマスイッチ[44]
    • 根本要(スターダスト・レビュー)[44]
    • 水野良樹(いきものがかり)[44]
  • 松たか子[44]
  • JUJU[44]
  • 和田唱(TRICERATOPS)[44]

演奏曲

  • 夜空ノムコウ(SMAP)[44]/小田和正
番組では2005年(中居正広とのデュエット)以来通算3回目の楽曲披露となった(小田の単独での演奏は2001年の第1回放送以来)。
  • Automatic(宇多田ヒカル)[44]/宇多田ヒカル・小田和正
小田が宇多田を紹介する際、「18年前、鮮烈なデビューを飾ると同時にスーパースターになりました」とコメントし、宇多田が登場した際には観客からどよめきが起きた。このことに関して宇多田は「出てきた瞬間、「すごーい」と言ってもらえることが嬉しい」とコメントした。
演奏前には第1回放送で同曲を取り上げた時のダイジェストに加え、リハーサルの様子も紹介した。VTR終了後、小田は「ちなみに彼女の父親(宇多田照實)は、僕より(年齢が)1つ下です」とコメントし、会場の笑いを誘った。小田が「16年の時を経て、やっと(一緒に演奏)できます」と言えば、「長いこと、お待たせしました」という宇多田の返しの後、演奏された。
演奏後はロンドンでの生活について聞かれると「最近の楽しみは、息子と遊んでいる時で、毎日「かわいい」と言いながら写真を撮ることもある」とコメントした。
宇多田から「キャンプファイヤーで、ギター一本で歌えるような感じでやりたい」というリクエストを承けて演奏した。
  • たしかなこと/小田和正・宇多田ヒカル
演奏前、宇多田は「この曲は前からよく知っていたけど、歌詞を見ながら、改めて聞いた時に、リスナーとしてすごくグッときてしまっただけでなく、作詞家としても、小手先とか難しい表現を使わず、誰でもわかるような身近な言葉を使って、日常的な風景の中に、人の生きることとか人同士の関係性を描くというスタンスや「書き屋」の言葉に、作詞家として共感したので是非一緒に歌いたい」とコメント。これを受けて小田は「こんなに褒められちゃってどうするんだと(笑い)。なんか褒めてもらおうと聞いたみたい感じになりましたが、そのまま受け止めたいと思います」と返した。宇多田の「ちょっとロックっぽく」といったリクエストにも応え、演奏した。
収録後のインタビューで小田は「(彼女は)天からの贈り物だ」とコメントした。
メドレーの演奏前、和田が同年5月に上野樹里と結婚したことを小田が報告。バックバンドがメンデルスゾーン結婚行進曲を演奏して祝福した。また、同年に開催した小田のツアーに夫婦揃って訪れたことも併せて紹介した。
  • Breaking Up Is Hard to Do(悲しき慕情)(ニール・セダカ/カーペンターズ)/委員会バンド
大橋のリクエスト曲。要請を重ねたものの、「イントロを聞いただけで却下することが続いていたが、今回やっと実現できて嬉しい」とコメント。
本来この曲は前年の同番組で披露する予定だったが、「大人数でコーラスを使って歌うことは、彼(大瀧)の意図に反するのではないか」という小田の考えで断念。しかし、「今回はあえて彼に提案する」という形で披露した。
  • 約束/委員会バンド
前年の夏のイベント時に披露したものに新たに歌詞を追加して演奏した。
「細野(晴臣)さんの曲で、前からやってみたかったけど、彼の日本人離れした低い声がないと成立しない曲だと思って、見送っていた」ということだったが、「オクターブ上げて、女性に歌ってもらうといい感じになるのではないかと思い付き、松に歌ってもらうことにしました。ちなみにこの歌は訳がわからない難しい歌詞なのですが、作詞した松本隆さんは自分が夢に見たままを歌詞にしたそうです」と、小田はコメントしている。
この曲について小田は「1960年代の初めの頃は「30歳を過ぎた大人の言うことは信用するな」と言う言葉が、若者たちの共感を得て、大いに盛り上がっていたけど、この曲はそれを歌にしたようなもの。先日、ノーベル賞を受賞しましたが、あの頃の彼なら拒絶したのかな、と思ったりもします」とコメントした。
  • きよしこの夜(讃美歌)/小田和正・根本要・スキマスイッチ・水野良樹・和田唱・松たか子・JUJU
これまで2009年のセッション版を2011年放送分から番組のオープニングに使用してきたが、新たに録り直ししたものを使用。映像はその歌唱風景。

2017年:クリスマスの約束2017

概要

2014年以来3年ぶりとなるクリスマス当日の深夜に放送された(通算13回目)が、今回は1時間45分での放送となった(放送枠が2時間未満なのは2011年(90分)以来6年ぶり)[注釈 54]。また、23時台後半からの放送は2015年以来2年ぶりである。

収録は千葉ポートアリーナ[46]で同年11月16日に行なわれた(前年より1か月早い)。千葉県内での収録は舞浜アンフィシアター(2012年、2013年)以来4年ぶり通算9回目となる。

今回は熊木杏里が初出演となった他は、スキマスイッチと根本は9年連続10回目[注釈 34]、水野は6年連続6回目(いきものがかりとしての出演を含めると通算9回目)、松は10年連続11回目、JUJUは9年連続9回目、和田は3年連続4回目の出演となる。また、TBSビジョンが制作に加わったため、同社の社長を務める阿部がプロデューサーとして2年ぶりに復帰したほか[注釈 55]、ナレーターは財津和夫が初めて担当した[47]。番組のスポットCMは「言葉にできない」(小田)と「ダニー・ボーイ」(出演者全員)の2パターンが放送された。

ゲスト

  • 熊木杏里[46]
  • 委員会バンド
    • スキマスイッチ[46]
    • 根本要(スターダスト・レビュー)[46]
    • 水野良樹(いきものがかり)[46]
  • 松たか子[46]
  • JUJU[46]
  • 和田唱(TRICERATOPS)[46]

演奏曲

同年3月1日に死去したかまやつを偲んで演奏。演奏前には「風のようにうたが流れていた」にかまやつがゲスト出演した際の映像が流れた。
  • Yes-No(委員会バンド)
同年9月に古希を迎えた小田のためにメンバーたちの提案で自身の曲をやろうということになり、選曲も任せることになったが、いろいろと口を挟んでしまったとコメント。間奏では観客によるハミングを取り入れた。
演奏は水野による訳詞版。演奏前に忌野清志郎が訳詞した曲を数曲ピックアップして聴き、「訳詞にしかない特別な味わいがあって、清志郎の才能のすごさを今になって感じ、それなら訳詞した歌を歌おうということになり、すぐ水野に書かせようと思った」とコメントした。
元々は2006年に放送された化粧品会社のコマーシャルソング。前述の2006年の収録で小田がカバーしているが、未放送。ちなみに熊木は、開始当初からの番組のファンと告白し、「なぜ自分がここに呼ばれたのかという素朴な疑問があった」とコメント。これに対して小田は「とてもいい歌を書いているから、それを皆さんに聴いていただきたいと思って呼んだ」と返した。
恒例となった和田と小田によるメドレー企画は、映画音楽。同年8月のミーティングで何をやるか話し合った際、お互いの意見が初めて一致したというエピソードを紹介。「私のお気に入り」の時には観客のコーラスが入った。また、和田の妻である上野樹里が観客の一人として映っていた。
  • FEVER(TRICERATOPS) / 和田唱、小田和正
2011年のメドレー企画「28'58"」以来の演奏だが、フルコーラスでの演奏は初。
JUJUからの依頼で制作された楽曲。これについて小田は「もう散々世話になってるし、嫌とは言えない。一所懸命書いたけど、自分はあまり、人の曲を書くのは向いていないなって最近、つくづく思ったけどそれでも書いた。そこに彼女がいかにも彼女らしい、素敵な切々とした詩を書いた」とコメントし、これに対してJUJUは「ままならない曲になった」と返した。
演奏前、小田は「財津君は時々、思い出したように手紙をくれた。その手紙はいつも嬉しくなるようなもの。この曲はその手紙に返事をするようなつもりで書いた」とコメント。演奏後、財津はナレーションで「音楽の返信、確かに受け取りました。いつまでも大切にします。ありがとうございます」と返した。
小田のツアースタッフで舞台監督を務めた永岡宏紹が同年11月12日に死去したことを承けて演奏された[注釈 56]
  • たしかなこと
映像は「クリスマスの約束〜大好きな君に〜」のアンコールから。「the flag」同様、永岡を偲ぶ形で紹介された。

2019年:クリスマスの約束2019

概要

前年(2018年)の放送が延期という形で『小田和正音楽特番 風のようにうたが流れていた』(以下、「春の特番」)を同年3月に放送した[49][50]が、『クリスマスの約束』としては2017年以来2年ぶりの放送となった。

今回は同年12月2日に神奈川県横須賀市にあるよこすか芸術劇場で収録が行われた[51]が、神奈川県内での収録は2010年、2015年の横浜赤レンガ倉庫1号館内ホール以来4年ぶり3度目[注釈 57]となる。また、初めて12月26日未明の放送となるが、クリスマス後の放送は2006年(12月28日)以来、0時台の放送[注釈 58]は2016年以来でともに2度目であり、2時間未満の放送は2011年(90分)、2017年(105分)に次いで3度目となる。

今回のゲストはKANと松崎ナオが初出演を果たしたほか、清水翔太が2014年以来5年ぶり通算3回目の出演となる。スキマスイッチと根本は通算11回目[注釈 34]、水野は通算7回目(いきものがかりとしての出演を含めると通算10回目)、JUJUは通算10回目、和田は通算4回目、熊木は通算2回目、矢井田は通算3回目の出演となる。なお、松たか子の出演は通算11回[注釈 59]で途切れたが、春の特番同様ナレーターとして出演した。

スポットCMは『きよしこの夜』が放送された。

ゲスト

演奏曲

  • きよしこの夜(讃美歌)/全員
番組のオープニングでは前年のツアーのご当地紀行から岩手県滝沢市小岩井駅JR東日本田沢湖線)を訪れた際、地元の小学生と遭遇し、女子生徒から「クリスマスの約束に出てますよね?」と問われた際、驚いた表情を見せた。生徒たちと交流後[注釈 60]、小田が「驚いたよ。クリ約だ」とつぶやいた映像が流れた。松の「岩手のよい子たち、小田さん、クリスマスの約束、知ってましたね」のナレーション後に演奏された。
2015年の夏のイベントで発表した『約束』以来4年ぶりとなる委員会バンドのオリジナル楽曲。
  • 愛は勝つ(KAN)/KAN(タイトル、歌詞テロップの表示なし)
当初は演奏の予定はなかったが、KAN自身が単独で歌唱。1コーラスのみの予定があまりにも長くなってしまったため、小田に止められるひと幕も見られた[注釈 61]
  • 星屑の帰り道(KAN)/KAN・小田和正
  • 誇れるのはたゞ /松崎ナオ(単独で歌唱。1コーラスのみ。『愛は勝つ』同様タイトル、歌詞テロップの表示なし)
『川べりの家』の演奏前に松崎を紹介した際、松崎の父親がオフコースがメジャーデビュー後最初に所属した事務所であるパシフィック・エンタープライズの社長を務めていたことが小田から明かされた。さらに松崎の母親がオフコースのファンであることから、小田のリクエストでこの曲が演奏された。
番組恒例となった和田との企画は2017年に引き続き映画音楽のメドレーとなった。『大脱走マーチ』では観客の口笛、『虹の彼方に』では同じく観客のハミングが挿入された。
フルコーラスでの披露は番組開始の2001年以来。事の発端は、同年8月、清水が自身のSNSでこの曲の弾き語り音源を公開したことによるもので、音源を聞いた小田が「この番組は、この歌で始まったなということを改めて思い出した。今年はぜひ翔太を呼んでこの曲で締めたいと思った」とコメントした。これを受けて清水は「また小田さんにあの時(2009年)のメンバーに会えるように、そういう思いが今の自分の活動の支えになっている。今も孤独な時や不安な時とか、そういった時に助けていただいている曲です」と返した。演奏後のインタビューで小田は「(歌い終えて)なんかホッとしたんだよ。いちばん若い翔太が(この曲を)歌ってくれたんだからね」とコメントした。

演奏

  • 木村万作 - ドラムス (2001年- )
  • 渡辺建 - ベース (2001年、2003年)
  • 山内薫 - ベース (2002年、2006年)
  • 有賀啓雄 - ベース (2005年、2007年- )
  • 稲葉政裕 - ギター (2001年- )、ベース(2004年)
  • 佐橋佳幸 - ギター (2004年、2009年)、ベース(2004年)
  • 古澤衛 - ギター (2011年)
  • 栗尾直樹 - キーボード (2001年- ) 、ストリングスアレンジ(2010年 - 2017年)
  • 斎藤有太 - キーボード、ピアノ (2009年)
  • 片山敦夫 - キーボード(2011年)[52]
  • 園山光博 - サックスパーカッション (2001年-2003年、2005年-2008年、2012年)
  • 山本拓夫 - サックス(2012年)
  • 竹村直哉 - サックス(2015年)
  • 西村浩二 - トランペット(2012年)
  • 岡崎好朗 - トランペット(2013年)
  • 小林太 - トランペット(2016年)
  • 村田陽一 - トロンボーン(2012年)
  • 藤井珠緒 - パーカッション (2009年、2011年)
  • 金原千恵子ストリングス - ストリングス (2002年、2003年、2006年- )
    • 金原千恵子(1stバイオリン)
    • 藤家泉子(2ndバイオリン)
    • 岩戸有紀子(2ndバイオリン)
    • 吉田翔平(ビオラ)
    • 徳高真奈美(ビオラ)
    • 真鍋裕(ビオラ)
    • 堀沢真己(チェロ)
  • 聖光学院弦楽オーケストラ部 - ストリングス (2007年)
  • 常田真太郎(スキマスイッチ) - ストリングスアレンジ(2010年- )
  • 笹路正徳 - ストリングスアレンジ(2015年)
  • KAN - ストリングスアレンジ(2019年)
  • 木下智明 - コーラス (2001年-2003年、2005年-2010年、2012年) ※マネジメントスタッフ兼任、スタッフロールではKINOと表記
  • 加藤いづみ - コーラス (2001年、2002年)
  • 西司 - コーラス (2001年)

少年少女合唱団

男声合唱団

  • 早稲田大学グリークラブ - コーラス (2007年)

混声合唱団

  • 東北大学混声合唱団 - コーラス(2013年)

スタッフ

過去

  • 演出:中鉢功( -2008年)
  • 舞台監督:柴田猛司( -2008年)
  • チーフ・カメラマン:中野剛一郎( -2003年)

DVD化

2001年から3年間の放送分につき、未公開映像を含めた完全版DVD-BOXが2004年11月に発売予定と一旦発表されたが、一部の楽曲に使用許可が下りなかったことから中止となった。その後もDVD化を希望する声は絶えないが、ファンクラブ会員限定販売DVD『LIFE-SIZE KAZUMASA ODA』にその年のダイジェスト版が収録されている(番組が始まった2001年から[注釈 63])。なお、2004年放送の『風のようにうたが流れていた』は楽曲使用許可をクリアしているため、4枚組DVD-BOXとして2005年5月25日に発売されている。

動画配信

2018年12月1日より2001年、2002年、2003年の3作品が動画配信サービスParaviにて独占配信がされた[53]。さらに2019年の作品が放送後の同年12月26日から配信開始した。2020年12月24日からは2016年と2017年の放送分を配信予定。

4K版

2018年12月1日にBSデジタル4K放送BS-TBS 4Kが開局するのに伴い、同年12月には開局記念特番として2016年と2017年の模様を4Kで制作したものを放送する[54]。なお12月15日には2017年版をBS-TBSでも同時放送する(BS-TBSでは従来の2Kハイビジョン制作のものを放送)[54]

日程

  • 12月1日 - 『クリスマスの約束2017 4K版』(BS-TBS 4K、21:00 - 22:54)
  • 12月2日 - 『クリスマスの約束2016 4K版』(BS-TBS 4K、21:00 - 22:54)
  • 12月15日 - 『クリスマスの約束2017』(BS-TBS・BS-TBS 4K、21:00 - 22:54)

脚注

注釈

  1. ^ 番組開始の2001年から2010年までは朝日新聞朝刊に掲載された。2007年は放送1週間前の12月18日に、2009年と2010年は夕刊にも掲載。2013年は朝日新聞朝刊にも3年ぶりに掲載された。
  2. ^ 具体的な理由は、同年中に行われた全国ツアー(『Kazumasa Oda Tour 2018 Encore!!』)の大阪城ホール公演(同年6月20日、21日)が大阪府北部地震の影響により2019年1月8日、9日に延期したことに加えて、2019年5月から7月にかけて追加公演(『Kazumasa Oda Tour 2019 Encore!! Encore!!』)が組まれたことにより、準備期間が取れなかったためである。ただし、番組スタッフとのミーティングは行っており、それが翌年春の特番につながった。
  3. ^ 当初は23:45 - 翌1:15の90分で放送する予定だったが、阿部の「ライブ・シーンを重視したい」という意向で30分拡大された[要出典]
  4. ^ 2002年2月16日に『クリスマスの約束…きっと君は来ない 完全版』として再放送。
  5. ^ 2002年11月下旬発売の月刊テレビ情報誌では23:30 - 翌1:30となっていた。
  6. ^ 特別協賛:明治安田生命、トヨタ自動車
  7. ^ 毎日放送北陸放送は12月27日(26日深夜)の0:09 - 2:03に遅れ放送。
  8. ^ a b JNN系列全局ネット
  9. ^ 2009年11月下旬発売の月刊テレビ情報誌では23:59 - 翌1:29となっていた。
  10. ^ 熊本放送は本番組放送時間帯に自主編成を行った為、2011年1月30日の13:00 - 14:55に遅れ放送。
  11. ^ マクセル・カセットテープのCM。
  12. ^ 第22回輝く!日本レコード大賞」と「第33回輝く!日本レコード大賞」。
  13. ^ 1994年3月に長崎で行われた雲仙普賢岳救済チャリティーコンサートでも忌野清志郎は照れながら「僕の贈りもの」の冒頭部を歌った。
  14. ^ CHAGE and ASKAの「太陽と埃の中で」もセットリストに入っていたが、「いずれ彼らと一緒にやる機会があるはずだから」ということでキャンセルされた。CHAGE and ASKAとの共演は翌年8月に富士急ハイランド・コニファーフォレストで行われたジョイントライブで実現した(このときはゲストに財津和夫が登場した)。
  15. ^ このとき客席から笑い声が起き、その反応に対して小田は「尤もな話です!」とコメントした。
  16. ^ 「ひこうき雲」の演奏に感動し、涙を流す女性のシーン。使用した楽曲はチューリップの「青春の影」。
  17. ^ 歌詞の“あなたに会えてほんとうによかった”を、「あなたというのは小田さんのことを指していて、小田さんに出会えた喜びを表現したかった」と桜井はコメントしている。
  18. ^ 2006年から2008年までと2011年、2012年の5回。
  19. ^ 番組内容は大島渚脳出血による闘病生活ドキュメント(BGMに『たしかなこと』を使用した)との2本立てであり、毎日放送をはじめとする一部地域では本番組に先行して放送された。
  20. ^ 直後のオープニングアニメーションで使用された楽曲は「たしかなこと」、「キラキラ」、「言葉にできない」、「大好きな君に」、「ラブ・ストーリーは突然に」、「Yes-No」、「忘れてた思い出のように」、「まっ白」(すべてインストゥルメンタル)。
  21. ^ このときはゆずの他に矢野顕子もゲスト出演したが、未放送。また、『夏色』の演奏後に『クリスマスの約束』も演奏したが、こちらも未放送となっている。
  22. ^ 『居酒屋の星野仙一』(NHK BS-2)の収録を兼ねていた。
  23. ^ MCではこの他に「もろびとこぞりて」や「きよしこの夜」も候補に挙がっていたが、「いい曲だけど、あまりにもど真ん中(当たり前)すぎる」という理由で却下した(「きよしこの夜」は後述の2009年に放送)。さらに「自分としてはいいと思ってこの曲を歌ったんだけど、ウケないと言われて一瞬怯んだ。かといって番組の編集権はスタッフにあるので、彼等に勝つという気持ちで演奏したい」とコメントした。
  24. ^ MCで中居が「今までそうそうたる方々がゲストでいらっしゃいましたが、なぜ僕なのか理解不能です」とコメント。それに対して小田は「それを話すと長くなるからやめよう。君を(ゲストに)呼んだ答えは半年か1年後くらいにわかるはずだよ」と返したが(小田は2000年6月19日放送の『SMAP×SMAP』(関西テレビ・フジテレビ共同制作)にゲスト出演した際にも中居に対して「君の声はいい声だから、自信を持ったほうがいい」とコメントしている)、中居は「それじゃ僕、半年たっても眠れないじゃないですか!(これじゃ)『眠れぬ夜』ですよ」と笑いを取りつつ反論した。
  25. ^ 当初は2012年10月23日 (2012-10-23)に放送されたが、システムトラブルによる放送事故が発生したため、最後まで放送されなかった。
  26. ^ 放送では観客に取り囲まれた状態の映像がそのまま使われた。なお、収録当日の音声の状態が悪かったため、観客の手拍子は前述の大阪城ホール公演で収録し直した。
  27. ^ 「渡る世間は鬼ばかり」のテーマソングとともに登場し、前説も担当。
  28. ^ ただし、製作過程の模様は放送されなかった。
  29. ^ 「ドームの後に1000人程度の会場を使って、同じ内容でやるのはどうでしょうか」というもの。小田もこの提案を受け入れた(ファンクラブ会員限定DVD『LIFE-SIZE 2008』より。同作には東京ドーム公演の模様も収録している)。
  30. ^ 佐藤竹善、鈴木雅之、スターダスト・レビュー、財津和夫、山本潤子は「この日のこと」のレコーディングに参加しており、さらにこのうち鈴木、スターダスト・レビュー、財津、山本は『風のようにうたが流れていた』にもゲスト出演している。なお、佐橋はこの回ではバンドメンバーの一員として出演。
  31. ^ いきものがかりからは小委員会に参加した水野ではなくボーカルの吉岡が参加。
  32. ^ ともに2年連続3回目の出演で、根本は前年スターダスト・レビューのメンバーとして出演。
  33. ^ 白百合女子大学学園祭(1976年11月21日
  34. ^ a b c d e f g h 根本はスターダスト・レビュー名義での出演を含む
  35. ^ 2011年5月7日から同年10月26日まで。当初は同年3月26日から同年9月29日まで全国28ヶ所55公演の予定だったが、東日本大震災の影響で宮城、岩手、秋田の東北3県(計6公演)が中止、一部公演が延期となった(5大ドーム公演は当初の予定通り実施したが、同年8月に予定していた横須賀での2公演は他会場の日程延期の影響で同年10月に1公演のみ振り替えて行われた)。2012年4月14日から5月20日にかけて中止となった3都市を含む東北地方での公演(山形を除く5ヶ所計10公演)を実施。同年5月26日には横浜赤レンガパーク特設野外ステージにて追加公演が行われた。
  36. ^ なお、同年9月28日・29日に行われた東京ドーム公演は同公演終了後の翌日に民放各局のワイドショーにてダイジェストで取り上げられた(オンエアで使われたのは9月28日公演)ほか、ファンクラブ会員限定DVD『LIFE-SIZE 2011』に9月29日公演分の一部が収録された(当日はスカイカムクレーン込みで撮影した)。また9月29日公演の模様は2012年6月24日に『KAZUMASA ODA TOUR"どーもどーも その日が来るまで"』としてWOWOWライブで放送された(同年7月16日に再放送。同年8月15日に再々放送)。後にWOWOWでの未放送分を加えたライブDVDとBlu-rayが『小田和正コンサート "どーもどーも"その日が来るまでin東京ドーム』として2012年11月21日に発売された。
  37. ^ 東日本大震災の被災者に配慮して歌詞の一部を変更して歌唱した。
  38. ^ 東京ベイNKホール、幕張メッセ・イベントホールを含めての回数。
  39. ^ 小田とは2009年4月22日に日本武道館で行われたアースコンシャスアクト・アースデー・コンサートで共演している。
  40. ^ a b 収録時はアンコールで演奏。ちなみに1曲目に演奏したのは「in my life」(ビートルズ)。
  41. ^ 追加公演の横浜赤レンガパーク特設野外ステージ公演では『グッバイ』が1曲目だった。
  42. ^ テレビ朝日系列テレビドラマ遺留捜査(第3シリーズ)』主題歌。
  43. ^ 「訳詞・忌野清志郎」のテロップ表示がなされた。
  44. ^ 番組から誕生した楽曲としては9曲目(「この日のこと」と「東京の空」、メドレー企画の「22'50"」と「28'58"」を含む)となる。
  45. ^ 2015年6月4日発売。
  46. ^ 番組はTBS内のスタジオのほかにテレビ東京天王洲スタジオでも収録が行われている。
  47. ^ 小田とは2011年に行われた京都音楽博覧会で共演している。
  48. ^ 『KAZUMASA ODA TOUR 2014 "本日 小田日和"』(2014年6月29日 - 10月29日、全国18ケ所、36公演)。その後、翌年の1月から3月にかけて追加公演(全国7ヶ所、14公演)を実施。
  49. ^ 2004年は『風のようにうたが流れていた』のため、含まれていない。
  50. ^ この日は前夜から当日未明にかけて『NEWS23・追跡スペシャル』(23:30 - 翌0:35。通常の「金曜版」より20分拡大)編成のため。
  51. ^ これまでで最も遅い収録は2008年12月10日
  52. ^ 『KAZUMASA ODA TOUR 2016 "君住む街へ"』(同年4月30日 - 10月30日、全国24か所、48公演実施)
  53. ^ 『Far East Cafe PRESS』Vol.313(2016年11月25日発行)の「BACK STAGE」(編集後記)で編集長(所属事務所代表取締役兼任)の吉田雅道が言及している。
  54. ^ 2017年11月下旬発売の月刊テレビ情報誌(関東版)では当該日の番組表の23:00 - 23:40は『NEWS23』(通常より16分短縮)と記載されていたが、当日は19:00 - 23:24に『CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭』が放送されるため、『NEWS23』は同年12月22日放送の年末拡大スペシャル(23:45 - 翌0:50。通常の金曜版より15分繰り下げ(金曜ドラマコウノドリ(第2シリーズ)』最終回が15分拡大のため)、20分拡大)が同年内の最終放送となった。
  55. ^ 公式サイトには表示されていたが、エンドロールではノンクレジット。
  56. ^ 永岡が設立した個人事務所の名前はこの曲から採られている。
  57. ^ 『小田和正音楽特番 風のようにうたが流れていた』は小田の母校である聖光学院中学校・高等学校内の講堂『ラムネホール』で収録が行われており、これを含めると通算4度目となる。
  58. ^ この日は前夜の19:00 - 22:00に『ワールド極限ミステリー・年末パニックスペシャル』、22:00 - 23:57に『水曜日のダウンタウン・年末スペシャル』を編成しているため。
  59. ^ 2008年から2017年まで10年連続出演。2019年は舞台『NODA・MAP第23回公演 『Q』 : A Night At The Kabuki』(東京芸術劇場)に出演中のため。ただし、収録日の12月2日は休演日だったが、この日は自身が声優を務めたディズニー映画アナと雪の女王2』の舞台挨拶(TOHOシネマズ日比谷)に出演していた。
  60. ^ 映像では女子生徒の父親が小田のファンであることを明かし、サインをもらって女子生徒が大喜びするシーンも見られた(この他にも他局の朝の情報番組テーマ曲について知っていることも女子生徒は言っているが、その部分はカットされている)。
  61. ^ エンディングでも一部が放送された。
  62. ^ クレジットは「制作:TBSエンタテインメント・製作著作:TBS」(2001年-2003年)、「制作:TBSテレビ・製作著作:TBS」(2004年-2008年)と、それぞれ表記。
  63. ^ ただし、2005年に中居正広がゲスト出演したシーンは所属事務所著作権管理の関係上、また2009年放送分の企画「22'50"」と、2011年放送分の「28'58"」は演奏した楽曲の一部に使用許可が下りなかったため、収録されていない(ただし、2009年は収録後の様子とアンコールでの「たしかなこと」、2011年版はミーティングとリハーサル風景を収録)。

出典

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外部リンク