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第68期王座戦 (将棋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第68期 王座戦
開催期間 2019年8月21日 - 2020年10月14日
前王座 永瀬拓矢(初)
第68期王座 永瀬拓矢(2期目)
王座戦
第67期第69期 >
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第68期王座戦(だい68おうざせん)は、2020年度(2019-08-21 - 2020-10-14)の王座戦である。挑戦者決定戦は、久保利明九段が渡辺明二冠を下して挑戦を決めた[1]。王座戦五番勝負は、永瀬拓矢王座が久保利明九段に3勝2敗で制した。タイトルを防衛[2]した永瀬は、2期連続2期目の王座位獲得を果たすと同時に、タイトル通算獲得期数が3期となり、九段へ昇段した[2]

第68期王座戦五番勝負

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対局者 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局
2020年
9月3日
2020年
9月9日
2020年
9月24日
2020年
10月6日
2020年
10月14日
永瀬拓矢王座 王座位防衛
久保利明九段

挑戦者決定トーナメント

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1回戦 2回戦 準決勝 挑戦者決定戦決勝
豊島将之竜王・名人
豊島
H 糸谷哲郎八段
豊島
A 佐々木慎七段
丸山
F 丸山忠久九段
渡辺明二冠[注 1]
渡辺明三冠
渡辺明
C 増田康宏六段
渡辺明
I 行方尚史九段
行方
佐藤天彦九段
羽生善治九段
飯島
J 飯島栄治七段
久保
G 松尾歩八段
久保
D 久保利明九段
久保利明九段 挑戦者
広瀬章人八段
横山
B 横山泰明七段
大橋
E 大橋貴洸六段
大橋
斎藤慎太郎八段

二次予選

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1組

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1回戦 2回戦 決勝
三浦弘行九段
佐々木慎七段[注 2] A
佐々木慎六段
窪田義行七段
藤井猛
藤井猛九段 山本博志四段
山本博志四段

2組

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1回戦 2回戦 決勝
横山泰明七段
横山泰明七段 B
木村一基王位
田村康介七段
飯塚
飯塚祐紀七段 飯塚祐紀七段
渡辺大夢五段

3組

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1回戦 2回戦 決勝
郷田真隆九段
中村太地七段
中村太地七段
戸辺誠七段
戸辺
森内俊之九段 増田康宏六段 C
増田康宏六段

4組

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1回戦 2回戦 決勝
久保利明九段
久保利明九段 D
大石直嗣七段
大石
稲葉陽八段
山崎隆之八段
山崎
畠山鎮八段 西田拓也四段
西田拓也四段

5組

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1回戦 2回戦 決勝
藤井聡太七段
藤井聡太七段
阿部隆八段
阿部隆
村山慈明七段
谷川浩司九段
谷川
杉本昌隆八段 大橋貴洸六段 E
大橋貴洸六段

6組

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1回戦 2回戦 決勝
佐藤康光九段
佐藤康光九段
屋敷伸之九段
中村修九段
丸山
丸山忠久九段 丸山忠久九段 F
髙野智史五段

7組

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1回戦 2回戦 決勝
松尾歩八段
松尾歩八段 G
阿久津主税八段
鈴木大介九段
鈴木大
中田宏樹八段 鈴木大介九段
佐々木大地五段

8組

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1回戦 2回戦 決勝
菅井竜也七段
菅井竜也八段[注 3]
井上慶太九段
井上
北浜健介八段
畠山成幸八段
畠山成
澤田真吾六段 糸谷哲郎八段 H
糸谷哲郎八段

9組

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1回戦 2回戦 決勝
橋本崇載八段
行方尚史九段 I
行方尚史九段
近藤誠也六段
近藤誠
中川大輔八段 髙見泰地七段
髙見泰地七段

10組

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1回戦 2回戦 決勝
千田翔太七段
千田翔太七段
野月浩貴八段
飯島栄治七段
飯島
佐藤秀司七段 飯島栄治七段 J
深浦康市九段

一次予選

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イ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
北島忠雄七段
渡辺正
渡辺正和五段
渡辺正
石川陽生七段
梶浦
八代弥七段
梶浦
梶浦宏孝五段
梶浦宏孝五段
千葉幸生七段
千葉幸
近藤正和六段
千葉幸
石田直裕五段
石田
先崎学九段
西尾明七段
西尾
松本佳介六段
松本
岡崎史明七段
西尾
及川拓馬六段
及川
日浦市郎八段
山本博志四段
斎藤明日斗四段
斎藤明
島朗九段
山本博
山本博志四段
山本博
清水市代女流六段
山本博
髙﨑一生六段

ロ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
堀口一史座七段
堀口
木下浩一七段
金沢
金沢孝史五段
金井
塚田泰明九段
金井
金井恒太六段
金井恒太六段
佐藤紳哉七段
阿部健
阿部健治郎七段
長谷部
片上大輔七段
長谷部
長谷部浩平四段
渡辺大夢五段
渡辺大
小林宏七段
長岡
長岡裕也五段
渡辺大
三枚堂達也六段
三枚堂
泉正樹八段
渡辺大夢五段
田中悠一五段
田中悠
瀬川晶司六段
上村
所司和晴七段
西山
西山朋佳女王
上村
上村亘四段

ハ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
遠山雄亮六段
遠山
川上猛七段
川上
室岡克彦七段
森下
森下卓九段
森下
村中秀史六段
森下卓九段
門倉啓太五段
門倉
高橋道雄九段
佐々木勇
佐々木勇気七段
佐々木勇
藤森哲也五段
青嶋未来五段
青嶋
藤倉勇樹五段
本田奎
本田奎四段
青嶋
中座真七段
青野
青野照市九段
増田康宏六段
伊藤真吾五段
増田康
増田康宏六段
増田康
土佐浩司八段
渡部
渡部愛女流三段
渡部
石井健太郎五段

ニ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
矢倉規広七段
矢倉
藤原直哉七段
神崎
神崎健二八段
島本
阪口悟六段
島本
島本亮五段
西田拓也四段
中村亮介六段
中村亮
宮本広志五段
西田
西田拓也四段
西田
古森悠太四段
竹内雄悟五段
有森
有森浩三七段
有森
黒田尭之四段
今泉
今泉健司四段
今泉
安用寺孝功六段
今泉健司四段
池永天志四段
池永
桐山清澄九段
西川和
脇謙二八段
浦野真彦八段
西川和
西川和宏六段

ホ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
福崎文吾九段
福崎
小林健二九段
山本真
山本真也六段
福崎
中田功八段
中田功
牧野光則五段
都成竜馬六段[注 4]
平藤眞吾七段
星野
星野良生四段
都成
村田顕弘六段
都成
都成竜馬五段
小林裕士七段
出口
増田裕司六段
出口
出口若武四段
船江
船江恒平六段
船江
豊川孝弘七段
大橋貴洸六段[注 5]
大橋貴洸五段
大橋
村田智弘六段
大橋
伊藤博文七段
伊藤博
里見香奈女流五冠
長沼
長沼洋七段

ヘ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
真田圭一八段
真田圭
上野裕和六段
上野
井出隼平四段
真田圭
神谷広志八段
神谷
阿部光瑠六段
黒沢怜生五段
黒沢怜生五段
黒沢
杉本和陽四段
黒沢
勝又清和六段
佐藤慎
佐藤慎一五段
佐藤和
佐藤和俊六段
田中寅彦九段
小倉
小倉久史七段
小倉
大平武洋六段
髙野智
髙野智史四段
髙野智
髙野秀行六段
髙野智史五段[注 6]
宮田敦史七段
宮田
富岡英作八段
伊奈
伊奈祐介六段
伊奈
東和男八段
伊奈
南芳一九段

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 挑戦者決定トーナメント組み合わせ発表後、棋聖失冠[3]
  2. ^ 二次予選トーナメント組み合わせ発表後、勝数規定による昇段を果たした[4]
  3. ^ 二次予選トーナメント組み合わせ発表後、順位戦A級昇級による昇段を果たした[5]
  4. ^ 一次予選トーナメント組み合わせ発表後、竜王ランキング戦連続昇級による昇段を果たした[6]
  5. ^ 一次予選トーナメント組み合わせ発表後、竜王ランキング戦連続昇級による昇段を果たした[7]
  6. ^ 一次予選トーナメント組み合わせ発表後、勝数規定による昇段を果たした[8]

出典

[編集]
  1. ^ 久保利明九段が渡辺明二冠に勝ち、挑戦者に 第68期王座戦”. 日本将棋連盟 (2020-08--3). 2021年7月3日閲覧。
  2. ^ a b 永瀬拓矢王座VS久保利明九段 第68期王座戦五番勝負第5局 永瀬王座が勝利し防衛”. 日本将棋連盟 (2020年10月14日). 2021年7月3日閲覧。
  3. ^ 藤井聡太七段、史上最年少でタイトル獲得!”. 日本将棋連盟 (2020年7月16日). 2021年7月3日閲覧。
  4. ^ 佐々木慎六段が七段に昇段”. 日本将棋連盟 (2020年3月12日). 2021年7月3日閲覧。
  5. ^ 菅井竜也七段が八段に昇段”. 日本将棋連盟 (2020年1月24日). 2021年7月3日閲覧。
  6. ^ 都成竜馬五段が六段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年11月14日). 2021年7月3日閲覧。
  7. ^ 大橋貴洸五段が六段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年10月24日). 2021年7月3日閲覧。
  8. ^ 高野智史四段が五段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年12月3日). 2021年6月3日閲覧。

外部リンク

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