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第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会
開催国 日本の旗 日本
参加チーム数 81
優勝 鹿島アントラーズ
準優勝 横浜フリューゲルス
試合総数 80
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第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい77かいてんのうはいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は、1997年平成9年)11月30日から1998年(平成10年)1月1日まで開かれた天皇杯全日本サッカー選手権大会である。

概要

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  • Jリーグ所属の全17チーム、ジャパンフットボールリーグ((旧)JFL)所属クラブのうち予選が免除された11チームに加え、関東(4校)・関西(2校)の大学チーム代表と、各都道府県から予選を勝ち上がった47チーム、あわせて81チームが本大会に出場した。
  • 高校チームの本大会出場は、初めて認められた前回大会の3チームから今回は9チームへ増加。その他にクラブチームのユース(高校生年代)チームとして初めて愛媛FCユースが本大会に進んだ。また、1回戦でアローズ北陸を破り、2種(高校生年代)登録チームが1種(社会人・大学)登録チームに初めて勝利した。
  • 鹿島アントラーズと横浜フリューゲルスの対戦となった決勝は、鹿島MFの増田忠俊は前半4分に先制点を挙げ、2点目のマジーニョのゴールもアシストした。終了間際には柳沢敦がゴールを決めてナビスコカップに次ぐシーズンの二冠目として、初の天皇杯優勝を果たした。
  • 本大会より日本放送協会(NHK)が共催するようになった[1]

出場チーム

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Jリーグ

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ジャパンフットボールリーグ

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関東大学

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関西学生

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都道府県代表

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試合

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1回戦

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  • ブランメル仙台 7-0 山雅サッカークラブ
  • 石見FC 0-7 順天堂大学
  • 三菱重工長崎 2-1 初芝橋本高校
  • 水戸ホーリーホック 3-0 北海道電力
  • 韮崎アストロス 0-2 NTT関東
  • 三菱自工水島 0(PK6-7)0 山形FC
  • 草津東高校 0-3 サガン鳥栖
  • 奈良産業大学 3-1 新日鐵大分
  • 佐賀商業高校 1-5 大分FC
  • マインドハウスTC 0-3 桃山学院大学
  • 関西大学 0-9 東京ガス
  • 愛媛FCユース 2(延長)1 アローズ北陸
  • ブレイズ熊本 0-2 本田技研
  • 関西学院大学 2-6 アルビレックス新潟
  • ジャトコ 1-0 沖縄国際大学
  • 香川紫雲クラブ 1-0 早稲田大学
  • 西濃運輸 5-0 高知大学
  • 真岡高校 1-5 国士舘大学
  • SC鳥取 0-7 川崎フロンターレ
  • ルミノッソ狭山 4-1 新日鐵釜石
  • 神奈川大学 1-3 ヴァンフォーレ甲府
  • 福岡大学 5-1 秋田市役所
  • 青山学院大学 1-0 デンソー
  • FCプリメーロ 0-1 阪南大学
  • 前橋商業高校 0-6 福島FC
  • 名古屋銀行 3-4 福井教員
  • 教育研究社 0-5 モンテディオ山形
  • 鵬翔高校 3-2 多々良学園高校
  • 鹿児島実業高校 1-2 コンサドーレ札幌
  • 広島大学 2-3 アステール青森
  • 大塚FC 8-1 テイヘンズFC
  • 市立船橋高校 0-2 駒澤大学

2回戦

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  • ブランメル仙台 0-1 順天堂大学
  • ヴェルディ川崎 2-0 三菱重工長崎
  • 水戸ホーリーホック 1-2 アビスパ福岡
  • NTT関東 1-0 山形FC
  • サガン鳥栖 4-0 奈良産業大学
  • 大分FC 1(PK3-5)1 桃山学院大学
  • 東京ガス 2(延長)1 愛媛FCユース
  • 本田技研 3-1 アルビレックス新潟
  • ジャトコ 6-0 香川紫雲クラブ
  • 西濃運輸 1-2 国士舘大学
  • 川崎フロンターレ 3-0 ルミノッソ狭山
  • ヴァンフォーレ甲府 2-1 福岡大学
  • 青山学院大学 0-1 阪南大学
  • 福島FC 1-0 福井教員
  • モンテディオ山形 8-0 鵬翔高校
  • コンサドーレ札幌 4-1 アステール青森
  • 大塚FC 1-3 駒澤大学

3回戦

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  • 鹿島アントラーズ 4-1 順天堂大学
  • ヴェルディ川崎 0-2 アビスパ福岡
  • 浦和レッドダイヤモンズ 2-1 NTT関東
  • ガンバ大阪 3(延長)2 サガン鳥栖
  • 横浜マリノス 5-0 桃山学院大学
  • 名古屋グランパスエイト 1-3 東京ガス
  • 京都パープルサンガ 3(延長)2 本田技研
  • ベルマーレ平塚 7-0 ジャトコ
  • 柏レイソル 4-1 国士舘大学
  • ヴィッセル神戸 2-0 川崎フロンターレ
  • セレッソ大阪 5-1 ヴァンフォーレ甲府
  • ジュビロ磐田 3-0 阪南大学
  • 清水エスパルス 3-0 福島FC
  • サンフレッチェ広島 3-1 モンテディオ山形
  • ジェフユナイテッド市原 1-0 コンサドーレ札幌
  • 横浜フリューゲルス 4-3 駒澤大学

4回戦

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  • 鹿島アントラーズ 6-0 アビスパ福岡
  • 浦和レッドダイヤモンズ 1(延長)2 ガンバ大阪
  • 横浜マリノス 1-2 東京ガス
  • 京都パープルサンガ 1-5 ベルマーレ平塚
  • 柏レイソル 2-1 ヴィッセル神戸
  • セレッソ大阪 2-3 ジュビロ磐田
  • 清水エスパルス 3-1 サンフレッチェ広島
  • ジェフユナイテッド市原 1-2 横浜フリューゲルス

準々決勝

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  • 鹿島アントラーズ 3-0 ガンバ大阪
  • 東京ガス 3(延長)2 ベルマーレ平塚
  • 柏レイソル 1-2 ジュビロ磐田
  • 清水エスパルス 1-6 横浜フリューゲルス

準決勝

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  • 鹿島アントラーズ 3-1 東京ガス
  • ジュビロ磐田 2-3 横浜フリューゲルス

決勝

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1998年1月1日
鹿島アントラーズ 3 - 0 横浜フリューゲルス
増田忠俊 4分にゴール 4分
マジーニョ 25分にゴール 25分
柳沢敦 87分にゴール 87分
鹿島アントラーズ
GK 21 日本の旗 佐藤洋平
DF 32 日本の旗 名良橋晃
DF 3 日本の旗 秋田豊
DF 4 日本の旗 奥野僚右
DF 7 日本の旗 相馬直樹
MF 6 日本の旗 本田泰人
MF 2 ブラジルの旗 ジョルジーニョ
MF 10 ブラジルの旗 ビスマルク
MF 14 日本の旗 増田忠俊
FW 8 ブラジルの旗 マジーニョ
FW 13 日本の旗 柳沢敦
選手交代:
監督:
ブラジルの旗 ジョアン・カルロス
横浜フリューゲルス
GK 1 日本の旗 楢﨑正剛
DF 25 日本の旗 佐藤一樹
DF 13 日本の旗 前田浩二
DF 3 日本の旗 薩川了洋
DF 6 日本の旗 三浦淳寛
MF 17 日本の旗 奥野誠一郎
MF 8 ブラジルの旗 サンパイオ
MF 5 日本の旗 山口素弘
MF 19 日本の旗 原田武男 63分に交代退場 63分
FW 31 ブラジルの旗 フェルナンド
FW 11 日本の旗 服部浩紀
選手交代:
18 日本の旗 光岡眞矢 63分に交代出場 63分
監督:
ブラジルの旗 オタシリオ

脚注

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  1. ^ 日本放送協会放送文化研究所 編集『NHK年鑑'98』日本放送出版協会、1998年、390頁。 
  2. ^ トヨタ自動車工業サッカー部(15回出場)の出場回数を含む
  3. ^ 鳥栖フューチャーズの出場回数 (5回)を含む (なお、鳥栖と鳥栖Fには組織としての連続性はない。当該項参照)。
  4. ^ 関大クラブ(7回出場)、全関大(4回出場)の出場回数は含まない。
  5. ^ 関学クラブ(10回出場)および全関学(4回出場)の出場回数は含まない。

関連項目

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