1974年の阪急ブレーブス
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1974年の阪急ブレーブス | |
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成績 | |
プレーオフ敗退 | |
パシフィック・リーグ2位 | |
PO | 0勝3敗(対ロッテ) |
69勝51敗10分 勝率.575[1] | |
前期優勝 |
36勝23敗6分 勝率.610[1] |
後期3位 |
33勝28敗4分 勝率.541[1] |
本拠地 | |
都市 | 兵庫県西宮市 |
球場 | 阪急西宮球場 |
球団組織 | |
オーナー | 森薫 |
経営母体 | 阪急電鉄 |
監督 | 上田利治 |
« 1973 1975 » |
1974年の阪急ブレーブスでは、1974年の阪急ブレーブスの動向をまとめる。
この年の阪急ブレーブスは、上田利治監督の1年目のシーズンである。
概要
[編集]1963年の就任以来11年間で5度リーグ優勝した西本幸雄前監督の勇退を受け、上田新監督がこの年から就任。前期ではこの年からローテーション入りの竹村一義をはじめ、山田久志や戸田善紀など投手陣の活躍、長池徳士や加藤秀司といった打撃陣の活躍で前年果たせなかった前期優勝を達成。後期も制して完全優勝を目論んだものの開幕ダッシュに失敗し開幕後は最下位に転落。8月以降は盛り返したもののロッテをとらえることができず3位で終了。プレーオフでは金田正一監督率いるロッテとの対決となり、下馬評では「阪急有利」を予想された。しかし地元の西宮球場で勝てず敵地で巻き返しを図るも、雨天中止で第3戦が延期。これが影響したのか、1日伸びた第3戦はロッテ投手陣の前に打線が封じられて屈辱の3連敗を喫し、1972年以来2年ぶりの日本シリーズ進出はならず上田監督の1年目は2位で終わった。
チーム成績
[編集]レギュラーシーズン
[編集]1 | 中 | 福本豊 |
---|---|---|
2 | 二 | 住友平 |
3 | 一 | 加藤秀司 |
4 | 右 | 長池徳二 |
5 | 三 | 森本潔 |
6 | 左 | 大熊忠義 |
7 | 遊 | 大橋穣 |
8 | 捕 | 種茂雅之 |
9 | 投 | 竹村一義 |
|
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順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | ロッテオリオンズ | 69 | 50 | 11 | .580 | 優勝 |
2位 | 阪急ブレーブス | 69 | 51 | 10 | .575 | 0.5 |
3位 | 南海ホークス | 59 | 55 | 16 | .518 | 7.5 |
4位 | 太平洋クラブライオンズ | 59 | 64 | 7 | .480 | 12.0 |
5位 | 近鉄バファローズ | 56 | 66 | 8 | .459 | 14.5 |
6位 | 日本ハムファイターズ | 49 | 75 | 6 | .395 | 22.5 |
*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定
プレーオフ
[編集]日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
10月5日(土) | 第1戦 | ロッテオリオンズ | 3 - 2 | 阪急ブレーブス | 阪急西宮球場 |
10月6日(日) | 第2戦 | ロッテオリオンズ | 8 - 3 | 阪急ブレーブス | |
10月7日(月) | 移動日 | ||||
10月8日(火) | 第3戦 | 雨天中止 | 県営宮城球場 | ||
10月9日(水) | 阪急ブレーブス | 0 - 4 | ロッテオリオンズ | ||
年間優勝:ロッテオリオンズ |
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オールスターゲーム1974
[編集]→詳細は「1974年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
コーチ | 上田利治 | ||
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ファン投票 | 加藤秀司 | 福本豊 | 長池徳二 |
監督推薦 | 山田久志 | 中沢伸二 | 高井保弘 |
できごと
[編集]選手・スタッフ
[編集]表彰選手
[編集]リーグ・リーダー | |||
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選手名 | タイトル | 成績 | 回数 |
長池徳二 | 打点王 | 96打点 | 2年連続3度目 |
福本豊 | 最多安打 | 156本 | 2年連続2度目 |
盗塁王 | 94個 | 5年連続5度目 | |
竹村一義 | 最高勝率 | .750 | 初受賞 |
ベストナイン | ||
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選手名 | ポジション | 回数 |
大橋穣 | 遊撃手 | 3年連続3度目 |
福本豊 | 外野手 | 3年連続3度目 |
ダイヤモンドグラブ賞 | ||
選手名 | ポジション | 回数 |
足立光宏 | 投手 | 2年ぶり2度目 |
大橋穣 | 遊撃手 | 3年連続3度目 |
福本豊 | 外野手 | 3年連続3度目 |
ドラフト
[編集]→詳細は「1974年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 結果 |
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1位 | 山口高志 | 投手 | 松下電器 | 入団 |
2位 | 松井満 | 外野手 | 下関商業高 | 入団 |
3位 | 笠間雄二 | 捕手 | 電電北陸 | 拒否 |
4位 | 鈴木弘規 | 投手 | 水沢第一高 | 入団 |
5位 | 前川光春 | 内野手 | 熊本第一工業高 | 入団 |
6位 | 浜野正明 | 内野手 | 和歌山工業高 | 拒否・新日本製鐵広畑入社 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “年度別成績 1974年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2017年5月23日閲覧。
- ^ LEGEND OF Bs 2011 〜蘇る黄金の70's〜オリックス・バファローズ公式HP
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 中日ドラゴンズ | 2位 | 読売ジャイアンツ | 優勝 | ロッテオリオンズ | 2位 | 阪急ブレーブス |
3位 | ヤクルトスワローズ | 4位 | 阪神タイガース | 3位 | 南海ホークス | 4位 | 太平洋クラブライオンズ |
5位 | 大洋ホエールズ | 6位 | 広島東洋カープ | 5位 | 近鉄バファローズ | 6位 | 日本ハムファイターズ |
:後期優勝・日本一 :日本シリーズ出場 :前期優勝(パ・リーグ) | |||||||