2021年アゼルバイジャングランプリ
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レース詳細 | |||
---|---|---|---|
日程 | 2021年シーズン第6戦 | ||
決勝開催日 | 6月6日 | ||
開催地 |
バクー市街地コース アゼルバイジャン バクー | ||
コース | 市街地コース | ||
コース長 | 6.003km | ||
レース距離 | 51周(306.049km) | ||
決勝日天候 | 晴れ | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1:41.218 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | マックス・フェルスタッペン | ||
タイム | 1:44.481 (44周目) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
| ||
2位 | |||
3位 |
2021年アゼルバイジャングランプリ (2021 Azerbaijan Grand Prix) は、2021年のF1世界選手権第6戦として、2021年6月6日にバクー市街地コースで開催された。
レース前
[編集]エントリー
[編集]前戦モナコGPから変更なし。
エントリーリスト
チーム | No. | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
---|---|---|---|---|---|
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワンチーム | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | F1 W12 | メルセデスAMG F1 M12 |
77 | バルテリ・ボッタス | ||||
レッドブル・レーシング・ホンダ | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | RB16B | ホンダ RA621H |
11 | セルジオ・ペレス | ||||
マクラーレンF1チーム | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | MCL35M | メルセデスAMG F1 M12 |
4 | ランド・ノリス | ||||
アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | AMR21 | メルセデスAMG F1 M12 |
5 | セバスチャン・ベッテル | ||||
アルピーヌF1チーム | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | A521 | ルノー E-Tech 21 |
31 | エステバン・オコン | ||||
スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | SF21 | フェラーリ 065/6 |
55 | カルロス・サインツ | ||||
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | AT02 | ホンダ RA621H |
10 | ピエール・ガスリー | ||||
アルファロメオ・レーシング・オーレン | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | C41 | フェラーリ 065/6 |
99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | ||||
ウラルカリ・ハースF1チーム | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | VF-21 | フェラーリ 065/6 |
47 | ミック・シューマッハ | ||||
ウィリアムズ・レーシング | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | FW43B | メルセデスAMG F1 M12 |
6 | ニコラス・ラティフィ | ||||
ソース:[1] |
フリー走行
[編集]予選
[編集]2021年6月5日 16:00 AZT(UTC+4)(文章の出典[2])
計4回ものクラッシュによる赤旗が振られる荒れた予選となった。シャルル・ルクレールが前戦モナコGPに続き、2戦連続のポールポジションを獲得した。
予選結果
[編集]順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:42.241 | 1:41.659 | 1:41.218 | 1 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:41.545 | 1:41.634 | 1:41.450 | 2 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 1:41.760 | 1:41.625 | 1:41.563 | 3 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 1:42.288 | 1:41.932 | 1:41.565 | 4 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:42.121 | 1:41.740 | 1:41.576 | 5 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:42.167 | 1:41.813 | 1:41.747 | 92 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 1:41.968 | 1:41.630 | 1:41.917 | 6 |
8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 1:42.521 | 1:41.654 | 1:42.211 | 7 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 1:42.934 | 1:42.195 | 1:42.327 | 8 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:42.701 | 1:42.106 | 1:42.659 | 10 |
11 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 1:42.460 | 1:42.224 | 11 | |
12 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:42.426 | 1:42.273 | 12 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 1:42.304 | 1:42.558 | 13 | |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 1:42.923 | 1:42.587 | 14 | |
15 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 1:42.728 | 1:42.758 | 15 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 1:43.128 | 16 | ||
17 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 1:44.158 | 17 | ||
18 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 1:44.238 | 18 | ||
107% time: 1:48.653 | |||||||
— | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | No Time | 191 | ||
— | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | No Time | 201 | ||
ソース:[3][4] |
追記
[編集]- ^1 – ストロールとジョヴィナッツィはQ1で107%ルールのタイムを記録出来なかったが、スチュワードの判断で決勝出走が許可された。
- ^2 – ノリスは予選中の赤旗規則違反により、3グリッド降格のペナルティ。
結果
[編集]決勝
[編集]2021年6月6日 16:00 AZT(UTC+4)(文章の出典[5])
レースは30周目にランス・ストロールがホームストレート走行中に左リアタイヤのバーストでクラッシュ。さらにレースの大半をリードしていたマックス・フェルスタッペンも、46周目に同じくホームストレート走行中に左リアタイヤがバーストしてクラッシュする。一度はセーフティカーランとなるも、他車にもタイヤバーストの可能性が考えられたことから、赤旗が提示されレースは中断した[6]。約30分後、残り2周のレースがスタンディングスタートで再開された。選手権の逆転を狙うルイス・ハミルトンはターン1でオーバーランし、ポイント圏外でレースを終えた。これにより選手権1・2位が共にノーポイントという結果となった。レースはセルジオ・ペレスがレッドブルに移籍後の初優勝で自身2勝目。2位セバスチャン・ベッテル、3位ピエール・ガスリーが滑り込んだ。
レース結果
[編集]順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ | 51 | 2:13:36.440 | 6 | 25 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン-メルセデス | 51 | +1.385 | 11 | 18 |
3 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ-ホンダ | 51 | +2.762 | 4 | 15 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 51 | +3.828 | 1 | 12 |
5 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 51 | +4.754 | 9 | 10 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ-ルノー | 51 | +6.382 | 8 | 8 |
7 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ | 51 | +6.624 | 7 | 6 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 51 | +7.709 | 5 | 4 |
9 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン-メルセデス | 51 | +8.874 | 13 | 2 |
10 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ-フェラーリ | 51 | +9.576 | 14 | 1 |
11 | 99 | アントニオ・ジョヴィナッツィ | アルファロメオ-フェラーリ | 51 | +10.254 | 20 | |
12 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 51 | +11.264 | 10 | |
13 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース-フェラーリ | 51 | +14.241 | 17 | |
14 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース-フェラーリ | 51 | +14.315 | 18 | |
15 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 51 | +17.668 | 2 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ-メルセデス | 51 | +42.3791 | 16 | |
17† | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ-メルセデス | 48 | ギヤボックス | 15 | |
18† | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ | 45 | タイヤ/アクシデント | 3 | |
19 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン-メルセデス | 29 | アクシデント | 19 | |
20 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 3 | パワーロス | 12 | |
ソース:[7][8] |
追記
[編集]- † - リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い
- ^1 - セーフティーカー導入時に指示通りにピットレーンを通過しなかったため30秒のタイムペナルティ。
第6戦終了時点のランキング
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “Models in 2021”. STATS F1. 2021年5月23日閲覧。
- ^ 4度の赤旗、ポール争いは角田の事故で幕引き…フェルスタッペン最前列に届かず / F1アゼルバイジャンGP《予選》結果とダイジェストformula1-data.com(2021年6月5日)2021年6月23日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 AZERBAIJAN GRAND PRIX 2021 - QUALIFYING”. Formula 1 (2021年6月5日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 AZERBAIJAN GRAND PRIX 2021 - STARTING GRID”. Formula 1 (2021年6月5日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ 目を疑うホンダ1-3の劇的結末!不遇DNFもフェルスタッペンが選手権首位を維持 / F1アゼルバイジャンGP《決勝》結果とダイジェストformula1-data.com(2021年6月7日)2021年6月23日閲覧。
- ^ F1レースディレクター、赤旗後のレース再開判断を説明「リスタートをしない理由がなかった」 - motorsport.com 2021年6月7日
- ^ “FORMULA 1 AZERBAIJAN GRAND PRIX 2021 - RACE RESULT”. Formula 1 (2021年6月6日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 AZERBAIJAN GRAND PRIX 2021 - FASTEST LAPS”. Formula 1 (2021年6月6日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ “2021 Formula One Azerbaijan Grand Prix - Driver Standings”. results.motorsportstats.com. 2021年6月7日閲覧。
- ^ “2021 Formula One Azerbaijan Grand Prix - Team Standings”. results.motorsportstats.com. 2021年6月7日閲覧。
- ^ 『F1速報2021年総集編』株式会社三栄、2021年12月28日、176頁。
前戦 2021年モナコグランプリ |
FIA F1世界選手権 2021年シーズン |
次戦 2021年フランスグランプリ |
前回開催 2020年アゼルバイジャングランプリ |
アゼルバイジャングランプリ | 次回開催 2022年アゼルバイジャングランプリ |