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SC-04D

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Galaxy Xから転送)
NTTドコモ GALAXY NEXUS SC-04D
Galaxy Nexus
グローバルモデルとしてのGALAXY NEXUS
キャリア NTTドコモ
製造 サムスン電子
発売日 2011年12月2日
概要
OS Android 4.0.1
→ 4.0.2 → 4.0.4
→ 4.1.1 → 4.2.2
CPU Texas Instruments OMAP4460 1.2GHz(デュアルコア)
音声通信方式 3GFOMAW-CDMA
2GGSM
(3G:800MHz、850MHz、AWS、2GHz)
(2G:850MHz、900MHz、1800Mhz、1900MHz)
データ通信方式 3.5GFOMAHSDPAHSUPA
2GEDGE
IEEE 802.11a/b/g/n準拠(2.4/5GHz)
形状 ストレート型
サイズ 135.5 × 67.94 × 8.94 (最厚部 11.5) mm
質量 約138 g
連続通話時間 約410分(音声通話時・3G)
約510分(音声通話時・GSM)
連続待受時間 約200時間(静止時・3G)
約200時間(静止時・GSM)
内部メモリ RAM:1GB
Storage:16GB
外部メモリ なし
日本語入力 iWnnVer.2.2.0.jp-Google-04
FeliCa NFC(決済不可)
赤外線通信機能 なし
Bluetooth Bluetooth ver.3.0+HS [1]
放送受信機能 なし
備考 1.MHL対応。HDMIを利用するにはMHL変換アダプターが必要。
メインディスプレイ
方式 HD SUPER AMOLED
解像度 HD
(1280×720ドット)
サイズ 4.65インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約510万画素CMOS
機能 ハイビジョン動画撮影
サブカメラ
画素数・方式 約130万画素CMOS
カラーバリエーション
Titan Silver
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

docomo NEXT series GALAXY NEXUS SC-04D(ドコモ ネクストシリーズ ギャラクシー ネクサス エスシィーゼロヨンディー)は、サムスン電子によって開発された、NTTドコモ第3世代移動通信システムFOMA端末である。世界モデル「GALAXY NEXUS」GT-I9250の日本モデルとなる。docomo NEXT seriesのひとつ。製品番号はSGH-N044

概要

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世界で初めて販売されるAndroid 4.0 Ice Cream Sandwich搭載のスマートフォンであり、日本で初めて公式販売されたNexusシリーズのスマートフォンでもある。

Android 4.0の機能として、YouTube HD、9人同時チャット対応の「ハングアウト」などが利用できるほか、顔認識でのロック解除「フェイスアンロック」をサポートする。

前機種Nexus Sと同じくNFCが搭載されているが、外部メモリ、防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイには非対応である。

SC-04Dは、グローバル版(GT-I9250)とバックカバーが異なる。また、グローバル版はAndroid 4.3までアップデートが行われたが、SC-04Dはアップデートが行われず、Android 4.2のままである(Verizon/Sprint版も同じ)。

搭載アプリ

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NTTドコモ独自のアプリとしてはspモードメールとエリアメールがインストールされているのみ。他の機種と比較してプリインストールされるアプリは非常に少ない。

  • spモードメール
  • 緊急速報「エリアメール」 (4.0.2アップデート後。「メッセージ」アプリの詳細メニューに組み込まれている。)
  • カメラ
  • 音楽 (→Playミュージック(4.1アップデート後))
  • ビデオ (Playムービー)
  • メール
  • 連絡先
  • Gmail
  • Google トーク
  • Google マップ
  • マーケット (Playストア)
  • YouTube
  • ナビ
  • Latitude
  • プレイス
  • 時計とアラーム
  • ブラウザ
  • カレンダー
  • スケジュール
  • メッセージ
  • ギャラリー
  • 検索
  • ダウンロード
  • 電卓
  • 設定
  • Google+
  • メッセンジャー
  • Playブックス (4.1アップデート後)
  • Google カレント (4.2アップデート後)

主な機能

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主な対応サービス
タッチパネル加速度センサー XiFOMAハイスピード[2] Bluetooth DCMXおサイフケータイ赤外線トルカNFC
ワンセグ メロディコール テザリング[3] WiFi IEEE802.11a/b/g/n
GPS spモード電話帳バックアップ デコメールデコメ絵文字デコメアニメ iチャネル
エリアメール[4]/ソフトウェアアップデート自動更新 デジタルオーディオプレーヤー(WMAMP3他) GSM3GローミングWORLD WING フルブラウザFlash Player 11
Google Play/dメニュー/dマーケット GmailGoogle TalkYouTubePicasa バーコードリーダ名刺リーダ ドコモ地図ナビGoogle Mapsストリートビュー

歴史

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  • 2011年10月18日 - ドコモ2011-2012冬春モデル発表会にて山田隆持社長より本機種を11月から販売する予定であることが発表される。なおこの時点ではその機種がサムスン電子製であること、最新版のAndroidを搭載すること以外殆ど詳細は明かされなかった[5]
  • 2011年10月19日 - Google及びサムスン電子より発表。
  • 2011年10月19日 - NTTドコモより発表。
  • 2011年11月23日 - 全国一斉予約開始[6]
  • 2011年12月2日 - 全国一斉発売開始[7]
  • 2011年12月21日 - アップデートによるエリアメール(緊急地震速報)への対応を開始したが、同日に端末が正常に起動しない事象が発生するとしてアップデートの配信を中止した[8]
  • 2012年1月16日 - spモードメールへの対応開始[9][10]
  • 2012年2月9日 - エリアメール(緊急地震速報)に対応するためのアップデート配信を再開。また、OSバージョンが4.0.1から4.0.2にバージョンアップされた[11]
  • 2012年5月 - 生産終了。
  • 2012年6月7日 - テザリングに対応するためのアップデートを配信開始。また、OSバージョンが4.0.2から4.0.4にバージョンアップされた[12]
  • 2012年11月13日 - Android 4.1へのバージョンアップ開始[12]。グローバルモデルは Android 4.2にバージョンアップ開始。
  • 2013年5月9日 - Android 4.2へのバージョンアップ開始[12]

アップデート・不具合など

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2012年2月9日のアップデート[12]
  • 「エリアメール」が追加される。
  • ビルド番号がITL41D.SC04DOMKKDからICL53F.SC04DOMLA1になる。
2012年6月7日のアップデート[12]
  • 「テザリング」が追加される。
  • SIMロック解除に関する機能が改善される。
  • ビルド番号がICL53F.SC04DOMLA1からIMM76K.SC04DOMLE3になる。
2012年11月13日のアップデート[12]
  • Android 4.1へバージョンアップされる[12]
  • ビルド番号がIMM76K.SC04DOMLE3からJRO03C.SC04DOMLK2になる。
2013年5月9日のアップデート[12]
  • Android 4.2へバージョンアップされる。
  • ビルド番号がJRO03C.SC04DOMLK2からJDQ39.SC04DOMMD4になる。

脚注

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関連項目

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  • Android
  • Google Nexus
    • Nexus One
    • Nexus S
    • Nexus 4
    • Nexus 5
      • EM01L - 本機種と同様、キャリアから正式販売されるNexusシリーズ。ただし端末の仕様はグローバル版と同一のものになっている。
  • Samsung Galaxy
  • SoftBank 104SH - 日本メーカーとして初めてAndroid 4.0「Ice Cream Sandwich」を搭載する端末。ただし搭載端末としてはこちらが世界で初めて発表された。

外部リンク

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