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中京2歳ステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中京2歳ステークス
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中京競馬場
創設 2025年8月31日
2025年の情報
距離 芝1400m
格付け GIII
賞金 1着賞金3100万円
出走条件 サラ系2歳(国際)(特指)
負担重量 馬齢(55kg)
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中京2歳ステークス(ちゅうきょう2さいステークス)はJRA中京競馬場で施行する競馬の競走である。

正式名称は、スポーツ報知杯中京2歳ステークスである。「スポーツ報知」は、報知新聞社が発行するスポーツ紙で、同紙の中部版を発行している読売新聞中部支社より寄贈賞の提供を受けている。

概要

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1960年に「3歳優勝競走」から名称変更されて創設。2000年までは中京3歳ステークスの名称で施行されていたが、馬齢表示の変更に伴い2001年に現名称に改称された。

出走資格はサラブレッド系2歳限定で、負担重量は牡馬・せん馬56キロ、牝馬55キロである。別定重量戦であり、日本馬は収得賞金800万円毎に1キロ増、外国調教馬は重賞競走1着馬に限り1キロ増となっている。

2024年の賞金総額は1着1600万円、2着640万円、3着400万円、4着240万円、5着160万円[1]

なお、2024年9月23日に発表された2025年度の開催日割及び重賞日程において、同年まで施行されていた小倉2歳ステークスの競走条件を引き継ぐ形で回次を新たな重賞として第1回として実施され、距離も中京競馬場芝1400mで実施される予定である[2]

歴史

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  • 1960年 - 中京3歳ステークスとして創設。
  • 1971年 - 施行距離を芝1400mに変更。
  • 1982年 - 施行距離を芝1800mに変更。
  • 1998年 - 読売新聞中部支社(当時は中部本社)から寄贈賞を受け、スポーツ報知杯の副賞が付く。
  • 1999年 - 小倉競馬場の改修工事による振替開催により小倉競馬場の「北九州3歳ステークス」の名称で施行。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「3歳」から「2歳」に変更し、「中京2歳ステークス」に名称変更。
  • 2003年 - 降雪の影響により、当初予定の芝1800mからダート1700mに変更。
  • 2010年・2011年 - 中京競馬場改修工事のため開催休止。
  • 2012年 - 施行時期が7月に変更され、距離も芝1400mに変更。
  • 2014年 - 施行距離が芝1600mに変更。
  • 2020年 - 施行時期が12月に、距離も芝1200mにそれぞれ変更。
  • 2025年 - 前年までの小倉2歳ステークスの競走条件を引き継いでGIIIに格付けされるとともに施行距離を芝1400mに変更。また、施行時期も8月に変更。

歴代優勝馬(1986年以降)

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コース種別の表記がない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、現行表記に揃えている。

年月日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 勝ち時計 優勝騎手 管理調教師
1986年12月14日 中京 1800m ニホンピロクリア 牝2 1分50秒5 南井克巳 服部正利
1987年12月20日 中京 1800m ニシノカブトザン 牡2 1分50秒3 楠孝志 諏訪佐市
1988年12月18日 中京 1800m ゴーゴーキング 牡2 1分49秒5 横山典弘 松山康久
1989年12月17日 中京 1800m エスアルビヒーロー 牡2 1分49秒0 本田優 島崎宏
1990年12月16日 中京 1800m イイデセゾン 牡2 1分50秒0 柴田政人 大久保正陽
1991年12月15日 中京 1800m マヤノペトリュース 牡2 1分49秒7 田原成貴 坂口正大
1992年12月20日 中京 1800m レガシーサンクス 牡2 1分49秒8 横山典弘 坂口正大
1993年12月19日 中京 1800m ドラゴンゼアー 牡2 1分50秒9 菊沢隆徳 中尾謙太郎
1994年12月18日 中京 1800m ダイタクテイオー 牡2 1分52秒3 藤田伸二 橋口弘次郎
1995年12月17日 中京 1800m センターライジング 牝2 1分50秒1 四位洋文 伊藤雄二
1996年12月15日 中京 1800m ペイストリーシェフ 牡2 1分50秒4 小野次郎 柴田政人
1997年12月14日 中京 1800m エイダイクイン 牝2 1分48秒7 菊沢隆徳 鈴木康弘
1998年12月20日 中京 1800m テイエムチョウテン 牡2 1分51秒3 飯田祐史 吉永忍
1999年12月19日 小倉 1800m ダイタクリーヴァ 牡2 1分50秒1 高橋亮 橋口弘次郎
2000年12月17日 中京 1800m チアズブライトリー 牡2 1分49秒7 吉田稔 山内研二
2001年12月16日 中京 1800m ゼンノカルナック 牡2 1分50秒7 高橋亮 北橋修二
2002年12月14日 中京 1800m ホシコマンダー 牡2 1分49秒2 佐藤哲三 増本豊
2003年12月20日 中京 ダート1700m ブラックコンドル 牡2 1分46秒6 武幸四郎 松田国英
2004年12月18日 中京 1800m ブライトトゥモロー 牡2 1分47秒7 和田竜二 石坂正
2005年12月17日 中京 1800m メイショウサムソン 牡2 1分47秒5 石橋守 瀬戸口勉
2006年12月16日 中京 1800m ダイワスカーレット 牝2 1分47秒8 安藤勝己 松田国英
2007年12月15日 中京 1800m ホッカイカンティ 牡2 1分47秒7 石橋脩 柴田政人
2008年12月14日 中京 1800m メイショウドンタク 牡2 1分49秒3 上村洋行 安田伊佐夫
2009年12月13日 中京 1800m シャイン 牡2 1分48秒5 川島信二 川村禎彦
2012年7月22日 中京 1400m エーシントップ 牡2 1分23秒9 浜中俊 西園正都
2013年7月21日 中京 1400m グランシェリー 牝2 1分22秒7 浜中俊 庄野靖志
2014年7月27日 中京 1600m ケツァルテナンゴ 牡2 1分40秒5 浜中俊 笹田和秀
2015年7月25日 中京 1600m シュウジ 牡2 1分36秒0 小牧太 橋口弘次郎
2016年7月23日 中京 1600m ディーパワンサ 牝2 1分35秒0 C.ルメール 松下武士
2017年7月22日 中京 1600m アマルフィコースト 牝2 1分34秒7 浜中俊 牧田和弥
2018年7月21日 中京 1600m アドマイヤマーズ 牡2 1分34秒7 M.デムーロ 友道康夫
2019年7月20日 中京 1600m ラインベック 牡2 1分36秒5 福永祐一 友道康夫
2020年12月19日 中京 1200m ゴールドチャリス 牝2 1分09秒5 浜中俊 武幸四郎
2021年12月18日 中京 1200m ジャングロ 牡2 1分08秒4 武豊 森秀行
2022年12月17日 中京 1200m ビッグシーザー 牡2 1分08秒0 幸英明 西園正都
2023年12月16日 中京 1200m クリスアーサー 牡2 1分08秒6 河原田菜々 渡辺薫彦
2024年12月14日 中京 1200m アメリカンステージ 牡2 1分09秒1 岩田康誠 矢作芳人

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 2024年第4回中京競馬番組(PDF)” (PDF). 日本中央競馬会 (2024年7月28日). 2024年11月21日閲覧。
  2. ^ 2025年度の重賞競走の主な変更点について(PDF)” (PDF). 日本中央競馬会 (2024年9月23日). 2024年11月21日閲覧。

各回競走結果の出典

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外部リンク

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