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ダーティペア (アニメ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
（ダーティペアFLASH3から転送）
ダーティペア > ダーティペア (アニメ)
ダーティペア
ジャンル スペースオペラ[1]
アニメ
原作 高千穂遙
監督 滝沢敏文、鹿島典夫（第15話 - 第26話）
キャラクターデザイン 土器手司
メカニックデザイン 阿久津潤一
音楽 木森敏之
製作 日本サンライズ
放送局 日本テレビ系列ほか
放送期間 1985年7月15日 - 12月26日
話数 全26話[注 1]
OVA：ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎
原作 高千穂遙
監督 奥脇雅晴
脚本 伊藤和典
キャラクターデザイン 土器手司
メカニックデザイン 石津泰志
音楽 国本佳宏
製作 日本サンライズ
発売日 1985年12月
その他 1986年8月2日に劇場公開
映画
原作 高千穂遙
監督 真下耕一
脚本 星山博之
キャラクターデザイン 土器手司
メカニックデザイン 宮武一貴
音楽 志熊研三
製作 松竹、日本サンライズ
配給 松竹
封切日 1987年3月14日
上映時間
OVA：ダーティペア（OVAシリーズ）
原作 高千穂遙
監督 谷田部勝義
シリーズ構成 星山博之
キャラクターデザイン 土器手司
メカニックデザイン 石津泰志
音楽 木森敏之、田中公平
製作 バップ、サンライズ
発表期間 1987年12月21日 - 1988年4月21日
話数 全10話
OVA：ダーティペア 謀略の005便
原作 高千穂遙
監督 滝沢敏文
脚本 五武冬史
キャラクターデザイン 土器手司
メカニックデザイン 石津泰志、宮武一貴
音楽 岡田徹
製作 サンライズ
発売日 1990年1月25日
OVA：ダーティペア FLASH
原作 高千穂遙
監督 須永司
シリーズ構成 須永司
キャラクターデザイン 木村貴宏
メカニックデザイン 宮武一貴
音楽 若草恵
製作 サンライズ
発表期間 1994年1月21日 - 6月23日
話数 全6話
OVA：ダーティペア FLASH2
原作 高千穂遙
監督 望月智充
シリーズ構成 五武冬史
キャラクターデザイン 木村貴宏
メカニックデザイン 宮武一貴
音楽 兼崎順一、溝口肇
製作 サンライズ
発表期間 1995年6月1日 - 10月1日
話数 全5話
OVA：ダーティペア FLASH3
原作 高千穂遙
監督 望月智充
シリーズ構成 五武冬史
キャラクターデザイン 木村貴宏
メカニックデザイン 宮武一貴
音楽 宮城純子、兼崎順一
製作 サンライズ
発表期間 1995年12月21日 - 1996年4月25日
話数 全5話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

『ダーティペア』（DIRTY PAIR）は、高千穂遙による同名の小説を原作とする、日本サンライズ制作の日本のアニメ作品。1985年7月から12月まで日本テレビ系列ほかにてテレビアニメが放送され、その後も劇場アニメやOVAが制作された。

本項目では、『ダーティペア』のコンセプトのみを受け継いだ『ダーティペアFLASH』についても記述する。

シリーズ

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本項目で記載する作品は以下の通り。テレビアニメで放送されなかった第25話と第26話をOVAとして発売した作品『ダーティペア ラブリーエンジェルより愛をこめて』は、テレビアニメの内容と合わせて記述する。

ダーティペア
  • ダーティペア（テレビアニメ）
  • ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎（単発OVA第1作）
  • ダーティペア ラブリーエンジェルより愛をこめて
  • ダーティペア（劇場アニメ）
  • ダーティペア（OVAシリーズ）
  • ダーティペア 謀略の005便（単発OVA第2作）
ダーティペア FLASH
  • ダーティペア FLASH（OVAシリーズ第1作）
  • ダーティペア FLASH2（OVAシリーズ第2作）
  • ダーティペア FLASH3（OVAシリーズ第3作）

主な登場人物

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→詳細は「ダーティペア § 登場人物」を参照

アニメ版においては、新たにメカキャラクターの「ナンモ」が準レギュラーキャラとして登場する。役割においては原作のムギと部分的に類似しており、それによりムギのキャラクター描写が変化している。

アニメ版登場人物

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ナンモ
声 ｰ 巻島直樹[2]
ダーティペアをサポートするロボット。
グーリー主任
声 ｰ 沢木郁也[2]
ダーティペアの上司。厳格で問題ばかり起こすダーティペアに腹を痛めている。
キャリコ
声 ｰ 広森信吾
グーリー主任の助手。25話で戦闘に参加したが銃の扱いはヘタクソだった。
ブライアン
声 ｰ 土師孝也
1話に登場。エレノアシティの都市のシステムを管理するコンピューター。人間不信でダーティペアを信用していない。
ノバ・グレイブ
声 ｰ 銀河万丈
2話に登場。企業犯罪対処のスペシャリスト。ダーティペアと共に任務を遂行する。ケイからは胸毛が生えてるかどうか思われた。任務遂行後はダーティペアのことを認め、ケイに胸毛が生えてないことを確認させる。
シドニー
声 ｰ 安原義人
3話に登場。キング邸の居候。ダーティペアをキング邸に案内する。正体はダーティペアの協力者と名乗っていたが実態はキングの持つ博物館から盗まれたチップを狙う盗賊。キング邸内では老婆に変装している。ダーティペアに正体を見抜かれて最後はケイとチップで賭け勝負をしたがイカサマで敗北した。
カブラナ・カルペンティ・エール・デ・キング
声 ｰ 仁内達之
3話に登場。ギャンブルの星・惑星ベガのカジノのオーナー。屋敷の自爆装置により爆死する。
スカール
声 ｰ 福田信昭
3話に登場。キングの側近。キング共々自爆装置で爆死した。
ラン、ジェリー
声 ｰ 向殿あさみ（2役）
4話に登場。双子の姉妹。表向きはエレガンスという女子プロレスの選手をしている盗賊でケイは彼女のファンだったが本職が盗賊だということを知ると手の平を返した。金のためにマラテスタを捕まえようとしてダーティペアと戦闘になるが、互いに決着がつかず撤退しそれ以降は登場することは無かった。
キャラハン教授
声 ｰ 大林隆介
4話に登場。ラン、ジェリーの兄で研究者。開発中の筋肉強化剤を投与したネコ、ギョームドマラテスタ13世の奪還をダーティペアに依頼する。
ロミオ、ジュリエッタ
声 ｰ 亀山助清（ロミオ）、入江雅子（ジュリエッタ）
4話に登場。マンション暮らしの夫婦。仲の良い夫婦だがマラテスタを追っていたダーティペアと遭遇し、ロミオはジュリエッタから浮気と間違えられ離婚問題になってしまう。
カイア
声 ｰ 曽我部和恭
6話に登場。宇宙海賊デビルシンジケートのボス。ケイの幼馴染。キザな性格でケイに惚れている。ケイが仕掛けた爆弾によって乗機を撃墜され、脱出できたかどうかは不明だがケイ曰く「あれぐらいで死ぬようなタマじゃない」。
ムーンド・ゴールドジェフ
声 ｰ 玄田哲章
7話に登場。企業・ユニバーサルツアーエージェンシーの創始者。息子の奪還をダーティペアに依頼する。息子を過剰に愛しており、クリッキーとジョアンカとの仲に反対し、ジョアンカがクリッキーを誘拐したと嘘をついていた。ジョアンカを宇宙に打ち上げるが、クリッキーが自らジョアンカの所へ行ったことにより自らもクリッキーを追って宇宙へ行く。
クリッキー
声 ｰ 難波圭一
7話に登場。ゴールドジェフの息子。22歳。金目当てにジョアンカに誘拐されたことになっていた。ジョアンカとは恋人関係となるが偽りだと分かっていながらもジョアンカを信じ続けた。ジョアンカが打ち上げられた際、自らも宇宙へ行くことを決意しジョアンカを追いかける。
リース・ジョアンカ
声 ｰ 勝生真沙子
7話に登場。クリッキーの恋人。元は男で手術で女の体となっていた。クリッキーとは恋人関係にあったものの、本性を現しクリッキーを見放すがジョアンカ本人もクリッキーに愛情が芽生え見捨てられなかった。ゴールドジェフに捕まって宇宙で暮らさせられることとなるがクリッキーのジョアンカと一緒に居たい願いで共に宇宙で暮らすこととなった。
ビリー・ギャレット
声 ｰ ノンクレジット
8話に登場。12年前にユリと結婚の約束をした美形の男。惑星ポイズンビルで拉致監禁されていたが機械を残しユリとの約束を守れないことを謝罪するメッセージを残した。消息は不明だがケイからは死亡したと見られていてユリにはその事実を黙っている。
トケッチ
声 ｰ 緒方賢一
9話に登場。惑星プラストンのギャングのボス。
ブロッコ
声 ｰ 鈴木清信
9話に登場。トケッチの部下で外見は子供に見えるが実年齢は35歳。
ヒース王子
声 ｰ 田中真弓
10話に登場。惑星カスピアの王子。12歳。IQ250。8歳でモードリン大学に入学した天才児。年齢に似合わず強い精神力を持つ。ルーバーに狙われているのをダーティペアに護衛される。責任感も大きく夜に休む際はダーティペアに「自分のせいでダーティペアを危険にさらしている」という理由で自分よりも楽な場所で寝せた。ダーティペアはヒース誘拐の誤解で指名手配され捕まったが何とか手引きで無実証明をしたが、その後の描写は無くルーバーの事件は解決したかは不明。
リタ
声 ｰ 小宮和枝
10話に登場。ルーバーに雇われた暗殺組織の一員だがボスの容赦のないやり方に嫌気がさして裏切りダーティペアの味方につく。金を手に入れて別の星で楽に暮らそうと考えている。
ルーバー
声 ｰ 曽我部和恭
10話に登場。ヒースの遠縁。カスピアの王位を奪う為にヒースの命を狙う。騒動は解決せずに終わったため状況は不明。
ボス（本名不明）
声 ｰ 滝口順平
10話に登場。ルーバーに雇われた暗殺組織のボス。ヒースの命を狙ったがダーティペアに敗北し逮捕された。
ピート、モイラ
声 ｰ 塩屋翼（ピート）、ノンクレジット（モイラ）
11話に登場。強盗の指名手配犯。ピートはケイと似た髪型の男。モイラはユリと似た髪型の女。このことでダーティペアは2人と似ていて彼らと間違われて追われた。ダーティペアに敗北し逮捕される。
ゲッシー博士
声 ｰ 村松康雄
12話、14話に登場。WWWAの研究者。
ファンゴリア
声 ｰ 戸田恵子
12話に登場。グーリーと同じWWWAの主任。地獄耳を自称している。
チャン
声 ｰ 西村知道
12話、14話に登場。WWWA本部で料理人をしている中華風の男。
チッチ
声 ｰ 水谷優子（加工音声）
12話に登場。ウイルスの実験台の白ネズミで投与されたウイルスにより高い知能を得て、人語を話すことが出来る。脳細胞を攻撃するウイルスを持ったノミ・ライス1号にさされたことで普通のネズミに戻った。
アルジャーノン
声 ｰ 飛田展男（加工音声）
12話に登場。チッチ同様実験により高い知能を得たネズミ。大勢のネズミの群れでWWWA本部を襲撃するがダーティペアに敗北し、最期は負けを認め飛び降りて自害した。
管理部長（本名不明）
声 ｰ 西村知道
13話に登場。下水道に現れた怪物退治をダーティペアに依頼するが問題ばかり起こしているダーティペアはあまり信用していない。
フィル
声 ｰ 井上和彦、榊原良子（女装時）
14話に登場。変装を得意とする盗賊。ケイとの戦闘中に金庫室の中にケイと共に閉じ込められて危機に陥ったが、ユリに救われる。目的はアンドルーの犯罪のファイルを消すことだった。その後逮捕されたかどうかは不明。
アンドルー
声 ｰ 糸博
14話に登場。表向きは大統領候補だが、正体は指名手配中の詐欺師。20年前に結婚詐欺の相手を殺害し整形手術をして逃走中だった。演説中にダーティペアに事実を暴露され逮捕される。
ジョー
声 ｰ 永井一郎
15話に登場。考古学者でダーティペアに宝探しを依頼して同行する。ニンニクが大好物。探していた宝は「3人の友情」と書かれた古文書というオチではあったが、後に古文書は失われたはずのエネルギーにまつわる物と判明して古文書を政府に多額の金で売った。ダーティペアには多量のバラを送る。
クレメンタイン
声 ｰ 向殿あさみ
15話に登場。ジョーの助手だった女。ジョーの見つけた宝を狙いダーティペアやジョーと対立する。罠にはまって動けなくなったところをジョーとダーティペアに救われる。その後の状況は不明。
ステファン
声 ｰ 鈴置洋孝
15話に登場。豪華客船でダーティペアにナンパするが、ジョーと黒服との戦闘に巻き込まれ気絶した。
サクラコ
声 ｰ 鷹森淑乃
16話に登場。惑星バーハムのヨロズヤコンツェルンの当主。ダーティペアに自身の護衛を依頼する。外の世界に出たことが無いらしく、外の世界に出て喜んでいた。
マツモト、ウメダ、タケカワ
声 ｰ 秋元羊介、龍田直樹、喜多川拓郎
16話に登場。サクラコの従者。
ウィルシャー
声 ｰ 上田敏也
16話に登場。ビジネスの為にサクラコの命を狙うがダーティペアの活躍で失敗に終わった。
パンサー
声 ｰ 郷里大輔
16話に登場。ウィルシャーの部下の殺し屋。サクラコの命を狙うが暴走族と手を組んだダーティペアに敗れる。
ボピット・ヒューイ
声 ｰ 井上和彦
17話に登場。有名なスターでケイに強引なナンパをする。暗殺者サンデリックを名乗ったがそれはケイの気を引くための嘘だった。ラルフとの戦いでブラックホールに吸い込まれそうになったケイを救い出した。
ラルフ・レイ
声 ｰ キートン山田
17話に登場。イラストレーターとして有名な男。正体は暗殺者サンデリック。シャトルで脱出するがケイに敗北しシャトルの爆発で爆死した。
マーカス・フラニガン
声 ｰ 加藤正之
17話に登場。36歳の弁護士。サンデリックの疑いがある人物の1人。
マーガレット・タイナー、ジャック・タイナー
声 ｰ 島本須美（マーガレット）、ノンクレジット（ジャック）
17話に登場。看護婦とその息子。息子のジャックはハーモニカが得意。サンデリックの疑いがある人物の2人。
B･J
声 ｰ 鈴置洋孝
18話に登場。強盗犯でダーティペアに逮捕された。当初はB･Jと名乗っていたが後にドジに異名を変える。聴聞会の重要人物のため麻薬組織に命を狙われている。助け出された後はどうなったかは不明。
署長（本名不明）
声 ｰ 藤本譲
18話に登場。警察署長でB･Jを逮捕するようダーティペアに依頼したが、正体は麻薬組織のリーダーでギャングを偽りB･Jの命を狙っている。グーリーを撃って逃走するがダーティペアに敗北し逮捕された。
シャンプー
声 ｰ 中村秀利
18話に登場。ダーティペアにB･Jと間違われて襲撃される。マシンガンで戦う。
ロアー・レアモン
声 ｰ 安宅誠
19話に登場。金持ちで屋敷でメイドのミラルダと暮らしている。女性アレルギーで、女性に触れてしまうと錯乱のあまり無意識に暴れ出す。メシューゼアという自作の人形と恋人同士のように暮らしている。ダーティペアの行動に巻き込まれメシューゼアを破壊されてしまう。メシューゼアを破壊した犯人捜しをダーティペアに依頼する。ギロスとの戦いの中（ミラルダが相手の時のみ）アレルギーを克服し、人形には頼らなくなりミラルダと結ばれる。
ミラルダ
声 ｰ 池本小百合
19話に登場。レアモンに仕えるメイド。父親もレアモンに仕える執事だった。レアモンが女性アレルギーのため機械を使って世話をしている。最後はアレルギーを克服したレアモンと結ばれた。
ギロス
声 ｰ 池田勝
19話に登場。ダーティペアと対立していた組織のリーダー。レアモンを人質にとるが自力で抜け出され海へ落下した。消息は不明。
ブルース
声 ｰ 小林清志
20話に登場。「非情の殺し屋」と呼ばれている。ダーティペアに追われていたがデュランとの対立がきっかけで同行することになる。母親の仇であるメルポットの命を狙う。最期はメルポットの乗ったモノレールに乗り込み心中し死亡した。
デュラン・ジュニア
声 ｰ 速水奨
20話に登場。メルポットの部下。ダーティペアに因縁をつけ追い回す。ダーティペアとブルースに敗れ、時限爆弾の場所を吐かされる。
メルポット
声 ｰ 沢りつお
20話に登場。犯罪組織のボス。ブルースの母を殺害しており、ブルースに狙われている。最期はブルースに特攻され爆死した。
エディ・ロス
声 ｰ 筈見純
21、22話に登場。惑星デュークのASWの事故調査官。行方不明の娘を探すように依頼した。事件後は家族4人和解する。
アーサー・ロス
声 ｰ 山田栄子
21、22話に登場。エディの息子。当初はダーティペアを怖がっていたが打ち解け、ムギやナンモと仲良くなる。コンピューター作りが得意。実はメロディの誘拐騒ぎはアーサーが仕組んだことであって、父母を離婚させない為の自作自演だった。事件後は妹との再会を喜んだ。なお、女性の裸には関心が無いらしい。
メロディ・ロス
声 ｰ ノンクレジット
エディの娘でアーサーの妹。事件後家族と再会した。
シャノン・ロス
声 ｰ 火野捷子
21、22話に登場。ASWの事故調査官。アーサーの母。夫と同じく行方不明の娘を探しているが夫とは仲が悪く協力を拒んだ。事件後夫や家族と和解する。
クロッカー
声 ｰ 戸谷公次
22話に登場。40歳。宇宙船808便の機長。密輸組織と通じている。808便の乗客を人質にしてエディに金を要求する。ブルドーザーでダーティペアを潰そうとするがスクラップ寸前にされ敗北。
スタブロス
声 ｰ 林家こぶ平
22話に登場。35歳。宇宙船808便の副操縦士。クロッカーの片腕。ムギにのしかかられて気絶した。
マホガニー
声 ｰ 滝口順平
23話に登場。麻薬組織のボス。ユリとの裏取引に応じるが、策にはまり金を全部燃やされて絶望する。
ダニエル・セザール
声 ｰ 森功至
23話に登場。イカサマ師でいくつものコードネームを持っていて本名は不明。ユリに惚れていていきなり口づけをして、マホガニーの部下に銃撃されて負傷したユリを救い手当てをする。ユリと組んでマホガニーと裏取引をしようと企むが、最初から信用していなかったユリに反撃され奪った金を全部燃やされてしまう。その後クレーンに足を掴まれたまま放置され自ら負けを認めた。
ジェイクバール
声 ｰ ノンクレジット
24話に登場。ユリが愛人からもらった黒い鳥。人語も喋り「お前なんか嫌いだ」が口癖。連続殺人の犯人を突き止めてからはどこかに飛んで行った。
刑事（本名不明）
声 ｰ 千田光男
24話に登場。美女連続殺人の捜査でダーティペアが待機しているマンションに入り込むが、彼自身が事件の真犯人だった。カギツメでダーティペアに襲い掛かるも敗れた。
セールスマンA、B、C
声 ｰ 増岡弘（A）、広森信吾（B）、井上瑶（C）
24話に登場。美女連続殺人の犯人と疑われている3人。Aは太ったハゲ頭の中年男。Bは美青年。Cは12歳の少年でサングラスの下は義眼。
ジョルス・ガルー
声 ｰ 松岡文雄
25話に登場。ニセ札容疑でダーティペアに追われている。息子を陥れた銀行に復讐しようと企んでいる。事件後は出頭する。
ミレーヌ・ガルー
声 ｰ 斉藤昌
25話に登場。ガルーの妻。事件後は夫と共に出頭する。
マック・ガルー
25話に登場。ガルーとミレーヌの息子。享年27歳。6年前に銀行上層部の不正事件に巻き込まれ責任を被って自殺した。屋敷内では彼とそっくりに造られたロボットがダーティペアを襲ったが機械の弱点を突かれ破壊される。
マルカス
声 ｰ 田中秀幸
最終話に登場。WWWAの警備隊長。WWWAにクーデターを図る。ダーティペアとの戦いで自ら仕掛けた爆弾で爆死する。

テレビアニメ

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1985年7月から12月まで、日本テレビ系列ほかにて放送された。

ゲスト

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第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
  • キャリコ - 広森信吾
  • 所長 - 石森達幸
  • 技術者A - 島田敏
  • 技術者B - 菊池正見
  • 技術者C - 高宮俊介
  • 所員 - 立木文彦
  • 看守 - 巻島直樹
第9話
  • キャリコ - 広森信吾
  • モンタール - 小杉十朗太
  • トケッチ - 緒方賢一
  • ジェリコ - 石橋実鶴
  • ブロッコ - 鈴木清助[注 4]
  • サンダ - 広尾仁彰[注 5]
第10話
第11話
第12話
第13話
  • 管理部長 - 西村知道
  • 保安主任 - 速水奨
  • 検死官 - 山野史人
  • 女性 - 入江雅子
  • 保安官 - 菊池正美
  • オペレーター - 高宮俊介
第14話
  • フィル - 井上和彦
  • アンドルー - 糸博
  • フィル（女性変装時） - 榊原良子
  • ゲッシー - 村松康雄
  • チャン - 西村知道
  • クレオ - 中村秀利
  • 太郎 - 亀山助清
  • モモ子 - 深見理佳
  • 警備員 - 水谷優子
第15話
  • ジョーじいさん - 永井一郎
  • ステファン - 鈴置洋孝
  • クレメンタイン - 向殿あさみ
  • アナウンサー - 高宮俊介
  • 男 - 石塚運昇
第16話
第17話
  • ボビット ヒューイ - 井上和彦
  • ラルフ レイ - キートン山田[注 6]
  • マーガレット タイナー - 島本須美
  • マーカス フラニガン - 加藤正之
  • 機長 - 福田信昭
  • 副長 - 巻島直樹
  • アナウンサー - 水谷優子
  • 管制官 - 石橋実鶴
第18話
  • B･J (ドジ) - 鈴置洋孝
  • 署長 - 藤本譲
  • シャンプー - 中村秀利
  • 運転手 - 喜多川拓郎
第19話
第20話
第21話
  • アーサー - 山田栄子
  • エディ - 筈見純
  • シャノン - 火野捷子
  • クロッカー - 戸谷公次
  • 管制主任 - 石塚運昇
  • 管制官 - 竹村拓
  • アナウンサー - 水谷優子
  • 係員 - 髙宮俊介
第22話
  • エディ - 筈見純
  • アーサー - 山田栄子
  • シャノン - 火野捷子
  • 管理人 - 山野史人
  • クロッカー - 戸谷公次
  • スタブロス - 林屋こぶ平
  • 管制主任 - 石塚運昇
  • 管制官 - 竹村拓
第23話
  • マホガニー - 滝口順平　
  • ダニエル - 森功至
  • 中年男 - 立木文彦
  • マスター - 高宮俊介
第24話
第25話
第26話

制作（テレビアニメ）

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原作者の高千穂遙によってキャラクターデザイン決定の経緯がTwitter上で語られており[3]、この話は高千穂遙と安彦良和による統一見解となっている[4]。そのため、過去の情報[5]については制作会社を経由しての意見交換によって起こった齟齬によるものとしている[4]。以下概略を記述する。

企画が動き出した時点で安彦がキャラクターデザイナーとして参加し実作業を行う。高千穂は送られてくる絵を確認し、衣装を含めたキャラクターのデザインを原作よりアニメ的にして欲しいと要求する。日本サンライズ側はそれに応えようと安彦やそれ以外のスタッフも加わりデザインを行うものの高千穂が納得いくデザインは得られなかった。そのため高千穂の推薦で細野不二彦が衣装デザインとして参加することになる。細野が描いた衣装と髪型は高千穂の希望に合致しており、これに合わせたキャラクターデザインが行われることになった。安彦もそれに合わせたデザインを行うが、ある時期から土器手司のデザインも送られてくるようになった（時期は不明）。安彦から高千穂にはキャラクターデザインをやる強い意欲が伝えられたものの、作画監督はできない（『忙しかった[注 9]ためということだけでなく、自作のアニメ以外の作監はやらないという安彦さんの方針もあったと思う』との高千穂の見解）という事も伝えられた。高千穂としては安定した作画品質を求めていたため、安彦が作画監督も担当してくれるのならば安彦デザインで行きたかったが、安彦のデザインで安彦が作画監督を行わない場合に（当時の）アニメーターでは安定した作画品質が保てないと考えた。そのため、『うる星やつら』（1981年版）などでも活躍していた土器手の絵の方が（当時の）アニメーターたちが書き慣れており、より安定した作画品質が保てると期待してキャラクターデザイナーとして決定した。

ダーティペアの制作を行う日本サンライズの第4スタジオ（当時）は『巨神ゴーグ』を制作したスタジオであり、そこでの仕事が監督の安彦やプロデューサーにも認められていた（詳細は土器手司#経歴の項目を参照）若手アニメーターの土器手司が上記のような流れでキャラクターデザイナーとして抜擢されることになった。担当し始めた時点で存在した細野不二彦の原作イラストとは大きく異なるラフデザインを見て、原作とは異なるアニメ独自のデザインでよいと思い至った[6]。土器手は『うる星やつら』では西島克彦や森山雄治らと共に美少女作画で注目を集めていた新進気鋭のアニメーターでもあったため、ダーティペアの2人は当時最先端の美少女デザインが取り入れられたキャラクターにデザインされることになる。

劇場版でユリがつり目にデザインされたのは土器手からの提案によるもの。元々テレビ版でも初稿はつり目だったが、『うる星やつら』のラムに似てしまうなどの理由もあり採用されていなかった。[6][7]

コスチュームについては細野のデザインを気に入り高千穂はOKを出したが、テレビ版の監督の意向で襟が開いたデザインに変更されて使われることになった。高千穂は変更を許可したものの結局納得がいかなかったため、劇場版では細野のデザインをそのまま使うように要求し変更された[8][注 10][9]。

評価

[編集]

ライターの早川清一朗は、1980年代当時には露出の多い女性アニメキャラクターが登場する作品が『うる星やつら』（ラム）くらいしかなかったため、ビキニスタイルの美女であるユリとケイが未来の宇宙を大暴れする光景には衝撃を受けたと述べている[10]。

スタッフ（テレビアニメ）

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主題歌（テレビアニメ）

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「ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット」
中原めいこによるオープニングテーマ。作詞・作曲は中原めいこ、編曲は佐藤準。
「宇宙恋愛（スペース・ファンタジー）」
中原めいこによるエンディングテーマ。作詞・作曲は中原めいこ、編曲は佐藤準。

各話リスト（テレビアニメ）

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話数サブタイトル脚本ストーリーボード演出作画監督初放送日
第1話コンピューターの殺し方教えます 伊藤和典滝沢敏文加瀬充子土器手司1985年
7月15日
第2話可愛い天使は胸毛がお好き？ 星山博之網野哲朗石田昌久富沢雄三7月22日
第3話勝手に惚れな！恋はロシアンルーレット 伊藤和典鹿島典夫靏山修7月29日
第4話追跡はチーズケーキと死のにおい 井上敏樹浜津守大貫健一8月5日
第5話クリアドスのどっくんどっくん！ 島田満加瀬充子土器手司8月12日
第6話危険がいっぱいダミーがいっぱい 塚本裕美子網野哲朗篠幸裕佐久間信計8月19日
第7話愛こそすべて 命賭けます逃避行!! 井上敏樹浜津守大貫健一8月26日
第8話やるっきゃあない！恋は女の起爆剤 大川俊道網野哲朗篠幸裕土器手司9月2日
第9話うちらを買って！用心棒には美人がお得 平野靖士石田昌久靏山修9月16日
第10話え－っっっ？うちらが凶悪誘拐犯！ 金春智子義谷六夫水谷貴哉辻初樹9月23日
第11話ホホホ、ドレスと男はオニューに限る 島田満菊池一仁靏山修9月30日
第12話小さな独裁者！触らぬ機密にたたりなし 平野靖士浜津守土器手司10月7日
第13話何よこれ！玉のお肌がドロンドロン 伊藤和典菊池一仁篠幸裕富沢雄三10月14日
第14話金庫か選挙か？演説会は殺人びより 平野靖士棚沢隆10月21日
第15話ここ掘れニャンニャン 果報は最後にやってくる 金春智子曽我部孝水谷貴哉
  • 辻初樹
  • 佐藤雄三
10月28日
第16話まかせなさい！WWWAは素敵なお仕事 菊池一仁篠幸裕大貫健一11月4日
第17話出てこい出てこい！暗殺者 島田満水谷貴哉辻初樹11月11日
第18話ごめんあそばせ 走る迷惑 強行突破！ 大川俊道菊池一仁棚沢隆下田正美11月18日
第19話恋の恨みと逆恨み 恨みはらさず愛させて 井上敏樹辻初樹水谷貴哉
  • 辻初樹
  • 松原徳弘
11月25日
第20話追憶のブルースは殺しのBGM 坂上生児鹿島典夫大貫健一12月2日
第21話うっそー！消えた463人？ 大川俊道菊池一仁冨永恒雄靏山修12月9日
第22話やったね！出てきた463人 栗山美秀佐久間信計12月16日
第23話不安だわ…!?うちらの華麗なる報復 島田満網野哲朗篠幸裕土器手司12月23日
第24話かなりマジ？マンションは危険なアドレス 井上敏樹水谷貴哉
  • 松原徳弘
  • 佐藤雄三
12月26日
第25話ひええっ！洋館の坊やはターミネーター 星山博之菊池一仁鹿島典夫服部憲知-
第26話ホ、本気!?美女にキャノン砲は脱出のキーワード 大川俊道網野哲朗土器手司

第25話と第26話については、脚本までは完成していたものの製作されていなかったものが後にバップ発売のOVA、オリジナルTV版ダーティペア『ラブリーエンジェルより愛をこめて』として製作され、1987年1月1日に発売された。以降のCSなどでの放送では全26話として扱われている。

放送局

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放送枠の関係から初回放送時は第23話で全国ネットでの放送は終了、最終回である第24話はローカル枠での放送となった。

日本国内 テレビ / 第1話 - 第23話 放送期間および放送時間[11]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [12] 備考
1985年7月15日 - 12月23日 月曜 19:00 - 19:30 日本テレビ 関東広域圏 制作局
札幌テレビ 北海道
ミヤギテレビ 宮城県
福島中央テレビ 福島県
テレビ新潟 新潟県
テレビ信州 長野県
静岡第一テレビ 静岡県
中京テレビ 中京広域圏
読売テレビ 近畿広域圏
広島テレビ 広島県
西日本放送 香川県・岡山県
福岡放送 福岡県
テレビ長崎 長崎県
熊本県民テレビ 熊本県
1985年7月22日[13] - 11月4日[14]
1985年11月13日[15] - 1986年1月15日[16]		 月曜 17:30 - 18:00
水曜 16:55 - 17:25		 テレビ大分 大分県
1985年8月19日 - 1986年2月10日[17] 月曜 19:00 - 19:30 石川テレビ 石川県
1985年8月28日[18] - 9月25日[19]
1985年10月2日[20] - 1986年3月5日[21]		 水曜 17:25 - 17:55
水曜 16:55 - 17:25		 南海放送 愛媛県
1985年11月4日 - 不明 月曜 17:15 - 17:45 琉球放送 沖縄県
（遅れネット） 木曜 17:30 - 18:00 テレビ岩手 岩手県
放送時間は、個別に出典が提示されているものを除き1985年12月時点のものを記載する。
日本国内 テレビ / 第24話 放送日および放送時間
放送日 放送時間 放送局 対象地域 [12] 備考
1985年12月26日[22] 木曜 18:00 - 18:30 日本テレビ 関東広域圏 制作局
1986年1月22日[23] 水曜 16:55 - 17:25 テレビ大分 大分県

映像ソフト化

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最初のソフト化は1985年7月21日に「傑作編」と題されてVHSとベータマックスで発売された。これには第3話と放送前の第5話が収録されており、テレビ放送よりも先にビデオで発売するという当時としても珍しい戦略がとられていた。ビデオカセットは2話収録、LDでは「題名＋１」（例えば傑作編のLDは「傑作編＋１」となる）と題して3話ずつ収録される違いはあったが、LDとビデオカセット共通で「傑作編」「誕生編」「特別編」「ミステリー編」「バラエティ編」「大捜査編」「ウィンク編」「コンプリート編」が発売された。最終巻は1987年8月21日発売であり全話発売までかなり時間がかかっている。LDにのみ収録されている話数は「ファースト・ファイナル」「ラスト・ファンタジー」と題してVHSとベータマックスでのみ別途発売された。これにより話数は連続せず、テレビフォーマット通りではない収録ではあるもののテレビ放送版全24話が発売されることになった。これらの販売実績が高かったため、オリジナルTV版の第25話、第26話やOVAシリーズの発売へと繋がっていくことになる。

第25話と第26話はオリジナルTV版ダーティペア「ラブリーエンジェルより愛をこめて」と題してOVAとして作成され、1987年1月1日にVHS、ベータマックス、LDで発売された。

後に、TVシリーズ全話をテレビフォーマットに準じた形で初収録し、オリジナルTV版とOVAシリーズ版とセットになった「ダーティペアの大決算 LD-BOX」が発売された。

各VHS・ベータマックス・LDは現在は全巻、廃盤となっている（DVD以降についてはダーティペア (アニメ)#DVD以降の映像ソフトを参照）。

日本テレビ系列 月曜 19:00 - 19:30
前番組 番組名 次番組
キャッツ・アイ（第2期）
（1984年10月8日 - 1985年7月8日）
ダーティペア（第1話 - 第23話）
（1985年7月15日 - 12月23日）
ロボタン（第2作）
（1986年1月6日 - 9月15日）

OVA

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ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎

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1985年12月にVHS/ベータマックスのビデオカセットで発売され、遅れて1986年5月21日にLDとVHDで発売された。ソフト発売後の1986年8月2日に劇場公開された。

あらすじ（ノーランディアの謎）

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ミスニーという少女の保護を依頼されたダーティペア。しかし依頼人は殺され、星の実権を握る「AJディベロップ社」に目をつけられてしまう。ミスニーを探す2人に彼女がノーランディアの森にいるという情報が転がり込む。

制作（ノーランディアの謎）

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ビデオディスク化の際、日本サンライズ側の意向で大幅に作画のリテイクが行われている。カットやレイアウトなどに変更はなく動画枚数も同一でユリの顔を中心に作画修正がなされていた。ごく一部ではあるが新作カットも存在する[24]。

登場人物・キャスト（ノーランディアの謎）

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スタッフ（ノーランディアの謎）

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主題歌・挿入歌（ノーランディアの謎）

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「愛・everlasting」
槇奏子によるエンディングテーマソング。作詞は今村未仁、作編曲は国本佳宏。
「ボークー・ド・ボヌール」
槇奏子による挿入歌。作詞は槇奏子、作編曲は国本佳宏。

ダーティペア（OVAシリーズ）

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1987年から1988年にかけてOVA作品として1巻2話収録で全5巻発売。VHS・ベータマックス・LDで発売された。

登場人物・キャスト（OVAシリーズ）

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  • ケイ - 頓宮恭子
  • ユリ - 島津冴子
  • グーリー - 沢木郁也
  • ムギ - 巻島直樹[注 11]
ゲスト（OVAシリーズ）
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第1話
  • 所長 - 戸谷公次
  • Dr.キューベル シュタイン - 龍田直樹
  • アラン - 竹村拓
  • 中佐 - 稲葉実
  • 第一隊長 - 小杉十郎太
  • ジェフ - 島田敏
  • アナウンス嬢 - 金沢寛佳
  • 看守 - 立木文彦
  • 囚人 - 西村知道
  • 囚人 - 伊尾木和彦
  • 囚人 - 橋本博
  • 囚人 - 桜井敏治
※EDでは｢囚人｣と表記されているのは｢西村知道｣のみで以下3名は役名表記がない｡
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
  • Dr.キューベル シュタイン - 龍田直樹
  • マダム･バー - 秋元千賀子
  • キャライン - 森功至
  • ダライン - 小杉十郎太
  • ドン - 根本嘉也
  • 司祭 - 益富信孝
  • 僧 - 星野充昭
  • 男 - 伊尾木和彦
  • 女 - 大野富美恵
第7話
  • サンドラ - 小宮和枝
  • マッドブル - 島香裕
  • バーテン - 稲葉実
  • 部下 - 堀内賢雄
  • ガードマン - 巻島直樹
第8話
第9話
第10話

スタッフ（OVAシリーズ）

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主題歌（OVAシリーズ）

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「BY YOURSELF」
森川美穂によるオープニングテーマ。作詞は麻生圭子、作曲は和泉常寛、編曲は山本健司。
「秋からのSummer Time」
仁藤優子によるエンディングテーマ。作詞は麻生圭子、作曲は中崎英也、編曲は若草恵。

各話リスト（OVAシリーズ）

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話数サブタイトル脚本ストーリーボード演出作画監督発売日
第1話囚人達の困った反乱 根に持つ人って大嫌い！ 星山博之土器手司伊藤良樹土器手司1987年
12月21日
第2話まきぞえごめん！天地無用のハロウィンパーティ 笹本祐一高松信司高松信司小林智子
第3話天罰なんかこわくない てきめん?!神の挑戦状 大野木寛渡辺信一郎1988年
1月21日
第4話ガキだからってなによ！戦争ごっこは銃殺刑?! 園田英樹アミノテツロー山口美浩土器手司
第5話そして誰もしなくなった 星山博之福永西関田修
  • 土器手司
  • 磯野智
2月21日
第6話本気なの?!海辺でどっきりウェディングパニック！ 平野靖士谷田部勝義平田智浩
第7話リベンジ・オブ・ザ・筋肉（マッスル）レディ 女の意地ってリングの華?! 園田英樹福永西渡辺信一郎浜崎賢一3月21日
第8話あの娘は年上 保存は良好?!スリーピングビューティ 塚本裕美子貞光紳也関田修松本勝次
第9話赤い目玉は地獄のシグナル 殺戮小隊（スローター･スクワッド）を追え！[注 12] 平野靖士谷田部勝義渡辺信一郎土器手司4月21日
第10話悪い奴らにゃ御意見無用 うちら宇宙のトラック野郎！ 星山博之福永西関田修磯野智

ダーティペア 謀略の005便

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1990年1月25日に発売[26]。VHS・ベータマックス・LDで発売された。

あらすじ（謀略の005便）

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乗客乗員すべてが消え去った星間旅客機DCL005便。しかし被害者の家族から一切の保険・賠償請求がないという異常な事態にWWWAに調査依頼が舞い込む。派遣されたダーティペアは同時に005便に乗っていた科学者の捜索も引き受ける。

登場人物・キャスト（謀略の005便）

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  • ケイ - 頓宮恭子
  • ユリ - 島津冴子
  • グーリー主任 - 沢木郁也
  • ムギ - 巻島直樹
  • ディック - 納谷悟朗
  • ダニィ - 堀内賢雄
  • ドーネンシュターン - 小杉十郎太
  • ゴロシア大佐 - 戸谷公次
  • ザール宇宙港空港アナウンス - 光野栄里
  • ローリー - 山田沙織
  • DCL重役 - 清川元夢
  • ザール機密警察本部長 - 塩屋浩三
  • デュバール宇宙軍将校 - 稲葉実
  • ドルツ情報局員 - 梁田清之
  • 宇宙港管制官 - 子安武人
  • 消防隊指揮官 - 橋本博
  • ホテルのフロント - 鈴木宏之

スタッフ（謀略の005便）

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挿入歌（謀略の005便）

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「Jealous Eyes」
山内洋子による挿入歌。作詞は渡辺なつみ、作曲は中村祐介、編曲は岡田徹。

劇場アニメ

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ダーティペア
監督 真下耕一
脚本 星山博之
原作 高千穂遙
製作 伊藤昌典
出演者 頓宮恭子
島津冴子
音楽 志熊研三
主題歌 松原みき「サファリアイズ-Safari Eyes」・「パ・ド・ドゥ-pas de deux」
撮影 奥井敦
三沢勝治
編集 井上和夫
製作会社 松竹
日本サンライズ
配給 松竹
公開 日本の旗 1987年3月14日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

『ダーティペア』のタイトルで、1987年3月14日に松竹系にて公開[27]、同時上映は『バツ&テリー』。1987年5月1日にVHSとベータマックス、同年5月21日にVHD、同年5月28日にLDで発売された。

あらすじ（劇場アニメ）

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希少鉱物「ヴィゾリウム」採掘プラントが何者かに襲われ、ウルダスとエディア両国の緊張が高まる。派遣されたダーティペアは大泥棒のカースンの横槍にもめげずワッツマン教授を突き止める。

登場人物・キャスト（劇場アニメ）

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スタッフ（劇場アニメ）

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主題歌・挿入歌（劇場アニメ）

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「サファリアイズ-Safari Eyes」
松原みきによるオープニングテーマ。作詞は大津あきら、作曲は和泉常寛、 編曲は新川博。
「パ・ド・ドゥ-pas de deux」
松原みきによるエンディングテーマ。作詞は渡辺なつみ、作曲はPROJECT M、編曲は萩田光雄。
「Over The Top」
松原みきによる挿入歌。作詞はLinda Hennrick、作曲は和泉常寛、編曲は新川博。
「Matters To Me」
ポーカーフェイスによる挿入歌。作詞はトミー・スナイダー、作編曲は志熊研三。

ダーティペア FLASH

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1994年から1996年にかけて発売。テレビシリーズをリセットし、新たな設定とストーリーで生まれ変わった新シリーズ。第1シリーズを『ダーティペア FLASH[注 13]』（1994年）、第2シリーズを『ダーティペア FLASH2』（1995年）、第3シリーズを『ダーティペア FLASH3』（1995年-1996年）と3期に分けてリリースが行われた。第1シリーズのみLDをバップ、VHSをバンダイビジュアルが発売、第2シリーズ以降はLD/VHSともにバップが発売を行った。これらは現在は全巻、廃盤となっている（DVD以降については#DVD以降の映像ソフトを参照）。

この作品のダーティペアはWWWAの新米トラコンでありラブリーエンゼルのコードネームを受け継ぐ同名の2人である。ケイ、ユリともに17歳という設定になり、ユニフォームもブレスレットを介して変身のように着替えるようになった。ケイは射撃の名手、ユリはレーザー剣を自在に操る。 キャラクターデザインも一新され、ケイはボーイッシュで活動的なデザインの方向性は変わってないが、オレンジのショートカットで前髪のみ金髪、緑の瞳となっている。ユリは若干お嬢様っぽい外見になっており、紫のロングヘアを三つ編みでハーフアップにしておりタレ目である。二人ともコスチュームがハイレグレオタードの際どいものになっている。

1999年にNHK-BS、2000年にANIMAX、2006年にAT-X、2012年にチャンネルNECOでテレビ放送された。

前作とのつながり

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基本的に前作とは関係ない。これは高千穂遥の意向で、対照的な女性のペアという「ダーティペアコンセプト」だけを残して全て変えて欲しいというもの[29]があったためである。

シリーズ1作目、『FLASH』において「先代のラブリーエンゼル（モーリ、アイリス）」が登場。名前こそ異なるものの、前作のダーティペアを彷彿とさせるデザインとなっている。

シリーズ3作目、『FLASH3』においてユリおたくの美少年が用意したユリの着替えにTV版ユリの黄色のコスチュームがあり、実際に着用した。

ムギという名前の触手らしいものが付いた黒猫が登場。シリーズ1作目第1話でユリに拾われ、WWWA本部ビル内で飼われることとなる。

登場人物・キャスト（ダーティペア FLASHシリーズ）

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ゲスト(ダーティペア FLASH)

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第1話
* ザック：森川智之
第2話
  • フレイヤ：冬馬由美※アニメ内では｢レディー･フレイヤまたはミス･イレーネ｣と呼ばれている｡
  • ジンゴロー：丸山詠二
  • ラルモホン：山下啓介
  • 高官：沢木郁也
  • 大佐：石井康嗣
  • TVキャスター：渡辺真沙子
第3話
  • フレイヤ：冬馬由美
  • イワシミズ：梁田清之
  • カプス教授：子安武人
  • グスタフ：菅原正志
  • ワシーリ：星野充昭
  • 受付嬢：夏樹リオ
第4話
  • 　カプス教授：子安武人
  • 　カプス老人：岡和男
  • 　カプス少年：折笠愛
  • 　技官：梁田清之
  • 　バラン：高木渉
  • 　ザック：森川智之
  • 　トラコン：山崎たくみ
  • 　宦官：水内清光
第5話
  • 　イワシミズ：梁田清之
  • 　リリィ：遠藤勝代
  • 　グスタフ：菅原正志
  • 　ワシーリ：星野充昭
  • 　天安門の主人：茶風林
  • 　トラコンA：辻親八※EDでは｢しんにょう(1つ点)｣の方の漢字で表記｡
  • 　トラコンB：水内清光
  • 　ゴロツキ：巻島直樹
  • 　保母：くればやしたくみ
  • 　TVアナウンサー：岩永哲哉
第6話
  • 　フレイヤ：冬馬由美
  • 　リリィ：遠藤勝代
  • 　グスタフ：菅原正志
  • 　ワシーリ：星野充昭
  • 　幹部：梁田清之
  • 　女性コンピュータ：夏樹リオ]]
  • 　オペレーター：上田裕司

ゲスト(ダーティペア FLASH2)　

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第1話

スタッフ（ダーティペア FLASHシリーズ）

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ダーティペア FLASH ダーティペア FLASH2 ダーティペア FLASH3
原作・ダイアローグ 高千穂遙
企画 サンライズ
監督 須永司 望月智充
構成 五武冬史
キャラクターデザイン
総作画監督 		木村貴宏
メカニカルデザイン 宮武一貴
美術監督 岡田有章 中村光毅、東條俊寿
撮影監督 梅田俊之
音響監督 千葉耕市
音楽 若草恵 兼崎順一
— 溝口肇 宮城純子
設定スーパーバイザー 鷹見陸
製作 バップ、サンライズ
バンダイビジュアル —

主題歌（ダーティペア FLASHシリーズ）

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「限りないANSWER」
MANAによる『ダーティペア FLASH』のオープニングテーマ。作詞は松井五郎、作曲は柴矢俊彦、編曲は土方隆行。
「第2章」
MANAによる『ダーティペア FLASH』のエンディングテーマ。作詞は田口俊、作曲・編曲は小路隆。
「スリルに恋して」
松本梨香による『ダーティペア FLASH2』のオープニングテーマ。作詞は安藤芳彦、作曲・編曲は岩崎元是。
「キミがダイスキ」
國府田マリ子による『ダーティペア FLASH2』のエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は春桜子。
「本気にしないで」
國府田マリ子による『ダーティペア FLASH3』のオープニングテーマ。作詞は安藤芳彦、作曲・編曲は工藤隆。
「心で見つめてる」
松本梨香による『ダーティペア FLASH3』のエンディングテーマ。作詞は安藤芳彦、作曲・編曲は平山周吉。

『ダーティペア FLASH3』のノンクレジットOPおよびEDはDVDには収録されなかったが、2019年12月18日にバップより発売された『ダーティペア COMPLETE Blu-ray BOX』（規格品番：VPXY-71758/VPXY-71759）に収録された[注 14]。

各話リスト（ダーティペア FLASHシリーズ）

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話数サブタイトル脚本ストーリーボード
絵コンテ		演出作画監督発売日
（VHS）		発売日
（LD）
ダーティペア FLASH
Vol. 1RUNAWAY ANGEL（ランナウェイ・エンゼル） 須永司白旗伸朗磯野智1994年
1月21日		1994年
2月1日
Vol. 2DARKSIDE ANGEL（ダークサイド・エンゼル）
  • 時村尚
  • 須永司
石踊宏菱川直樹佐々木かづひろ2月21日3月1日
Vol. 3FROZEN ANGEL（フローズン・エンゼル） 西村純二守岡博磯野智3月22日4月1日
Vol. 4SLEEPING ANGEL（スリーピング・エンゼル） 須永司土器手司佐々木かづひろ4月21日4月25日
Vol. 5STRAY ANGEL（ストレイ・エンゼル）
  • 時村尚
  • 須永司
西村純二篠原俊哉磯野智5月24日6月1日
Vol. 6LOVELY ANGELS（ラブリー・エンゼルズ） 須永司佐々木かづひろ6月23日7月1日
ダーティペア FLASH2
Vol. 1東京ホリデーNetwork 五武冬史望月智充石踊宏野田康行1995年
6月1日
Vol. 2Seventeenミステリー学園 坂本郷山本裕介磯野智7月1日
Vol. 3湯煙Romanticツアー 桜井正明石踊宏野田康行8月1日
Vol. 4キラキラ純愛Flower Shop 坂本郷望月智充山本裕介磯野智9月1日
Vol. 5TOKYO追撃エアポート 五武冬史篠幸裕赤根和樹野田康行10月1日
ダーティペア FLASH3
Vol. 1白銀の追撃者（チェイサー） 五武冬史山本裕介山本裕介磯野智12月21日
Vol. 2ピンクの狙撃手（スナイパー） 桜井正明赤根和樹1996年
2月1日
Vol. 3夏色の勝利者（ウィナー） 坂本郷望月智充石踊宏木村貴宏3月1日
Vol. 4薔薇色の美少年（マイボーイ） 石踊宏野田康行4月1日
Vol. 5灰色の復讐者（リベンジャー） 五武冬史篠幸裕山本裕介磯野智4月25日

メディア展開

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小説

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上記OVA作品と世界観を同じくする小説作品。挿絵は漫画家のるりあ046が担当。SFマガジン掲載時の高千穂のコメントによれば、たまたまコンビニで見た漫画雑誌に載っていたるりあの絵にインスパイアされて生まれた作品とのことである。

天使の憂鬱－ダーティペアFLASH<1>
単行本（1994/12 早川書房）ISBN 4-15-207893-6
文庫本（1999/05 ハヤカワ文庫）ISBN 4-15-030614-1
天使の微笑－ダーティペアFLASH<2>
単行本（1997/01 早川書房）ISBN 4-15-208061-2
文庫本（1999/07 ハヤカワ文庫）ISBN 4-15-030619-2
天使の悪戯－ダーティペアFLASH<3>
文庫本（1999/09 ハヤカワ文庫）ISBN 4-15-030625-7

漫画

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上記OVAベースの漫画版。いずれも『電撃コミックガオ』（KADOKAWA）にて連載された。牧原ひさと版が1995年7月号-9月号、12月号、1996年1月号まで連載。大野竹丸版が1996年3月号-7月号まで連載。

ダーティペアFLASH（牧原ひさと版）
（1996/04 電撃コミックスEX）ISBN 4-07-304467-2
ダーティペアFLASH DX Key & Yuri（大野竹丸版）
（1996/08 電撃コミックスEX）ISBN 4-07-305053-2

ドラマCD

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ダーティペアFLASH ユリ&ケイ 天使の休息
任務終了の帰路、カラオケ付きのバーにユリとケイが立ち寄る、という設定の作品。挿入歌は登場人物がドラマ内で実際に歌っているカラオケという設定。
サンライズワールド　ミッション1
サンライズラヂオからのドラマCD。ケイが出演。

ラジオドラマ

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久川綾のSHINY NIGHT内で放送。全3巻でCD化もされた。

『FLASH3』の後日談で、新キャラクター「マヤ」（声：久川綾）が新主任として着任、ダーティペアの上司となる。ダーティペアを部下に持った上司全員（恐らく人事異動となったガーナー、ポポロ両名を含む）が胃を壊していたことが発覚する（異動との関連性は不明）。

DVD以降の映像ソフト

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DVD以降に発売された映像ソフトと収録作品について以下の表にまとめる。 「ダーティペア COMPLETE Blu-ray BOX」以外は廃盤および店頭在庫のみとなっている。

ダーティペアはテレビやOVAのシリーズものはバップ、それ以外の単発作品はバンダイビジュアルによる発売となっているが、「ダーティペア COMPLETE Blu-ray BOX」では、初めてバップとバンダイビジュアルそれぞれの作品が1つのパッケージに収録されてバップより発売された。

DVD修正

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「ラブリーエンジェルより愛をこめて」として発売された第26話にてダーティペアの2人がエアカーでWWWAに乗り込むシーンがあり、『うる星やつら』のラムや、『スタートレック』のエンタープライズ号（の設計図らしきもの）などが描かれているお遊びの作画が行われていたが、DVD化時にこのシーンの描き換えが行われ、それらの画は削除された。DVD以前に発売されたLDやVHSといった古い発売メディアでのみ当初の作画を確認できる。

メディア 発売日 商品名 収録作品 備考
DVD 2000年1月25日 ダーティペア（劇場版） 表題作のみ収録
2000年7月21日 TVシリーズ ダーティペア Vol.1 ダーティペア TVシリーズ 第1話-第3話
TVシリーズ ダーティペア Vol.2 ダーティペア TVシリーズ 第4話-第6話
2000年8月23日 TVシリーズ ダーティペア Vol.3 ダーティペア TVシリーズ 第7話-第9話
TVシリーズ ダーティペア Vol.4 ダーティペア TVシリーズ 第10話-第12話
2000年9月21日 TVシリーズ ダーティペア Vol.5 ダーティペア TVシリーズ 第13話-第15話
TVシリーズ ダーティペア Vol.6 ダーティペア TVシリーズ 第16話-第18話
2000年10月21日 TVシリーズ ダーティペア Vol.7 ダーティペア TVシリーズ 第19話-第21話
TVシリーズ ダーティペア Vol.8 ダーティペア TVシリーズ 第22話-第24話
2000年11月22日 オリジナルTV版 ダーティペア「ラブリーエンジェルより愛をこめて」 ダーティペア オリジナルTV版(OVA) 第25話-第26話
OVAシリーズ ダーティペア Vol.1 ダーティペア OVAシリーズ 第1話-第2話
2000年12月21日 OVAシリーズ ダーティペア Vol.2 ダーティペア OVAシリーズ 第3話-第4話
OVAシリーズ ダーティペア Vol.3 ダーティペア OVAシリーズ 第5話-第6話
2001年1月24日 OVAシリーズ ダーティペア Vol.4 ダーティペア OVAシリーズ 第7話-第8話
OVAシリーズ ダーティペア Vol.5 ダーティペア OVAシリーズ 第9話-第10話
2001年2月21日 ダーティペア FLASH 1st STAGE ダーティペアFLASH 第1話-第3話
ダーティペア FLASH 2nd STAGE ダーティペアFLASH 第4話-第6話
2001年3月23日 ダーティペア FLASH2 1st STAGE ダーティペアFLASH2 第1話-第3話
ダーティペア FLASH2 2nd STAGE ダーティペアFLASH2 第4話-第5話
2001年4月21日 ダーティペア FLASH3 1st STAGE ダーティペアFLASH3 第1話-第3話
ダーティペア FLASH3 2nd STAGE ダーティペアFLASH3 第4話-第5話
DVD-BOX 2006年11月22日 ダーティペアの大盛況 DVD-BOX ダーティペアTVシリーズ・オリジナルTV版・OVAシリーズ、ダーティペアFLASH全作品 原作者：高千穂遙が書き下ろした超短編小説が収録
DVD 2006年11月24日 ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎 表題作のみ収録 初回版は「ノーランディアの謎」、「謀略の005便」および「劇場版」のDVDを収納できるDVD-BOX付き
ダーティペア 謀略の005便
2009年12月22日 ダーティペア（劇場版） EMOTION the Bestとして発売された廉価版DVD
BD-BOX 2019年12月18日 ダーティペア COMPLETE Blu-ray BOX<初回限定版> ダーティペア全作品、ダーティペアFLASH全作品 「WWWA公式プレミアムファイル」付属（各種イラスト、新規インタビュー収録）
ダーティペア COMPLETE Blu-ray BOX<通常版>

脚注

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注釈

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  1. ^ テレビでは第24話までを放送。第25話と第26話は、1987年1月1日にOVA『ダーティペア ラブリーエンジェルより愛をこめて』として発売された。
  2. ^ EDでは「小杉十朗太」と表記。
  3. ^ ※正しくは「蟹江栄司」。ナレーションを担当したのは第1話冒頭のみ。なお蟹江は本作の本放送中に逝去している。
  4. ^ 正しくは鈴木清信。
  5. ^ 正しくは「平尾仁彰」。
  6. ^ EDでは「キートン･山田」表記。
  7. ^ アニメでは「非情の殺し屋 ブルース」と紹介されている。
  8. ^ EDでは「C」だけの表記。
  9. ^ 当時安彦は『機動戦士Ζガンダム』のキャラクターデザイン、『映画アリオン』の監督・キャラクターデザイン・作画監督などの仕事も平行して作業していた。
  10. ^ DVD-BOXのライナーノーツではOVA版から変更と書かれているが、アニメージュ1986年9月号で劇場版では高千穂の意向でデザイン変更される旨書かれているので劇場版からの変更で良いはず。実際劇場版では襟が閉じた新しいデザインに変更されている。
  11. ^ 第7話、第9話には登場しない。
  12. ^ 次回予告はタイトル部分に「スローター･スクワッド」と別読みがあるが、タイトルコールではそのまま「殺戮小隊」と読まれている｡
  13. ^ 一部メディアでは区別のため『1st STAGE』と表記されている。
  14. ^ 『FLASH3』のノンクレジット版OP/EDは、理由は不明だが国内盤・海外盤共にDVDに未収録である。このため、海外盤『FLASH』『FLASH2』ではノンクレジット版OP・EDを基にスタッフ表記をローマ字に改めて挿入していたが、『FLASH3』のみOPは日本語表記の隣にローマ字表記での併記もしくは上に被せる形での挿入となり、EDは歌の終了後に別個でローマ字表記でのスタッフロールを流す形で処理している（全5話分のED映像が1話EDの流用であり、クレジットに矛盾が生じている）。

出典

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  1. ^ “『ダーティペア』さまざまな「当たり前」をくつがえす 思春期の少年心をつかんだ美女2人”. マグミクス. (2022年7月15日). https://magmix.jp/post/100959 2024年6月15日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『このアニメがすごい！ 絶対保存版 ジャンル別ベストセレクション100』宝島社、1997年1月7日発行、193頁、ISBN 4-7966-9293-2
  3. ^ takachihoharukaのツイート（1661677495522066432）
  4. ^ a b takachihoharukaのツイート（1661690621852254208）
  5. ^ 機動戦士Zガンダム メモリアルボックスPART1(LD-BOX) ライナーノーツ 安彦良和インタビュー など
  6. ^ a b 『ダーティペア コンプリートアートワークス』（新紀元社）より
  7. ^ アニメージュ1986年9月号より
  8. ^ ダーティペアの大盛況 DVD-BOX ライナーノーツより
  9. ^ takachihoharukaのツイート（1661684716406464512）
  10. ^ “ユリとケイ『ダーティペア』の衝撃的なビキニスタイル”. マグミクス. (2020年2月2日). https://magmix.jp/post/22932 2023年7月25日閲覧。 
  11. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年1月号、学研、78 - 80頁。 
  12. ^ a b テレビ放送対象地域の出典：
  13. ^ 『朝日新聞』1985年7月22日朝刊18貢（朝日新聞西部本社）
  14. ^ 『朝日新聞』1985年11月4日朝刊20貢（朝日新聞西部本社）
  15. ^ 『朝日新聞』1985年11月13日朝刊22貢（朝日新聞西部本社）
  16. ^ 『朝日新聞』1986年1月15日朝刊20貢（朝日新聞西部本社）
  17. ^ 『北國新聞』1985年8月19日付 - 1986年2月10日付各朝刊、テレビ欄。
  18. ^ 『朝日新聞』1985年8月28日朝刊22貢（朝日新聞西部本社）
  19. ^ 『朝日新聞』1985年9月25日朝刊20貢（朝日新聞西部本社）
  20. ^ 『朝日新聞』1985年10月2日朝刊18貢（朝日新聞西部本社）
  21. ^ 『朝日新聞』1986年3月5日朝刊22貢（朝日新聞西部本社）
  22. ^ 『朝日新聞』1985年12月26日朝刊24貢（朝日新聞東京本社）
  23. ^ 『朝日新聞』1986年1月22日朝刊18貢（朝日新聞西部本社）
  24. ^ 「ビデオ・ノスタルジック・シアター温故知新 VD版ダーティペア ユリ大量さしかえの謎!?」『マイアニメ』1986年7月号、秋田書店、pp.70-71．
  25. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab “ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎”. キネマ旬報WEB. 2024年1月15日閲覧。
  26. ^ “ダーティペア 謀略の005便”. サンライズ. 2021年9月30日閲覧。
  27. ^ “ダーティペア（劇場）”. サンライズ. 2021年9月30日閲覧。
  28. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab “ダーティペア”. キネマ旬報WEB. 2024年1月15日閲覧。
  29. ^ 高千穂遙『天使の憂鬱－ダーティペアFLASH<1>』早川書房〈ハヤカワ文庫JA〉、1999年、?頁頁。ISBN 4-150-30614-1。 あとがきより。

外部リンク

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テレビアニメ
OVA
アニメ映画
1:チーフディレクター 2:第52話まで監督として参加 3:大宙征基名義
谷田部勝義監督作品
テレビアニメ
OVA
一般
アニメ映画
1:森田風太名義で第13話から監督として参加 2:総監督
真下耕一監督作品
テレビアニメ
OVA
アニメ映画
1:総監督 2:第1期ゲーム版に同梱 3:ゲーム版の全巻購入者特典 4:第4話のみ監督として参加
望月智充監督作品
テレビアニメ
OVA
アニメ映画
1:チーフディレクター 2:第2期以降担当 3:第4話のみ担当
 
テレビアニメ
1970年代
ガンダムシリーズ
1980年代
魔神英雄伝ワタルシリーズ
1990年代
勇者シリーズ
エルドランシリーズ
2000年代
SDガンダムシリーズ
バトルスピリッツシリーズ
2010年代
ラブライブ!シリーズ
ガンダムビルドシリーズ
2020年代
単発テレビ
スペシャル
 
劇場アニメ
1980年代
1990年代
ガンダムシリーズ
SDガンダムシリーズ
2000年代
ケロロ軍曹シリーズ
2010年代
銀魂シリーズ
ラブライブ!シリーズ
2020年代
 
OVA
1980年代
ガンダムシリーズ
装甲騎兵ボトムズシリーズ
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 共：共同制作
  • 移：放送期間中にバンダイナムコピクチャーズへ制作移管
前半
1970年4月 - 1971年4月（第1期）
1972年1月 - 1972年12月（第2期）
1974年4月 - 1974年9月（第3期）
1975年4月 - 1985年12月（第4期）
後半
1987年4月 - 1989年9月
関連の深い制作スタジオ
関連項目
1：第40話より改題。 2：第44話以降は火曜19:30 - 20:00枠に移動。
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ダーティペア 謀略の005便に関するカテゴリ:
ダーティペア FLASHに関するカテゴリ:
ダーティペア FLASH2に関するカテゴリ:
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