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バッダーリ経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バッダーリ経[1](バッダーリきょう、: Bhaddāli-sutta, バッダーリ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第65経。『跋陀利経』(ばつだりきょう)[2]、『跋陀和利経』(ばつだわりきょう)[3]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第194経「跋陀和利経」等がある。

釈迦が、比丘バッダーリ戒律僧伽について説く。

構成

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登場人物

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場面設定

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ある時、釈迦はコーサラ国サーヴァッティー舎衛城)のジェータ林アナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

釈迦は比丘たちに、一日一食の重要性を説くが、大食漢の比丘バッダーリはそれでは量が足りないと反発し、離脱する。

3ヶ月後、謝罪に訪れたバッダーリに、釈迦は律と僧伽などについて説き諭す。

バッダーリは歓喜する。

日本語訳

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  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

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  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』
  3. ^ 『原始仏典』中村

関連項目

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外部リンク

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