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六浄経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

六浄経[1](ろくじょうきょう、: Chabbisodhana-sutta, チャッビソーダナ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第112経。『設智経』(せっちきょう)[2]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第187経「説智経」がある。

釈迦が、比丘たちに解脱者が具えているべき見解を説いていく。『六清経』という経名は、その見解のテーマが6種類に分かれることに因む。

構成

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登場人物

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場面設定

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ある時、釈迦サーヴァッティー舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

釈迦は比丘たちに、解脱者(覚者)が具えているべき見解として、四柱、五蘊、六界、六処十善戒四禅といったテーマ別に述べていく。

比丘たちは歓喜する。

日本語訳

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  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典4』(第11巻下) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

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  1. ^ 『南伝大蔵経』、『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『原始仏典』中村

関連項目

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外部リンク

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