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等誦経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

等誦経[1](とうじゅきょう、: Saṅgīti-sutta, サンギーティ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第33経。『結集経[2](けつじゅうきょう)とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第9経「衆集経」、『大集法門経』(大正蔵12)がある。

構成

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登場人物

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場面設定

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ある時釈迦は、マッラ国パーヴァーに500人の比丘と共に滞在していた。

そこにマッラ族の者が現れ、ウッバタカという新しい公会堂の寄進を申し出る。釈迦は受け入れる。

釈迦はサーリプッタに、その新公会堂に比丘を集めて説法するように命じる。

サーリプッタは、比丘たちに

  • 1つの要素から成る法を2つ
  • 2つの要素から成る法を33
  • 3つの要素から成る法を60
  • 4つの要素から成る法を50
  • 5つの要素から成る法を26
  • 6つの要素から成る法を22
  • 7つの要素から成る法を14
  • 8つの要素から成る法を11
  • 9つの要素から成る法を6つ
  • 10の要素から成る法を6つ

説く。

比丘たちは歓喜する。

内容

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日本語訳

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  • 『南伝大蔵経・経蔵・長部経典3』(第8巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 長部(ディーガニカーヤ) パーティカ篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 長部経典3』 中村元監修 春秋社

脚注・出典

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  1. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
  2. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目

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外部リンク

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