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導論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

導論[1](どうろん、: Netti-pakaraṇaネッティパカラナ)とは、パーリ仏典経蔵小部の中の経典。略して『ネッティ[2](Netti)、あるいは『指導論[3](しどうろん)等とも。題名通り教理書としての体裁を持つ文献だが、『蔵釈』同様その内容には他の文献では見られない特異な面がある[2]。伝承ではマハーカッチャーナの作とされる[2]

基本的にはビルマで経典扱い、タイスリランカでは蔵外扱いとなり易いが、場合によって異なり、一概には言えない。

構成

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  1. Saṅgaha-vāra
  2. Vibhāga-vāra
    1. Uddesa-vāra
    2. Niddesa-vāra
    3. Paṭiniddesa-vāra

日本語訳

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脚注・出典

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  1. ^ PHRAPONGSAK, K., 「後代パーリ文献における止観」『佛教學研究』 2011年 65号 p.51-77, 龍谷仏教学会, ISSN 02870312
  2. ^ a b c 佐藤良純、「Nettipakaranaについて」『印度學佛教學研究』 12巻 2号 1964年 p.594-595, doi:10.4259/ibk.12.594, 日本印度学仏教学会。
  3. ^ 片山一良 (仏教学者)、「四大教法(Cattaro Mahapadesa)について」『パーリ学仏教文化学』 2巻 1989年 p.55-68, パーリ学仏教文化学会, doi:10.20769/jpbs.2.0_55

関連項目

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