伊達駅
表示
(伊達駅前停留場から転送)
伊達駅[* 1] | |
---|---|
駅舎(2022年5月) | |
だて Date | |
◄東福島 (3.1 km) (4.0 km) 桑折► | |
所在地 | 福島県伊達市細谷12 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線[* 2] |
キロ程 | 281.9 km(東京起点) |
電報略号 | タテ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
902人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1895年(明治28年)4月1日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
伊達駅(だてえき)は、福島県伊達市細谷にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である[2]。
歴史
[編集]開業当時は伊達郡長岡村にあることから長岡駅と称したが、信越本線長岡駅との駅名の重複を避けるため、1914年(大正3年)12月に、郡名から駅名をとって伊達駅と改称した[1]。長岡村はその後、町制施行や町村合併で伊達郡伊達町、伊達市となって現在に至っている。
年表
[編集]- 1895年(明治28年)4月1日:日本鉄道の長岡駅(ながおかえき)として開業[1][3]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化[3]、官営鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、東北本線の所属となる。
- 1914年(大正3年)12月1日:伊達駅に改称[1][3]。
- 1939年(昭和14年)6月:現在の駅舎が完成する[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱を廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[3]。
- 1997年(平成9年)3月22日:貨物列車の設定が無くなる[3]。
- 2002年(平成14年):木造武家造の駅舎を有することを理由として、東北の駅百選に選定。
- 2007年(平成19年)4月1日:JR貨物の駅が廃止され、貨物の取扱いが終了。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[4]。
- 2020年(令和2年)2月1日:駅前広場をリニューアル[5]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[6]。
1971年(昭和46年)まで、駅前より福島交通飯坂東線という路面電車が発着していた。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線と木造駅舎を持つ地上駅[2]。1番線ホーム南側に切り欠き部分があるが、現在は使用されていない。互いのホームは跨線橋で連絡している。1番線ホームに接して駅舎がある。
福島統括センター(福島駅)が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。
構内にはSuica対応自動券売機、簡易Suica改札機、駅なかプラザなどがある。
かつて設置されていた、出札窓口は待合室内に後から設置されたもので、当初の出札窓口・駅事務室部分は「駅なかプラザ」という、物産店となっている。駅事務室時代の名残はホームに面した窓が、信号操作盤の部分だけ張り出した形となっている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 上り | 福島方面 |
2 | 下り | 仙台方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2022年5月)
-
ホーム(2022年5月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は902人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,097 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,101 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,076 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,075 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,062 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,074 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,082 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,050 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,060 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 992 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 907 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 890 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 956 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 979 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 909 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 908 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 941 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 976 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 983 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 988 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)788 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)795 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)854 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)902 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]- 駅前公園
- 伊達製鋼
- 太平洋セメント伊達倉庫
- 聖光学院高等学校
- 伊達市立伊達小学校
- 福島県道353号国見福島線
- 国道399号
- 福島交通「伊達駅入口」停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d e f “駅すてーしょん 伊達(東北線)”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1997年2月3日)
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 13号 仙台駅・船岡駅・松島海岸駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月4日、23頁。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、402頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月25日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ “駅前広場整備事業”. 伊達市 (2020年2月1日). 2022年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月11日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月1日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(伊達駅):JR東日本