士別市
しべつし 士別市 | |||||
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(上川総合振興局) | ||||
市町村コード | 01220-3 | ||||
法人番号 | 4000020012203 | ||||
面積 |
1,119.22km2 | ||||
総人口 |
16,493人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年11月30日) | ||||
人口密度 | 14.7人/km2 | ||||
隣接自治体 |
上川総合振興局 名寄市 天塩国上川郡:和寒町、剣淵町、下川町 石狩国上川郡:比布町、上川町、愛別町 雨竜郡:幌加内町 オホーツク総合振興局 紋別郡:滝上町 | ||||
市の木 | ナナカマド、アカエゾマツ | ||||
市の花 |
エゾノリュウキンカ、 コスモス、エゾムラサキツツジ | ||||
士別市役所 | |||||
市長 | 渡辺英次 | ||||
所在地 |
〒095-8686 北海道士別市東6条4丁目1番地 北緯44度10分43秒 東経142度24分00秒 / 北緯44.17861度 東経142.40008度座標: 北緯44度10分43秒 東経142度24分00秒 / 北緯44.17861度 東経142.40008度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
[編集]最後の屯田兵村の一つであり[1]、農業の集散地として発展してきた。士別駅付近には多数のレンガ造りの農業倉庫があり、現在でも使用されている。また、羊のまちでもあり、郊外の観光施設「羊と雲の丘」「めん羊牧場」では、めん羊の放牧や飼育風景を見ることができる。士別剣淵インターチェンジの東にある「かわにしの丘」には丘陵風景が広がっている。スポーツ合宿が盛んで、夏には実業団・大学など多くのスポーツチームが、涼しい気候を求めて合宿にやって来る。
地名の由来
[編集]- アイヌ語の「シペッ」(大いなる川)から地名がついた。
地理
[編集]中心市街地は名寄盆地の南部、天塩川と剣淵川の合流点付近にある。市の東部は北見山地に、西部の温根別地区は天塩山地に続く山地となっている。市の東部にある岩尾内湖は天塩川の最上流である。道内の根室管内に同じ読みの標津町があるため、「しべつし」と市を加えたり「(漢字から)サムライ士別」と読んで区別する場合がある。
地形
[編集]山地
[編集]- 主な山
河川
[編集]- 主な川
湖沼
[編集]- 主な湖
地域
[編集]住宅団地
[編集]- 道営住宅サウスタウン青葉
消滅集落
[編集]2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[2]。
- 士別市 - 温根別町伊文
人口
[編集]士別市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 士別市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 士別市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
士別市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接している自治体
[編集]気候
[編集]ケッペンの気候区分によると、士別市は亜寒帯湿潤気候または湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。
冬季は-30℃前後の気温が観測されることが珍しくなく、近年でも2014年2月8日に-31.2℃、2020年2月9日に-31.7℃を観測している。
士別(1991年 - 2020年、標高135 m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 6.8 (44.2) |
11.8 (53.2) |
14.4 (57.9) |
26.6 (79.9) |
32.8 (91) |
36.3 (97.3) |
36.2 (97.2) |
37.0 (98.6) |
31.8 (89.2) |
26.6 (79.9) |
19.9 (67.8) |
11.1 (52) |
37.0 (98.6) |
平均最高気温 °C (°F) | −4.3 (24.3) |
−2.8 (27) |
1.9 (35.4) |
9.5 (49.1) |
17.5 (63.5) |
22.0 (71.6) |
25.4 (77.7) |
25.6 (78.1) |
21.2 (70.2) |
14.1 (57.4) |
5.4 (41.7) |
−1.8 (28.8) |
11.2 (52.2) |
日平均気温 °C (°F) | −8.5 (16.7) |
−7.7 (18.1) |
−2.8 (27) |
4.2 (39.6) |
11.2 (52.2) |
15.8 (60.4) |
19.7 (67.5) |
20.1 (68.2) |
15.5 (59.9) |
8.8 (47.8) |
1.7 (35.1) |
−5.2 (22.6) |
6.1 (43) |
平均最低気温 °C (°F) | −14.5 (5.9) |
−14.2 (6.4) |
−8.5 (16.7) |
−0.9 (30.4) |
5.2 (41.4) |
10.5 (50.9) |
15.0 (59) |
15.7 (60.3) |
10.6 (51.1) |
4.0 (39.2) |
−1.9 (28.6) |
−9.9 (14.2) |
0.9 (33.6) |
最低気温記録 °C (°F) | −35.1 (−31.2) |
−34.2 (−29.6) |
−28.9 (−20) |
−13.0 (8.6) |
−5.0 (23) |
0.4 (32.7) |
4.6 (40.3) |
4.5 (40.1) |
0.2 (32.4) |
−6.4 (20.5) |
−20.4 (−4.7) |
−29.0 (−20.2) |
−35.1 (−31.2) |
降水量 mm (inch) | 64.2 (2.528) |
49.2 (1.937) |
52.2 (2.055) |
46.7 (1.839) |
62.9 (2.476) |
66.3 (2.61) |
130.5 (5.138) |
152.3 (5.996) |
148.8 (5.858) |
116.0 (4.567) |
125.7 (4.949) |
102.3 (4.028) |
1,117.6 (44) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 17.4 | 14.6 | 14.7 | 10.8 | 10.7 | 10.0 | 11.7 | 12.3 | 13.9 | 15.8 | 19.7 | 21.5 | 172.9 |
平均月間日照時間 | 47.6 | 75.0 | 117.2 | 159.3 | 189.8 | 168.4 | 162.6 | 152.2 | 147.2 | 114.6 | 48.0 | 31.8 | 1,410.1 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[3] |
朝日(1991年 - 2020年、標高225 m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 8.3 (46.9) |
14.6 (58.3) |
15.9 (60.6) |
26.7 (80.1) |
32.8 (91) |
36.4 (97.5) |
36.9 (98.4) |
37.2 (99) |
32.0 (89.6) |
26.6 (79.9) |
20.3 (68.5) |
12.4 (54.3) |
37.2 (99) |
平均最高気温 °C (°F) | −3.9 (25) |
−2.8 (27) |
1.8 (35.2) |
9.4 (48.9) |
17.5 (63.5) |
22.1 (71.8) |
25.6 (78.1) |
25.6 (78.1) |
21.2 (70.2) |
13.9 (57) |
5.3 (41.5) |
−1.6 (29.1) |
11.2 (52.2) |
日平均気温 °C (°F) | −8.0 (17.6) |
−7.4 (18.7) |
−2.9 (26.8) |
3.9 (39) |
10.9 (51.6) |
15.8 (60.4) |
19.7 (67.5) |
20.0 (68) |
15.2 (59.4) |
8.3 (46.9) |
1.5 (34.7) |
−5.0 (23) |
6.0 (42.8) |
平均最低気温 °C (°F) | −13.2 (8.2) |
−13.3 (8.1) |
−8.5 (16.7) |
−1.6 (29.1) |
4.5 (40.1) |
10.1 (50.2) |
14.8 (58.6) |
15.4 (59.7) |
10.0 (50) |
3.4 (38.1) |
−2.3 (27.9) |
−9.3 (15.3) |
0.8 (33.4) |
最低気温記録 °C (°F) | −28.8 (−19.8) |
−29.0 (−20.2) |
−27.0 (−16.6) |
−14.7 (5.5) |
−4.8 (23.4) |
−0.7 (30.7) |
3.5 (38.3) |
4.6 (40.3) |
0.1 (32.2) |
−5.8 (21.6) |
−17.1 (1.2) |
−26.3 (−15.3) |
−29.0 (−20.2) |
降水量 mm (inch) | 48.2 (1.898) |
37.1 (1.461) |
47.3 (1.862) |
49.4 (1.945) |
69.5 (2.736) |
73.1 (2.878) |
139.2 (5.48) |
149.1 (5.87) |
151.0 (5.945) |
123.1 (4.846) |
104.8 (4.126) |
76.2 (3) |
1,067.9 (42.043) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 17.2 | 13.8 | 14.5 | 11.6 | 11.5 | 9.7 | 11.3 | 11.9 | 13.5 | 16.4 | 19.0 | 20.0 | 170.4 |
平均月間日照時間 | 59.5 | 77.8 | 117.3 | 154.4 | 193.1 | 172.5 | 166.1 | 156.4 | 151.2 | 118.6 | 53.3 | 38.1 | 1,460.6 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[4] |
歴史
[編集]しべつし 士別市 | |||||
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| |||||
廃止日 | 2005年9月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 士別市(旧)、天塩国上川郡朝日町 → 士別市(新) | ||||
現在の自治体 | 士別市(新) | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道 上川支庁 | ||||
面積 | 597.28km2. | ||||
総人口 |
21,911人 (推計人口、2005年8月1日) | ||||
隣接自治体 |
天塩国上川郡:和寒町、剣淵町、風連町、朝日町 雨竜郡:幌加内町 | ||||
士別市役所 | |||||
所在地 |
〒095-8686 北海道士別市東6条4丁目 | ||||
ウィキプロジェクト |
沿革
[編集]- 1857年(安政4年) - 松浦武四郎が天塩川の流域を調査。天塩日誌にまとめられる。
- 1899年(明治32年) - 屯田兵制度最後となる兵村がおかれ、約100戸が入植した。士別神社の創建。
- 1901年(明治34年) - 多寄神社の創建。
- 1902年 - 二級町村制施行により、士別村が誕生。
- 1915年(大正4年) - 町制施行、士別町となる。
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 士別町、上士別村、多寄村、温根別村が合併・市制施行、士別市が誕生。
- 2005年(平成17年)9月1日 - (旧)士別市と朝日町(上士別村字奥士別)の新設合併により、(新)士別市が誕生。
- 2020年(令和2年)5月7日 - 士別市市役所新庁舎開庁[5]。
旧士別市歴代市長
[編集]代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
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初代 | 三浦満吉[6] | 1954年8月9日 | 1956年6月9日 |
2代 | 佐々木良五郎[6] | 1956年8月10日 | 1964年8月9日 |
3代 | 木村伊三郎[6] | 1964年8月10日 | 1974年4月18日 |
4代 | 國井英吉[6] | 1974年5月25日 | 1990年5月24日 |
5代 | 樫木実[6] | 1990年5月25日 | 1998年5月24日 |
6代 | 田苅子進[6] | 1998年5月25日 | 2005年8月31日 |
行政
[編集]市長
[編集] 士別市 士別市長 Mayor of Shibetsu City | |
---|---|
士別市章 | |
地位 | 首長 |
種類 | 市町村長 |
任命 | 直接選挙 |
任期 | 4年(再任可) |
根拠法令 | 地方自治法 |
創設 | 2005年 |
初代 | 田苅子進 |
俸給 | 83万6,000円(月額)[8] |
ウェブサイト | 市長のページ |
士別市長(しべつしちょう)は、北海道士別市の首長。
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初代 | 田苅子進 | 2005年9月25日 | 2009年9月24日 | 旧士別市長 |
2代 | 牧野勇司 | 2009年9月25日 | 2021年9月24日 | |
3代 | 渡辺英次 | 2021年9月25日 |
施設
[編集]警察
[編集]- 警察署
- 交番
- 駅前交番(士別市西3条9丁目782)
- 駐在所
- 朝日駐在所(士別市朝日町中央4520)
- 温根別駐在所(士別市温根別南1線6362-1)
- 上士別駐在所(士別市上士別16線南3)
- 多寄駐在所(士別市多寄36線西4)
- 中士別駐在所(士別市中士別4線東3)
消防
[編集]- 本部
- 消防署
- 士別地方消防事務組合消防署(士別市東6条4-1)
- 支署
- 朝日市支署(士別市朝日町中央4040)
- 分遣署
- 上士別分遣署(士別市上士別町16線南2)
- 中士別分遣署(士別市中士別町4線東)
- 温根別分遣署(士別市温根別町7297-4)
- 多寄分遣署(士別市多寄町36線西4)
医療
[編集]- 主な病院
郵便局
[編集]- 士別郵便局(集配局)
- 朝日郵便局(集配局)
- 士別中央通郵便局
- 士別大通郵便局
- 中士別郵便局
- 多寄郵便局
- 温根別郵便局
- 上士別郵便局
- 士別東簡易郵便局
- 下士別簡易郵便局
- 武徳簡易郵便局
- 川南簡易郵便局
対外関係
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]日本国外
[編集]国内
[編集]経済
[編集]第一次産業
[編集]第一次産業が主たる産業であり、農業、林業、畜産業が経済の中核を担っている。大正時代には澱粉製造、昭和初期からは製糖が盛んとなり、現在も甜菜糖の工場があり、主要な産業となっている。
- 農業
- 畜産業
- 農協
- 北ひびき農業協同組合(JA北ひびき)
- 北海道農業共済組合(NOSAI北海道)
- 上川北支所、士別家畜診療所
第二次産業
[編集]自動車・タイヤメーカーの試験場がつくられ、冬の厳しい寒さを利用した寒冷地試験が行われている。ミシュランのスタッドレスタイヤが当地で開発されたことから、ミシュランからは「スタッドレスの聖地」と呼ばれている[9]。
- 立地企業
第三次産業
[編集]- 主な金融機関
- 物流
- ヤマト運輸:道北主管支店
- 北海道士別センター
情報・通信
[編集]マスメディア
[編集]中継局
[編集]新聞社
[編集]教育
[編集]高等学校
[編集]- 道立
- 市立
中学校
[編集]- 市立
- 士別市立士別中学校
- 士別市立士別南中学校
- 士別市立上士別中学校
- 士別市立多寄中学校
- 士別市立朝日中学校
小学校
[編集]- 市立
- 士別市立士別小学校
- 士別市立士別南小学校
- 士別市立中士別小学校
- 士別市立上士別小学校
- 士別市立多寄小学校
- 士別市立温根別小学校
- 士別市立糸魚小学校
幼児教育
[編集]- 保育
- 市内には公立の認可保育所が3つ、僻地保育所が5つ、認可外保育所が4つある。認可外保育所のうち、こぶたの家保育園(NPO法人)では、乳児保育や給食を実施。休日保育・延長保育・一時保育・学童保育をこぶたの家保育園で実施している。つくも保育園(宗教法人)は2008年3月末に休止した。
交通
[編集]空港
[編集]- 最寄りの空港
鉄道
[編集]バス
[編集]路線バス
[編集]高速バス
[編集]- 北海道中央バス(高速なよろ号)
道路
[編集]高速道路
[編集]国道
[編集]道の駅
[編集]-
道の駅羊のまち 侍・しべつ
名所・旧跡・観光スポット
[編集]名所・旧跡
[編集]- 主な寺院
博物館・文化財
[編集]- 士別市立博物館 - 1981年(昭和56年)7月1日開館[1]
- 士別屯田兵屋 - 西士別町ふどう公園
- 瑞穂獅子舞 - 瑞穂獅子舞保存会、瑞穂獅子舞伝習館
- 上士別遺跡 - およそ6000年前の縄文人の竪穴建物の遺跡。1971年発掘。
- 祖神の松
- あさひサンライズホール
観光スポット
[編集]- つくも水郷公園 - 天塩川横にある公園
- 羊と雲の丘 - 市西部の小高い丘。めん羊が放牧されている。市内が一望できるレストランもある。
- めん羊牧場 - 羊と雲の丘に隣接。様々な品種の羊が飼育されている。2007年7月から放送の『牛に願いを』のロケ地にもなった。
- かわにしの丘 - 士別剣淵ICの東に位置する美しい丘陵地帯。
- 岩尾内湖 - 天塩川をせき止めて出来たダム湖で、釣りやキャンプが楽しめる。
- 大和牧場 - 上士別町の山間にある542 haの広大な市営牧場。牛、及び馬の放牧が見られる。
- 三望台シャンツェ - 旧朝日町にあるスキージャンプ競技場、夏・冬通じて競技会や合宿が行われる。
- 道の駅羊のまち 侍・しべつ - 道内129番目の道の駅として、2021年5月1日にオープンした。
文化・名物
[編集]祭事・催事
[編集]- 瑞穂獅子舞 - 瑞穂獅子舞保存会、瑞穂獅子舞伝習館
- サフォークランド士別ハーフマラソン大会
名物・名産
[編集]- 士別サフォークラム・スープカレー&カレー - 士別市のご当地グルメ。
- サフォークせんべい - トリタ製菓製造の銘菓。
- ジンギスカン
スポーツ
[編集]名称 | 競技種目 | 所属リーグ | 本拠地 | 運営会社・団体 | 設立 |
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士別サムライブレイズ | 野球 | 北海道フロンティアリーグ | 士別市ふどう野球場 | 志BETSホールディングス | 2020年 |
娯楽
[編集]日本の映画館数がピークを迎えたのは1960年(昭和35年)であり、同年の士別市には士別劇場(西2条7丁目)、士別映劇(東1条4丁目)、上士別劇場(上士別町南二番)、栄座(上士別町)、温根別栄座(温根別町)、多寄劇場(多寄町)、テアトル銀映(東3条8丁目)の7館の映画館があった[12]。士別市で最後まで残った映画館は1983年(昭和58年)閉館のテアトル銀映であり、映画のほかには旅芝居、浪曲、歌謡ショー、ストリップなどの興行が行われたこともあった[13]。2014年(平成26年)、テアトル銀映で使用されていた1963年(昭和38年)製カーボンアーク式35ミリフィルム映写機1台が札幌市の北の映像ミュージアムに展示された[13][14]。
出身・関連著名人
[編集]政治
[編集]経済
[編集]文化
[編集]芸能
[編集]スポーツ
[編集]- 小椋裕介 - 陸上選手、男子ハーフマラソン日本記録保持者
- 鈴木健太郎 - 元プロサッカー選手
- 佐藤勇 - 騎手、調教師
- 輪島功一 - 元プロボクサー、元WBA・WBC王者
- 渡辺長武 - レスリングフェザー級金メダリスト
名誉市民
[編集]- 秋山孝太郎(馬鈴薯栽培の実績と地方議員としての功績)
- 國井英吉(第3代市長)
- 佐々木良五郎(第2代市長)
- 中西秀利(岩尾内ダム建設推進における功績)
- 久光鷹士(地方議員としての功績)
- 山崎永太(山崎糯開発者)
その他
[編集]- 市外局番は0165で、和寒町、剣淵町、幌加内町と共通である。
- 作家の村上春樹が『羊をめぐる冒険』を書いた際、羊に関する取材のため士別を訪れている。その時の様子が『村上春樹全作品 1979〜1989〈2〉 羊をめぐる冒険』(講談社)の自身による解説に書かれており、作中にも士別市を思わせる記述がある[15]。また、『「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』(朝日新聞社、2006年(平成18年)11月)でも、読者とのやり取りの中で「これまで僕は北海道では、旭川と士別にもっぱら注目していたんですが」(364ページ)と発言している。 さらに村上春樹は士別に2回訪れたことを自ら回想している[16]。
脚注
[編集]- ^ a b “士別市立博物館がオープン”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1981年7月4日)
- ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課『平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日 。2017年5月20日閲覧。※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ^ “士別 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年12月1日閲覧。
- ^ “朝日 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年12月1日閲覧。
- ^ “広報しべつ 2020年(令和2年)5月号”. 士別市. 2024年8月26日閲覧。
- ^ a b c d e f 『2012年版 士別市統計書』(PDF)(プレスリリース)士別市、2012年 。2021年10月28日閲覧。
- ^ “令和3年市長選挙結果”. 全国市長会. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “士別市特別職の職員の給与に関する条例”. 士別市. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “MICHELIN X-ICE スペシャルページ”. ミシュラン. 2023年5月22日閲覧。
- ^ 『来春のダイヤ見直しについて』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月9日。オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ 。2021年1月5日閲覧。
- ^ 『2021年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ 。2021年1月5日閲覧。
- ^ 『映画便覧 1960』時事通信社、1960年
- ^ a b 田淵光紀 わがシネマ・パラダイス 実家のカーボン映写機、ミュージアムへ 北の映像ミュージアム
- ^ ギャラリー 北の映像ミュージアム
- ^ 北村浩史. “作家・村上春樹さんと士別とのかかわりについて”. 道北日報. 2015年12月25日閲覧。
- ^ 村上春樹『村上さんのところ【コンプリート版】』新潮社、2015年、2426頁。
外部リンク
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