弘前バイパス
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一般国道 | |
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弘前バイパス 一般国道7号バイパス道路 | |
路線延長 | 10.2 km |
開通年 | 1972年(昭和47年) - 1977年(昭和52年) |
起点 | 青森県弘前市大字堀越字川合 |
終点 | 青森県南津軽郡藤崎町大字藤崎 |
接続する 主な道路 (記法) |
石川バイパス 国道102号弘前尾上道路 国道339号 常盤バイパス |
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弘前バイパス(ひろさきバイパス)は、青森県弘前市大字堀越を起点に、南津軽郡藤崎町大字藤崎の平川橋に至る国道7号のバイパス道路である。
概要
[編集]起点で石川バイパスと、終点で常盤バイパスと接続する。また、弘前市高田で国道102号黒石バイパスに接続し、黒石市・十和田湖方面にアクセスする。
全線4車線である。また、一部の主要道路とは立体交差されている。
弘前市津賀野から堅田の区間の沿道には、ソメイヨシノ366本が植えられ、弘前さくら祭期間(開花状況で変動あり)中は、夜間には桜のライトアップが行われる。読売新聞社選定の「新・日本街路樹100景」(1994年)のひとつに選定されている[1]。
路線データ
[編集]- 延長:10.16 km
- 起点:青森県弘前市大字堀越字川合
- 終点:青森県南津軽郡藤崎町大字藤崎
- 道路規格 : 第3種第1級
- 設計速度 : 80 km/h
- 道路幅員 : 23.5 m
- 車線幅員 : 3.5 m
- 車線数 : 4車線
歴史
[編集]- 1969年度(昭和44年度) - 事業化[2][3]。
- 1970年度(昭和45年度) - 都市計画決定・用地着手[2]。
- 1971年度(昭和46年度) - 工事着手[2]。
- 1972年(昭和47年)11月18日 - 弘前市百田 - 弘前市撫牛子間暫定2車線で開通[4]。
- 1977年(昭和52年)9月19日 - 弘前市境関 - 弘前市堀越城跡間暫定2車線で開通[5]。弘前バイパス全線開通[2][3]。
- 1981年度(昭和56年度) - 4車線化事業着手[2][3]。
- 1983年(昭和58年)12月 - 平川橋付近延長0.5 kmが4車線化[3]。
- 1985年(昭和60年)12月 - 延長0.4 kmが4車線化[3]。
- 1988年(昭和63年)3月 - 延長0.6 kmが4車線化[3]。
- 1988年(昭和63年)7月 - 高田高架橋の下り2車線が完成し、暫定供用開始[6]。
- 1989年(平成元年)8月1日 - 高田高架橋が全面完成し、全面開通。延長1.04 kmが4車線化[6][7]。
- 1990年(平成2年)12月 - 神田高架橋部延長1.15 kmが4車線化[7]。
- 1991年(平成3年)12月 - 境関工区延長1.00 kmが4車線化[7]。
- 1994年(平成6年)11月 - 堅田工区延長0.57 kmが4車線化[7]。
- 1995年(平成7年)8月 - 桜並木工区延長1.00 kmが4車線化[7]。
- 1996年(平成8年)7月 - 堅田工区延長0.40 kmが4車線化[7]。
- 2000年(平成12年)3月 - 藤崎工区延長0.20 kmが4車線化[7]。
- 2004年(平成16年)11月18日 - 藤崎工区藤崎跨線橋付近延長0.74 kmが4車線化[7]。合わせて、県道黒石藤崎線バイパスが開通[8]。
- 2007年(平成19年)3月31日 - 門外工区弘前オフィスアルカディア交差点 - 高田高架橋間延長1.3 kmが4車線化[7][9]。
- 2011年(平成23年)4月26日 - 弘前市大字堀越字川合 - 同市大字門外間延長1.3 kmが4車線化。弘前バイパス全線4車線化[2][7][10]。
路線状況
[編集]橋梁
[編集]- 堀越橋(大和沢川)
- 弘前跨線橋(弘南鉄道弘南線)
- 高田高架橋
- 腰巻川橋(旧腰巻川)
- 撫牛子高架橋(旧腰巻川・奥羽本線・県道石川百田線)
- 新堅田橋(土淵川)
- 神田高架橋
- 平川橋(平川)
- 藤崎跨線橋(五能線)
地理
[編集]交差する道路
[編集]- 青森県道144号平賀門外線(堀越東側交差点)
- 国道102号弘前尾上道路[注釈 1]・青森県道109号弘前平賀線(側道・運動公園入口交差点)
- 青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線・青森県道268号弘前田舎館黒石線(高崎交差点)
- 青森県道260号石川百田線(側道・撫牛子二丁目交差点)
- 青森県道41号弘前環状線(神田北側交差点)
- 青森県道41号弘前環状線(弘前市大字津賀野)
- 青森県道260号石川百田線(百田交差点)
- 国道339号(舟場交差点)
- 国道339号バイパス・青森県道110号黒石藤崎線(国道339号バイパス入口交差点)
接続するバイパスの位置関係
[編集](新潟方面)大鰐改良 - 石川バイパス - 弘前バイパス - 常盤バイパス - 浪岡バイパス(青森方面)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 地域高規格道路弘前黒石IC連絡道路の一部。黒石バイパスとも。
出典
[編集]- ^ 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、127頁。ISBN 4-534-03315-X。
- ^ a b c d e f g “道路事業 事後評価 一般国道7号 弘前バイパス 一般国道7号 石川バイパス” (PDF). 平成27年度 第4回 東北地方整備局 事業評価監視委員会. 国土交通省東北地方整備局 (2016年3月2日). 2024年1月10日閲覧。
- ^ a b c d e f “昭和44年〜昭和63年 二次改築時代”. 弘前国道維持出張所の歴史. 国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所弘前国道維持出張所. 2024年1月10日閲覧。
- ^ 『新編 弘前市史 年表・索引編』(弘前市企画部企画課・平成18年2月14日刊行)196頁「年表 昭和四七 (1972)」より。
- ^ 『新編 弘前市史 年表・索引編』(弘前市企画部企画課・平成18年2月14日刊行)199頁「年表 昭和五二 (1977)」より。
- ^ a b 東奥日報1989年7月17日朝刊2面『弘前バイパス高田高架橋 来月1日に全面開通』記事。
- ^ a b c d e f g h i j “平成から”. 弘前国道維持出張所の歴史. 国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所弘前国道維持出張所. 2024年1月10日閲覧。
- ^ 『弘前バイパス(藤崎工区)の4車線完成と県道黒石藤崎線道路改良事業の一部区間同時開通日時のお知らせ』(プレスリリース)国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所、2004年11月12日 。2024年1月10日閲覧。
- ^ 『弘前バイパス開通日時 お知らせ』(プレスリリース)国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所、2007年3月23日 。2024年1月10日閲覧。
- ^ 『国道7号 弘前バイパス(4車線化)全線開通のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所、2011年4月19日 。2024年1月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所 - 事業主体・道路管理者